2022年08月16日
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日本のフォーク/ロックグループ「バンバン」の3枚目のシングル。





ばんばひろふみさん自身、自分が思うにはフォーク寄りじゃなくかなりロック寄りの
ミュージシャンだと思う。
バンバン時代はフォークブームだったのもあって、かなりフォークソングを意識した楽曲が多かった。

デビューシングル「何もしないで」はフォークロックでした。
ドラム、ベース、Eギターもリードボーカルの高山厳さんの歌唱もロック寄りです。
そのB面「こんな道だから」アコギで弾くロックンロール。ドラム、ベース、Eギターも前に出しています。
この曲はばんばひろふみさんのリードボーカル。


次のシングル「こころの花」です。タイトルのイメージ通りフォークな曲です。

そのB面「赤い口紅」は完全なブルースロック曲。前にも書いたけどこの曲めちゃカッコいい!



A面「永すぎた春」
作詞・作曲 ばんばひろふみさん  編曲 木田高介さん

ばんばさんは、この曲のようなウェストコースト・ロックが当時は特に好きだったんじゃないかと思う。
ソロになってからもウェストコーストの香りがするロック曲が多かった。
ばんばさんの作曲も素晴らしいし、やっぱり木田高介さんのアレンジがカッコ良すぎる!
ナターシャーセブン時代も木田さんはロック寄りなアレンジも最高でした。
この「永すぎた春」はラジオオンエアを意識してか2分40秒と短い曲です。
もっとGソロも長くていいと思うし、
アウトロもオルガンソロに入って来た所でフェードアウトはもったいない。
ここからさらにカッコ良くなりそうなのに。

よりロック色強めた感じでカッコいい!CD化されていないのが勿体ない。


B面「早くむかえにきて」
作詞・作曲 高山弘さん  編曲 木田高介さん

この曲はアリスもバンバンも好きな人なら気付くと思うけど、
イントロリフがアリスの「散りゆく花」によく似ています。

2曲とも同じ1973年の作品。

かなり謎に思ってる事があって・・・
そのGフレーズの後のドラムのフィルインなんだけど、これで正解なのかといつも思う。
これで正解ならかなり斬新です。わざとつんのめったようなフレーズを作ったのならちょっと凄い^^;
レコーディング、これでOKだったわけだからきっとあのフィルインで正解だったのだろう。
Zepでもこんな入り方はないと思う。これ1発録りだったのかな。
この曲の話をバンバンはした事あったのだろうか。

Gソロも激しいロックナンバーです!高山さんとべーやんは親友なのもあって
書くメロディーもよく似てるように思うことがある。




今日からちょうど40年前の1982年8月16日に京都円山野外音楽堂で「大文字フォークフェスティバル」を
べーやん目当てで観にいきました。バンバンは出ていませんでした。が・・

その日の夜はバンバンのお母さんが営んでいた老舗旅館「六三園」で泊まりました。
まだ高校生だったので、ちょっと奮発した。
この何年か後にも、京都でゆっくりしたい時に何度か泊まった。

バンバンが夜に「六三園」に顔を出して、お母さんがその年の祇園祭のうちわを持って来てくれた。
その裏にバンバンがサインしてくれたのだったと思う。
40年前なので記憶が曖昧だけど、もう1枚うちわがあって、その時に一緒に行った友人の分も
なぜか自分の家にあった。・・・・かなり前から連絡取れない友人なんだけどどうしてるんだろ…。
3人で行ったのでもう1枚は今でも話す事がある友人が持ってる。
フルネーム漢字の名前入りで3人ともにサインしてくれました。

この日、べーやんは「海を見ていた少年」「今は春だから…」「サマー・ワインに酔いしれて」
「Change Your Mind」「Day Break」などのアルバム「デイブレイク」から多く選曲されていました。
フォークフェス…いや、ロックでした。エレキ弾いてるべーやんも好きだったなぁ。


これがうちわの表。40年前の祇園祭オフィシャルのうちわってだけでも価値ありそう。





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最終更新日  2022年08月16日 07時04分23秒
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