全874件 (874件中 251-300件目)
< 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 ... 18 >
膝のトラブルで、きらくかんに1年ほど来ているお客様。年齢は私の親に近いくらいの、お孫さんもいらっしゃる女性です。はじめは夜中に目が覚めるほどの膝の痛みでしたが、ご自身でもケアやエクササイズに積極的に取り組んで、ずいぶんよくなってきました。(面白いことに「膝」という部分は、この自主性がとてもキーになるんです。自分の体に対して、自分で責任を持つハラができると、膝に負担のかかる重心じゃなくなるんです!!)とても体のセンスがよくて、エクササイズをお伝えするとそのポイントというか、焦点になる感覚をさっとつかまえるのがとても上手な方で、きらくかんに通われるうちにその感性がどんどん磨かれていくのがよくわかります。先日も、「なんかね、最近朝、お布団の中でね、こう、寝たまま足を伸ばして、ぐーっと上に上げてみたくなるのよ~初めはねー、うまく上げられなかったんだけど、でも続けたくなってねー、やっているうちに、ちゃんと正坐ができるようになっちゃったの~」とうれしそうにおはなしされていました。確かに今年の秋からアキレス腱を中心に脚裏の筋肉が縮みやすくって、そこを延ばすとからだがすごく変わる人が多かったのです。(このことについてはまた後日詳しく書きますね!)そのお客様には、とくにそのことをお伝えしたわけではないのですが、感覚として、ちゃんとわかっているようでした。体の勘やセンスって、年齢ではないんだなーと改めて教えていただきました。
2009年12月08日
体をいたわったり、ねぎらったりすることはとても大切ですが、過度にいたわり過ぎたり、加護してしまうとからだは弱くなってしまいます。冷え対策に腹巻きをしたり、厚ぼったい靴下を履いたり、体が冷えるものを食べないようにしたり、冷やさないことは大切だけど、あまり気をつけすぎると、それが体を弱くしてしまいます。きらくかんでも、目の温湿布や、足湯などのケアを紹介していますが、「習慣にしないでくださいね」とお伝えしています。必要だな!と思ったときだけやったほうがずっと効果があります。いのちを大切にすることはとてもいいこと。でも、決して弱いもの、ではないのです。いのちはとてもたくましい。悲しくて、体が張り裂けそう!死んじゃう!と思うほど泣いたけどやっぱり生きている。ギックリ腰で寝返りひとつ打てなかったのに今は元気に山登りができている。帝王切開でぱっくり子宮を切ったのにちゃんとまた妊娠している。だれでもいのちのたくましさは、きっと経験していると思います。時には、不摂生をしてからだに頑張ってもらうこともいのちの力を輝かせてくれます。たくましさに感謝しつつ、労う心を忘れず、からだと付き合いたいですね。
2009年12月03日
こんにちは!スタッフのクロですおかげさまで東京での「からだ感謝祭」は好評のうちに終了となりました。去年までは「脂取り・穴追い」という、なんじゃそりゃあ?な名称で行っていたものと同じ内容ですが、「お疲れ様、ありがとう」という感謝を込めて、優しくおからだをナデナデしていくのが、今年の感謝祭。参加された皆さんからは、●ただナデナデしてもらうことが、こんなに気持ちいいとは思わなかった●ナデナデされるのも気持ちいいけど、ナデナデする方ががもっと気持ちいい!●家族や友達にもやってあげたくなるなどなど、いろんな声を聞かせていただきました。その中でも、みんなが一番盛り上がっていたのが、「みんな、やる前よりも、カワイくなってるー!!」という意見。いやあーこれ、ホントなんです!緊張が取れると、ツルンとひと皮剥けたような、その人本来の「素顔」になるみたい。これがもう、赤ちゃんみたいにぴっかぴかでカワイイんですっ。感謝と労いの意識で全身をなでられたら、細胞が大喜びしちゃうのかも。「見合い写真を撮るなら今の顔がいい!」と叫ぶ女子達(笑)緊張緩和トリートメントの知られざるオマケになりそうです。そして先日、このオマケが女子だけのモノじゃないかも?と思うような事がありました。緊張緩和トリートメントを受けてくれたステキな男子くん。施術終了後、とーっても男前度がアップしている!思わず「カッコよくなってるー」と言ってしまった。。。関西方面の「からだ感謝祭」は、まだこれから。緊張さんが解放されたがっているこの時期「今年1年ありがとう」をおからだにプレゼントして、美肌のオマケをもらっちゃいましょー。こってり、お疲れを癒したい時は、きらくかんの「緊張緩和トリートメント」コースを申し込んでね!
2009年12月02日
仕事や家事がたくさんできることよりも、人より特別なことができることよりも、「生きていること」自体のほうがずっとずっと、価値があると思います。いのちの働きは「生きようとする働き」。生きていることの価値を認めると、本能の要求が満たされるから、満足感や充実感、安心感が得られます。「生きているなんて当たり前」と、その先ばかりに意識がいってしまったり、生きていること自体の素晴らしさの中に価値が見出せないと、何をやっても、なんとなく満たされない、不安な感じがしてしまうから、人と比較して自分を責めたり、人より勝ろうとしたり、ついつい余計なことをしてしまいます。寝る前に「今日も生きた!よくやった!」と自分を労うことを続けていると、初めはピンと来なくても、いのちの要求が満たされて、充実した気持ちで一日を終えることができるようになります。ぜひ、お布団で呟いてみてください
2009年12月01日
子どもたちの世話でくたくたのお母さん。そんなお母さんに育てられている子どもの体をみるとエネルギーが余ってしまって、無駄に騒いだり、乱暴になっている...そんなことがよくあります。不便なことって、子どもの成長にとても大切だと思うんです。不便で困る、だから自分で工夫する。困らないでやれることが当たり前でなく、ありがたいことだということにも気づきます。感謝の気持ちを深めることができます。自分で工夫して、行動してみると、結果はどうであれ、いろんな自信につながるし、「困ったな、どうしよう」と悩んだり考えたりすることがエネルギーを快く発散させてくれます。我が家も、娘が3年生の時に、夏休み中、お昼を用意しないで仕事に行ってみました。冷蔵庫にちょっと下準備をしたものを入れておくくらいはしておいて、ギブアップしたら、作ろうと思っていましたが、夏中彼女はなんとか自分で食事の支度をして過ごしました。もともと、給食が苦手だったのですが、夏休みが終わるころになると「ママー、給食のおじさんたちってすごいよねー、毎日あんなにいろんなメニューを考えてさ、ああー、はやく給食始まらないかなあ~」と、給食のありがたさを肌身に感じていました。「育児が大変!」と疲れを感じているおかあさん。子どもの成長のためにも、もっと手を抜いてみてください。おなかが空けば、お米だって研いでくれます。着るものが何もなければ、洗濯だってしてくれます。不便さを感じないから、お手伝いが続かないんです「なーんだ、こんなにいろいろやらなくても、ぜんぜん平気なのね~」ってきっと気づいてもらえると思います。
2009年11月29日
体を読む時に大切なことは、「どんな体の使い方にも、肯定的な意味があるということを忘れない」という意識です。たとえ、うつであろうと、過食であろうと、自虐行為であろうと、腰痛になるような体の使い方であろうと、それはその人にとって「生きる術」のひとつであるということを忘れない。そうでないと、体の声にに心を沿わせることはできないのです。ねじれや、緊張、こりなど、表面的なトラブルを相手にするのではなくて、その奥にある、「なぜそういう使い方をしたくなったかという肯定的な意味」を観る。そうすると、いのちの働きのすばらしさに気づくことができるのです。これってきっと整体だけじゃないですよね。子育ても、仕事も、生活も、みんな同じなんじゃないかな。
2009年11月28日
私も長年愛用しているうさとの服。以前はきらくかんでも展示会をしていたのですが、あまりに大変で、開催しなくなってしまったのですが、先日お知らせのハガキが届いて見てみるとナント!国分寺出張のあるカフェスローで!しかも私の担当日に!展示会があるじゃないですかああああああ!感涙~~~さとううさぶろうさんというデザイナーの作るうさとのお洋服はタ、イのチェンマイというところで作られているのですが、材料から調達して、綿花も手摘み・糸も手撚り・天然素材で手染めして・手織りして...しかも、「作る人が楽しく気持ちよく作らないと、着る人も気持ちよくないから」と、楽しく、心をこめて作られたお洋服。着心地はサイコーで、まるで生き物みたいに、呼吸してくれて、夏は涼しく、冬は暖かく体を包んでくれます。とくに、女性にはとても向いてるみたいで、ペロペロのヘンプのエプロン巻いただけで、腰回りがぽかぽかしてくるんです~!12月の国分寺、整体&カフェでランチ&アチパンでおやつに加えて、うさとの服も楽しんでいってくださいねー!
2009年11月27日
きらくかんスタッフのしゃくです高尾や沖縄でからだレッスン(整体)やからだクラブを担当しています。先日の「勤労感謝の日」の日、高尾のきらくかんでは「からだ感謝祭」を開催しました。参加者同士2人組になって、いつも頑張っている体に「ありがとう」と感謝をし、労うワークをします。まさに「からだの勤労感謝デー」です。ご夫婦での参加も数組ありました。ワークの間、皆さんの様子を拝見していて感じたのは、何と言っても、パパの手の優しいこと!見ている私たちスタッフが、うっとり・・・そして、パパの優しい手で緩んでいるママの体を、お子さんがなでたりする様に、胸がジーンとしました。そんな光景に出会えて、今日の感謝祭をやってよかったと思えるほど。こうして、「ありがとう」と触れられる誰かがいるって、それだけで、幸せなことですよね。ワークが進むにつれ、皆さんの表情から、あくびから、いびきから(笑)、お体がどんどん緩んでいくのが分かりました。ワークを終える頃には、お部屋が、すっきり、優しく、あたたかい空気に満ちていました。ちょうど、すっきり青い空と優しい日差しの、そのお天気のよう。からだ感謝祭は、これからも全国各地で開催予定です。今週は新宿店でも昼・夜開催されます。パートナーとだけでなく、もちろん、おひとりでもご参加いただけますよ。お待ちしています!
