2022年12月27日
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1979年1月21日発売の「シグナル」の7枚目のシングル。
シグナルの曲は今でもよく聴いてる。
オリジナルアルバムが一枚もCD化されていないのはおかしいと思う。
アナログ盤のLPとEP盤を聴いています。
オリジナルアルバムはアナログプレイヤーを持っていない人には聴きたくても聴けない状態です。
CDは「75 - 83 / シグナル」と「BEST OF BEST SIGNAL」の2枚持っていますが、
この2枚ではシグナルの名曲は収め切れない。





バンド構成
住出勝則さん  ボーカル、ギター

稲垣達雄さん  ベース、ボーカル

A面「雪のひとひら」
作詞 小泉長一郎さん  作曲 住出勝則さん  編曲 船山基紀さん

1978年2月発売「黄昏のあらし」〜1978年8月「ためらいに縁を切れ」〜
1979年1月「雪のひとひら」〜1979年5月「B・G・Mはため息で」までの4枚のシングルは
ロック色強めでキャッチーな楽曲の連続だったのですが、大ヒットにはなかなか繋がらなかった。
タイミングと運だけの問題で何かきっかけがあればアリスのように売れてた可能性は高かった。
レコード会社のプロモーションの責任もかなり大きいと思う。
4曲のうち1曲でも大手の企業CMのタイアップとかあればまったく流れは変わってるだろうなぁ。

この曲なんて当時のニューミュージックシーンで売れる要素は満載なのに。
二人の歌唱力とクールなイメージの稲垣さんのベース。


ライブで3人だけの演奏でも3人用のアレンジにしてて、そのアレンジもカッコ良かった。
イントロと間奏、アウトロは住出さんがAメロのメロディーをなぞるようなフレーズを弾いて
浅見さんの力強いストロークとかなり音を前に出したベース。
ロックバンドアレンジのスタジオ盤アレンジとは、まったく違う迫力のある演奏だった。

アリスのゲストとして大阪府立体育館のコンサートに出た時にも「雪のひとひら」を

アリーナにもギチギチにパイプ椅子を並べて8000人以上入ってる大会場。
最初のMCでやや緊張して高揚した住出さんは
「シグナルです! あのねぇ!こんなに大きな会場でやるのはホントね〜久しぶりなんです。
 まあ、あの久しぶりと言うよりも初めてなんですが」と観客を笑わせてから
「今日は短い間なんですけど、20分4曲勝負でいきたいと思います。
 続いては僕らの一番新しいシングルを聴いてもらいます。雪のひとひら」
2曲目に演奏された「雪のひとひら」はアリスの時と負けないほどの手拍子の大きさで
盛り上がっていました。

この時のあとの2曲は「愛に捧ぐ」と「黄昏の嵐」でした。


B面「風になれたら」
作詞・作曲 稲垣達雄さん  編曲 シグナル

この曲はスタジオバージョンの編曲もそのままライブで出来る編曲だったので
ライブではほぼレコード通りの演奏でした。
サビの3人のハモリも美しく、大好きな曲です。
リードボーカルは稲垣さんです。
この曲を歌う前のMCも稲垣さんが担当している事が多かった。
稲垣さんがこんな話をしてからこの曲を歌い出した事があった。
「もう5年ほども前に大阪の実家から東京の方に出て行きました
 何とか東京の街にも慣れてきた頃にみんなで酒を呑んでどんちゃん騒ぎやって
 それで夜中にひとりで自分の部屋に帰った時に
 なんかいろんな大阪にいた時の思い出とか出来事とかが、ポンッとなんか凄い昔に行ったような
 そんなような気がして、その晩にひとつ歌が出来ました。風になれたら」

アルバム「トリプル・マインド」A面の4曲目に収録されてる曲です。
3曲目「協奏曲(コンチェルト)」と5曲目「カリフォルニア・マインド」の間で
凄く輝いてる曲です。






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最終更新日  2022年12月27日 06時14分29秒
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