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鑑賞日:2024年12月29日(日)15:00開演入場料:15,000円(S席ペア:1階16列)【主催】神奈川県民ホール[(財)神奈川芸術文化財団]神奈川県民ホール 年末年越しスペシャル『ファンタスティック・ガラコンサート2024』Fantastic Gala Concert 2024会場:神奈川県民ホール 大ホール出演者:指揮・司会:三ツ橋 敬子ソプラノ(トゥーランドット):鈴木 麻里子ソプラノ(リュー):種谷 典子テノール(カラフ):工藤 和真バス(ティムール):ジョン ハオバレエ:上野 水香(東京バレエ団ゲスト・プリンシパル)バレエ:厚地 康雄バレエ:ブラウリオ・アルバレスヴァイオリン:石田 泰尚ピアノ:中島 剛管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター:東 亮汰演出(トゥーランドット):舘 亜里沙プログラム<第1部>・プロコフィエフ:組曲《ロミオとジュリエット》より モンタギュー家とキャビレット家 ロミオとジュリエット ・ピアソラ:ブエノスアイレスの夏・ジョン・ウィリアムズ:映画《シンドラーのリスト》より テーマ・ボック(ジョン・ウィリアムズ編):ミュージカル《屋根の上のヴァイオリン弾き》より オープニングテーマ <第2部>・プッチーニ:オペラ《トゥーランドット》ハイライト・チャイコフスキー:バレエ《眠れる森の美女》より グラン・パ・ド・ドゥ、ワルツ<アンコール>オッフェンバック:《天国と地獄》から「地獄のギャロップ」(カンカン)感想: 年末恒例の「ファンタスティック・ガラコンサート」が觀られるのも今年が最後になる可能性もあり、本格的な冬の寒さの中、山の神と山下公園沿いの神奈川県民ホールへ向かった。 舞台はオケの椅子の前に張り出しが出され、バレエ用のシートが貼られている。 時間となりオケが登場、チューニングの後、指揮者登場し1曲目演奏。指揮者自らMCで曲紹介のあと2曲目演奏。 ここで指揮者、オケ退場。ピアノが出され、ヴァイオリン石田オレ様、ピアノ中島剛の演奏で上野水香、厚地康雄のダンスを披露。緊張感ある演奏とキレのあるダンスを満喫。 ここで指揮者MCから4人へのインタビュー。 この後ヴァイオリンとピアノで2曲演奏され第1部終了。 第2部はオケ、指揮者に加え、声楽家4人が衣装を着て張り出し舞台に登場し、「トゥーランドット」からハイライト演奏。 舞台両サイドには字幕表示が置かれ、訳詞に加え各場面の説明が入り解りやすくなっている。 途中、舞台上に小さな山台と椅子程度の小物が出された程度で歌唱に加え、演技と照明で表現、コンパクトに約40分にまとめられ楽しめた。 指揮者MCによるインタビューの後、上野水香、ブラウリオ・アルバレスが登場しバレエ「眠れる森の美女」のグラン・パ・ド・ドゥとワルツの踊りが披露され、指揮者MCとインタビューの後、出演者全員が舞台に登場しアンコールが演奏され3時間弱で終演。 なお石田オレ様はオケのヴァイオリン席に加わり演奏し、出演者のカーテンコールに加わらなかったのは、オレ様らしい。 素晴らしい出演者により、独奏、バレエ、オペラも入ったクラシック音楽の良いとこ取りで、年末の一時を十分に楽しむことが出来た。 来年3月末閉館が決まっているが、いつの日かホールが復活し、再びガラ・コンサートを鑑賞出来ることを願うばかり。End
2024.12.29
