しろうと自然科学者の自然観察日記

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2013.03.27
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カテゴリ: 山野草と樹木
☆東伊豆の道端では、いたるところでウラシマソウの花を見かけました。ウラシマソウは、本州・四国を中心に北海道や九州の一部にも分布するサトイモ科テンナンショウ属の多年草です。
  • ウラシマソウ1.JPG

  • ☆肉穂花序の先端の付属体が、釣り糸状に長く伸びているのが見えます。この植物を浦島太郎の釣竿の釣り糸に見立てて、「ウラシマソウ(浦島草)」と名付けた人の気持ちがわかります。
  • ウラシマソウ2.JPG

  • ☆仏炎苞の中から、付属体が伸びています。
  • ウラシマソウ3.JPG

  • ☆昨日紹介したキブシ科キブシ属のキブシの花です。キブシ(木五倍子)の名は、キブシの実の黒い染料をフシ(五倍子)の代用として使われたことから。雌雄異株で、雄花は淡黄色、雌花はやや緑色ということですが、色は微妙なので花のつくりを観察してみました。
  • キブシ1.JPG

  • ☆何カ所かで見かけたキブシの花の一つです。雄花・雌花とも雄しべ8個、雌しべ1個ですが、雌花の雄しべは退化しているということなので、花の下から見ることにしました。
  • キブシ2.JPG

  • ☆花の中央の雌しべとともに、雄しべの黄色い葯がはっきりとわかります。これは雄花のようです。
  • キブシ3.JPG

  • ☆さらに近づくと、中央に緑色の雌しべ、その周りに8個の雄しべの葯がわかります。やはり雄花でした。
  • キブシ4.JPG

  • ☆別のところで見かけたキブシの花です。これは、雄花でしょうか、雌花でしょうか。
  • キブシ5.JPG

  • ☆同じように、花の下から観察してみました。これも、雌しべの周りに雄しべの葯が見えます。
  • キブシ6.JPG


  • キブシ7.JPG

  • ☆何カ所かで見かけたキブシの花を、同じように観察しましたが、やはり雄花でした。結局、雌花を見つけることができませんでした。なお、資料によると、雄花・雌花とともに両性花があるというものもありました。
    ☆いずれにしろ、花の色とともに、花を下から見て雄しべをはっきり確認できれば、雄花と判断できそうです。





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    Last updated  2013.03.27 06:33:18
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