2009年11月25日
もう長~いお付き合いをさせていただいている、自然育児友の会。その事務所の中にある「スローマザー相談室」で、きらくかんが木曜日に整体を行なっています。そして!12月から毎月一回、オクタニも施術を担当させていただくことになりました~実はここ、美味しくて、体にやさしいものがいっぱいのカフェスローの中にあるんですよ。さらに!「アチパン」さんという、おいしいパン屋さんまであるんです!!!「整体&すてきなカフェで一息&おいしいパンのおみやげ」というスペシャルコースが堪能できる「スローマザー相談室」、ぜひご利用くださいませ。オクタニ担当日12月10日・1月21日・2月18日他の週は植木マユミ・福島睦子が担当します。会 場 自然育児友の会(カフェスロー内)JR・西武線 国分寺駅南口より徒歩5分 連絡先 ご予約・お問い合わせは高尾本店(042-667-3334・info@kiraku-kan.com)にお願いいたします。
2009年11月24日
「赤ちゃんを『赤ちゃん』と思わないで、『タイ人の新入社員』だと思って接してみて下さい」私が先日の子育て講座の中で出した、一つの提案です。別にタイ人じゃなくてもいいんですよ、ミャンマー人でも、セネガル人でもいいんです。ようは、「異文化で言葉は通じない人が、くらしの中にやってきた」時、みんなならどうしてた?ということを思い出せば、子育てはできるんだよ、という例なのです。子育てに悩むお母さんたちの様子を見ていて気になることは、「子どもを見ないこと」です。赤ちゃんが泣いちゃって、どうしていいかわからない、子どもが何にでもイヤイヤになっちゃってどうしていいかわからいない。そんなときに、子どもを見ないで、本やネットや情報ばかりを見ているお母さんが少なくないのです。そしてその要求を見るよりも、泣きやませるとか、言う事をきかせるとか、自分の思い通りにさせることに一生懸命になっています。もし、あなたが務めている部署に、外国人の新入社員、それもちょっと慣れている英語圏とかではなく、まったく文字も解読できず、言葉も文化もわからない国から来た新入社員が入ってきたらどうするでしょう?外国語辞典を引くよりも何よりも、その人を一生懸命見るのではないでしょうか?「郵便局に行きたいのかな?」「切符がうまく買えないのかな?」まずは相手の要求が何なのか一生懸命知ろうとするでしょうし、身振り手振りで、自分にできるかぎりの精一杯で、相手に伝え、駄目だったらまた違う方法で、とチャレンジすると思います。子育てって、それとおんなじ。新しい生活の中で生きていくための、お手伝いなのです。どうも私たちは「母親」「子育て」「赤ちゃん」というものを、未知なもの、特別なもの、と思い過ぎでいるのかも知れません。子育てはシンプルなコミュニケーション。だれでも今までやってきた、「普通のこと」です。肩の力を抜いて、今まで通りにやれば大丈夫。そんなことをお伝えしました。
2009年11月23日
高尾で「きらくかん」を始めて10年以上が経ちました。開業当初は私も産後間もなくて、自分の出産・育児で学んだこと、反省したこと、整体を通じて、それらがホントはもっと楽になることを伝えたくて、初めの数年はきらくかんのお客さんのほとんどは子育て中のお母さんたちで、講座もほとんどが子育ての講座でした。各地で子育ての講座をたくさんやって、また、いろいろな子育て講座をしている人たち、そうした講座に参加している大勢のお母さんたちと関わってきてわかったのは、とても残念なことですが、悲しいかな「子育ての勉強ほど身につかないものはない」ということです。確かに、受講中や受講後しばらくはちょっといい感じ、だけど、しばらく経つと元通り。それどころか「やっぱり私はダメな母親」と、かえって自分を否定するようになってしまったお母さんたちが、あちこちの育児講座をジプシーのように渡り歩く姿をたくさん見てきて、私自身も「何のための子育て講座なんだろう...」と疑問を感じるようになり、しばらく講座をお休みすることにしました。どうして、勉強した子育てが身につかないのか、役立たないのか。その理由はコミュニケーションの働きにカギがあります。その働きとは「本当に思っていることが伝わる」というものです。どんなにニコニコしていても、おなかの中にメラメラ怒りがあったり、悲しみがあったりすると、相手は何となく変だな?と感じています。これは勘がいいとかわるいとかではなく、実は誰でも感じていることです。言葉にしていることと、本当に思っていることが違う感じ。いい人はなく、いい人ぶっている感じ。さまざまな詐欺が新聞を賑わせているけれど本当は騙されてしまった人たちも「なんか変だな?」とは感じていたと思います。どこがどう、というのはわからなくても、なんとなく違和感として、私たちは感じています。そしてこどもたちは、その「本当に思っていること」を見抜く力がとても優れているのです。だから、子育て講座で「こんな時はこう言いましょう」「こんな時はこうしましょう」と学んでも、お母さん自身が、本当にそう思っていなければ、子どもには伝わらない。「こういうときは怒らずに話しましょう」と、言われた通りやってみても、こどもには心の中にある怒りが伝わっています。いくら「子どもがお友だちをぶってしまったら」とか「歯磨きをしたがらなかったら」というような子育ての対処法を学んできても、お母さん自身の心が動かなければ、子どもの心も、行動も変わらないのです。それどころか、こどもたちは、お母さんの行動と心にギャップがあると、とても不安になって、余計な問題行動を引き起こす原因となってしまいます。今までの子育て講座ではなくて、もっと心の奥が変わる、いや変わる必要なんて本当はないのかもしれない、心の奥が楽になる子育て講座をやろう!そう意を決して臨んだのが、今年の新しい育児講座「子どもの育ち方」でした。 (つづく)
2009年11月20日
毎年、たくさんの方に「いのちの素晴らしさ」を実感していただいている習得コース。たくさんの指導者が各地で育っています。また子育てや、いろいろな仕事にも活用され「生きるのが楽になった!」という感想をたくさんいただいています。コース修了後も、自主的に各地で稽古会が開催され、「いのちっておもしろーい!」を深めていただいているようです。来年2010年度の習得コースにもすでにたくさんの方からお申込みをいただいているのでが、来年度は以前設定していた、平日の週1回コースを復活し、2パターンのコースを用意しました。●週末集中コース(2010年4月開講) 月1回の土日×5カ月 11:30-14:30 ●平日20回コース(2010年9月開講) 月3回(12月のみ2回)×7カ月 高尾店コース(火曜日) 新宿店コース(木曜日) *時間はどちらも10:30-13:30 内容の濃度の違いはありません。それぞれの良さがあり、参加する方の個性に合わせて選択していただければと思います。週末コースは土日の10時間に集中して深く学びます。次のコースまでの1カ月は、メーリングリストや、参加者同士のバディシステム(二人組でお互いに助け合う)を利用して、学んだ内容を生活の中で、研鑽していきます。平日コースは毎週1回3時間、少しずつ、じっくり、じっくり、学んでいきます。今まで、両方のコースをやってみて感じるのは、週末コースの「1か月」という期間は、学んだ内容を熟成するのにはとてもいい時間だ思います。ただ、整体や、出されたテーマに対する興味を維持するのには自主性のない人には1カ月は難しいように見えました。習得コースは体で学ぶ講座です。お話を聞いて「ナルホド~」という講座ではありません。月1回の講義に出て、そのあとは次回の講義までさっぱり、という参加者が、あちこちで見受けられ、「もったいないなあ」と思ったのが週1コースを復活させた理由です。自分で稽古をするのが苦手な人には、週1コースのほうがいいかも知れません。人数も、週末コースは40人という大人数のため、たくさんの体を見えられる絶好の機会でもあり、多くのひとの学びが自分の学びと感じられます。また、自分と向き合うちょっと厳しい内容でも、人数が多い分、なんとなく緩和されて、少し楽に向き合えるように見えました。平日コースは10人という少人数ですから、スタッフとの距離も近く、ひとつひとつを納得できるまでじっくり学べ、参加者の体の変化が深く観察できる良さがあります。また、子どもが学校や幼稚園に行っている時間を利用して参加できる、という良さもあると思います。みなさんの参加しやすいコース、自分に向いたコースを選択してくださいね!すでにご予約いただいた方、平日コースに変更のご希望がありましたらご連絡ください。(メールか郵便で近々改めてお知らせをお送りします。)詳しい日程はきらくかんのHPをご覧くださいね!
