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September 12, 2006
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カテゴリ: わたしのこと
気がつけば物心ついたときから憧れていた歌の世界


だけど、そのために地道に努力したわけではなく、本当に棚から牡丹餅のようにチャンスがめぐってきて、 運と度胸だけで手に入れたプロへのパスポート。


思えばあの時の私には何をどうしようと考える暇もなく、じっくり自分の将来を見つめる心のゆとりもなかったのかもしれません。


もともと歌を歌うのが、3度のご飯より(?)好きな私ですから、仕事をしているときは、楽しくてたまりませんでしたし、大学卒業後、就職した会社で経験した 中年オヤジのセクハラや程度の低いいじめに比べれば、大概のものは我慢ができる覚悟はしておりました。


ところが。。。


そこが若気の至りともうしましょうか


見知らぬ世界でやっぱり耐えられないこともたくさんあり、今だったら、たいしたことないと乗り越えられることでも、 くよくよと悩みに思うことがしばしば 。


給料が少ないことでした 。


毎日働いているわけではないので、時給にしたら高いのかもしれませんが、それでも月5万(前にも書きましたが、事務所ンと必死に交渉して途中から7万)といえば、高校生のアルバイト並。


いくら自宅暮らしとはいえ、 人に見られる商売をしている私としては、自分に投資することも仕事です。


衣装は一番最初に事務所が買ってくれたものが1着のみ(まさにイッチョウラです)で、あとはまったく相談に応じてくれませんでした。


でも 仕事柄、毎回同じものを着ていくわけには行かないのです


おまけに、アニメイベントの専属司会をやっているMCの女性に(業界的にも年齢も先輩という関係)会うたびに 『その衣装やめたら?変よ~~。』 とか 『や~だ、まだその着てるの~??だから変だって』 と酷評されるし。


マネージャーYは 『だから、Gパン(当時はジーンズとは言いませんでした)にしろよ。金がないうちはみんなそうやってるんだぜ。』 自分の好みを押し付けようとするし、だからといって買ってくれるわけではなし。


怒ってる


フン!フォークの世界じゃあるまいし、Gパンしかはかないアイドルがどこにいるんだ 。。。と思いながらも、結局Gパンを買いにいって、デザインのいいものは高いことに気付き、ひどく後悔する私。


とにかく・・・困りました


ハマトラの学生からOLになった私には、 アニメアイドル歌手って奴がいったいどんな服を着るものなのか皆目検討がつきません


事務所近くにはファッション六本木や青山のお店には最先端御ファッションがたくさん並んではいますが、そっちは目が飛び出るほど高い服ばかりでびっくり





そんな時、私のアドバイスをしてくれたのは、 やっぱりO(つまり今のダンナ)だったのです 。



当時、仕事が遅くなるのは仕方ないとしてもプライベートでは門限があった私が休日Oとデートする時は必ず私の家に近い横浜駅。


もともと服が好きなOは横浜駅周辺のショッピングモールでデートのたびに、 安くてかわいいものを選んでくれて、私もだんだんその気になり、少し流行も取り入れつつ、自分らしく着こなしができるようになっていきました。



洋服が似合うかどうかは着る人の勇気と気合と自信が80%は占めているんじゃないかなぁと実感する毎日でした。


こうやって洋服を着こなすコツはわかったし、化粧の仕方、小物使いなどいろいろ自分なりに研究し、徐々に 人気商売仕様 に変身していった私ですが・・・


結局のところ、すべてが自分の持ち出しなので、給料どころか私は貯金をくずしてしまい、 ファッション化成功とは反比例に、懐の悩みはますます深くなりました 。

働くって事はお金になるって事じゃないの??


同級生はみんな1流企業に就職してリッチなOL生活を送っているというのに。


23歳にもなって私はまだこんな生活しか出来ないのか。。。。


おまけに レコードが買い取り方式 で、印税は全てレコード会社に入る契約です。


たとえ2次使用しても私のもとへは1銭入りません。(当時新人歌手はこういう待遇の人が結構いたみたいで、先日あのPンクレディーのKちゃんも大ヒット曲の数々がすべてそうだったと話しておられました)


私はお金を払って、いったい何をやっているんだろうと。


これが私の望んでいた生活なのしょんぼり・・・・と情けない自分に煩悶する毎日でありました。





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Last updated  September 12, 2006 05:40:35 PM コメント(12) | コメントを書く


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