2019年06月01日
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宝塚歌劇雪組公演初日を観劇してから、宝塚から一番近い映画館の西宮北口に行って
念願の「ゴジラ キング オブ モンスターズ」を鑑賞。

パンフレットは通常版850円と豪華版1080円の2種類あります。
両方買ったけど、やはり豪華版がオススメ! これは通常版の表紙。


映画館内の看板



とにかく今回のゴジラはいつもの何倍も楽しみにしてたゴジラ映画!
ストーリーについては極力触れずに書くつもりですが、ネタバレは多々あると思う。

期待が大きすぎて実際、観たらどうだろうと少し不安もあったけど、期待以上の感動と興奮でした。
幼稚園の頃からずっとゴジラ作品をリスペクトしてきてた自分でも、今回のハリウッドゴジラは

怪獣の描き方が神話の神として描かれてるのも凄く良い!
自然以上の物なので人間には手出しできない聖域な存在で有りえなさの頂点が今回の怪獣。
日本は到底足元にも及ばないCG映像の凄さにも何度も鳥肌でした。
これから日本のゴジラは敢えて着ぐるみで、これまで培ってきた技術と様式を崩さずに
作ってほしいと思う。CGで対抗するには100年早いのかも。
日本作品ならやっぱり着ぐるみのゴジラがミニチュアセットの中で暴れるのが観たい。

3Dクリファイル 550円


ストーリーも怪獣映画好きの痒い所に手が届く趣向が散りばめられてて大満足。
怪獣映画に現代に置き換えられるようなリアル感はもうあまりいらない。
ありえない度の振り幅が大きいほど何も考えずに楽しめるのかも知れないなぁ。

それからゴジラ映画にとってかなり重要なのは音楽。

そしてBlue Öyster Cultの「Godzilla」まで流れてきた時には、この監督のオタク度がよくわかる。それは何と!Serj Tankianが新たにカバーして作り上げた「Godzilla」
Serj Tankianと言えば、言わずも知れたあの!System Of A Downのボーカルです。
コーラスは「そりゃ!そりゃ!そりゃ!そりゃ!」とか「ゴ!ジ!ラ!」とかモロに日本語。
システム・オブ・ア・ダウンの音楽を作ってきただけあって、さすがのセンスです!
低音のブラスの音もしっかり入れてたり聴いてて泣けそうになった。

サントラ盤がAmazonから届くのが楽しみです。

それからゴジラの鳴き声。基本に戻ってて良かった。2014年版の声で鳴く場面もあったけど、
昭和29年からのあの鳴き声をハリウッド製作のゴジラのスクリーンで聞けて感動。
あの伊福部昭さんと古関裕而さんの音楽も大音量でアメリカ映画の中で流れて鳥肌。
2年前に亡くなった初代ゴジラスーツアクターの中島春雄さんの名前と写真も出してくれた事も
マイケル・ドハティ監督に感謝です。

各怪獣の造形は、ゴジラとラドン、キングギドラは何の違和感もなく最高です。
キングギドラはギャオスの脚が再生するように首が再生するのはなかなか意表を突いてておもしろかった。真ん中の首だけメカになった事もあったけど・・・。
真ん中の首がちぎれたキングギドラの死体を見つけてメカにした未来人(1991ゴジラVSキングギドラ)と
今回は真ん中の首だけ見つけてそれを買おうとする人間。
これがこれからのシリーズでどう繋がるのか期待してしまう。
あれを使ってメカマンダを作るとか・・・^^

モスラが一番変わっていた。メガギラスの事もマイケル・ドハティ監督は好きなんじゃないかな…。尻尾の針はメガギラスのオマージュに思えた。少しメガギラスが入ったモスラもなかなか良い!
それから初めて観る怪獣2体も良かったし、ちょい役でのムートーの再出演もおもしろかった。

ムビチケと65周年のステッカー




本当にゴジラ映画が好きな監督に作ってもらえて良かった。
口先だけゴジラ好きを公言する監督と違って本物だと確信。
今回の映画の中で何作のこれまでの怪獣映画のオマージュが散りばめられてたか!
わかる人にはわかるって感じの細かい所も多々あった。
2回目観てもっと自分も気づく所があるのだと思う。

日本の初代「ゴジラ」から「シン・ゴジラ」までをリスペクトしているのがよく分かる、
ゴジラ好きには気持ち良い作品でした。
何度も観たい!

豪華版パンフ


全てが神々しい。豪華版ゴジラパンフより
他にもステンレスマグカップ等いろいろ買った^^





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最終更新日  2019年06月15日 03時30分59秒
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