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カテゴリ: カテゴリ未分類
わたしはフルナ。
ほの明るい緑の光に包まれて、母の歌をきく。
陽光に照らされた空間をころげまわり、夜のとばりが降りるまで遊びつづけた。
もうすぐ父が帰ってくる・・・


ザトウクジラの物語。オスのフルナの視線で語られます。

母のもとで元気に遊び暮らす日々。
狩に行っていた父との初めての対面。
最古老「大いなるクジラ」フラレカナからきいた物語。
そして【孤独な巡航】と呼ばれる旅立ちへと・・・


自分に課せられた使命と、誇り。
アホウドリのアラをはじめとする友達たち。
イルカ、ラッコ、アザラシ、ジュゴン、シャチ、ナガスクジラ・・・
そして人間とのかかわり。


クジラといえば、メルヴィルの『白鯨』です!
そしてここでも当たり前のように引き合いに出されています。
といいつつも、実は読んだことのない私。こんなことなら、お向かいの鈴木さん(小学校教師)に薦められたときにきちんと読んでおけば良かったと後悔。こんなのばかりです。もったいない。
もったいないといえば、もう何年も前ですが、車の中でたまたまつけたラジオで池澤夏樹さんがクジラの話をしていました。ただ、その時営業でお客様のところへいく途中だった為、ほとんど聴く事が出来ませんでした。残念!


全体を通じて、作者のクジラに対する愛情が伝わってきます。
そして人間への怒りも。

私は鯨とほとんど関わったことがありません。

捕鯨をとりまく現状もよく知らないので、随分無責任な物言いになってしまいますが、別に食べなくても大丈夫じゃない?というのが本音。
現状の生息数をどれくら正確に把握出来ているのか?というような問題はあるでしょうが、種を滅ぼす可能性があることを積極的にする必要はないと思う。
長いこと鯨肉に接してきた人々にとっては、当然、別の考え方もあるでしょうが。

以前『夏のロケット』で取上げた川端裕人さんが【捕鯨】についてのノンフィクションを書いているそうなので、いつか読んでみたい。ザトウクジラも生でみたいな。





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最終更新日  2003年06月15日 23時38分27秒
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