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2012年11月08日
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カテゴリ: 宝塚歌劇
昨日に引き続き、今日も雪組初演バージョン!を観劇してきました。
チケット引換券を持って窓口に行ってチケットを引き換えると7列目センター!
昨夜は後方席だったので、今日はオペラなしでもほぼ大丈夫な席でした。
それでもオペラで観てたけど・・・・^^;

一路真輝さんのトートをあの初演の時に観てしまってるから、
その後、日本で再演されたトートを観ても何か物足りなかったり、まったく
良いと思えないものもあったり、エリザベートという作品自体の
興味が薄れてました。また再演してるのか…くらいになってた。
最初のインパクトの強さとあの緊張感を劇場で体感してしまってるので、

今回のガラコンサート・・・完成度、クオリティはあの時以上かも。
初演の時の緊張感のようなものが劇場にも流れてたし、リアルにあの頃を感じた。

一路真輝さん・・・
完璧すぎて何もかもに感動でした。
青い血が流れてるとしか思えない冷酷、残酷な視線や表情。
これ!これ!これじゃないと!トートは!
水夏希さんのトートも凍るような冷たさを感じられて好きでした。
人を死に誘う魔なのに温かみや柔らかさを感じた時点で一挙に冷めてしまう。
一路さんのトートはブラックメタルのような寒々とした冷たさに包まれている。
その上、圧倒的な歌唱力!声が出てるだけじゃなく、温かみだけを抜いた
感情が溢れてる。一路さんが歌い出すと鳥肌がおさまらない。

一路さんは「アンナ・カレーニナ」でシシィの曲よりもずっと難しいソプラノの
曲も完璧に歌いこなし、男役の声では低音でも響かせる事ができる。
一路さんの歌声を聴いてると豊かな気持ちになれて生きている幸せさえ感じさせて
もらえる。


今日は雪組バージョンの東京最終公演だったので、カーテンコールで

一路さんの人柄の温かさで誰もが一路さんを慕っている事が凄く感じられる瞬間でもありました。
みんな初演エリザベートに対する想いを語りながら涙・涙でした。
葛城七穂さんは
日本初演エリザベートのメンバーにいた事が自分の誇りだと語り、
客席からも観たかったとも話し客席を笑わせてました。
夢輝のあさんは
一路さんの黒天使をやってたと語り、一緒にまた一路さんたちと
舞台に立てた事が幸せだと話してました。
朱みひるさんは
最初から声を震わせ涙を流しながら出演出来た喜びを語ってました。
香寿たつきさんは
初演の時、東京ではルドルフを演じさせてもらえなくて悔しかったと語り
(組替えのため東京公演のルドルフは和央ようかさんでした)
今回、一路さんのトート、高嶺さんのフランツ、轟さんのルキーニ、
お花ちゃんのエリザベートの中でルドルフを演じる事ができて幸せだと語った。
最後に宝塚ってホントにいいと実感しましたと涙を流し話されてました。
轟悠さんは
OGをまったく感じさせない現役のようなエネルギーの中で過ごさせてもらえた。
途中、泣いてしまいそうなのをこらえながらも、明るく唯一の現役生らしく
話されてました。
高嶺ふぶきさんは
初演メンバーは血を吐くような努力があったと語り参加できた喜びを
話されてました。
花總まりさんは
花總さんも涙涙で声を震わせてました。
こんなに凄い方々と一緒だったから初演が出来たと実感した。
雪組だったから私は出来たと話し、芝居や歌が好きになれたのも
雪組時代があったからだと泣きながらも話され
最後に「一路さんありがとうございました」と声にならないほどの声で
涙を流してました。
一路真輝さんは
今回の話が来たときは戸惑いがあったとも話し、
初演メンバーにこれだけの人たちがいた事・・・
みんなトップをやってる子が私が真ん中から出てくるのを迎えてくれて
申し訳ない・・・と話し出すと轟さんが「一路さんは私たちのトップです」と
話を締めてくれた。高嶺さんも花總さんも香寿さんも一路さんを見つめて
頷いてて凄く温かい空気に包まれました。
涙で声が震えながらも優しく語る一路さんに人間の大きさ、
人柄の温かさを改めて感じさせてくれる時間でした。

花總まりさん・・・
現役時、雪組、宙組で演じたシシィの何倍も美しく素晴らしいシシィでした。
歌唱力もさらにアップして宝塚版最高のシシィを不動の物にしました。
芝居心のある歌唱と的確な表情に何度も鳥肌でした。
一路さんは心底慕ってる花總さんの思いもびしびし伝わってきました。
やっぱり自分にとって宝塚最高のコンビです。
「私が踊る時」も宝塚バージョンでこんなに感動した事はなかった。
歌唱も表情も一路さんの最高の歌声と混ざり合い奇跡のような瞬間でした。
和央ようかさんとのコンビも好きだけど、やっぱり一路さんと並んでる花總さんが
一番好きです。
まだ、梅田で数回観るので楽しみがま一層膨らみました。

