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カテゴリ: 社会一般
 珍しく三面記事に鮮やかなカラー写真。若い女性の艶やかな胸元に何かが写っている。何か模様のよう。でもよく見ると蝶の絵だった。最初は蝶のシールを貼っているんだと思った。でも記事の解説をよく読むと、それは入れ墨だということだった。入れ墨?入れ墨なんてやくざのすることだったじゃないか!でも今はこれが人気で「ファッション」なんだそうだ。

 英語では「タトゥー」と言うので、あからさまに「入れ墨」とは言わず、やはり「ファッション」風に「タトゥー」と言うのだ。
ここがカタカナ英語の不可思議なまやかしだ。日本語を使うとみっともないので、英語を使えば何かサマになったような錯覚に陥るのかもしれない。

 先日もあるビタミン剤の広告で「本剤はニュートリションという新しい方法を採り入れ...」云々、とあったので驚いた。英語で「ニュートリション」(nutrition)というのは単に、「栄養」という意味だ。だから nutrition が「新しい方法」なんかになるのはおかしい。ビタミン剤というのは動物に必要な栄養素を補うものだ。ビタミン剤がすなわち栄養のもとなのだ。そこをカタカナ英語にして「ニュートリション」と言ってしまうと、響きも「アインシュタイン」に似ているし、何だか「今までに類を見ない新方式」みたいな錯覚に陥って陶酔しきっているのかもしれない。

 大切な栄養を扱った商品を売り出す薬剤師さんが「ニュートリション」に心酔しているほどだから、カタカナ英語の威力は凄い。
「入れ墨」も英語では tattoo だ。でもカタカナで「タトゥー」なんて言っちゃうと、そこはかとなく「トレンディー」で流行のツウみたいな優越感が味わえるのかも知れない。それでも流行は危険だ。外見で人は判断できないが、しかし外見はある程度大事だ。
やくざのシンボルを人に見せつけて歩く。本人はスカッとした気分でも日本全体の風俗が堕落した感じにならないだろうか?おまけに
入れ墨は一生消えない。C型肝炎に感染するという怖いおまけも連れ合いだ。若い故の冒険―それは素晴らしいことだが、若いみずみずしい体まで傷をつける必要はないと思う。それがひいては心の傷や荒廃まで招くこともあるのだから。





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最終更新日  2005年02月12日 07時05分07秒
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