2009年11月19日
体を読む定期的ではないけれど、年に何度か体のメンテナンスに来てくれる、ある女の子。「いつもは「もうだめだ~!」っていうときに来てるんですけど、今回はそうでもない時に来てみました。どういう違いがあるかな、と思って」一番の違いは骨盤の「やる気度」。いつもは、さすがに疲れた~というタイミングでいらしていたので、骨盤も「もういや~ん、やりたくな~い!」という骨盤でした。それが今回は、「やる気満々、前向きに取り組んでまーす!」っていう骨盤でした。彼女はちょっと体がねじれる特性をもっているので、「よし!やるぞ!」とスタートしたら、かなり無理をしても頑張ってしまう。そのうちに体がねじれてきて、「なんかなあ~」と、気持ちもちょっとねじれてくる。でもやっぱり無理してやっているうちに、腰が引けて、いやいや向かいあうパターンになりやすい。今回は、そのちょっと体がねじれてきて、物事を斜にみたくなってきたあたりに、ねじれをとるエクササイズを、彼女の体に合わせて考えました。おそらく、気持ちよく「やるぞ!」という感じが、維持しやすくなるでしょう。もともと体の勘のいい方なので、そのエクササイズをやったほうがいいタイミングはわかりそう!とおっしゃってました。調子が悪い時はもちろんですが、そうでない時にも、たまにメンテナンスにきていただけると、こうした、体の使い方の特性がとてもよくわかります。「きらくかんを上手に使ってくれているなあ」と思いました。
2009年11月18日
冷えの原因は、緊張です。食べ物なんて二の次、三の次ですよ~。交感神経が緊張しっぱなしになっていると体の芯や、手足が冷たくなります。まわりからどんなに温めても、重ね着や重ね履きしても神経の緊張をとらなければ、温まりません。この時期になると、靴下をたくさん重ね履きして足がムーミンの顔みたいになっている人がきらくかんにもたくさんいらっしゃいます。それはそれでかわいらしいのだけれど、私にはどーしても、どーしてもあまり意味がないように思えてならないのです。足裏って、とても重要な役割をしているんです。そのなかでも、大切な働きはいろんなものを排泄する働き。ホラ、足裏に貼る「樹液シート」とかあったでしょ?目には見えないけど、いろんな排泄物が出ています。「気」的な面でも、いろんなものが排泄されています。アタマの緊張も、足から抜けていくんです。だからアタマの緊張を抜きたかったら足先を空けておかないとうまくぬけないの。重ね履き派の人の体には、共通したアタマの感触があります。「寝ている間にアタマがゆるんでいない」硬さ、熱っぽさ。靴下を脱ぐ勇気がないとしてもせめて足先は切って、抜けるようにしたほうがいいと思うなあ。靴下よりもレッグウォーマーのほうがずっとオススメです。もうひとつの問題は重ね履きをしている人の「足裏感覚」の鈍さです。足裏は、リフレクソロジーがあるように、たくさんのツボがあるところで、日常のいろんな足裏からの刺激は、私たちの健康に大きく役立っています。また足裏の感覚と、地に足をつける生き方は本当に関係が深くて、足裏感覚が鈍いと、地に足がつかない。今という現実に生きられず、アタマの世界になりやすいし、アタマの気が上がりっぱなしになりやすいんです。空想はとても楽しいけれど、そこに住んでしまったら体をもっている現実の世界が楽しめなくてもったいない。幸い、現代の私たちの住居はかなり冬でもかなりあたたかいので靴下が手放せない人も、たまに素足でいる時間、素足で足裏感覚を味わえる時間を持つといいと思います。「素足でスリッパ」でもいいんです。靴下を履いてればあたたかいけど、脱いだら寒いみたいな対処的なものは体づくりではないしね。冷えを改善させたかったら、体の緊張と仲良しになりましょう。緊張は確かに冷えるからだになりやすいけど、敵ではありません。体を守る大切な働きです。撃退しようとするともっと緊張してしまいます。「今はもう頑張って緊張しなくていいよ~」と体と仲良くすると、気持ちよくゆるんできます。きらくかんの冬の名物「からだ感謝祭」「緊張緩和トリーメント」はそういうアプローチ。体と仲良くしながら、体の緊張をゆるめていきます。重ね履きを卒業したい人、待ってるよ!
2009年11月16日
ここのところ立て続けに「まゆみさん、今は整体やってないんでしょ~?」「おくたにさんは施術はしてないんですよね?」と聞かれることがありました。やってますともということで、ブログでオクタニの施術日のお知らせをすることにしました11月高尾 16(月)・20(金)・24(火)・28(土)新宿 17(火)・25(水)12月高尾 3(木)・4(金)・8(火)・12(土)・16(水)・19(土)・24(木)・26(土)新宿 1(火)・11(金)・17(木)・21(月)すでに予約が埋まっている日時もあります空き状況はきらくかん各店にお問い合わせくださいね!まってま~す
2009年11月15日
次は「男本」出しますよー!...と、告知してからじき2年(トホホ)。決して立ち消えになったんじゃないんですよ!ちゃんと、出版に向かってはいるのです。とてもゆっくりではありますが(遠い目)。先日、その「男本」の編集をしてくれているYさんからこんな記事を見たよ!とメールが届きました。既婚者男性ならば、インターネット検索サイト『Google』の検索予測の画面を見てア然となるかもしれない。『Google』で検索キーワードの入力フォームに「夫」とスペースを記入してみよう。すると、いくつか「夫」に関する検索予測のキーワードが表示されるのだが、そこに表示される検索予測のキーワードがあまりにも恐ろしいものなのである。 <『Google』で夫とスペースを入れると出る検索予測> ・夫 死んで欲しい ・夫 嫌い ・夫 小遣い 平均 ・夫 言葉の暴力 ・夫 小遣い ・夫 呼び方 ・夫 死亡 手続き ・夫 うつ ・夫 失業 ちなみに、「妻」とスペースを入れて検索すると、妻 誕生日プレゼント 妻 誕生日プレゼント ランキング 妻 プレゼント 妻 ヒステリー 妻 呼び方 妻 うつ 妻 プレゼント ランキング 妻 謙譲語 妻 未届 妻 死別 なんだそうです...(涙)やっぱり男本、早く出さなくちゃーーーー!!!
2009年11月12日
体と仲良しになること体の好きなことをすることというのと体にやさしいことをすること体にやさしいものを食べることとは、似ているようだけど、ちょっと違います。確かに体が疲れているときには体にやさしいことや、食べ物がとてもうれしいけど体が元気な時には、負荷のあることが気持ちいいし、元気なのに養生しているとぬるーい、退屈そうな体になってしまいます。ナチュラルな暮らしを大切にする人は増えたけど、実際、お体をみてみると、大自然の中で、エコな暮らしをしている人より、自分が生まれ育ってきた環境の中で、今の自分から逃げ出さず、人やまわりのせいにせず、(どうやらココがポイントらしい)ストレスもありつつ、がんばって生きている人のほうが体のパワー全開、いのちが生き生きと輝いています。感触としては、なんていうか、「密度が違う」感じなんです。負荷を与えすぎると確かに体は壊れてしまうけれどいのちを輝かせるのもまたその「負荷」なんだなあと体から教えてもらいました。
2009年11月11日
整体を始めて、季節の訪れを、拝見するお体から感じられるようになったのは本当に楽しいです。ここ2週間で、体はすっかり冬っぽくなりました。今年とても冬っぽさを感じるところは「アキレス腱」。アキレス腱がきゅっと縮まって、かかとが浮いた感じになっている人が多いです。足首をちょっと回してみると、「あれ!アキレス腱側が回しにくい~!」って、感じる人、きっと多いと思います。足湯するとそれがなくなって、それと一緒に頭に上がった気が下がってほーっとした感じになります。ぜひやってみてください。10月に入って、乾きが出てきたな、と思っているうちに(乾きって肌を触って感じるんじゃないんです。洋服の上から触った感じが「乾物っぽい(?)」の)みるみる重心が上がって、目やアタマがやたら動いてる感じ。何ていうか、頭がとんがった感じなんです(笑)。こうなってくると、きらくかんの冬の名物「脂取り穴追い」(今は「緊張緩和トリートメント」という名前です)の季節です。体の緊張がじゅわーんと溶けて、心も体も滑らかになる感じです。「最近、アタマとんがってるなあ~」という方、ぜひ受けてみてくださいね自分でやってみたい人は「からだ感謝祭」にどうぞ!
