おじん0523のヒロ散歩

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2023.10.06
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カテゴリ: 国内旅行


三日目のこの日は礼文島の南地区をトレッキング。
この日も曇り空であった。
この日のコースは、
香深から、れぶんアツモリロードを南下して知床バス停まで移動。
桃岩展望台コースをトレッキング。


三日目:6月22日(金) 8:20
香深港フェリーターミナル前からバスに乗車。左側は礼文おみやげセンター。
バスは、島の西側にある元地行のバス。我々は知床行き 8:30発のバスに乗車して南下。



知床バス停
香深から、れぶんアツモリロードを南下して知床バス停。
ここから坂を上り桃岩展望台コースへ。

桃岩展望台コース  桃岩展望台 ~ 元地灯台 ~ 知床
香深から林間コースを歩くと60分で桃岩展望台へ。展望台から元地灯台までの
2.5kmは、高山植物の群生や利尻富士の眺望も楽しめる。
桃岩展望台コースの霧の中を上って来た。


雨に濡れた ” センダイハギ (千代萩)  ”。
寒冷地域の海岸に群生する。野村半島や礼文島など北海道には群生地が多い。
根茎は太く、茎は直立して分枝する。葉は互生し、3出複葉。小葉は長さ3.5~8㎝の
卵形~倒卵形。葉表には白毛があり、葉裏は無毛である。


ミヤマキンポウゲ、レブンキンバイソウ、エゾノシシウド (蝦夷の猪独活)。


レブンキンバイソウ (礼文金梅草)

花弁状に見えるのは実は萼で、花弁はおしべのように見えます。
お隣の島『利尻島』では同じ仲間で、やはり日本では利尻島にのみ自生し、めしべの先が赤く
なるボタンキンバイが自生します。


レブンキンバイソウをズームアップ。


チシマゲンゲ (島紫雲英)
右側のチシマゲンゲはカラフトゲンゲと同一の花とする場合もあり、レブンソウと同じ時期に

礼文島の花には千島、樺太などの名前がついている植物がたくさんある。

スズラン
スズラン亜科スズラン属に属する多年草の一種。狭義にはその中の一変種Convallaria majalis
var. keiskeiを指す。君影草、谷間の姫百合の別名もある。
高原などに群落を作って生育している。


桃山展望台への途中にあったお花畑。
キンバイの谷 には霧がかかっていたがいろんな高山植物が咲いていた。


こちらの谷にもいろんな高山植物が咲いていた。


エゾカンゾウ、センダイハギ、アヤメ、レブンキンバイソウ、エゾノシシウドが咲く。


霧の桃岩展望台コース。柵の両側には高山植物が咲き誇っていた。
夏でもトレーナーやウインドブレーカーが必要であると。


この時期お花畑には、黄色がメインの高山植物が咲き誇る。


牧野博士なら全ての花の名がわかるのであろうが・・・。


霧の中に白い花は、ネムロシオガマ。紫は、レブンソウ。
レブンソウ
マメ科 オヤマノエンドウ属で草丈10~20cmの多年草。礼文島にはマメ科の植物がたくさんあ
りほとんどの花が紫系統の色をしています。このためよく観察しないと花の名を特定できない。
レブンソウはその名のとおり礼文島にしかなく、よく観察すると白い絹毛が目立ちますと。


レブンコザクラ (礼文小桜)
サクラソウ科サクラソウ属の多年草。礼文島に自生する。桃岩展望台周辺や桃岩歩
道周辺でよく見られる。ユキワリソウの変種。母種と比較して全体に大きく、一つ
の花茎に10個前後の花がつく。


10:30
桃岩展望台
霧の中で周りを眺望できなかったのが残念。
この頃は二人とも健脚であったが。


以下2枚の写真は霧で見れなかったのでネットから、
桃岩展望台から見た桃岩。


桃の形をした巨大な桃岩が眼前に広がり、遠くには猫岩を眺めることができる。
ここから元地灯台を経由し、礼文島南端の知床地区にかけてのトレッキングコースは島にある
7つのコースの中でも一番人気の「桃岩展望台コース」。フラワーロードといわれるほどのこの
コースは高山植物の宝庫で、昨年の2022年に桃岩一帯の高山植物群落としてが国指定の天然記
念物に指定された。


11:00
桃岩展望台コースから北上、礼文林道コースへ入る。
礼文林道コース  香深井林道口 ~ レブンウスユキソウ群生地 ~ 元地林道口
およそ8kmの2時間コース。6月中旬から7月下旬にかけてレブンウスユキソウ(エーデル
ワイス)が見事に咲きます。少し足をのばすと礼文滝へも。

