しろうと自然科学者の自然観察日記

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2013.05.07
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カテゴリ: 山野草と樹木
☆キンランを5月3日の日記で紹介した時は、つぼみばかりで花が開いていませんでした。花が開いているのを見かけましたので、花のつくりを調べ観察してみました。
  • キンラン1.JPG

  • ☆花びらは6枚に見えますが、萼片3枚、花弁3枚です。花弁3枚のうち、左右の側花弁2枚は萼片と同じ形で、中央の唇弁には隆起した赤褐色のスジが見えます。なお、萼片3枚は、一番上の1枚と一番下の左右2枚なのでしょうか。
  • キンラン2.JPG

  • ☆右側の花の中央に黄緑に白いものが見えるのは、ずい柱といって雄しべと雌しべ柱頭が合体しているものだそうです。同じ右側の花の唇弁は、後ろが筒状になりスミレのような距となっているのもわかります。左上の花の唇弁には、隆起した赤褐色のスジが見えます。
  • キンラン3.JPG

  • ☆キンランの花が開いていたので、花のつくりについて何とか理解することができました。さらにキンランの株数が増えて、柵の近くで接写撮影できる日が来ることを願っています。

    ☆ウォーキングコースのところどころに、ヒメウツギの花が咲いています。
  • ヒメウツギ1.JPG

  • ☆ヒメウツギは、本州(関東地方以西)、四国、九州の日当たりの良い川岸などに生えるユキノシタ科ウツギ属の落葉低木です。
  • ヒメウツギ2.JPG

  • ☆ウツギの仲間は、ウツギ、ヒメウツギ、マルバウツギなどがあります。いずれも雄しべの花糸の幅が広いのが共通しています。ヒメウツギの雄しべの花糸は、怒り肩のように角張り1対の角があるので区別できます。
  • ヒメウツギ3.JPG

  • ☆ヒメウツギ(姫空木)の名は、ウツギに比較して小型のウツギであることから。





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    Last updated  2013.05.07 03:56:36
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