2009年11月04日
私たちの体。当たり前にいつもいちばん身近にありますが、とってもとっても頑張っています!いつもいつも私たちのやりたいことをかなえようと日夜働き続けてくれている、健気な相棒です。その働きの中でも『緊張』は、私たちを守ってくれる大切な働きです。私たちの体には、いい意味でも悪い意味でも、毎日いろんな刺激が入ってきます。その中には、「ちょっと体の中に入ってきてほしくないな」というような刺激もあります。それは、強い衝撃や痛みなどの物理的なものだけでなく、悲しみや、恐れや、怒り、ストレスなどの感情的なものもあります。今の自分には入ってきてほしくない刺激を受けた時、私たちきゅっ!と緊張して防御します。そうした緊張は、必要なくなれば自然と解消されるのですが、もうゆるんでもいいはずなのに、ずっと緊張をしている人もいます。長く続いた緊張や、根深い緊張は、体の中に残っていきます。深部に残った緊張は、無意識的に自分自身の行動や発想、感受性や感情を制限し、心と体の元気を阻んでしまいます。きらくかんでは、冬になると、「脂取り穴追い」という古い整体の技術を基にした施術で、その心との体の緊張を溶かし、神経の疲労を解放してきました。現在は緊張緩和コースと名前を変えて、一年を通してその施術を行っています。実はこの脂取り穴追い、技術よりも、それを行う時の心の使い方が一番重要なのです。感謝を込めて、心を込めて行うことが、技術の上手下手よりも、何よりも神経の緊張を解放してくれます。そこで今年から、きらくかんの脂取り穴追い大会は「からだ感謝祭」という名前にしました日頃がんばってくれている、体に感謝を込めて。今年も一年ありがとう!という気持ちで、心と体の大そうじ。ふたり組になって、お互いの体を労いながら、実習します。やり方はとても簡単。ぜひ覚えて、この冬ご家族やまわりのお友だちのお体を労ってあげましょう!今年は各地で開催します!とくに大阪はきらくかん初講座!ぜひぜひ一緒にやりましょう!詳しい日程はきらくかんHPをご覧ください。
2009年10月23日
きらくかんがナント、発売中の「散歩の達人<高尾・八王子特集>」に載りました!!!!といっても、実は記事はないのですが、巻末のマップに載っているではありませんか!!!それも「全国に支店・出張所を持つ整体店。骨を鳴らしたりする整体とは違い、独自の整体「からだレッスン」を受けられる」なんてコメントつきで!ありがたや・・・(感涙)実はこの特集に、夫・ツノ犬こと、ジャズドラマーのつのだ健が、保育園でやっている、こどものリズム遊びの取材を受けまして、紹介されてます。保育園児が笑いながらバスドラをばんばん踏んでいるという、ふつーは目にすることがないような写真が掲載されてますよー。それにしても、八王子・高尾界隈のガイドブックって今までいろいろ出てたんですが、さーすが散歩の達人。読み応えあり!高尾店にも一冊置いておきます☆きらくかん帰りにおいしいおそばやさんなどによってみてください。ちなみに余談ですが、散歩の達人サイトの「グルメの迷宮」という記事を書いている奥谷道草氏のは、私の実兄です・・・
2009年10月22日
整体の観察の中でも、背中の観察はとても大切です。背骨を通して体中の情報が読めるというのもありますが、背中にはその人の生き様や本当の気持ちが出ているからです。前から見ると顔の表情やしぐさなどで、ごまかされてしまうことでも、背中はウソつけない。元気にふるまっていても、さびしい背中。明るく笑っていても、緊張した背中。背中を見ていると、ひとりひとりの健気な生き様が見えてきてどんな人でも本当に頑張って生きているのがわかります。背中を観るとみんな愛おしくなります。大切にしたい気持ちが強くなります。そんな背中に、やくざのお兄さんたちが大きなトラや怖い顔をした龍を彫るのはもしかしたら、強さを求められる任侠の世界だからこそ、その『背中の真実』を知っていて、それを隠すために彫るのかも知れないなあーなんて、ふと思いました。
2009年10月16日
整体法の習得コースを始めるようになって、もう200人以上の方が受講してくださいました。整体の現場だけでなく、いろいろな仕事や、生活に活かしていただけているようで、思わぬところから「きらくかんのコースを修了した人から、こういうアドバイスをもらいました」とか「私も次のコースにはぜひ参加したいです」など、ああ、やってよかったなあ、と思える声をたくさんいただきます。指導者育てをしていて感じるのはとても残念なことなのですが「こつこつやれない人」が多いなあ、ということです。悲しいかな、年々増えているような気がします。整体はある意味、職人仕事ですから、講座に参加して「なるほど~、体って面白いね」と思ってもできるようになりません。習ったことを、日々研鑽することで、感覚も観察力も育ってきます。ピアノのレッスンでも、スポーツでも、それはきっとみんな同じですね。ところが、その日々のこつこつができない。「で、このワークをやると何がわかるようになるんですか?」「何がわかるために、これをやるんですか?」こつこつやることで見えてくる世界を、実際にやってみないで先に答えを知りたがる人が多いのです。どんな知恵も知識も、それは先人たちがこつこつと体験してきたことの積み重ねから生まれたエッセンスです。こつこつがなければ、その知恵は生まれなかったのです。行動と知識はいつもセットです。そして、それは知識が先ではなく、行動が先にあります。行動した結果が知識です。こつこつやれる人にたくさんの知識は要りません。こつこつやっているうちに、生きた知識が体得できるからです。知識を必要以上に求める人の多くは、こつこつができない人が多いように感じます。知識を集めることに走ってしまうのは、その、こつこつをすっ飛ばして、出来あがったものだけを得るようなもの。悪い言い方をすれば、虫のいい話、と言える部分もあるんじゃないかと私は思います。同じ「痛い」でも「熱い」でも知識で知った「痛い」や「熱い」と、実際に体験した「痛い」や「熱い」では深みも感覚も、まったく違うのは誰でも知っていることだと思います。こつこつができるようになるためには実は腰の力やハラの力が必要です。そして、その腰やハラは、エクササイズで鍛えるのではなくて、生き方で作っていくものです。私は、子どもに身につけさせてあげるものがあるとすれば、どんな知識よりも、躾よりも、こつこつやれる力、心と体、自分のアンテナに「これ、面白そう!」とヒットしたものに対して、こつこつと行動を積み重ねられる力を身につけさせてあげたい、と思っています。指導者を育てていて、よく出会うのは感覚やセンスはとてもいいんだけど、こつこつできない。やり続けるほどの興味が持てないというよりも、興味をもってこつこつやれる力がない。だから次から次へと新しいものに気持ちが移ってしまう。せっかくお金も時間も費やしているのにもったいないなあ、と、とても思います。さて!来年度の習得コース、早くも20名以上の方から予約をいただきました。現在参加中の方も、これから参加する方も、ぜひ、こつこつを大切に参加してくださいね!私が講座でお話することの何10倍も何100倍も、面白くて感動的な知恵を実感できるはずです!一緒に楽しみましょう。
2009年10月14日
たくさんのお母さんと子どもを観てきて気づいたこと。子どもたちが一番うれしいのはお母さんがここに『在る』ということ。自分がここに『在る』ということ。自分をこの世の送りだしてくれて、一緒に今を生きられること。子どもって『在る』という喜びをを、すごく感じているんだなあ。自分の要求に気づいてくれるとか、楽しいことをしてくれるとかは『在る』ことの楽しさに比べたら、スパイスくらいなものなのかもしれない。何かがあるからすばらしいとか、何かができるから価値があるとかじゃなくて『在る』こと自体がとてもすばらしいことなんだってことを体中で表現しているように見えます。体にいいごはんを作ってくれなくても、楽しく遊んでくれなくても、お母さんがただ『在る』だけでこどもはとってもうれしいんだよ。そんなにがんばっていい母を目指さなくていいんだよーと子どもたちはいつもメッセージを送っているように見えます。「もっといい母にならなくちゃ!」「こんな私じゃダメ!」そんな風にお母さんが自分を否定することは子どもたちはてとても悲しいことです。どうしていいかわからない顔をしています。子どもたちは、自分が『ただ在るだけでいいんだ』ということに気づかせてくれるすばらしい先生です。
2009年10月13日
整体法の習得コースは、整体をできるようになりたい人だけでなく、自分のために参加される方も多いです。自分と仲良しになるために、っていったほうがいいかな。それに、人に整体をするためには、まず自分と仲良しにならないと、人の体とは仲良しにもなれないしね。初めのうちは、「自分を良くしたい」という意識が強いのですが、だんだんと、まわりの人が元気に、いきいきしてくることが楽しくなってくる。まわりの人が元気になることが、自分の元気になってきます。そして面白いのは、『誰かの幸せを心から願うと、自分の前の道が開けてくる』のです。心に根っこに「人のために良くすれば、私にもご利益が...」とか「私だって...」みたいな気持がみじんでもあるとダメなんだけど、本当に、心の底から、『その人のために』と思って行動できると、ぱあっと道が開けてくるんです。整体って、そういうことがとてもわかりやすく体験できるような気がします。...と、そんなことをブログにアップしようかな、と思っていた今日、たまたま娘のお琴の発表会があったのですが、(毎年、発表会とは思えない、聴きごたえのあるすばらしい演奏会なんですよ!八王子三曲(琴・三絃・尺八のことです)連盟の演奏会。一般の方も鑑賞できます。来年はぜひ!入場無料です)休憩時間にたまたま隣に座った、おばあちゃまと世間話をしていて、その方が「このあいだねー、ラジオで、『自分のやりたいことを、人のためにする』のがいいって言ってたの。それってなんだかわかる気がするのよー。私もそう思って尺八をやっているの」という話をしてくれました。「ほんとに!私もほんとうにそう思います!」と、ものすごく勢いよく返事をしてしましました。『自分のやりたいことを、人のためにする』。道が開けるときの感じと相通じる気がして、「楽しいお話、どうもありがとうございました」と心から感謝しました
2009年10月12日
