脳筋の脳筋による脳筋の為のブログ

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2022/01/04
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カテゴリ: 映画鑑賞



映画『隻眼の虎』(原題:韓 대호、英 The Tiger)

2016年10月1日(土)日本公開。
日韓の俳優が共演、朝鮮最後の虎との戦いを活写した歴史活劇。
「新しき世界」の鬼才パク・フンジョン監督が朝鮮最後の虎と人間の死闘を描く歴史スペクタクル・アクション。
自然への畏敬を胸に抱く伝説の猟師を「オールド・ボーイ」のチェ・ミンシク、日本軍高官を「シン・ゴジラ」の大杉漣が演じる。

殺戮だけが本能か。
チェ・ミンシク×大杉漣、日韓の名優が奇跡の共演!



【STORY】
西暦1925年。朝鮮最後の猟師と謳われながらも、ある事件をきっかけに銃を捨てた"伝説の男"チョン・マンドク(チェ・ミンシク)は、険しい智異(チリ)山の奥深く、息子と2人でひっそりと暮らしていた。
一方、軍主導のもと<害獣駆除>に熱を上げる地元の猟師たちは、智異山の"山の神"とも"朝鮮虎の王様"とも畏れられる隻眼の大虎を仕留めようと躍起になっていた。
しかし"神"と呼ばれるに相応しい知性と強靭な肉体を前に次々と命を落とす人間たち。
山が雪に閉ざされ、狩りが難しくなる本格的な冬を前に、なんとか"山の神"を仕留めたい軍と猟師団は、大量の人員と弾薬を投入し、いまだかつてない大規模な捕獲作戦を決行することに。





ちなみに本作を知ったのは、漫画「人馬」の作者である墨佳遼先生がSNSで紹介していたのがきっかけで、PV映像を見て興味を持ち速攻DVDを購入しようとしたところ、まさかの在庫切れで再販も期待できそうにないので中古のDVDを購入しました。

本作は日本統治時代の朝鮮を舞台としており、劇中に登場する日本軍の軍服や旗など必然的に旭日旗が繰り返し登場します。当時から旭日旗問題で揺れる韓国で取り扱うには難しいテーマなので製作は難航したのではないかと想定されますが、現在の日韓関係から考えるにDVDの再販は難しいのかもしれません。

韓国映画は韓国を取り巻く社会情勢を風刺している作品が多く、本作でも日本に対して何事かを社会風刺している可能性は否定できませんが、韓国作品には時折大人の厨二心をくすぐる良作が潜んでいるので今作も期待してました。

本作の主役は間違いなく最強の生物として描かれた隻眼の虎で、軍隊の大人数を相手に怯むことなく、たった1頭で全てを蹴散らすほどの強靭な強さを誇る個体として魅力的に描かれています。一方、人間側の主役は過去に起こった悲劇により猟師を引退した伝説の男で、その1頭と1人が生活する姿を交互に淡々と描きながら物語は進行していきます。

物語が進むにつれて、その1頭と1人の過去の因縁が少しずつ見えてきて、結果的にその1頭と1人が同じ境遇になった時、過去の因縁を持つ者同士が最後の決着をつけるため決戦の地へと向かう場面が胸が熱くなるポイントですかね。

映像は隻眼の虎の強さを強調するためか、人間と虎との戦いは熾烈を極め、あちこちで血飛沫が舞い、鋭い爪に引っ搔かれて肉が弾け、牙で噛み砕かれて骨が砕ける阿鼻叫喚の地獄絵図が展開されるため、グロ耐性がないと厳しいかもしれません。

細かい突っ込みどころはなくもないですが、とにかく虎の躍動感のある動きが格好よく、胸が熱くなる父と子の愛情、そして動物愛、人間の都合で自然が破壊される様など、社会が抱える問題を考えさせてくれる素晴らしい作品でした。












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Last updated  2022/01/04 05:59:37 PM
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