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2026年07月24日
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カテゴリ: QUEEN
1995年12月11日発売されたQUEENのシングル。
フレディ・マーキュリーが1991年に亡くなった後にリリースされた曲。
4曲入りで流して聴くと急に初期の3曲が流れ出し曲調も「A Winter's Tale」と統一感は
まったくないのですが・・・。
発売当時はいろんな曲の寄せ集め的に感じててほとんど通して聴かなかった。
ある時、この選曲のタイトルや歌詞に引っかかりを感じ深く聴いてみたら。
これが泣ける構成になっているんです。






1曲目「A Winter's Tale」
作詞・作曲 Queen (実際は作詞・作曲 Freddie Mercury)


Queenの最後のアルバム「Innuendo」のレコーディングセッションをいつものスイス、モントルーのスタジオで終わらせたフレディは、窓の外に人がるレマン湖の風景を観ながらこの曲を書いた。
フレディの目に映った物を愛おしむように書き綴った歌詞です。
タイトルの「A Winter's Tale」は「冬物語」というか「冬の童話」と言うイメージで聴いてる。

「♪冬が近づいている 赤い空が輝いてる 
  ああ、カモメが飛んでいる、白鳥たちが水面を漂う
  煙突から煙が立ちのぼってる
  これは夢だろうか?…これは夢だろうか?」

こんな何気無い湖畔から観える当たり前の風景にさえもフレディは心が動かされている。

「♪暖炉を囲んでる心地良い話し声が聞こえてくる
  これを少し、あれを少し 楽しそうに笑う声
  優しい雨が僕の顔を濡らす


頭に浮かんでくるのはQueenのメンバーやスタッフたちが楽しそうに暖炉の周りで
お酒を飲みながら軽食でも食べているのだろうか…
それを少し離れた場所から聞いてるフレディは不安の中にも幸せを感じ涙を流したのかも知れない。

この曲を聴くといつも、あと数年でもこの幸せな時間が続いてたら…と思ってしまう。
1991年、「冬が近づいている」と書かれてる。何月に書かれたのだろうか。

フレディはこの年の11月24日に亡くなった。

Freddie Mercury – Lead and Backing Vocals, Keyboards
Brian May – Guitars, Backing Vocals
Roger Taylor – Drums, Backing Vocals
John Deacon – Bass



2曲目「Now I'm Here」
作詞・作曲 Brian May

このシングルの選曲を初めて見た時は何だか適当に曲を寄せ集めてるのか?と思ったけど、
すぐに気づいた。
この曲のタイトル・・・
「今、僕はここにいる」

「♪今、僕はここに立っていて 周りを見渡している
  でも君は僕を見ることができない
  今、僕はここにもあそこにもいる
  そう君は僕を再び生き返らせてくれた」

「A Winter's Tale」の後にこの曲の歌詞を考えながら聴くと、これまでの「Now I'm Here」と
まったく違った景色が頭の中に浮かび上がってくる。

そしてこの曲の中に「the rain running down my face」って歌詞があります。
「A Winter's Tale」の「Gentle rain beatin' on my face」と映像が重なって見えてくる。
「雨が僕の顔を伝って流れる」と「優しい雨が僕の顔を濡らす」

「A Winter's Tale」から続けて聴いて自分は「Now I'm Here」で初めて泣いた。


3曲目「You're My Best Friend」
作詞・作曲 John Deacon

この曲も畳み掛けるように涙腺に訴えかける。
「♪ ああ、君は僕に生きる力を与えてくれる
   ああ、私はあちこち歩き回っていた
   それでもあなたのもとへ戻ってきます」

優しいラブソングとして何十年も聴いてきてたけど、この「A Winter's Tale」のCDの
流れで聴くとQueenのメンバーからのフレディへの想いやフレディからの想いのように
聞こえてきて、今までとはまったく違った「You're My Best Friend」として聴いた。


4曲目「Somebody To Love」
作詞・作曲 Freddie Mercury

この曲を最後に持ってくるのは胸が苦しい。
どこか穏やかにこのCDを終わらせてほしい気持ちもある。
神に救いを求めて祈り続け、懸命に生きているけど、苦悩と孤独は拭い去れない。
「愛する人を見つけてくれ」と何度も何度も歌いあげていく。

でも本当に胸が苦しくなるのは、この曲が完全に終わる直前に呟くようにフレディが
「Find me, find me, find me, find me」と寂しげに声が遠ざかっていく所。

「今、僕はここにいる」と「Now I'm Here」で歌っていても最後には
「僕を見つけて 僕を見つけて 僕を見つけて 僕を見つけて・・・」と4回も繰り返す所では
苦しくなる。

自分ならと考えてみた。4曲目は

全ての奇跡を信じようとする「The Miracle」で力強いフレディの歌声で終わるとか…
「Play The Game」でフレディから愛と自由や心に任せて生きる事のファンへのメッセージで
終わらせるとか。
ベタだけど「Teo Torriatte (Let Us Cling Together)」で穏やかにこのCDを終わらせるとか。
「Somebody To Love」はあまりにも苦しい。






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最終更新日  2026年07月24日 05時29分15秒


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