「産院では産後すぐ骨盤ベルトを締めるように言われているのですが、本当に締めなくていいんですか?」とよく聞かれます。きらくかんでは、産後骨盤を締めることは大切。でも基本は自分の力で締めようね、と提案しています。締めないのがいい、というわけではないんです。多くの人たちが、外から締めないと骨盤は締まらないんじゃないかって思ってるのですが、骨盤ベルトやがなければ骨盤は締まらないってことはないのです。いのちってすごいです。生き物の自然な体の営みに、何か道具を使わなければできない、ってことはないのです。でも実際は、ちゃんと締まらない人もいます。原因は3つ。1.骨盤の緊張が強くて動きが悪い2.骨盤底筋がゆるい3.産後にしっかり休めない多くは出産以前の体の使い方の問題だけど、産後に「マズイ!」と思ったら、そこから整えることももちろん可能です。でも骨盤ベルトを使ったほうがいい人もいると思います。産後に骨盤が痛くて歩けない人、ガクガクして歩けない人は、時と場合によっては、おすすめすることもあります。もちろん、しっかり産後の体を休めながら、骨盤の緊張を取って、骨盤底筋をつけていけば、どんな人でも回復できるけど、それができない人、たとえば赤ちゃんが別の病院に搬送されて、通院しなければならない人など、つらいけど、どうしても自分で動かなければならないという人は、ベルトで体を支えてもらうと楽に動けると思います。そういう、どうしてもという事情がある人は、骨盤ベルトを有効に使いましょう。あくまでも楽に歩けるようになったのは、骨盤が治ったとか、整ったからではない、『ベルトが支えてもらっているから楽に動けている』ということは忘れないでね。ただこの「どうしても」という範囲、「上の子の入学式だから」「パパが残業だから」とかは「どうしても」ではないと思うの。しっかり休んで早く元気なママになってくれるほうが家族にとっても大切だよ。ベルトに頼る場合は、どうしても骨盤の動きが悪くなってしまうので、あまりつけっぱなしにしないようにすることと、固まった骨盤をほぐすエクササイズをすること、そしてチツしめなど、ベルトの代わりにしっかりと骨盤を支えてくれる骨盤底筋を徐々につけていきましょうね。自分の体以外のものに頼った分は後から取り戻そう。でも、そういう事情のない人や、ひどい腰痛などのトラブルのない人は、初めから自分の力で骨盤を締めた方が、余計なケアエクササイズをしなくて済むからラクチンだし、その後の人生でもずっと使えるからお得だし、何より、自分の体の力で整えたという自信は、体に対する信頼につながって、その後の自分の体との付き合い方が上手になります。詳しくは『新・お産本』を参考にしてみてね
2009年10月08日
きらくかんには、心のトラブルを持っていらっしゃる方もたくさんいます。中には、お仕事を休職せざるを得ない状況の方も少なくありません。「家で休んでいるはずなのに、ちっとも元気になれないんです。」そう訴えられることがよくあります。お体を拝見すると、体は休んでいても、心がちっとも休めていない。「こんなに怠けていていいんだろうか」「はやく元気にならなければ」「これをやらなくちゃ、あれをやらなくちゃ」「こんな自分はダメだ」そんなことを考えながら休んでいると、心も体も休めない。ごろごろ家にはいるけれども、下手したら仕事をしている以上に24時間心は休みがありません。自分に一番厳しいのは自分自身です。どうか、時には心も体もゆっくりと休ませてあげてください。せっかく休めるんだもの、心の芯まで休んでみましょう。朝にはきっと、すっきりと元気がよみがえっているはずです
2009年10月06日
今までの「お産本」と、今度の「新・お産本」。もくじをみると、見出しはほとんど同じなので「え~!?新しくなってないじゃーん!」と思うかも知れませんが、内容は大きく加筆訂正しているので、読んだ後に伝わるニュアンスがかなり違う印象になると思います。本の題名も「お産本~女を磨く最高の方法」から「新・お産本~そのお産がベストなお産」に変えました。もう、この題名の変化が、内容の大きな変化を感じてもらえるのではないかと思います。他にも、産後の過ごし方がかなり変わっています。産後のエクササイズも、今までのものより、簡単でやりやすく、効果の高いものに変更しました。発売は10月10日ですが、連休をはさんでしまうので、発送は14日以降になります。ご予約いただいたみなさま、もう少しお待ちくださいね
2009年10月05日
2006年に産声を上げた「お産本」。その誕生のきっかけは、日々の整体を通じて知った、女性の体の素晴らしさと、自分自身の出産経験がありました。実は私、自分が子どもを産むまで、全く出産にも、育児にも、興味がなかったんです。興味がないどころか、整体仲間が産前産後の体を勉強していても、「あ、私カンケーないから」ってどこか行っちゃうくらいだったし、「こどもなんて冗談じゃない!やりたいことができなくなっちゃう!私は私の人生を楽しむのよ~」って思ってました。その私が、想定外に赤ちゃんが出来て、出産と育児を体験してみて、赤ちゃんが生まれるということは、一人の家族が増えるということだけではなくて、自分自身にとって大きな変化や成長のチャンスでもあって、また、子どもという存在も、「何でこんな素晴らしいもの、誰も教えてくれなかったの~!!!」って思えたし、子どもが生まれたことで、まるで悪い魔法がとけたみたいに、幸せで、満ち足りた人生を送れるようになったのです。とはいっても、私の妊娠生活はめちゃくちゃだったし、長期入院・絶対安静・帝王切開と、悪い見本のような出産だったし、育児のほうも、決してラクラクというわけではありませんでした。でも、そんな状況の中でも楽しめたのは、整体を通じて、いのちのはたらきや、いのちの素晴らしさを知ることができ、大変な時でも不安なく、いのちの営みに任せる妊娠・出産・育児をすることができたからだと思います。世の中には、かつての私と同じように、出産に前向きになれない女性もたくさんいます。妊娠できないことで、自分を責めてしまっている人、またせっかく妊娠できても、不安でいっぱいの妊娠生活を送る人、産後、赤ちゃんと向かい合うのがしんどくなって、心も体もくたくたになってしまう人もたくさんいます。ぜひそんな人たちに、いのちのはたらきを知ってもらいたい、私たちのいのちの中には、とてもすばらしい知恵やパワーがあることに気づいてもらいたい。出産ってすごいよ、女の体ってすごいよ、がんばらなくても、女に生まれればもう誰でもその底抜けのスーパーパワーは持っているし、いつでも発揮できるんだよ、ということを実感してもらいたくて、「お産本」を書きました。一般の書店に並んでいないこの本は、人から人へと伝わって、本当にたくさんの人に読んでいただき、「目からウロコでした!」「すっごく安産でした」「この本に出会えて良かった」「お産に対する気持ちを変えてくれました」「最初の出産はつらかったけど、二人目はお産本を読みながら妊娠出産を楽しめました」「妊娠した友達にプレゼントしたいのでまた注文しました」などなど、たくさんの嬉しい感想をいただきました。しかし、その反面、そんなおきらくな出産本であるにもかかわらず、「お産本」の存在がかえって出産や育児を楽しめなくしてしまっている人たちにも出会いました。「お産本の通りの妊娠生活が送れなかった」「お産本の通りに赤ちゃんと向きあえなかった」...いつしか、お産本が教本になってしまっている事実を知りました。これじゃいけない!!そこで、お産本を書き直すことにしたのです。妊娠出産に「失敗」なんかありません。流産しても、帝王切開でも、病院搬送でも、それは失敗なんかじゃない。どれもいい出産なのです。妊娠出産だけではありません。人生に失敗なんかない。もっともっといのちはたくましい。私は、体を通していのちのはたらきを観ることで、それを実感しています。生きてさえいれば、いのちはどんどん良くなろうとしてくれます。産後に骨盤がねじれちゃったって、赤ちゃんとうまく向き合えなくたって、生きてさえいれば、今までの生き方を省みて、からだと仲良く生きていけば、どんどん体は整っていくのです。こころも元気になっていくのです。それが「生きている」ってことなのです。だからどうかみなさん、「優等生妊婦、優等生ママ」を目指さないでください。安産だけがいい出産なのではありません。赤ちゃんが賢く育つのがいいお母さんなのでもありません。100点満点妊婦を目指す人ほど、トラブルが多いのが事実です。100点満点ママを目指す人ほど、育児ノイローゼになるのが事実です。赤ちゃんがやってきてくれたことだけで、もうすばらしい!赤ちゃんがやってこない人も、もうすばらしい!すべての人が生きているだけでカンペキ!100点満点なのです。今、ここに生きていることに感謝を込めて、一日一日を楽しんで味わうと、そのことに気がつきます。難しいことや、たいへんな努力をしなくても、それだけでいのちはいきいきとしてきます。妊娠という、人生でもほんのわずかな期間しか味わえない、素晴らしい時間は、心や体の感性が磨かれて、それを実感しやすいチャンスです。妊娠中に開花した素晴らしい感性を、その後の人生で楽しむために、「新・お産本」はお手伝いできたらいいなと思っています。
2009年10月03日
昨日は実に4年ぶりの子育て講座でした!子育て講座、きらくかんをはじめてから、ものすごーーーーくたくさんやってきましたが、実はここ数年、「これでいいのか...」という気持ちがあって、ちょっと休んでいました。「講座に参加して、その時は子どもといい感じになれるんだけど、しばらくするとやっぱり...」という声を、私の講座だけでなく、いろいろな子育て講座に参加された方からよく聞きます。「もしかしたら、伝えるべきところはここじゃなくて、もっと根っこの部分なんじゃないか?」そんな気持ちから、新しい子育て講座「いのちの育ち方」を作りました。参加してくれたスタッフから、感想のメールをもらったので、アップしますね~。きらくかんスタッフ、うえまゆでーす!今日、きらくかんでの"子育ち講座"に参加してきました~。実は、参加する前に、ブログに書いてみよ、と思っていたことがありました。それは"母の気持ちは子供に伝染する"ということでした。私には2人の子供がいるのですが、私がお腹かかえて本気で笑ってる時は、それがどうしてか分かってないくせに(←ここが重要)、気づけば私を見ながら、なんだかつられて大笑いしてます。私がテレビなど観てウルウルしたりしていると、何でないてるの?悲しいの?となんだか泣きそうになっています。私がのんびりダラダラしていると、なんだか便乗してダラダラしたり、夢中になって片付けしてると、気づけば彼らも黙々と何かに没頭していたり。きっとそんな経験がある人は沢山いるんじゃないかなぁ~。ふと、ほんとに伝わってるなぁ~、とつくづく思い、どうせ伝染するなら、悲しいや辛いより、楽しいや心地いい、が伝染した方がよいなぁ~と思ったのでした。なので、自分の楽しいこと心地よいことを出し惜しみしてはもったいない!と。そして今日の講座でした。一番心に残ったのは"子どもは親が自分に対してした行動よりも、親が感じた気持ちが伝わる"なるほどぉ~。腑に落ちまくり(^-^)全て伝染している時って、そこに私の"本気、本心"がある時だけなんです。考えてみれば。笑ってるふり、夢中のふり、悲しいふり、はかな~り見破られている。だから、ふりはやめて、本気で楽しみたければ楽しめばいいし、本気で嫌っ!と思って伝えたら、きっと理解してくれる(意味はわからなくても、少なくとも、私が本気で嫌なんだ、ということは)のだろうなぁ、と。子どもって、ヤッパリすごいっ!
