2022年11月02日
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1962年3月発売の島倉千代子さんのヒットシングル。
丘灯至夫さんと万城目正さんの少し珍しい取り合わせの作品。





作詞の丘灯至夫さんは超大ヒット曲の作詞をいくつも手がけています。
「高校三年生」「高原列車は行くよ」「東京のバスガール」「長崎の雨」など。
そして「ハクション大魔王」や「みなしごハッチ」「ガッチャマン」などの
テレビ漫画の主題歌の作詞も多く手掛けています。

作曲の万城目正さんも超大ヒット曲を数え切れないほど作っている天才作曲家です。
「リンゴの唄」「この世の花」「悲しき口笛」「東京キッド」「情熱のルンバ」「想い出のボレロ」
「越後獅子の唄」「あの丘超えて」「旅の夜風」など知らない人がいないと思える曲が多い。








A面「お顔みたいな逢いたいな」
作詞 丘灯至夫さん  作曲 万城目正さん  編曲 山路進一さん

戦争の悲しい傷跡を思わせる心細く寂しい唄です。
そんな曲は島倉千代子さん以上に心に響く歌唱は誰もできないと思う。
島倉さん独特の細かいビブラートが心を震わせます。
歌詞とメロディーの素晴らしさで、田舎の風景と草の匂いや風の感触まで浮かんできます。
誰のことを「お顔みたいな逢いたいな」と言っているのか具体的には書かれていないのが良い。
恋人、父親、兄、いろいろと人によって浮かんでくる顔は違ってくると思う。
この曲も島倉さんのオリジナル曲の中では人気曲です。






B面「哀愁岬」
作詞 丘灯至夫さん  作曲 万城目正さん  編曲 山路進一さん


この曲でA面で出してても同じほどのヒットになったと思う。
A面は連なる山々が広がる田舎の風景、こちらは海辺の小さい村の淋しい岬が頭に浮かぶ。
島倉さんの歌唱もA面との悲しみとはまた違う強い悲しさの中に怒りも感じさせる歌唱。

250枚以上のシングル盤のうち50枚ほどは書いたと思う。
持っていないシングル盤もあるし、まだまだ書いていないシングル盤がかなりある。

とりあえず探してみています。
手に入りにくいのは、ややマイナーな曲ばかりなので出回ってる可能性もかなり低い・・・。







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最終更新日  2022年11月02日 03時55分47秒
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