高嶺ふぶきさん・・・
今日の「夜のボート」は絶品でした!花總さんとのデュエットの素晴らしさに
感動でした。
2幕以降のフランツは宝塚版フランツの到達点のような完成度で圧巻でした。
やっぱり初演雪組のパワーは何かが違う・・・。

轟悠さん・・・
轟さんは今日が東京公演出演最終日(一路さんも)。
プログラムにも轟さんが書いてるけど、轟さんにとってトートは一路さんだけ
なんだそうです。だから、他の組のエリザベートも観た事がないと書いています。
それだけ一路さんの演じたトートに、雪組の初演に思い入れが強いので、
他のトートの日には出演しないんだと納得した。
自分の東京最終日という事もあって気迫が昨夜よりも凄かった。
トートからナイフを受け取る時の目はイタリア人テロリスト、ルイジ・ルキーニ
そのもののようでした。目の奥に狂気を秘めてレマン湖でエリザベートを待っている。96年本公演の時よりも何倍も狂気が爆発してました。
見開いた目には感情がなく冷たいものだけが感じられトートが憑依した
瞬間のようにも思えました。
早く・・・梅田公演が観たい!!

香寿たつきさん・・・
髪型が96年の時のまま、そして歌唱や表情もあの時のままの再現のようで凄い!
ルドルフの軍服を着てる姿を観ると96年のDVDでも観ているかのような錯覚に…。
香寿さんも声量も歌唱力も落ちる事無く、完全なルドルフを再現してくれました。
一路さん、花總さん、高嶺さん、轟さん、香寿さんと誰一人、声量、歌唱力が
落ちてしまった人はいない。あの時以上の歌唱力になった人もいるほどに
雪組初演バージョンは文句なしのクオリティです。

朱未知留さん・・・
96年初演のゾフィーは大劇場の初日から日を追うごとに強烈になっていき
東京公演の頃には凄い事になってました。
それは、あの眉毛のメイクだけではなく、表情の作り方や歩き方、
扇子での叩き方…何もかもが進化してました。
今日はどうなるんだろ?とかゾフィーの変貌も楽しみでした。
東京公演の時にはプログラムにサインまでしてもらいに行ったり…^^;
今回のゾフィーは基本を忠実に再現してる部分が大きく、メロディを丁寧に
歌い上げてました。(ガラコンサートだから^^)
それでもゾフィーの気迫や圧迫感はそのままに素晴らしい歌唱でした。

風莉じんさん・・・
風莉さんめちゃくちゃ良い!ラウシャー大司教役は一番好きだった亜実じゅんさんのラウシャー大司教を思い出すような芝居で懐かしさも感じながら感動しました。
ミルクの場面でも活躍。

大月さゆさん・・・
可愛いヘレネでした。「ルドルフ 〜ザ・ラスト・キス〜」を帝劇で観劇した時も
大月さんに目がいってました。
ヘレネだけではなく、いろんな場面でも活躍。

扇めぐむさん・・・
エーヤンの歌手の出だしのマイクが入ってなくて一瞬ヒヤッとしたけど、
地声で7列目まで完璧に聞こえてました。
グリュンネ伯爵役も演じててゾフィーのサロンの場面ではコミカルな芝居を
楽しませてくれました。
退団公演がカルチンキン役だったので、今回とのイメージの違いもおもしろかった。歌はさすが安定してて心地よい歌声でした。

美郷真也さん・・・
シュタルンベルク湖畔の「ようこそみなさま」の場面でも活躍。
大叔父?の役かな。「♪もったいつけて〜」を歌ってたと思う。
「♪皇太后さま〜」も多分、美郷さんが歌ってたと思う^^;
「父親はいったいどこへ行ってるんだ」の顔が近藤文男役の時の顔が
一気に頭に浮かんだ。「黎明の風」…良かったなぁ。

とにかく、8日昼公演は神様が降臨したかのような奇跡的な感動の舞台でした。
全てのキャストの熱気や集中力が客席にも伝わって凄い空間になってました。

エリサ?1.jpg

初演エリザベートのチラシとプログラムの一路さんのアップの写真が
違う事に気づいてない人が意外といます^^;
エリサ?2.jpg

エリサ?3.jpg

エリザベートのポスターが阪急梅田駅に貼り出されたのは、たしかまだ
「あかねさす紫の花」の公演も始まってない頃だったと思う。
一路さんが退団する事もまだ発表していない時点で梅田駅に
「雪組公演 エリザベート決定」みたいな文字だけの大きなポスターが
いっぱい貼ってたのを見たのが、「エリザベート」という作品を初めて知った
瞬間でした。どんな作品なのかもまったく想像がつかず期待感もあまりなかった。

日比谷シャンテの向かい側の薬局の前辺りで朱未知留さんにサインしてもらった。
あの時の状況とか凄く覚えてる^^
エリサ?4.jpg





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最終更新日  2019年06月17日 04時53分41秒


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