2009年10月02日
整体を通じていのちのしくみを知ってよかったことは本当にたーーーーーくさんあるのですが、ここのところ、頭をぶつけたり、挙句の果ては自転車でダイブするような転び方をしていたきらくかんスタッフのSちゃん。その様子をみていた彼女の息子に、「あーあー、最近イライラしてたり、あっちこっちぶつけたり。エネルギー余ってんなあ~」と言われちゃったとこのと。いやあ、わかってるねえ、息子くん、と一緒に笑っていたのですが、彼がお母さんを通して、「いのちのしくみ」を知ったことは、彼にとってもすごくよかったねー、と話していました。以前の彼は、お母さんがイライラしていたら「自分のせい?」とびくびくしていたタイプの子でした。その後、いろいろな経験、妹が生まれたり、自分の体と向かい合ったりしながら、いのちのしくみを実感し、今は冷静に物事を判断できる、ホントに頼れるいい男に成長してきました。いのちのしくみを知ることは、自分だけでなく、まわりの人たちにも思わぬ気づきや変化をもたらしてくれるようです。そのいのちのしくみを実感できる整体法習得コース。来年の東京コースの日程(予定)が決まりました!8月に終わった今年の同コース、修了後も参加者のみなさんが、積極的に稽古会を開いてくれてうれしいです。ぜひみんなで「いや~、いのちってすごいねえ!!」を体験しませんか?
2009年09月28日
先日、習得コースの人たちと「生きる」っていう話になって、看護師の経験のある一人の方が「難病、癌、など様々な患者さんと接していて感じたのは今こうして健康に生きていることが奇跡なんだな、ということです。なんで私、生きていられるんだろう?と逆に考えるというか。」という話をしてくれました。本当にそう思います。死を意識すると、生の輝きに気づく。生きているということが、なんてすばらしいことなのかを思い出す。生きていられることへの感謝の気持ちを思い出す。そのことを忘れて、もっともっとと欲張りになっていた自分に気づく。テレビや本で、余命短い人のドキュメンタリーを見たり、死と背中合わせな、ぎりぎりの生活をしている人たちを見ると、こうやって、満ち足りた毎日を送っていることへの感謝や有難さを忘れて贅沢になっていた自分に気づくことがありませんか?死は怖いかも知れない。でも、あまりにも隠してしまいすぎているんじゃないだろうか。それが、生きることへの感謝の心を忘れさせてしまっているんじゃないんだろうか。「生きるということは、死ぬということ。一日一日生きることは一日一日死ぬということ。」野口整体の創始者、野口晴哉先生がおっしゃった言葉です。一瞬一瞬の生が、どんなにありがたいものなのか。死としっかり向き合うことで、取り戻すことができる。私たちは目をそらさずに、もっと死を意識して、毎日を生きていくことが必要なのかもしれないね。
2009年09月27日
私は子どもの頃、気絶して呼吸停止しちゃったことがあるくらい、すごーーーくひどいぜんそくでした。夜になると、発作が毎晩起こって、ぜんぜん息ができない。薬なんて、てんで効かない。でも朝8時くらいになれば、かなり息ができるようになるんです。そのせいか母は「夜中に救急で病院なんて...」という感じだったので、発作が起こったら、朝まで何とかひとりで頑張るしかない。もちろん母も心配していたと思いますが、母子家庭で仕事で疲れているから、とても看病は無理だし、心配かけたくない、というよりも、心配が「うざい」ので(今から思えば、心配されることで、よけい体が緊張して、苦しくなってたんだと思います)。発作が起こってもできるだけみつからないように、朝まで頑張っていました。もう「なんで私だけ?」とか「こんな苦しいのイヤ!」とか言ってる余裕がないほどひどいので、その朝までの10時間くらいを、なんとか気絶せずに乗り越える技をいろいろ工夫しました。少しでも楽になる姿勢を見つける。脚の角度、背中の角度。心拍数や呼吸が上がらない、体の使い方。息ができないけど、そのほんの隙間で体の力を脱力させる方法。実は私、「緊張してあがる」という感覚が限りなく皆無なのですが、これはたぶん、この苦しい発作のなかで、心拍数が上がらない心の使い方を会得したからなんじゃないか、と思うんです。また、さすがに息をするのがしんどくなって、「やばいなあ、死ぬかな?」と思ったことも何度もありました。人間ギリギリになると、「怖い!」「助けて!」ではなくて、意外と冷静に「死ぬかなー」と思うようです。この経験も「あがらない性質」やいろんなことがあってもあんまりあわてない心を育ててくれたと思います。その、針の穴から息を吸うような連夜の大特訓のおかげで会社に入社する時の体力測定では巨大企業で、何千人と入社した中で、女子で1番の肺活量(4000cc以上あった)だったし、きらくかんをやっている今も、発作時の体の感覚探しや、落ち着いて向いあえるハラを作ってくれたのはこの経験がとても大きいのです。ぜんそくのひどかった、5歳くらいからの10年間、手が震えるほど薬漬けだった上、思春期から妊娠まで喫煙習慣もあったというのに、すっっっっっっごく元気なんですよ!今でも疲れを貯めすぎると、ぜんそく君はお知らせに来てくれますが、克服しようとか、完治させようとか、今までに一度も思ったことがないんです。逆に強がりじゃなく、ホント~に「いやー、おかげですごい能力いろいろ貰っちまったよ!」と思っているんです。これがなかったら、間違いなく今の自分はいないのでだからぜんそくのあるみなさん!ぜんそくのお子さんを持つおかあさん!いや、ぜんそくだけじゃないか。いろんな病気を持っているみなさんや、おかあさん!かわいそうと思う前に、自分やお子さんの中に、すごいパワーがあることを忘れないでね。これ、将来役に立ちますよ~
2009年09月25日
私は昔から働くのが大好き自他ともに認めるワーカホリックで、きらくかんを始めてからもその部分は変わりません。といっても、実際の行動や、体の使い方はずいぶん変わりました。昔と違うのは、自分を労ったり、感謝する気持ちを持てるようになったところだと思います。最近、寝る前にいつもやるのは、「自分と仲良くする時間を持つこと」。「今日も一日、私のわがままに付き合ってくれてどうもありがとう。もう今日は自由にしていいからね」と声をかけてあとは自由に、体に任せて、体の動きたいように。足首をぐりぐり回したり背骨をくねくねしたり首をゆるゆる回したり手足をバタバタしたり目を閉じて、体の要求に身をゆだねます。夜中は休む時間、「体さん」の自由時間。目が覚めても(ネコによく起こされるの)仕事や自分の用事はせずまた体に任せてゆらゆらしながら眠りにつきます。とはいっても、たいして動いているわけではないんですよ。でも疲れがとてもよく取れます。そして何よりうれしいのは、体と仲良くする幸福感を深く感じられるようになったこと。一番身近で、いつもいつも私を応援してくれる何億もの細胞がいとおしいというかああ、生きているってしあわせだなあって思えるんです。そうすると、まるで体が「わかってくれてうれしい」ってよろこんで応えてくれるように体の芯からポカポカしてくるんです。冷え症の人には超おすすめかも。きらくかんのからだクラブや自働運動クラブ(きらくかん内では「クラブ系」と呼ばれています)はそういう、自分と仲良くする時間です。ぜひ利用してくださいね
2009年09月24日
きらくかんの定番講座「からだクラブ」を沖縄の那覇&石垣島で初めて開催します!「からだクラブ」 は・・・簡単なエクササイズで、気持ちよさを味わい、自分のからだと仲良くなる時間 何かを変えようとしなくても、ちゃんと自分と向き合うだけで、いのちの働きは活き活きと目覚めます。それは、もともと私たちが持っている、素晴らしいいのちの働き。大切なのは、自分のからだの声に耳を傾けようとする姿勢です。この「からだクラブ」では、からだの声を感じられるような、感受性を高めるためのからだ作りをお伝えします。からだが変わると、こころが変わる。 からだとのコミュニケーションを深めていくと、自分のいのちを・・・そして、周りのいのちも・・・大切に思えるようになります。沖縄のみなさん!きらくかんのからだワールドを、ちょっと体験してみませんか?からだクラブの前後には、からだレッスン(個人整体)もありまーす!(時間等詳細は、お問い合わせください)日時 那覇 10月25日(日)13:00~14:30 石垣 10月26日(月)15:00~16:30場所 那覇 男女共同参画センターてぃるる 3階和室 大濱信泉(おおはまのぶもと)記念館参加費 1000円服装・持ち物 タオル1枚お持ちになり、動きやすい服装でお越しください担当 きらくかんスタッフ 谷口しゃくご予約・お問い合わせは、からだクリエイトきらくかん へ!
2009年09月23日
「目とアタマの疲れは女の体の大敵」というのは確かに事実なんだけど、本を読んだり勉強したりすることが悪いことなわけではないよね。そして目やアタマを使うことが大好きな人たちには、つらいことだと思うの。一番いいのは我慢して使わないのではなくて、自然とあんまり使いたくならなくなるのがいいよね。そういう人たちに、ぜひ試してもらいたいのは「聴覚に意識を向けること」です。目からの情報も楽しいけれど、他の器官からの情報の面白さを知ると、バラスよく体を使えるようになります。その代表が聴覚です。まずは耳を澄ましてみよう。外を通る車の音、木々のざわめき、冷蔵庫のモーター音、子どもの寝息、パパのいびき…いい音もヘンな音もひっくるめて、音を意識してみると、自分がとてもたくさんのものに囲まれて生きていることに気がつくよ。いい音・悪い音なんて判断はいらないよ。これは何の音?なんて、追求することもちょっと脇に置いて、ただ音を味わおう。子どもの声や、パートナーの声も、何を話しているかを理解するのではなくて、眠そうな声、うれしそうな声、声のトーンを味わってみよう。言葉では伝わらない深い気持ちがいつもよりよーくわかります。秋は聴覚を使うのが気持ちいい季節なの。虫の声も気持ちいい、秋を耳で感じてみてね!
