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February 21, 2005
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カテゴリ: 子どもの習い事
わが息子3歳の初夏。オムツが外れたのを期に体操教室に入れることにしました。今日はそこでの失敗談です。

うちの息子はとにかくやんちゃで(そのやんちゃっぷりは「リトミック」の中にも書きましたが)まったく落ち着きがありません。家の近所には同じぐらいの年齢の子どもがたくさん集まる公園があり、買い物に行くつもりでも、お店までの道すがらにあるその公園の前まで来ると、急に私の手を振り払い、公園の中に行方不明。広い公園を私と息子は追いかけっこ状態で、とっ捕まえるに一日かかったなんていうこと年中でした。とにかく公園内では神出鬼没で、ある時は遊具のてっぺんに上って得意になり、下から来る子どもたちをガンガン蹴飛ばしていたかと思うと、またあるときは公園内の土手を登ったり滑ったり体中どろどろ。逃げ足も速く、行った先々でよその子のおもちゃは取り上げるし、挙句に叩く、つねるのやりたい放題。私は謝るのと追いかけるのでもうへとへと。やっと捕まえた時にはこちらの怒りは頂点で、結局買い物もしないで、泣き喚き、暴れる息子を抱え上げそのまま帰ってくるという悲惨な毎日でした。

もうこんな生活うんざり!!と辟易していた日々。ふっと閃いたのです。「そうだ体操教室に入れよう!」この息子のエネルギーを消耗させ、集団性を身につけさせるにはもうそれしかないと思いました。なぜいきなり体操教室かと言うと「彼の才能!?」をひそかに感じていたからなのです。

そもそも私の勘違いは彼1歳の時に始まりました。
今では私自身信じられない話ですが…。

息子はその頃、私の鏡台の小引き出しを階段に見立ててよじ登るとそこから敷いてある布団めがけて飛び込み前転をしていました。(あまりやりすぎてまもなく鏡台の引き出しは破壊されました。)そのほかにもダンナの両手の平の上に手放しで立ち上がるという芸(?)をもっていたり、部屋用のジャングルジムの最上部では曲芸まがいのスタイルを披露。ダンナに両足首を握られ、逆さ吊りにされ、8Fのベランダの欄干の向こう側にぶらぶらされては(けして虐待ではありません)うきゃうきゃ喜ぶなど数々のエピソードに、私は「ひょっとしてこの子には体を動かす抜きん出た才能があるんじゃないかしら」とだんだんその気になっていくバカ親でありました。

広告で知ったP体操教室に入れたのはそれからまもなくのこと。健康診断に行き、お揃いの体操服を買い、「どれほど楽しくやってくれるか、ここで才能爆発!!お手並み拝見だ!」とばかり私も結構わくわくしながら1日目のレッスンに参りました。

身支度をさせると親と子は入り口で別れ、子どもはコーチに連れられ体育館、親は体育館上のガラス張り歩廊から体育館内の子どもを見られるというシステムでした。
さぁどんなものかと下を見下ろすと…子どもたちの集団のどこにも息子がおりません。「あっちゃ~!逃げやがったなぁ!」と慌てる私…



それでも懲りない私は、「初めてだからなのかな」と考え、(何しろ言葉を達者に話さない息子ゆえ本心もわかりません。)月謝や入会金を払ってしまった以上、元も取らねばという気持ちもあり、その後2ヶ月も通いました。そのうちいつかは慣れるだろうとかすかに期待もしていたのです。

結果はNOでした。息子は何回通っても泣き続け何もせず体育館の端っこのオブジェのように固まり続けました。最終的にはダンナが見学に行った日、見たことの無い息子の哀れな姿に「あいつのこんな姿見たことないぜ。やめさせよう」との一言で辞める事を決心しました。才能開花…以前の問題でした。それより何より親の勝手な判断で子どもに悲しい思いを強いてしまった事を私は深く反省しました。

子どもが泣いている時って自分の心の中にも涙がいっぱい溢れてしまうんです。「ごめんね。」って何度も心の中で叫びました。

まもなく家も引越し、その悪夢の体操教室の記憶は彼の中からきれいさっぱり消え去りましたが、彼にというより、むしろ私にとって痛い思い出となってしまいました。

次回は懲りていたはずが再びぃ!?…なお話し。





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Last updated  February 21, 2005 12:28:13 PM
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