衝動買いなんてしません

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タイの現状(非常事態宣言)、コロナウイルスの影響で観光客激減の中華街と中心地の様子

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テーマ：タイ(3332)

カテゴリ：旅

タイ　バンコク

3/15段階で 114人のコロナウイルス感染者 が

いると保健省から発表されました。

(3/17　177人に増加)
(3/20　322人に急増)
(3/22　599人に急増)

中国、韓国、イラン、イタリアといった危険感染地域からの

入国者は自宅などでの自己検疫となり、外出禁止です。

タイ観光省の発表では3/1からの10日間で、例年より 70%も

観光客が減って います。

そのため、普段なら中国人をはじめとする観光客で

大変賑わっている「セントラルワールド」ですが、

日曜日の昼下がりでも 人はほぼいません。

中華街に至っては、 車すら通らない 状態に

なっており、異様な光景です。

このような光景は初めてです。

中華街の最寄り駅、MRTのWat Mangkon駅では

乗降者ともにほとんどいません。

いつもなら、大量の人が乗り降りする駅です。

しています。

それでもいつもに比べると3割減といった人の数です。

マスクの着用率ですが、電車や駅に於ける現地ローカル、

アジア人は ほぼ100% です。

ところが、西洋人になると 50%程度に激減 します。

マスクは感染防止にならないと聞きますが、

拡散防止にはそれなりに有効なので、やはり全員が

着装すれば感染拡大防止に効果があると考えます。

バンコク都内では、 マスクが品薄状態 です。

ドラッグストアを何軒がまわれば、数枚のマスクは

手に入ることもあります。

アルコールは店頭では減っていますが、ネット通販では

まだ手に入ります。

トイレットペーパーは問題なく入手できます。

タイ人に話を聞くと、コロナウイルスに怯えている様子は

あまりありません。

敬虔な仏教徒が多いため、マナーとしてマスクをしている、

というようです。

駅のそばにいるホームレスにマスクを手渡している姿も

何度か見かけました。

温かい人が多い国です。

少しでも早くパンデミック状態から脱出し、

毎日を普通に暮らせるようにと切に願います。

▼2020/3/18追記 --------------------------------

本日から 学校や娯楽施設の閉鎖 が行われました。

また、映画館やパブ、マッサージ、イベント会場、

スポーツ施設なども閉鎖されます。

対象はバンコク都及び周辺隣接5県のみで、

首都付近でのクラスターを無くす考えと見えます。

期間は3/31までということですが、タイでは現在、

コロナウイルスの罹患者が増加しており、

東アジア、欧州についで増殖中の状態に入ったと

思われます。（昨日段階で177名の罹患者）

デパートは普通に営業しており、食事もできますが、

いまだに白人はマスクをしていない人が大勢います。

また、日本に於いてもタイからコロナウイルスを

持ち帰ったというケースが発生しました。

アジア随一の観光都市であるバンコクは、欧州からも

大勢が観光にくるため、実はとても恐ろしい地域

なのでは無いかと思われます。

また、実はインド系も大量に来ます。

現地ローカルと話をすると、一番マナーが悪いのは

インド系だと言います。

なお、デパートやマーケットは営業していますが、

あらゆる観光客が集まりますので、行くことは

お勧めできません。

チャトゥチャックウィークエンドマーケットで何人か

罹患者が出た、と現地ローカルの間で噂されています。

仕事仲間が先週フィリピンに帰国後、空港封鎖になり、

出国できなくなりました。

今後、タイも首都封鎖にならないか不安を感じています。

ものすごく帰国したいです。

▼2020/3/19追記 --------------------------------

タイ民間航空公社(運輸局)が日本からの入国者に対して

以下のようなレギュレーションを発表しました。

1)コロナウイルスに罹患していないことを証明する

健康証明書 を出発日の72時間以内に取得すること

2)海外疾病保険を米ドルで10万ドル以上かけていること。

前者に関して、タイ保健省からのフォーマットは提示されて

いますが、日本のどこでこれを書いてくれるのかは不明です。

証明書フォーマット：タイ保健省疾病管理局HP

コロナウイルス災禍のなか、この目的で病院に行くことは

医療崩壊や自身の罹患リスク、両側面から考えて、

あり得ないことと考えます。

自分がタイで所属している企業と話し合った結果、

事実上の渡航拒否通達 だろうと見解が一致しました。

このご時世、仕方の無いことだと思います。

▼2020/3/21追記 --------------------------------

3/20発表で罹患者が322人と 東南アジアで最多数 の

罹患者数となり、歯止めがかかりません。

マレーシアやフィリピンと同様に、タイ政府は 空港の

ロックダウン(厳重封鎖) を検討しているようです。

数名の上院議員からプラユット首相にロックダウンに

関する提案が出されました。

上院は軍政の中核をなしており、ほぼ軍属ですし、

プラユット首相もクーデターの主導者です。

そういう点で意思決定や行動は早く、強硬策を

厭わないため、あっという間に空港封鎖に

なるような気がします。

そうなると、もはや帰国のルートも無くなります。

▼2020/3/21追記2 ------------------------------

先ほどバンコク首都庁から、 全ての商業施設を閉鎖 する。

と発表がありました。

期間は明日 3/22～4/12 です。

これにより、デパートやレストランなども閉鎖されます。

但し、日常品を扱うスーパーマーケットや薬局などは

営業を続けるとのことです。

コンビニなども営業可能なのかは、明日になってみないと

分かりません。

パニック買いなどが起きなければ良いのですが・・・

恐怖を感じるレベルになってきました。

これでも帰国指示が出ない会社や組織に所属していることも

恐怖です。

▼2020/3/23追記 -------------------------------

普通に月曜日が始まりました。

すべての商業施設は閉鎖されていますが、それ以外の

企業活動は止められていませんので、それなりに街には

活気があります。

昼休み時は露店でランチを買ういつもの姿も

多く見られます。

幸いなことに、コンビニやスーパーマーケット、薬局は

営業を継続しています。

(アソークのTERMINAL21などデパート部分は閉鎖して

いますが、地下のスーパーマーケットは営業しています)

3/21の政府通達直後は、ややパニック気味にスーパー

マーケットが混雑し、カレーや即席めん、冷凍食品などが

買い占められているのも見かけました。

現時点では落ち着いてきて、良かったです。

また、スタバやサブウェイなども机と椅子を端っこに

片づけた状態でテイクアウトのみの営業をしています。

▼2020/3/24追記 -------------------------------

3時間ほど前、ついに 「国家非常事態宣言」 を3/26に発動

するとプラユット首相から説明がありました。

これで移動制限や外出制限などが行われることになります。

現状、どこまで制限されるか分かりません。

夜間だけではないか？という憶測も飛び交っています。

ただ、街ゆく人はあまり慌てている様子も無く、

スーパーマーケットやコンビニは普通に営業しており、

大して品切れにはなっていません。

先週より落ち着いていますが、今後どうなるか分かりません。