2009年09月21日
持病ってとてもありがたいなーとよく思います。先日のブログにも書いたとおり、自分のウィークポイントは、本当は、得意なところでもあります。持病と思っている、呼吸器は使うのが得意なところだし、アトピーだったら、皮膚を通した排泄が「得意」というところです。疲れると右の腰が痛くなる人は右の腰が重心を支えるのが「得意」です。持病というのは、いつも頑張っていることろが「使い過ぎてるよ~」と教えてくれているということです。頭痛が持病という人は、神経系統を使うのが好きで、得意で、ついつい使い過ぎてしまうのを「ここからは使いすぎだよ~」とからだが教えてくれている、。私もぜんそくや、子宮筋腫や、腰痛などを持って生きていますが、普段は出てこないけど、無理を重ねすぎると「ほらほら、またやり過ぎてるよ」と教えてくれるし、それ以上やれないように、ちょっと不調を起こしてくれます。喉元過ぎると…のタイプの私には、本当にありがたい警告です。先日もNYに住んでいるミュージシャンの友人がひどい頭痛で、病院に行っても原因もわからず、症状も改善できなくて一時帰国して整体に来てくれたのですが、彼は、その不調があることで、体の感性や使い方、生活などを見直すことができ、頭痛は相変わらずあるものの、それ以外はすこぶる快調になった、と話していました。実際、彼の体はとてもいいお体でした。病気があることや、持病があることはダメなこと、悪いこと、と思っている人が多いようですが、決して、あなたの体を壊そうとしてやってきているのではないのですよ。感謝を込めて、仲良しになれるといいなあ。
2009年09月20日
呼吸っていいです。生きているっていうのは呼吸しているということだものね。呼吸をするとからだが生き生きします。からだの中の血液やリンパなど、あらゆるものの流れが良くなります。深い呼吸をしている人とと、浅い呼吸をしている人ではやっぱり違いが大きいです。呼吸は、体に刺激を与えてくれます。呼吸のリズムは絶えず体をマッサージしてくれるんです。だからぜひ、体中で呼吸をしましょう。昨日に引き続き、子宮のお話ですが、子宮の硬い人や、婦人科系統に問題のある人のほとんどがおなかに息が入っていない。おなかにしっかり息を入れて呼吸をすると子宮や卵巣の血行が良くなるんです。おなかに意識が行くように、下腹に手を当てて、呼吸をしてみよう。呼吸に合わせておなかが膨らんだりしぼんだりするのを感じてみましょう。それが慣れたら、おしりにも手を当てて、同じようにお尻に息が入るように大きく呼吸をしてみよう。呼吸に合わせておしりが膨らんだりしぼんだり(「おんなみち」にも、そのイラスト書いたね♪)骨盤の中の血行が良くなると足先までぽかぽかあたたかくなってきます。
2009年09月18日
妊娠中は気になる子宮の硬さ。(お腹が張る、というやつですね)。妊娠してなくても、子宮の硬さって変化しているんですよ。体を観ると、子宮筋腫ができるのは硬く縮んでいく子宮を、これ以上小さくならないように守るために出来ているような気がします。師匠からは「子宮の位置異常の調整」と習ったような覚えがあります。なかなか妊娠しづらい時の子宮もやっぱりちょっと硬いことが多いようです。で、この子宮の硬さですが、やはり神経的な緊張が原因みたい。つまり、神経的な緊張が取れると、ふわーっとゆるんでくれるんです。整体を受ける前にカチカチだった子宮が終わったころにはふわふわになっている、なんていうことはよくあります。筋腫で出血がひどかったり、お腹が痛い人でも、ちょっと意識的に目や頭を休ませてあげるとぜんぜん変わります。ケアよりも何よりも一番変わるのが「反省」(笑)。「ああ~ごめんよ、子宮ちゃん!」って心から思うだけで張ってて違和感のあった子宮がふわふわふわ~っと変わります。目の温シップや、足湯をしながら、ぜひ試してみてくださいね
2009年09月17日
京都第2期の整体法習得コースが先週末始まりました。京都の講座は、とても不思議なのですが、なんていうか、参加者がすごいなーといつも思います。プロがいるとか、そういうことではなくて、もう、今までの生き方が、ハラが決まっているというか、いのちとしっかり向いあって生きてきているというか、整体って「いのちの素晴らしさを伝える仕事」だと思うんですがもう、しっかりそれを実感している方が多い。私たちが学ばせていただいています。コース初回の、今月のテーマは「からだと仲良くなろう」。日々の整体の現場で実感していることなんですが、人が元気になったり、不調が改善されていったりするのはもうこれです。体にいいものを食べるよりも、治療をするよりも、ずっといい。体と仲良しかどうかは、触ってみると一目瞭然。感触ですぐわかるんです。どこと仲良しで、どことは疎遠(笑)か。さて、前置きが長くなりましたが「からだと仲良くなる」をテーマにしたきらくかんのたのしい定番講座、「からだクラブ」と「自働運動クラブ」が10月からいよいよ京都でも始まります「体と仲良くなるってどういうこと?」「もっと体と仲良しになりたい!」というみなさんや「きらくかんでからだレッスン受けたけど、ケアエクササイズをもう少しやってみたい」「きらくかんの整体、からだレッスンでどんなもの?」という方にもおすすめです。また、京都のクラスはからだクラブと、自働運動クラブを同じ日に、続けて行いますので、月に一度の「体感謝デー」としてじっくり気持ちよく体を動かしてみませんか?開催日時:10/25(日)、11/22(日)、12/23(祝)、2/7(日)、2/27(日)からだクラブ 13:15-14:45自働運動クラブ 15:15-16:45参加費はどちらも1000円。会場は丸太町のこどもみらい館です。からだクラブ・自動運動クラブの詳しい内容はきらくかんHPをご覧くださいねお申し込みはきらくかん高尾本店まで
2009年09月16日
「腰が悪いんです」「膝が悪いんです」「緊張が強いんです」きらくかんにいらっしゃる方は、どこかに悪い(と、思っている)ところを持ってくる方が多いです。が!実はそれは悪いところではないんです。ただ、ちょっと疲れがたまり過ぎて、働きがわるくなっているだけなんです。いいかえると悪いところ、と思っているところは本当は、使うのが得意なところなんです。右側の外側に重心を掛けて体を使うのが得意だから、右の腰や膝が「よっしゃ!任しとけー!」と左側の分までいつも働いてくれるので、他のところよりも余分に疲れている、というだけなんです。痛くなったというのは、「いやーがんばり過ぎて、ちょっと疲れをためすぎちゃった。お休みくださーい」という合図です。だから、どうか「悪いところ」を嫌ったり、「この右膝のせいで、やりたいことができない!」なんて怒ったりしないであげてくださいね。痛みやトラブルがあったら「いやー、頑張らせすぎちゃったね!ごめんごめん!」と休ませてあげてください。体はとっても健気です。いつもいつもあなたの味方。あなたが楽しくいきいきと生きられるように毎日頑張っています。
2009年09月14日
きらくかんも店舗やスタッフが増えたり、講座が各地で増えたりして、私のお仕事も、実際の施術以外のことがたくさん増えました。講座だけでなく、財務会計だったり、これからの講座の組み立てだったり。いいかえると、過去の事や、未来の事に対するお仕事がとても増えました。そんなとき、整体の施術に入ると、とてもほっとします。目の前の体には、過去も未来もなく、常に「今」だからです。その方のお体が、私を「今」に戻してくれるからです。整体をすることは今、目の前にある体にただただ、精一杯向うこと。今の自分ができること全部で向かい合うこと。それは大変ではあるけれどもぼんやりと休憩している時よりも(休憩しているようでも、頭は講座のことを考えていたりするので)目の前のお体に、今できることを精一杯やっているときのほうが心も体も落ち着く気がします。無限に広がる過去や未来に生きると、限度がないのでとても疲れます。でも、今は限りがあるから、その時できることを精一杯やればいいし、やるしかない。その「今」という枠は、とてもいい枠だな、と思います。みなさんも、過去や未来に頭が働き過ぎで疲れたときはぜひ、自分のでも、まわりの人のでもいいです、体を触ってみてください。ただ、今ある体を感じると、自分が「今」に帰ってきます。
2009年09月10日
私は骨盤を調整する時に骨盤自体をいじることはまずなくて、下肢を使って調整します。特に坐骨が下がっていたり、産後の腰痛に多い、骨盤の後屈(オシリの真ん中が痛くて寝返りがつらいような腰痛)の時は、アキレス腱を中心に、足首を調整すると、オシリがするするーっと上がってくれてぷくっとトップがカッコよく膨らみます。整体を受けなくても、足湯をして、少し足首の動きをよくしてから、足首を労わるように(コレがコツです!)ていねいに回してあげると自分でもできますよ!試してね
2009年09月08日
