2008年01月13日
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<<ネタバレ あります>>


この作品は宝塚で宙組、花組と上演されたもので
おおまかな流れはほとんど宝塚歌劇版と同じ。
う~ん・・・どう書こうか考えてしまう・・・。
特に良かったと思えたのはルドゥ警部役の中村まことさん
それからファントムのお父さんのキャリエール役の伊藤ヨタロウさん。
凄い説得力のある芝居で引込まれました。
開演前から客席通路には仮面を売る人、子供を抱えて席を探してる風の人や
多くのアンサンブルの役者さんがうろうろ歩いてます。

舞台での歌や芝居のセリフが聞き取りにくくなる部分もあったりで残念。
14列目は前が通路なので特にそう感じたのかもしれない。

舞台装置も地味ながらなかなかいい感じに出来てて視覚的にも楽しめました。
音響はなんとかしてほしかった。14列目のセンターなのにバランスが悪く
生のバンドがいるなんて思えない音だった。ずっとテープでやってると思ってた。
あまりの音のしょぼさにげんなりだった。

ファントム(エリック)役の大沢たかおさんはテレビや映画でも見た事がなく、
ほとんど知らない役者さんだったけど芝居は良かったと思う。
(名前もこの作品に出るって事で初めて知った・・・)
歌はちょっときつい感じだったけど・・・。芝居は完璧にはまってた。
軽いフライングもあったりで派手目に演出されてておもしろかった。


演歌やソウル歌手って聞いた)この役のはまっていた。
ただカルロッタの歌にしてはキーをかなり下げてる感じでソプラノで歌わないのが残念だった。
見せ場のソロの曲もどんどん良くなりそうに感じた。

シャンドン伯爵役のルカス・ペルマンさんは昨年のエリザベートで何度も観たので知ってるけど
日本語で演じる芝居に出るのはどうかと思った。

昔に見た「ゴジラVSキングギドラ」のチャックウィルソンさんのセリフや
「ガメラ対ギロン」でのイーデスハンソンさんを思い出して笑いそうになった・・・。
後ろ席や回りでも笑い声が起きていた・・・。まだ初日だからもっと日本語上手くなるだろうけど。入り込みかけた舞台の世界からちょっとだけ現実に戻されるようだった。

クリスティーン役の徳永えりさんも初めて知った役者さん。
ちょっとキツかったかな・・・。花組で演じた桜乃彩音さんも少しキツかったけど
更に一回りキツかった・・・。まだ初日だから仕方ないのかも知れないけど。
あがってたんだろうな。声も出てないし芝居も・・・。
花總まりさんで完璧なこの役を見てしまってるから仕方ないのかもしれない。
千秋楽にも行くので、どう進化してるか楽しみ。

一緒に行った友人も終演後少し戸惑ってる感じだった。
大沢たかおさんの芝居が上手いから何とか初日を切り抜けた感じもする。
アンサンブルの人達は素晴らしい役者さん揃いで舞台を締めてるし安定させてた。

映像出演の姿月あさとさんの歌で救われた感じ・・・。

この作品は好きなので退屈する事なく楽しめた。
もっともっと良くなるだろうなぁ。
次の観劇の期待度はかなり高い。
初日は緊張もするしあがってしまうんだろうって痛感した。
あと何度か12500円出しても惜しくないと思えたから良かったって事なんだろうな。

音響、特に低音の薄さはどうにかして欲しいけど。
時間があれば千秋楽までにもう1回観ておきたいかな。


ファントム.jpg





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最終更新日  2008年01月13日 22時40分34秒


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