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鑑賞日:2024年12月15日(日)14:00開演入場料:9,000円(C席:3階3RA1列)【主催】川崎市、ミューザ川崎シンフォニーホール東京交響楽団公演R.シュトラウスシリーズ歌劇「ばらの騎士」(演奏会形式)R.シュトラウス作曲 全3幕(ドイツ語上演/日本語字幕付)会場:ミューザ川崎シンフォニーホール出演:元帥夫人 :ミア・パーションオクタヴィアン:カトリオーナ・モリソンゾフィー :エルザ・ブノワオックス男爵 :アルベルト・ペーゼンドルファーファーニナル :マルクス・アイヒェマリアンネ/帽子屋:渡邊仁美ヴァルツァッキ:澤武紀行アンニーナ :中島郁子警部/公証人 :河野鉄平元帥夫人家執事/料理屋の主人:髙梨英次郎テノール歌手 :村上公太動物売り/ファーニナル家執事:下村将太指揮:ジョナサン・ノット(東京交響楽団 音楽監督)演出監修:サー・トーマス・アレン合唱:二期会合唱団管弦楽:東京交響楽団コンサートマスター:グレブ・ニキティン感想: 好みの「ばらの騎士」の演奏会形式の公演がミューザ川崎であるとのことで、少し暖かい日差しの下、川崎まで出掛けた。 東響交響楽団音楽監督のジョナサン・ノットの指揮で主要役の歌手は海外から招いたこともあり、チケットは完売で空席はほとんど無し。 舞台上には、指揮台の前に3m幅のスペースが取られ、下手側に長椅子のソファー、上手側に小さな丸テーブルと2脚の椅子が置かれ、歌手たちはそこで歌い、演技もつけられ、場面毎に衣装も変えられている。 指揮者の前で歌うことになるため、舞台下に指揮者が映るモニターも3台置かれている。 時間となりオーケストラメンバー登場し、チューニングが行われ、指揮者登場で直ぐ序奏が始まる。弦は7プルト。ホルンの音色が良く、ふくよかな音楽に包まれるのは舞台上にオケがのる演奏会形式の良い所。 第1幕ラストのコンマスの消え入る様なソロ演奏も直接見えるため、よく解る。 第3幕の居酒屋の場面でのバンダ演奏は天井のPAからの音の様で、音が薄っぺらく、舞台上のオケの音との落差大きく違和感あり。この当たりが、オペラ劇場ではないコンサートホールの制約なのでしょう。 歌手では、オックス男爵役のアルベルト・ペーゼンドルファーが素晴らしく、歌声の中にオックス男爵の傲慢さや嫌らしさが聞こえる。お得意の役らしく、目線含めた演技も役そのもので上手い。 女声3人の中では、オクタヴィアン役のカトリオーナ・モリソンが存在感のある歌声で、小間使いマリアンデルとの使い分けも上手い。 ゾフィー役エルザ・ブノワは高音がよく響き、元帥夫人役ミア・パーションはリリックなビブラートの多い美しい歌声。 第3幕の有名な3重唱は、個々の歌声が目立ち上手くはまっていない印象。これは、座っている位置(舞台上手の斜め後ろ)の問題もあるが、このホール音響の影響も大きいと思われる。 合唱は、第1幕男爵の家来役で舞台上に登場、第2幕ばらの騎士登場では空席の2P席で男声12人、第3幕の居酒屋での子供やお客役で出て来たりと、出番多く移動も大変だが、オペラ全体を盛り上げていた。ただ本オペラ公演を観たことの無い観客には分かりづらいのは致し方ないか。 「ばらの騎士」の音楽を楽しめた公演だったが、演奏会形式なのに一番安いC席でも9,000円と高額。円安で来日歌手を揃えるのも大変とは思うが、安価な席も設けてほしい所。End
2024.12.15
