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2024.05.13
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いよいよ「日本五大桜の石戸蒲ザクラ」へ。

4月15日(月) 8:45
駐車場から進み道路の角に石碑。


石碑には「成田山不動明王」と。


東光寺&石戸蒲 (いしとかば) ザクラ
所在地:埼玉県北本市 石戸宿3丁目119 東光寺境内
石戸蒲ザクラはカバザクラの古木で、東光寺の境内にて生育している。 1922年10月12日、国の
天然記念物に指定された。また日本五大桜の1本に数えられている。2000年5月5日には、埼玉
新聞社の「21世紀に残したい・埼玉ふるさと自慢100選」に選出された。
聳えているのはソメイヨシノで予想どうり満開を過ぎていた。



東光寺前広場


カバザクラの原木は埼玉県北本市石戸宿・東光寺境内にあり、エドヒガンとヤマザクラの雑種
と推定されている。鎌倉幕府を開いた源頼朝の弟、蒲冠者 源範頼がこの地に来たときについて
きた杖が根づいたのがこの桜で、蒲冠者の名に因んでこの名が付いたともいわれていると。
階段の右横には社もあったが。


階段下右側には、東光寺の地蔵尊・庚申塔等が並んでいた。


東光寺の周りにはソメイヨシノも聳える。


ソメイヨシノも木によっては咲き終わり葉ザクラに。


保護樹木指定標識
保護樹木名 ソメイヨシノ
指定番号  第59号
指定年月日 平成7年2月1日



階段を上ると右側に前ダレをした地蔵。
石柱には「石壇再建之碑」と。


左側にも前ダレをした地蔵と墓石。


字が刻まれていたが判読できなかった。


境内の中央に東光寺本堂。



本堂の扁額「東光寺」。


階段を上がると右側に立っていた説明板。
東光寺の文化財
東光寺は川越市東明寺(時宗)の末寺で、西亀山無量院東向寺とも号し、伝説によると蒲冠者 源
範頼の開基といわれている。
境内には、国指定天然記念物「石戸蒲ザクラ」をはじめ、県指定考古資料「板石塔婆」や、市
指定彫刻「銅造阿弥陀如来坐像」など多数の文化財が所在している。また、寺域及び周辺地域
は鎌倉時代の館跡であることが知られている。

国指定天然記念物  石戸蒲ザクラ  大正11年10月12日 指定
「石戸蒲ザクラ」は、福島県三春の滝桜・山梨県山高の神代桜・静岡県狩宿の下馬桜・岐阜県根
尾谷の薄墨桜と共に、日本五大桜に数えられる名木である。
「蒲ザクラ」の名称は、鎌倉幕府を開いた源頼朝の弟蒲冠者源範頼の伝説による。一説には、範
頼が石戸に来た時についてきた杖が根づいたのがこの桜で、蒲冠者の名にちなんで「蒲ザクラ」
と名付けられたという。
天然記念物に指定された当時は四本の大きな幹に分かれ、根元の周囲は十一メートルもあった
と記録されている。現在開花する幹は老木の株分けで、いわば二代目「蒲ザクラ」である。
品種はエドヒガンザクラとヤマザクラの交配種とされ、四月上旬に開花する。

県指定考古資料  板石塔婆      昭和40年3月16日 指定
市指定歴史資料  東光寺板石塔婆群  昭和53年3月15日 指定
板石塔婆は、板碑・青石塔婆とも呼ばれ、鎌倉時代から室町時代末期にかけて多数つくられた
供養塔である。東光寺には二十二基の板石塔婆があり、かつては蒲ザクラの周囲に立てられて
いた。県指定の「板石塔婆」は、貞永二年(1233)の銘をもち、全国第四位の古さである。
表面上部に梵字で阿弥陀三尊(阿弥陀・観音・勢至)を配し、その下部に「光明遍照 十方世
界 念佛衆生 摂取不捨」の偈(仏の功徳をたたえる詩)が刻まれ、周囲には円と半円の装飾
が刻まれている。国の認定重要美術品である。
この他にも寛元四年(1246)銘や建長三年(1251)銘等の比較的古いものが多く、当市の歴史を
知る資料として貴重である。
これらは一括して「東光寺板石塔婆群」として指定し、現在は市教育委員会で管理・公開して
いる。
  平成五年三月    埼玉県教育委員会
            北本市教育委員会


左:滝沢馬琴著「玄同放言」に渡辺華山が描いた蒲ザクラ。
右:天然記念物に指定された当時の蒲ザクラ


左:東光寺板石塔婆群(現在は収蔵庫にて保管)
右:貞永の板石塔婆


既に葉ザクラになっている「石戸蒲ザクラの原木」。


石戸蒲ザクラの樹高は高木で樹形は傘状。一重咲きの中輪の花を咲かせ花弁の色は白色。東京
の花期は4月上旬でソメイヨシノより数日遅く咲くとのことであるが既に咲き終わっていた。


石柱には、
正面に「天然記念物石戸蒲櫻」
側面に「史蹟名勝天然記念物保存法ニ依〇 大正十一年十月内務大臣指定」と。
樹齢800年と言われている。和名を「カバザクラ」という世界でただ1本の品種。


蒲ザクラの根元にある五輪塔は源範頼の墓と伝えられていると。


既に葉ザクラの石戸蒲ザクラを見上げる。
訪れるのが1週間遅かったか。


東光寺本堂と左奥に収蔵庫。


収蔵庫前の木柱には、
「市指定歴史資料  東光寺板石塔婆群 平成四年三月 北本市教育委員会建之」と。


東光寺本堂と石戸蒲ザクラ。


境内に建つ二基の石碑。


右側の石碑「高松宮同妃両殿下御成記念碑」。


左側には、
「東光寺新築記念碑 昭和四十三年十月竣功」と。


見上げるとソメイヨシノの花も後わずかに。


境内から見下ろす。普段はここまで車で来れるようだ。


東光寺の東側下に2軒の覆い屋。


手前には六地蔵がおさめられていた。


小さい覆い屋には「庚申塔」であろうか。
説明板がなく詳細は不詳。


東光寺の南側にある「堀の内集会所」。
堀の内集会所にはトイレ施設があり、蒲ザクラが満開時には来場者の利用に。
そのためのバリアフリーの仮設通路であろうか。


仮設通路の横には遅い出番の八重桜が満開に。


ズームアップ。


こちらの樹にはネームプレート。


ネームプレートには「石戸蒲ザクラ 後継樹  平成14年度植樹」と。


植樹してから22年経った平成14年度(2002)植樹の ”石戸蒲ザクラ後継樹” 。


八重桜と葉ザクラの石戸蒲ザクラ後継樹。


堀の内集会所でトイレを借用。


こちらのソメイヨシノは散り始め。
カバザクラはソメイヨシノより数日遅く咲くとのことであるが既に咲き終わっていた。


ソメイヨシノも木によっては花が残っている。


駐車場へ戻る。
元々は世界に1本しか存在しないサクラであったが、北本市のまちおこしによりその子孫が市内
に植樹されている。 ここ駐車場にも 石戸蒲ザクラの後継樹が植えられている。


9:05
駐車場から東光寺のソメイヨシノを望む。
ガマザクラは一週間ほど遅かった。地元の方の話では「ソメイヨシノに比べ綺麗でない」と。



                                     ー 続く ー





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最終更新日  2024.05.13 03:00:10
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