OLD PUNK

OLD PUNK

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

the_eater

the_eater

カレンダー

お気に入りブログ

Diane de BELGRAVE 2… New! ねこまんまねこさん

サンクチュアリコー… zzz.santaさん

EF65-1124 配9321レ… musigny0209さん

ポン中(ポンソ中毒… BAR10さん
Terroir Q_さん

コメント新着

gen@ Re:Louis Jadot1995(08/24) こんにちは。PMOのお話、興味深いです。 …
the_eater @ Re[1]:P.Naddef / GC 1er cazetiers 1990(06/21) Q_さん、コメントありがとうございます。 …
Q_ @ Re:P.Naddef / GC 1er cazetiers 1990(06/21) 素晴らしい畑の秀逸な作り手じゃないです…
the_eater @ Re[1]:Dom.Denis Mortet / GC 1er Lavaux 1997(02/01) Char@diaryさん、こんばんはー >あ、今…
Char@diary @ Re:Dom.Denis Mortet / GC 1er Lavaux 1997(02/01) あ、今娘二人連れて鰻食べてきたところで…
2015.01.29
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
ある意味でワイン好きの典型なのかもしれないが、


ギガル、シャプティエ、ジャメ、ルネ・ロスタンあたりのメジャーどころは間違いなく、
熟成すれば綺麗にピノテし(というか、最近は熟成したピノが他の品種に近づいてくるのではないかと感じている)
果実味、ミネラル及び酸が幾重にも折り重なった素晴らしい世界を見せてくれる。


では所謂ニューワールドの一流どころはどうなのか?
シラーを作っている有名どころはかなり多いが、熟成したものについてはほとんど聞かない。
なので自分で検証してみることにした。

a


M. Chapoutier / Hermitage Rouge Monier de la Sizeranne 1996




どちらも状態はよかったが、結論からいうと、Kongsgaardが上を行ったように思う。
Sizeranneの果実味がやや痩せて平坦さがあったのに加え、相当な奥行があり、スパイシーでありながらエレガントさを備えていた。
もちろんSizeranneもピークアウトしていたというのではないが、
ChapoutierといってもSizeranneなので、スケール感に欠けたのは仕方ないかもしれない。


いずれにせよ、ニューワールドとはいえ、ちゃんと作ったシラーはちゃんと熟成することが確認でき、一安心だ。
ちゃんと、かつ、相当に美味しい。
(もっとも、例えばギガル3姉妹のようにローヌの超一流どころには及ばない。
 これはローヌの各超一流処がそれぞれに強烈すぎる個性を持っているせいだと思う。)


ワインを飲んでいると、土地そのものや天候など自然の持つ力の偉大さを常々感じるが、ワイン造りにかける人の執念も決して侮れない。
kistlerやKongsgaard、Marcassinなどがまさにそれで、売り方の問題もあるのだろうが、単なる果実味爆弾だと思われている節があるのは少々残念だ。
国内で流通しているものにはかなり状態の悪いものもあるのも事実だ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2015.01.30 00:03:41
コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: