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2026/01/06
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カテゴリ: 映画鑑賞


映画『夏目アラタの結婚』

2024年9月6日(金)公開。

このプロポーズが、
日本中を巻き込む大事件に――

国内外から高く評価されているベストセラーコミックスが映画化!​
初めてプロポーズした相手は連続殺人事件の死刑囚だった...

死刑囚に結婚を申し込む元ヤンキーに柳楽優弥
           ×
日本で最も有名な死刑囚に黒島結菜

『SPEC』シリーズ、『十二人の死にたい子どもたち』の堤幸彦が送る
未体験の獄中サスペンス

【STORY】
元ヤンで児童相談員の夏目アラタ(柳楽優弥)が切り出した、

その目的は、“品川ピエロ”の異名をもつ死刑囚、
真珠(黒島結菜)に好かれ、消えた遺体を探し出すことだった。

毎日1日20分の駆け引きに翻弄されるアラタは、やがて真珠のある言葉に耳を疑う―――
「ボク、誰も殺してないんだ。」
プロポースからはじまった、予想を超える展開。
日本中を震撼させる2人の結婚は、
生死を揺るがす<真相ゲーム>の序章にすぎなかった・・・。



2026年1月3日(土)深夜、以前から気になっていた映画『夏目アラタの結婚』をPrime Videoにて鑑賞しました。
映画館で上映されていた当時に気になっていた作品なのですが、相方が興味を示さなかったので観れてなかったんですよね。

前日の真夜中に、X(旧Twitter)にて漫画の広告を見かけたのをきっかけに興味が再燃し、勢いでkindle版の全12巻を購入して5巻まで読み進めたところで映画版が気になってしまい、その夜には映画版を鑑賞しようと思い至った次第・・・。

本作の概要としては、死刑を求刑された殺人鬼と、児童相談所に勤務する公務員が、お互いの思惑により獄中結婚することになり、その結婚をきっかけに殺人事件の意外な真実が明るみになっていく猟奇犯罪ミステリー。

緻密な心理戦と多くの伏線が特徴的な作品で、物語のあちこちに感じる違和感や、随所に散りばめられた伏線、それらミスリードを誘う謎の真相が、終盤が近づくにつれて徐々に明らかになっていく過程が興味深い作品です。

この奇想天外な物語の構想は、主演2人のパフォーマンスの高い演技力により物語への没入感が高められ、事件の真相と2人の獄中結婚に対する決着が描かれる終盤の展開からは、猟奇殺人を描いた作品とは思えない純愛物語として爽やかな感動が残りました。

いじめや育児放棄などのつらい題材を描きながらも、エンタメ作品として仕上がっているのは、独特の世界観や表現方法、テンポの良いカット割りなど、堤幸彦監督が持つ俳優の良い演技を引き出す演出術によるものだと思います。

本作が魅力体に感じられたのが、漫画原作の映画にありがちな"なりきり感"や"コスプレ感"が一切なく、上映時間120分で無駄なく話がまとまっており、エンドロールが終わった後に、また最初から観たいと思わせる優秀な作品でした。

なお、映画を観た後に原作漫画の続きを読んだのですが、伏線が全て回収されて感動的な結末を迎える原作とは違い、映画ではまた違う形で真相が明かされる結末で、どちらも甲乙つけ難い秀逸な終わり方でした。

本作は、世間に潜む人間の闇や社会問題を描きながらも、単なる猟奇犯罪ミステリーではなく、エンターテインメント作品としての完成度も高く、鑑賞後に考察する要素も多いので、どんでん返しがある小気味よいミステリーが好きな方にお勧めの作品です。











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Last updated  2026/01/06 05:35:55 PM
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