イプスウィッチの地元メディア『TWTD(Those Were The Days)』が現地7月17日に報じた。スポルティングCPを契約満了で退団し、フリーエージェントとなっている日本代表MF守田英正(31)の獲得に向け、来季プレミアリーグに昇格するイプスウィッチ・タウンが交渉を進めているという。地元紙『Ipswich Star』と『East Anglian Daily Times』も追随する形で報道。イプスウィッチは「プレミアリーグ復帰を前に、取引を完了させるために推進している」と伝えられており、実現すれば同クラブ初の日本人選手となる。
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■ リーズ・フランスへの打診を経てイプスウィッチへ
守田の移籍先を巡る動きはこれが最初ではない。スポルティング退団後、ポルトガルメディア『A Bola』は守田について「フリー移籍が可能な選手の中で最も価値が高い1人」と評価。田中碧が所属するリーズ・ユナイテッドとの交渉や、フランスのリーグアン所属クラブからのオファーも伝えられていた。
しかし守田本人はプレミアリーグへの移籍を強く希望しており、最終的にイプスウィッチとの交渉が最も進んでいる状況になったという。
■ 守田英正とはどんな選手か
1995年3月25日生まれ、大阪府高槻市出身の31歳。流通経済大学を経て2018年に川崎フロンターレへ加入しJ1リーグ優勝を経験。2021年1月にポルトガル1部CDサンタ・クララへ移籍し、2022年夏からスポルティングCPでプレー。スポルティングでは公式戦通算165試合に出場し、2度のリーグ優勝とカップ制覇を達成。チャンピオンズリーグでも準々決勝のピッチに立った日本人唯一のボランチとして国際的な評価を高めてきた。
日本代表では通算40試合に出場し6得点。2022年カタールW杯のメンバーとして活躍したが、今夏の北中米W杯のメンバーには選出されなかった。
■ イプスウィッチという移籍先
イプスウィッチ・タウンは2024-25シーズンにプレミアリーグへ昇格したが、1シーズンで降格。2025-26シーズンにチャンピオンシップを優勝し、2年ぶりのプレミアリーグ復帰を果たした。復帰初年度のプレミアで戦う上で、スポルティングでのCL経験を持つ守田の即戦力としての価値は高い。フリーエージェントである点も、移籍金が発生しないクラブにとって大きなメリットだ。
■ 筆者の眼:「プレミアへの強い意思」が呼び込んだ新たな扉
守田英正のキャリアは、常に「次のステップ」への強い意志に支えられてきた。
フリーエージェントという「最大の武器」:移籍金が発生しないフリーエージェントという立場は、守田の市場価値の高さと相まって、複数クラブが関心を示す最大の要因となっている。31歳という年齢でプレミアリーグに初挑戦する機会を手にしつつあることは、これまでのキャリアの積み上げの証だ。
W杯落選からの再出発:北中米W杯のメンバーに選ばれなかった悔しさを胸に、プレミアリーグという新たな舞台で巻き返しを誓う。正式合意の発表を待ちたい。
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