2023年09月23日
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カテゴリ: ROCK・Pop
2013年11月13日発売の「TOMOVSKY」の15枚目のフルアルバム。
TOMOVSKYは元カステラのリードボーカル。

カステラはデビューの頃から好きでよく聴いてた。
解散後のソロ活動も全てCD持ってるわけではないけど、アルバムが出たのを知った時は
買って聴いています。
前に「LEISURE」や「YORUMANIA FULL」などは書いたように思う。






1曲目「オープニングテーマ」
2曲目「削除同盟」
3曲目「今日に与えよ 2013」

5曲目「日付変更船」
6曲目「抵抗」
7曲目「2つめの太陽」
8曲目「ほうき」
9曲目「人生は無限だ」
10曲目「手のひら」
11曲目「都合のいいジャンプ」
12曲目「クロースリターン」
13曲目「映画の中」
14曲目「エンディングトーク」

移動遊園地を想像するような手回しオルガンの演奏のようなオープニングインスト曲

そして「削除同盟」
このアルバムはコンセプトアルバムで削除するものが2つのテーマで歌われています。

前半の3曲目「今日に与えよ 2013」から7曲目「二つめの太陽」は
「今日」「明日」「時間」などの区切りを削除するのがテーマのようになっています。

6曲目「抵抗」は「人生の長さは神様が決めるとしても 一日の長さはこっちが決めるよ」と


4曲目「さしだせ」は名曲。
キャッチーなロックナンバーで「明日に期待したいなら それに見合った何かをさしだせ!」と
痛いところを突かれたような気分にさせられる。
「明日に期待してるとか よく言えるな ムシがいいな」

5曲目「日付変更船」が「さしだせ」に続いてふんわりと始まる。
人類だけが時間に縛られてる考えを削除しようともがいてる歌。
デビューの頃から「途中で寝るな」とか「23時間」とか「夜更かしは出来ない」とか
「世界が回る」とか時間に関するテーマになってる曲も多かったように思う。

7曲目「2つめの太陽」も凄く好きな曲。
「♪眠らなければずっと今日のまま」
歌詞も曲もアレンジも好きでよく聴いてた。

8曲目「ほうき」からテーマが変わって無意識、無自覚、自意識とか。
自意識過剰、無意識過剰とか考えだすと頭がこんがらがる。
「♪自分から遠く なるべく遠く 出来るだけ遠くにいるのがラク」と歌って
「無自覚な場所に逃げ込んでハシャいでる、そんな感じだ」と自分でもよくわからないってのが
答えのような気もする。
初めてこのアルバムを聴いた時と、何年かぶりに今日、聴いたのでは決定的に何か違う。

9曲目「人生は無限だ」がこのアルバムで一番好きな曲です。
「♪自分って意識を 放り投げたら そこから 人生は無限だ〜〜」
楽曲もカッコイイし歌唱も凄くいい!

11曲目「都合のいいジャンプ」も初めて聴いた時からずっと胸の中に残ってる曲。
前の「手のひら」からの流れで聴くとさらに深く入れる。
「ヒトのため」だと手足が動き「自分のこと」だと固まってしまうと「ほうき」でも歌ってて
「ヒトのために目を覚まし、ヒトのために息をする」と、この曲で歌ってる。
自分の中でこの年になっても答えが出ないような事を考えて見るのも楽しい。

実質ラスト曲、13曲目「映画の中」はおもしろい曲です。
さだまさしさんの「主人公」て曲をふと思い出すような所もあって
ぼんやりと自分のこと、周りの大事な人のこととか一瞬考える。

アルバム通して聴くと妙な満足感を得られる。

14曲目「エンディングトーク」はボソボソとTOMOVSKYがしゃべっています。
2013年10月10日の夜明けに話しています。
2013年3月リリース宣言してから8ヶ月遅れになったこの日に他愛もない話をしてるのを
聞くのもおもしろい。
この2013年、観測史上一番暑い夏になったと言っていますが、この10年後の2023年秋は
2013年どころじゃない観測史上最も暑い夏になって、9月20日過ぎても真夏日が続くという
異常な事になってる。いろいろと大変すぎておもしろい。







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最終更新日  2023年09月23日 08時59分22秒


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