2023年06月27日
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カテゴリ: Jazz・Blues・ラテン
サラ・ヴォーンが1974年にリリースしたアルバム。
1981年にも同じタイトルのアルバムをリリースしてるので間違いやすい。
1981年版は全曲カウント・ベイシー・オーケストラの演奏でレコーディングされたアルバム。
収録曲も1974年と1981年ではまったく違います。

今回は1974年にリリースされた「Send In The Clowns」

(和傘のおもちゃをクラリネットのように持ってる・・・。
  この帽子、今のユーミンのツアーの衣装のようです。)




1曲目「Send In The Clowns」
2曲目「Love Don't Live Here Anymore」

4曲目「Right In The Next Room」
5曲目「I Need You More Than Ever Now」
6曲目「On Thinking It Over」
7曲目「Do Away With April」
8曲目「Wave」
9曲目「Got To Go See If I Can't Get Daddy To Come Back Home」
10曲目「Frasier (The Sensuous Lion)」

ジャズシンガーだと認識されているサラ・ヴォーンですが、
本人はジャズシンガーとは言われたくないと何度か発言していて、
現にさまざまなジャンルの楽曲を歌い続けていた。
森進一さんが演歌歌手の枠の中に括られるのを嫌ってたのと似てるような感じもする。

語ってた事があった。森さんはド演歌も歌うけど、まるでブルーススプリングスティーンの曲!って思うような曲や打ち込み中心の楽曲やロックナンバー、シャンソン、ジャズと
ジャンルに捉われない歌手として活動しています。

サラ・ヴォーンのこのアルバムはジャズ色よりもソウル、R&B色がかなり強いアルバムです。
本気で歌唱力のあるシンガーベスト10に自分の中では入ってるシンガーです。
このアルバムの楽曲も全てカッコイイ歌唱を楽しめる楽曲です!


この曲は美しく儚いようなバラードとソウルなアレンジと大まかに2通りある。
サラ・ヴォーンのこのヴァージョンは両方をMIXしたようなアレンジです。
一路真輝さんがニューヨーク・ポップス・オーケストラの演奏で
レコーディングしたヴァージョンは壮大なバラードになっています。
一路さん本人が訳詞を担当してつけて歌っているのも興味深く感動的な部分です。
この曲は超有名な曲なのでいろんなシンガーで聴き比べるのも凄く楽しい。

2曲目「Love Don't Live Here Anymore」はシブシブなソウルなバラードです。
こんなに気持ち良い歌唱はなかなか出会えない。
アレンジもカッコイイ!

3曲目「That'll Be Johnny」
ファンクなサラ・ヴォーンも最高です!
1977年頃リリースだったらディスコで流れまくってそうな曲。

5曲目「I Need You More Than Ever Now」
ストリングスアレンジにも凄く惹かれる楽曲。
大人のR&Bの世界、さらっと歌いあげる軽い歌唱でも歌の上手さが強烈。

6曲目「On Thinking It Over」も大好きな曲。
メロウなパートとファンキーなパートのコントラストにも鳥肌です。

7曲目「Do Away With April」は美しく柔らかいバラード。
歌い過ぎない絶妙な熱唱がたまらなく最高です。

9曲目「Got To Go See If I Can't Get Daddy To Come Back Home」
緩く優しいノリで最高に気持ち良くリズムに乗るボーカル。
この曲もめちゃくちゃ好きな曲。

10曲目「Frasier (The Sensuous Lion)」
ラスト曲は陽気で軽快なラテンジャズナンバー。






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最終更新日  2023年06月27日 04時09分37秒


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