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鑑賞日:2024年12月8日(日)14:00開演入場料:3,000円(C席:2階1列)【主催】(財)藤沢市みらい創造財団第25回藤沢市民オペラ歌劇『魔笛』モーツァルト作曲全2幕(ドイツ語上演・日本語字幕付)会場:藤沢市民会館 大ホールスタッフ指 揮 :園田隆一郎演 出 :伊香修吾美 術 :伊藤雅子照 明 :齋藤茂男衣 裳 :増田恵美音 響 :寺部和貴舞台監督:伊藤 潤副指揮 :柴田慎平・松川智哉コレペティトゥア:藤原藍子・星和代演出助手:手塚優子管弦楽 :藤沢市民交響楽団〈コンサートマスター:平澤 仁〉合 唱 :藤沢市合唱連盟合唱指揮:浅野深雪、児童合唱指導:藤原規生出演ザラストロ :デニス・ビシュニャタミーノ :渡辺 康弁者・第一の僧侶・第二の武士:湯浅貴斗第二の僧侶・第一の武士:加護翔大夜の女王 :梅津 碧パミーナ :盛田麻央第一の侍女 :山田知加第二の侍女 :林 眞暎第三の侍女 :山川真奈パパゲーナ :内山歌寿美パパゲーノ :大西宇宙モノスタトス:伊藤達人第一の童子 :本間柚李 ※第二の童子 :金子和花奈※第三の童子 :中澤晴子 ※ ※藤沢市合唱連盟に所属している児童合唱団の子どもたち感想 藤沢市民オペラ「魔笛」が上演されるとのことで、ようやく気温が下がってきた冬晴れの下、1年振りに藤沢の市民会館へ向かった。ホール入り口には「完売御礼」の表示有り。 今年は本格オペラ公演になっており、4日に渡り行われ、本日は2日目の公演。オケ、合唱は藤沢市民主体だが、歌手はオーディションで各配役2名ずつが選ばれている。 時間となり客席暗転。指揮者登場まで少し間があり、5分押しで序曲が始まる。すぐに幕が上がり、舞台奥が階段状になっており、その最上部中央に大木の切り株がある。そこに3人の子供たちが飛んだり跳ねたりし走り回る。しばらくすると壁が降りて来て大きな部屋の一室に変わり、下手側の窓の前に大きなベッドが置かれている。上手側の扉から子供たちが入って来て、ベッドへ。そこで大きな本を読み始める。序曲に続いて1幕が始まり、窓を開けてタミーノが登場し、さらに開いた窓から大蛇の頭部が出て来る。今度は正面の扉から3人の侍女が登場し大蛇を退治。そして上手の扉を開けてパパゲーノが登場。 童子の場面では、舞台上部から童子の衣装が降りてきて、ベッドに寝ていた子供たちが着替え歌い始める。 ザラストロの神殿の場面では部屋の壁が上に上がり、階段状の上の切り株は大木に変わっている中で、民衆たちの合唱が始まる。 場面転換が瞬時に変わって、音楽が途切れない演出。また最初から子供たちの読んでいる本の中のお話の設定と解る仕掛けになっており楽しめる。衣装も百年前位の欧米の設定で全て準備されており、市民オペラと言えどもお金が掛かっている。 歌手はオーディションで選ばれたこともあり、皆さん役にあった歌声。 その中でも、パミーナ役の盛田麻央、パパゲーノ役の大西宇宙が良かった。 夜の女王の梅津碧も2幕アリアの超高音コロラトゥーラはバッチリ、1幕アリアは短く、カットされてた? セリフは、全てドイツ語で上演(追加役の3人の奴隷だけがなぜか日本語セリフ)。今回、18歳以下で保護者同伴なら無料の招待があったこともあり、客席には小中高生も多く日本語での公演の方が良かったのでは。 字幕の訳は、かなり男尊女卑、人種差別の前時代的表現で、そのままでは喋りずらい言葉が多いのも確か。また藤沢市民オペラでは「魔笛」を過去に上演しており違いを出したかったとは思うが。 オケはコンマスが東フィル元コンマスの平澤仁でもあり弦楽器は良かったが、管楽器は一部不安定。特にホルンは外れること多く気になった。 合唱は湘南市民コールのメンバーが多く問題なし。 一番気になったのは客席の携帯電話の着信音で、セリフ場面で3回以上聞こえて来て、演出かと思ってしまったのは残念。 指揮者の園田隆一郎の藤沢市民オペラ芸術監督任期が2030年度まで継続が決まり、来年以降も楽しみに。End
2024.12.08
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