レブンシオガマ (礼文塩竈)
シオガマギク属に属する多年草の高山植物である。
草丈70~100cmの多年草。茎は直立し、葉は4個または3~6個が輪生する。葉身
は長楕円状披針形~三角状広披針形、長さ3~10cm、幅1~3.5cm。羽状に全裂し、
裂片は7~12対で浅い切れ込みがある。


コウリンタンポポ (紅輪蒲公英)
キク科・タンポポ亜科・ヤナギタンポポ属の多年草。ヨーロッパ原産で、日本では帰化植物とし
て定着している。別名「エフデギク」。
草丈10-50cm。タンポポ類に形がよく似た鮮やかなオレンジ色の花を7-8月頃に咲かせる。
繁殖力が強く駆除する自治体もあり、他にキバナコウリンタンポポもある。


レブンシオガマとエゾスカシユリ。


11:15
礼文林道コースを北上し、東方向に香深港を見下ろす。


サイハイラン (采配蘭)
ラン科サイハイラン属の多年草。
山地の林床に生え、普通1個の葉をつける。葉は長楕円形で長さ15〜35cm、先端は尖る。


エゾチドリ (蝦夷千鳥)
ラン科・ツレサギソウ属で、北海道、千島、樺太の海岸近くの草原に生える多年草で、
ツレサギソウの仲間ではやや大型の白色の花を密に穂状つける。


レブンシオガマとエゾスカシユリ。


エゾスカシユリ (蝦夷透百合)
ユリ科ユリ属の植物。スカシユリの近縁種であり、スカシユリ亜属のひとつとして分類される
こともある。 北海道、樺太、シベリア、中国北東部などに分布する多年草で、花期は6月中旬
〜7月頃。草丈は20〜90cm程度で花色は主に橙色。花弁は6枚ほどで構成され、濃橙色の斑点
が内側にある。


”花の宝庫”と言われる礼文林道には、様々な花が咲き誇っている。
礼文林道の遊歩道脇には大きなカラスも。


エゾノシシウド (蝦夷の猪独活) の群生。


紫の花は、 レブンハナシノブ (礼文花忍)
レブンハナシノブはハナシノブ科ハナシノブ属。草丈30~60cmの多年草。葉はマメ科のような
羽状複葉で、小葉は20枚前後ある。
花序には腺毛があり、花は青紫色、5つに深く裂け、先は尖らない。

ミヤマオダマキの群生


ミヤマオダマキ
キンポウゲ科オダマキ属の多年草。北海道~中部地方以北、南千島から朝鮮北部、樺太に分布
する高山植物である。園芸品種として改良されたものが山野草として栽培されるが、高山性の
ものとしては栽培しやすい方である。


中央に ”ゴゼンタチバナ” と右に ”マイズルソウ”


ゴゼンタチバナ (御前橘)
ミズキ科ミズキ属ゴゼンタチバナ亜属の多年草である。高さ5–15センチメートル。葉は2枚の
対生葉と液性の短枝に2個ずつ葉が付き、計6枚の輪生に見える。


マイズルソウ
スズラン亜科マイヅルソウ属に属する多年草。
ユーラシア北東部と北アメリカ北西部に分布し、日本では、北海道から九州の山地
帯上部から亜高山帯の針葉樹林に多く群生する。 北アメリカでは、沿岸部の温帯雨
林に多く、よくシトカトウヒ林の樹床に群生する。


ネムロシオガマ  (根室塩竃)
ゴマノハグサ科シオガマギク属。草丈15~30cmの多年草。全体に軟毛が多く根元の葉は叢生し、
長さ7~15cmで羽状に深裂し、鋭い鋸歯がある。花は淡黄白色で茎の先にかたまってつく。


レブンウスユキソウ群生地
この群生地は礼文島にある「礼文林道」の入口から緩やかな砂利道を2kmほど登ったところに
ある。その道のりはとても開放的で、利尻島全体を見渡せる風景や美しい利尻山を眺めながら
群生地を訪ねましょうと。


レブンウスユキソウ
淡白色の葉を薄く積もった雪に例えたレブンウスユキソウ。キク科ウスユキソウ属の多年草で、
別名エゾウスユキソウともいわれる礼文町の町花です。「高山植物のプリンセス」と評される
その姿は、白い綿毛に包まれていて気高く可憐。花の時期は6月から7月。アルプスのエーデル
ワイスも同じウスユキソウの仲間である。


スイスでもアルプスのエーデルワイスを追いかけた。


花は白い綿毛に包まれていて気高く可憐である。


ズームアップ。


桃岩展望台から礼文滝分岐点まではフラットで歩きやすかった。
Googleマップより、距離は4.8km、所要時間は1時間10分。


12:30
礼文林道コースから礼文滝へ向かうことに。



                                     ー 続く ー





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最終更新日  2023.10.11 20:02:42
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