-唯一無二-

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2004年07月25日
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テーマ: ココロ(1508)
カテゴリ: カテゴリ未分類

もう、一年も経つ。

母は

「頑張ったね」

と、愛しそうに俺を見つめ、
父は

「お前の道は間違ってない。そう、父さんは思う」

と、優しい笑顔を見せる。

どうしてだろう。
自分を愛し始めたあの日から
見えなかったものばかりがその姿を世界に焼き付ける。
どうしてだろう。
恨みさえしたあの頃には全然
影も形も見えなかったというのに今更色鮮やかに世界を
その全てを見せ付け始める。

見たくないくせに、温かさに惹かれる。


病気の自分が疎ましく思える
病気の自分が愛しく思えて。

大人に成るという事は
大事なものをいくつも忘れて
新しく目に付いた大事なものを心から
守って、守り続けていくことなのだろう。


前の学校を辞めて転校したあの日。
俺は青い空に不敵な笑みを見せ付けた。





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Last updated  2004年07月25日 16時53分09秒
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