おじん0523のヒロ散歩

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2020.11.17
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カテゴリ: 国内旅行
函館の旅二日目は、松前半島を時計回りにドライブ予定。
このルートは、4年前の平成28年(2016)10月28日(金)に走っている。

地図は昭和44年(1969)3月 文部省検定済地図。
この地図には既に廃線となっている松前線、江差線が記載されている、赤色の線は私が今まで
に乗車した路線、また走った道路です。
ちなみに、松前線は、木古内駅で江差線から分岐し松前駅まで結んでいたが、昭和63年(1988)
2月1日に全線廃線。江差線は、平成26年(2014)5月11日に廃線となった


10月19日(月) 6:01
新函館北斗駅に隣接するホテルから北西方向を望む





新函館北斗駅南口の朝もや


幻想的である


6:06
東の空は日の出前
前方には駐車している無料駐車場があり、手前は観光バス用エリア


東の山に日が登る
高架橋は、北海道新幹線、函館本線の函館方面


函館山の朝焼け


6:12
日の出


6:15

北斗市には3種類のデザインマンホールが取り付けられています


市内当別にある「トラピスト修道院」と、「北海道新幹線」をデザインしたマンホールです。
新幹線の車両が決まる前のデザインであるため、鼻が短めになっています

北斗市無形民俗文化財の「上磯奴」と、「黒松」、「波」をデザインしたマンホールです。
旧上磯町のデザインマンホール蓋となります


6:27
カーナビを松前城にセット、到着予定は8:16、残り93.9kmと。外気温は、6℃


6:40
道道96号(上磯峠下線)を南下して、国道228号の上磯新橋交差点を右折。
正面に函館山を望む


国道228号(日本海追分ソーランライン)を西へ向かう


6:50
国道を走っていると、海の中に腰下まで水につかって多くの釣り人が


シャケを釣っているのであろうか?


6:53
見晴らしがよいのでパーキングがあり停車


パーキングから国道228号(日本海追分ソーランライン)を振り返る
道路標識に函館まで16km


函館山も


パーキングで水着を着替えている人がおられ、先程の釣り人は何を釣っているのか尋ねると、
「禁漁区の外でシャケを釣っている」「禁漁区は海の中にポールが立っている」と。
この先の交差点を右折し、茂辺地(もへじ)鮭卵ふ化場跡へ行くことに


7:00
茂辺地(もへじ)鮭卵ふ化場跡


明治11年(1878)に茂辺地川の鮭から採卵したものを七重勧業試験場で試験的に実施され、翌年
稚魚がふ化しました。その翌年には北海道初の民間(酒井宮次郎等)による鮭卵ふ化社が設立され
ました。当初は北海道開拓使の煉瓦石製造所跡の払い下げを受けふ化場として使用しました。
明治20年以降は100万粒台の採卵になり、発眼卵は東北地方や利根川流域・島根・広島県にまで
広がりました。昭和22年(1947)から本格的にふ化事業に取り組み、24年には建物は水源地下に
人工ふ化場を開き、昭和50年頃にふ化施設建物と稚魚の養魚池を完成しました。
水産庁の助成を受け、捕獲・採卵・ふ化の一切を漁業共同組合に委託、実施さていました。
現在は、北海道より直接業務委託を受けた社団法人渡島さけ・ます増殖事業協会が捕獲・採卵か
らふ化・放流までの事業を実施しています。    平成21年12月  北斗市教育委員会


茂辺地川を渡り未舗装の道路脇にあった


7:03
茂辺地鮭卵ふ化場跡から、山道を上り「矢不来天満宮 海抜 32m」


矢不来天満宮
所在地:北海道北斗市矢不来138
石鳥居の手前に、2つの石碑「史跡 茂別館跡」「矢不来天満宮」


史跡 茂別館跡
参道には多数の桜の木がありその時期にはきれいだと


国指定史跡 茂別館跡(もべつだてあと)
茂別館は、嘉吉3年(1443)津軽十三湊城主・安東太郎盛季が館を造ったのに始まるといわれ、南
の大館と北の小館から成っている。大館は、西は茂辺地川岸に面し、南と北は自然の沢で切られ、
東は空濠を巡らしている。また、小館は、西は茂辺地川左岸の崖地で、他の三方は、自然の沢を
利用し、更に土塁を設けている。
北海道の室町時代の和人の館跡のうち志苔館跡・大館跡上之国勝山館及び上之国花沢館の四件は
既に指定されているが今回これに茂別館を加え、蝦夷島中世史の解明に資そうとするものである


志苔館跡、上之国勝山館は、続日本100名城に認定されており今回の旅で訪れる予定。

鳥居を潜り参道の左側に「鮭之碑」


人がいなく熊が出るのではと思いながら神社へ向かう。
函館戦争にゆかりのある地のひとつであると


矢不来天満宮
鳥居の前には狛犬、境内にはたくさんの桜の木


7:14
矢不来天満宮から下ると「北斗星の眠る里 茂辺地北斗星広場」の看板


茂辺地北斗星広場
所在地:北海道北斗市茂辺地3丁目3-14
この広場は、旧茂辺地中学校グランド跡地を茂辺地地区創生会議が「茂辺地北斗星広場」として
レストランや公園を整備し、この地域を訪れる方々と地域が交流を深める広場を目指しています。
広場や周辺では、地域の魅力と寝台特急北斗星がコラボし、皆さんをお迎えしています。
        贈 上磯ライオンズクラブ


行き先表示「特急 北斗星 札幌」
昔、上野から洞爺湖まで乗車したことがある寝台列車「北斗星」


塗装の剥げや錆が目立つ


いつもは内部を公開しているのだが。
ネットによると内部の保存状態は良いとのことだが、外面は廃墟化している、早期対策を!


北斗星車両内部公開について
例年、内部公開をしておりますが、新型コロナウイルス感染症の拡大防止と、御来場者や地域
住民の皆様の安全保護の観点から、今年度は実施しないことといたしました。
ご来場いただきましたのに、大変申し訳ございません。
ご理解のほど、よろしくお願い致します。
  2020年7月23日   北斗の星に願いをプロジェクト  澤田


北斗星のヘッドマークがなかったのが残念だが、廃墟化する前に塗装を!


北斗星のマーク


7:24
茂辺地北斗星広場近くにある「鮭のそ上観察ポイント」


排水機場


7:28
河川敷に車を止めシャケの遡上を見る。
茂辺地川の下流方向には、国道228号に架かる野辺地大橋


野辺地川のシャケの遡上を見る。
北海道知床ではヒグマがシャケを捕えていたのを見た


シャケはオス同士が争うと


産卵後のシャケは海へと


数匹が泳ぐ


河川敷に転がっていたシャケ、誰がこのような食べ方をしたのか、頭部がない
熊ははらわたから食べるのだが?


かみいそ おすいマンホール蓋


市内茂辺地にある「葛登支岬灯台」と「鮭」をデザインしたマンホール蓋です。
茂辺地川ではシャケの遡上が見られます


なお、上磯町・大野町は2006年に合併し「北斗市」の市制を施行している。
従って、「かみいそ」の地名は旧町名です。

                                     - 続く -






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最終更新日  2020.11.17 08:34:29
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