2020年08月12日
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美樹克彦さんの1967年1月発売のシングル。
「大巨獣ガッパ」の主題歌の2つ前のシングル盤です。





A面「狂った時計」
作詞 南沢純三さん  作曲 北原じゅんさん

美樹克彦さんといえばフィンガースナップが曲中にかなりの確率で入って来ます。
(フィンガースナップとは指パッチンの事)
デビュー曲「俺の涙は俺がふく」から1番、2番、3番の歌い出し前にフィンガースナップで
四つ刻む間にセリフで「俺だって!」「負けてたまるか!(2番)」「今にわかるさ!(3番)」と
入り強いインパクトを与えました。

「ドゥ〜ワドゥワドゥワドゥ〜 (パチンッ!パチンッ!パチンッ!パチンッ!)
 俺なんて俺なんて まだ青い 君だって君だって まだ青い」

この「狂った時計」はイントロは確実にウエスト・サイド・ストーリーのフィンガースナップを
オマージュしてる。裏打ちのフィンガースナップが四分音符刻む中、例のセリフが始まる。
「なんだって? どうしたって? いいじゃないか! だからいいじゃないか!」
ここのバックでずっとフィンガースナップが鳴っています。
3番の歌前にももう一度同じ長さで出て来ます。

サビのインパクトも強力です。
「ショック!ショック!ショォ〜ック!ショック!(ショック) 恋のショックだぁ〜」
ピンク・レディーの「透明人間」を作る時に阿久悠さんと都倉俊一さんは「狂った時計」が
どこか頭にあったと思う^^;



作詞 南沢純三さん  作曲 北原じゅんさん

B面はガラッと変わってムード歌謡です。
イントロと間奏はフィンガースナップの代わりにヴィブラスラップ鳴りまくりです。
「カー!カー!カー!」・・・・
でも、こんな曲を聴くと改めて美樹克彦さんの歌の上手さがよくわかります。

全ての特撮ものや怪獣映画の主題歌の中で確実にナンバー1!だと思ってる。

こんなドラマチックでカッコいい怪獣映画の主題歌はなかなかない。名曲です!
曲だけ聴きたくてオープニングとエンディングだけガッパのDVDを観る事もあるほどです。






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最終更新日  2020年08月12日 21時37分21秒
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