おじん0523のヒロ散歩

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2024.08.28
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カテゴリ: 藤沢市歴史散策



はその続編として「13」からとしました。
この日の主目的地は、お笑いタレント・俳優である飯尾和樹が「飯尾和樹のずん喫茶」の番組
で各地の喫茶店 (今風でCafe) を取り上げているBSテレ東で放送している喫茶店。
今年の1月27日(土)に茅ヶ崎の2店が、また翌週の2月3日(土)には藤沢の2店が取り上げられた。  
その藤沢の2店目が小田急藤沢本町駅近くの「甘味・喫茶だんけ」であった。

その足跡を確認に茅ヶ崎の2店は既に訪れブログアップしているので、その「甘味・喫茶だんけ」
を訪れた。
残暑が厳しい中熱中症対策をして愛車のリンちゃんで出かけた。
その道中で今まで見落としていた寺社史蹟をGoogleマップで調べ訪れた。出発時のバッテリー
残量は70%、走行可能距離が58キロであったのでこの日の行程には充分であった。

8月22日(木) 13:45
この交差点を左折して室田通りを走り北側の大山街道へ向かう。
直進する道は国道1号の北側にあり平行して辻堂駅へ向かっている松林通りである。


室田通り
国道1号の松林中学校入口交差点から北上、県道44号線(伊勢原藤沢線=大山街道)までの道。


北上し県道44号線(伊勢原藤沢線=大山街道)との合流点。


その合流点角に建っている石碑には「松林村役場跡」と。


松林村の由来
この前を通る大山街道は、田村の渡し(寒川)で相模川を渡る大山参りの近道で、江戸の商人・
職人をはじめ多くの文人・墨客が往来した。赤羽根・甘沼の丘陵の南面をほぼ平坦に並行する
のどかな街道であった。正面に日本一の富士を仰ぎながら夫々大山参りの楽しい旅をしたこと
でしょう。しかし静かな農村にも幾度か行政の改変があり、各村々が合併を重ねていった。
明治二十二年(1889)赤羽根村を始め、室田・菱沼・小和田・高田・甘沼・香川の七ヶ村が一つ
になって松林村となり、此の地に松林村役場が建設され、村長に水越良介氏(後に茅ヶ崎町町長
・神奈川県議会議員を歴任)が就任した。
明治四十一年、松林村・鶴嶺村・茅ヶ崎村が合併して茅ヶ崎町ができるまでの約二十年間、此
処松林村役場は地方自治の重要な拠点であった。
昭和二十二年市制が施行された当時の茅ヶ崎市の五万余の人口も、市制六十周年を迎えた今日
は約二十三万と急激な増加を見るに至り湘南の中核的都市となりました。
大山街道に添って湘南バイパスが建設されるなどに至り、かつてのふるさと的農村風景も次第
に失われつつあります。


新湘南バイパス下の宝積寺南側交差点
この交差点を南北に走る通りを「赤羽根通り」と名付けられており、南下すると辻堂駅へと。

交差点の高架上には新湘南バイパスの茅ヶ崎料金所がある。


宝積寺南側交差点


上には新湘南バイパスの茅ヶ崎料金所。


業務員用のタラップが設けられている。


赤羽根2565路傍の新旧道祖神
所在地:神奈川県茅ヶ崎市赤羽根2565−4


右前の新しい道祖神には「上赤羽根中町講中 道祖神 昭和六十一年十二月吉日」と。
その後方には古い道祖神が建っていたが年代は不詳。


特別養護老人ホームかりん
所在地:神奈川県藤沢市城南1丁目22−7
この道路を挟んで東側が藤沢市になる。


看板には、
社会福祉法人 永寿会
特別養護老人ホーム
高齢者デイサービスセンター
在宅介護支援センター
高齢者短期入所施設


中央の双体道祖神には「文化五○○ 十二月○○」と。


道祖神の由来について
この道祖神や道標(至大山以下不明)庚申塔等の破片はここから南東方向約五十メートル、住宅
地となる前の小高い丘の古道沿小さな斜面林の中に置かれていました。
昭和六十一年頃高速道路建設に伴って移転しています。
建立は文化五年(1808年)十二月、施主は「川嶋又兵衛」と刻まれています。
道祖神は集落に災害が起きたり、疫病が入らないように集落境に多くあります。この道祖神も
そうした風潮を背景に据えられており、この地ゆかりの「どんど焼き」の場所でもありました。
ここには施設のご利用者の安らかな生活と地域の皆様の安寧を願って平成十六年三月に移設い
たしました。
   二○十九年(令和元年)九月吉日
               施主  川島 進
                 (社会福祉法人永寿会理事長)