あさって9日からきらくかんのオイルトリートメント講座が始まります。申し込みが多く、お断りをさせて頂いた方も沢山いたのですが、直前にバタバタとキャンセルが出て、2名の空きがでました。直前になりますが、やってみたい方、ピンときた方、いましたら、連絡お待ちしていま~す。この講座は次回はまだ予定がないので、もし迷っていたら、大チャンスです(^-^)/詳細は以下のとおりでーす。「気持ちいいは、体にもいい」を実感する講座です。オイルトリートメント習得コース整体法の習得コースとの違いは・・・?オイルトリートメント習得コースのテーマは「気持ちよさ」。とっっっにかく、気持ちよさを味わう講座です!もちろん、きらくかんのからだレッスン(整体)は気持ちいいけれど、それだけじゃないですね。いのちの働きを知っていただくために自分と向き合ってもらったり、自分でケアやエクササイズをすることも大切です。きらくかんのオイルトリートメントは、その中でも「気持ちよさ」「快」という感覚をベースにする整体です。なぜなら「気持ちよく体を使っていくと、整っていく」という生命のしくみがあるからなのです。そしてオイルトリートメントの一番の特徴は「受け手だけではなく、行う側も気持ちがいい」ということ!言い換えれば、行う側が気持ちよくなければ、受け手は気持ちよく感じられないのです・・・。講座の中では、気持ちよさが感じられる感性を磨いたり、体作りをしたりしていきます。オイルトリートメントには決まった手順なんてなし!ひとりひとりのお体は一瞬一瞬で変わる一期一会だもの。それをとらえる感覚がとても大切です。だけどこんなに気持ちよくなっちゃうのは、生き物がもっている「いのちといのちのコミュニケーションを快と感じる感覚」があるからなのです。オイルトリートメントは、オイルを素肌に直接塗布する、とても密着感のあるコミュニケーション。この深いリラクゼーションと気持ちよさは日常ではなかなか味わえません。人の肌って本当に気持ちいい。肌と肌とのふれあい、手から伝わる深いコミュニケーションの心地よさを体得してみませんか?もちろん!コース修了後は研修を経てプロデビューも可能です。(実習中心のコースのため、オイルの効能等、アロマセラピーの知識的な講義はありあせん。)【日程】 全10回のコースです9/9・30、10/14・28、11/11・25、12/9、1/13・27、2/10(すべて水曜日) 会場 きらくかん高尾本店 水曜午前10時~13時 定員10名* 集中力を要する講座のため、子連れ受講・保育はありません。【講師】大須賀千枝ほか、きらくかんスタッフ【カリキュラム(予定)】アロママッサージと心地良さ 観察 塗布(肌に触れる) 部位別 肩腕 背部 下肢 フェイシャル プハン(吸い玉) 総合 テスト *各回ともストレッチ等、体の感覚作りを行います。【用意していただくもの】バスタオル(ジャンボサイズ)2枚 フェイスタオル3枚【受講料】50000円(オイル等の材料費が別途5000円かかります)受講料・材料費共、初回にお支払いください。* 開講後のキャンセル返金はできません。ご了承ください。* 欠席の場合も返金はできません。但し、プラス2000円で補習個人レッスン(60分)に振り替えられます。
2009年09月07日
きらくかんスタッフのウエキマユミで~す高尾と国分寺に勤務しています。もうすっかり秋な感じになってきましたね。汗をかきかき、暑い暑いと活動していた時は“まっ、いっか”ですませていたことが、急に気になり出してきました。涼しくなってきて、なんか慌ただしさもなくなり(私の場合、異常に汗がでるので、それを拭く作業で忙しい^-^;)、カラダの感覚も内側に向けるようになってきたからかなぁ。昨日、突然、家の、ある棚が気になりました。その棚の中には一応決められた物を入れていたのですが、段々とグチャグチャになり、開ける度にな~んか不快になりつつ、でも放置状態でここ何ヶ月…。昨日、急に気になり出して、中身を一つ一つ確認しながら、キチンと整理。急に中にいた人々?が生き生きと命を持ち出したようでした。そうしたら、何だか私自身も凄く気持ちよくなってきて、昨日は1日、何事に対しても丁寧な大切なきもちになりました。一つ一つの動作、一つ一つの物、一つ一つの人に対して大切なきもちが生まれてきて、とてもすがすがしい1日に(^-^)“丁寧に”は私におおざっぱなとって永遠のテーマなのですが、全てを!と気張らずに、出きる部分だけ、何かその時に向かいあってることだけにでもいいから気持ちを集めて丁寧にすると、そこから広がっていくんだなぁ~、と感じました。からだ的にも、皮膚のきめが細かくなって、皮膚感覚や感受性が高まる季節です。みなさんにも、是非、涼しくなった秋を大切に過ごしてもらいたいです
2009年09月04日
9月から始まる京都の整体法習得コース。会場の山科アスニーの和室は、広くてとっても気持ちのいい空間です。そこで、講座の始まる前の空き時間を利用して、からだレッスン(整体)をすることにしました。おひとり様満喫の京都店も居心地いいけれど、広~いお部屋でのびのびエクササイズができるからだレッスン。わんぱくな息子を連れたママも、お気軽にどうぞ9・10月の予定(1月まで続きます)9月12日(土)・13日(日)各日ともに10:00~・10:30~の2枠*施術担当は京都店スタッフです。ご予約はきらくかん高尾店まで、メールでどうぞ!
2009年09月03日
スムーズな排泄は、元気な体づくりの基本ですが、その中でも「汗」は、すばらしー!おしっこやウンチなんかでは排泄できない、添加物なんかも排泄できる器官だそうです。また、皮膚は体で一番大きい呼吸器ですから、汗をかくと毛穴も開くので、まるで体中で大きく深呼吸したみたいにスッキリします。 ただ、汗にも質があって水分をいっぱいとって、サウナなどで強制的に出した汗と体を動かしてかいた汗とは質が違うんです。一番いいのは、やっぱり自分の好きなことを思いっきりやってかいた汗。自働運動(おきらく整体生活参照してね☆)の汗も濃~いですよ~!濃ーい、くさーい(?)汗が出ます。すっかり秋らしくなって、暑さも峠を越えてしまったけれど、まだまだ残暑が帰ってきて汗がかける日もあります。ぜひ、そんな日を利用して、積極的に汗をかきましょう。涼しかったおとといと、うってかわって暑かった昨日。私は今年初めて「あせも」ができました。汗が出にくくなってから出てきた汗は、きっと濃い汗だったんでしょう。やった~もうひと汗かいて、心も体もスッキリしたい人はぜひきらくかんの自働運動クラブを利用してねー!一緒に、濃~い、くさ~い汗、かきましょう
2009年09月02日
発熱も、咳も、痛みも体をやっつけたり、体を壊すために起こっているのではなく、体を良くしよう、元気になろうとするために起こっているんだなーと整体をするようになってわかりました。体もさまざまな症状も、本当に健気に、そのいのちが元気になることを願っているんです。かといって、発熱や激痛で苦しんでいる人をみて「必要だからなっているのー」と楽観的に観ていられるかと言えばそうではなくて、何とか早く楽になってほしい!とは、やっぱり思います。ただ、その気持ちが強くなりすぎると、発熱や激痛を敵対視してしまうのですが、そうなると、どうもうまくいかない。と、いうことを実感しています。早く楽になってほしい。でも、症状を敵対視しない。体の味方でいることを忘れないように心掛けています。そして、苦しんでいる当事者の方にもつらいけれど、それに気づいてもらえるように。体も症状も、いつでもあなたのことをいちばん大切にして働いていることを知っていただけるように。体や、いろいろな症状だけでなく、人間関係も含めて、この「敵対視」っていうのをしてしまうとうまく解決できないような気がします。もしかしたら、「敵」という概念は、ただ自分が作っているだけなのかもしれません。
2009年09月01日
骨盤の緊張と咳は深い関係があります。骨盤の緊張が強いと、喘息や咳が出やすいんです。それは、骨盤の緊張を咳がとろうとしているんです。逆に、骨盤の緊張をとってあげると、咳が経過しやすくなります。先日いらしたお客さんに教えてもらった話です。この夏、百日咳にかかってしまって、大変だったそうなのですが、生理の初日だけ、ぱたっと咳がとまったとのこと。これは、生理の初日、骨盤がふわっと開いて、骨盤の緊張が取れていたんだと思います。残念ながら2日以降はまた咳がぶりかしてしまったそうですが、生理のお陰で、辛い咳が小休止できたのはちょっとありがたいことだねー、生理ってすごいねー、と話していました。百日咳の長くて激しい咳はつらかっただろうけど、お体を拝見したら、溜まりがちだった、余剰エネルギーも抜けて、からだの隅々まで、緊張が取れて、台風一過、大掃除されたようなお体でした
2009年08月30日
妊娠前から、それこそ結婚前から体を観てきたAさん。なかなか赤ちゃんがやってこなかったのだけれど、待望の妊娠・出産を経て久しぶりに赤ちゃんを連れてきらくかんに来てくれました。その笑顔が美しくなったこと!!!!もともときれいな顔立ちの彼女だったのだけど、ちょっと冷たいような、怖い感じの印象の笑顔でした。その彼女の笑顔が、ふんわりと、やわらかくお花はふわっと開くような素晴らしい笑顔になっていました。そして骨盤の感じもそれと全く同じでした。骨盤とほほ骨はまるまるセットで動いているんです。骨盤がふんわりとやさしく動くようになると、笑顔もふんわりやさしくなります。妊娠前の彼女のおしりは、きゅっと引き締まった、その笑顔と同じようなちょっと冷たい、厳しい感じのおしりだったのですが、やわらかく、本当においしそうな桃のような、魅力的なおしりに変わっていました。出産って、こんなすてきな変化ももたらしてくれるんですよ。
2009年08月29日
きらくかんにいらっしゃる方は長い間、解消しないトラブルを持っている方も多いのですが、本当に刺激の小さい整体や、簡単なケアであっけないほどあっさりとトラブルが解消されることも多くて、驚かれることもよくあります。もちろん、すべての人ではないですけどね。先日、研修中のスタッフの整体を受けました。ここのところ、なかなかゆっくりできなくて、疲れがたまっていたのと、季節の影響でウィークポイントの呼吸器がちょっと息苦しい感じになっていた私。じーっと体を味わうように手を当ててくれて、刺激のない、静かな整体。その後、なんとなく耳をほぐしてもらいたくなって、目の温シップをしながら耳かくを丁寧に引っ張ってもらったら、まるで肺をお掃除したみたいに、胸にフレッシュな空気がいっぱい入るようになってビックリ!そーかー!耳かあ!気づきを与えてくれたスタッフに感謝!何万回も整体していても、こういうことはよくあります。それにしても、彼女の成長のすばらしさ。いのちに対する真摯な向かい合い方が、手から伝わってきます。彼女の心の成長が、指導者としての立処を確立させてくれたのがわかります。もう現場を任せても大丈夫。指導者になるために一番大切なのは、心育てかも知れません。そしてそれは、自分でしか育てられない。まわりの人には育てられないんです。
2009年08月28日
全874件 (874件中 251-300件目)