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| 製造/販売 | final |
|---|---|
| 製品情報 | ワイヤレスイヤホン「ZE8000」 |
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新設計の「f-CORE for 8K SOUND」は振動板の直径を6mmから10mmに大型化したもので、イヤホンとしては大口径のものに変わっている。このドライバーは、エッジと振動板を接着剤ではなく、挟み込んで圧着するという手法で接合し、軽量化と高精度化している。また、内蔵アンプは通常ならD級アンプを使用するところを、音質向上を目的にAB級アンプにしている。また、パーツとしては大型になるが、薄膜高分子積層コンデンサ(PMLキャップ)も音の良さから採用している。
こうした改良のほかに信号処理も強化されている。音響の世界で信号処理に長けたシーイヤーと協業している。つまり、8K SOUNDはデジタル処理の回路を内蔵するワイヤレスイヤホンならではの構成を活かしたものであり、有線では実現が難しいものと言えるだろう。なお、ZE8000はクアルコムの“Snapdragon Sound”対応機種になっており、対応するスマホとの間では、aptX Adaptiveを用いた96kHz/24bitの伝送といった恩恵を得ることもできる。
次に装着について。どのような装着方法が一番いいのかを検討した結果、様々な耳の形に対応するためには、耳に挿入する部分は小さい方が良いと結論づけたという。それにはドライバーだけを分離する形状が最適と考え、ZE8000の個性的な形が生まれていったそうだ。耳穴に挿入する部分は、小型の完全ワイヤレス「ag COTSUBU」よりも小さいという。 また、外側の部分をスティック状にしたのは、ノイズを出す電子回路を分離するために有利だからというが、長さがあることで、ビームフォーミングマイクの効果を高められるというメリットもある。かなり個性的に見えるZE8000の本体は、こうした合理的な考え方に基づいてデザインされていることがわかる。
finalは来年の春までにZE8000用のカスタムイヤーピースを出す予定だ。そのため、イヤーピースはカスタム化を踏まえた新形状である。ケースが少し大柄なのは、このカスタムイヤーピースを入れたまま格納できるようにするためだ。
音量については、自分でよく使う音量の位置はだいたい同じということから、専用アプリ「final CONNECT」を提供してボリュームステップの最適化が可能となっている。これはよく聴くレベルの周囲だけ細かいステップにして微調整がしやすいというものだ。
専用アプリでは「ZE8000」で新たに導入されたノイズキャンセリング機能の切り替えもできる(本体でも可能)。ノイズキャンセリング機能はキットなどを使用せずに社内開発したということで効きの強さよりも音質を損なわないことに重点を置いているようだ。
個性的なデザインだが意外と耳に収まりやすく、操作もしやすいと感じる。装着は耳穴に挿入するカナル型ではなく、最近流行りの耳穴付近に置くタイプになっている。カナル型に慣れた身としてはやや心もとないところもあるが、装着感は軽くて長時間使用しても問題ないように思える。
連続再生時間は試聴機用のファームウエアを使用して実測で約4時間半から5時間前後、フル充電の時間は40分から50分ではないかと思う。ケースは二回充電すると大体最後のLEDが点く(ほぼ空になる)ようだ。
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