2024年09月05日
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1972年9月1日発売の島倉千代子さんのシングル。

この年、島倉さんの母親が死去。
家族の反対を押し切って結婚したために母親との関係も悪くなったままで
和解できないままの出来事でした。






A面「津軽の宿」
作詞 石本美由起さん  作曲・編曲 船村徹さん

超強力な二人の作家陣で作られたこの曲はやはり何度聴いても名曲だと思える。
母親の死を乗り越えるためのような曲「その悲しみのうしろから」に続くのがこのシングル。

この曲のイントロに激しい津軽三味線の演奏が静かで寂しげなイントロに重なってきて

七五調の歌詞に美しい日本的なメロディーがついて、島倉さんの哀しげな歌唱によって
楽曲のクオリティが高くなって胸が熱くなる。



B面「しの笛の村」
作詞 沢みね登さん  作曲 水時不二男さん  編曲 永作幸男さん

「北国の春」的な印象の曲です。
タイトルから期待してしまうのはもっと和楽器を使ったようなモロ「和」の楽曲。
タイトルに「しの笛」とついてるので「しの笛」の音は一切出てきません。
誰でもしの笛の音色を期待してしまうはず。
歌謡曲な編曲じゃなくてもっと違うものに出来たんじゃないかと昔から思ってた曲。
島倉さんの楽曲なら「越前竹人形」や「祖谷の粉ひき節」「りんどう峠」のようなアレンジを期待する。
まあ、そう言いながらも、島倉さんの歌声に合った、ほんわか、のんびりな編曲も悪くない。







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最終更新日  2024年09月05日 06時58分13秒
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