お供え物をされる方へ
お供え物をされる際は、その都度、古い物はお持ち帰りください。
また、飲み物を御神石に流し掛けることは、どうか、おやめ下さいます様、お願いします。
飲み物の成分で石が劣化し、崩れやすくなり、道祖神様の御神像が壊れてしまいます。
すでに白く劣化している部分がありますので、どうか、おやめ下さい。
礼節を持ってお参り頂き、お供え物にこだわらず、汚したり、壊したりしない、大切に思う、
その心をお供え頂ければと思います。
                                 管理者


特別養護老人ホームかりん前の広場。


路面には藤沢市のマンホール蓋。
市の木クロマツが入ったデザインで中央の丸の中に藤沢市の市章とその上に「おすい」の文字
が入っている。汚水管マンホールの蓋。


川島農園無人販売所
所在地:神奈川県藤沢市城南1丁目22−5
新湘南バイパス下の道路沿いにある”無農薬有機多用”の直売所で夫々1袋100円で販売。


販売所の裏の庭に日本蜜蜂の巣箱があった。


折戸日枝神社
所在地:神奈川県藤沢市城南1丁目21−1
今まで見落としていた神社でGoogleマップで知りスマホの案内で到着した。


急な坂を上ると芙蓉カントリー俱楽部へ。


石垣の中に「庚申塔、庚申供養」が並べられていた。
駐車場がないので階段横に駐輪。


境内入口階段の右側に元禄六年(1693)・宝永六年(1709)・宝暦六年(1756)・天保十五年
(1844)と刻まれた四基の庚申塔が安置されている。
左側の庚申供養には「宝永六巳〇 二月吉日」、三猿が刻まれていた。


境内への階段手すりに、
「令和6年8月31日(土) 折戸日枝神社おまつり(宵宮)」と。


階段を上ると石鳥居。


社号標石には「日枝神社」。


折戸日枝神社 由来
創建は元治元年(1864)で、以前は山王権現と呼ばれていましたが、明治初年に日枝神社と改称
されました。当時の社殿は草葺屋根でしたが、昭和六十三年に今の姿に改築されました。
祭神は大山昨命(オオヤマクイノミコト)で、例祭日は九月四日ですが、近年例祭は九月四日直
近の日曜日に行われています。
古事記によれば、大山咋命は、近江国日枝山(比叡山)に鎮まる山の神で、山の樹木や麓の田野
の五穀を大きく成長させてくれる御神徳があるという。兄弟神に、火の神・庭の神・入口の神
・土の神がおり、その両親の神が、稲の神・水の神であることから、五穀豊穣から家庭の日常
生活の守護の神様として祭られていたと考えられる。
境内入口階段の右側には、元禄六年(1693)・宝永六年(1709)・宝暦六年(1756)・天保十五年
(1844)と刻まれた四基の庚申塔が安置されています。
                              (折戸日枝神社世話人)


社殿の前には石燈籠、狛犬が並ぶ。


右側の狛犬、阿形像


左側の狛犬、吽形像


狛犬の台座裏には、
「建設副委員長 山崎秋男 西山弘一  昭和六十三年二月吉日」と。


境内の南側から。裏山には芙蓉カントリー俱楽部のコースがある。


社殿の左側のブロック塀に「折戸日枝神社建設奉賛金名簿」
奉賛金は五拾萬圓から、参萬圓、五阡圓、参阡圓と多くの名が刻まれていた。
昭和六拾三年二月吉日寄贈 大庭石材株式会社 代表 中原和雄


境内の南側には新湘南バイパスが走る。


古い石燈籠、水鉢、標石があった。


境内に咲いていた白いサルスベリ。


淡いピンク色のサルスベリ。


境内の左側に建つ折戸町内会館。
8月31日(土)の ”折戸日枝神社おまつり(宵宮)” には多くの子供達が来るのであろう。
第一部 模擬店 PM4:00 ~ 5:30  アルコールは無いと
第二部 演芸会 PM6:00 ~      ビール有り


境内の南東方向には新湘南バイパスの防音壁が見える。


左側からの社殿。


14:15
社殿前から南側を見下ろす。
鳥居の奉納は、
「芙蓉観光株式会社
 芙蓉カントリー俱楽部
      昭和六十三年二月吉日」と。
神社の敷地北側に芙蓉カントリー俱楽部があるので改築時に奉納されたのであろう。



                                      ー 続く ー















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最終更新日  2024.08.28 03:00:10
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