BBCが現地7月22日に報じた。スポルティングCPを退団しフリーエージェントとなっていた日本代表MF守田英正(31)が、プレミアリーグに昇格したハル・シティAFCとの契約に合意したことが明らかになった。ハル・シティの地元メディア「HullLive」などが報じたもので、1年間の延長オプションが付いた2年契約での合意とされ、メディカルチェック完了後にスロベニアで行われているプレシーズンキャンプに合流する見込みだ。
なお、ハル・シティは昨季チャンピオンシップのプレーオフを勝ち抜き、プレミアリーグへ昇格。2016-17シーズン以来、10年ぶりのトップリーグへと臨む。
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■ イプスウィッチ・リーズとの争奪戦を制したハルの「本気」
守田を巡っては今夏、同じく昇格組のイプスウィッチ・タウン、さらにリーズ・ユナイテッドも関心を示していたとされるが、最終的にはハルが獲得レースを制した。
ハル・シティは2022年頃から守田を追跡しており、今回の移籍は4年半越しのスカウティングの成果となる。フリーエージェントという立場を最大限に活かし、守田本人がプレミアリーグでのプレーを強く希望していたことが、最終的にハルとの合意を後押しした。
■ スポルティングでの4年間の軌跡
守田は2021年にポルトガルのサンタ・クララへ移籍し、翌シーズンにスポルティングへステップアップ。スポルティングでは加入当初から中盤の主力として活躍し、公式戦通算166試合に出場して11得点を記録。UEFAチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグでも経験を積んだ。昨季もリーグ戦31試合に出場して1得点4アシストを記録し、チームの中盤を支えた。スポルティングでは在籍4年間でプリメイラ・リーガ優勝2回を含む輝かしい実績を残した。
■ ハル・シティとはどんなクラブか
昨季チャンピオンシップのプレーオフを勝ち抜き、2016-17シーズン以来10年ぶりにプレミアリーグへ復帰した。スロベニア人のセルゲイ・ヤキロヴィッチ監督が率いており、プレミアリーグ定着に向けた積極的な補強を展開している。フリーエージェントでの守田獲得は、移籍金ゼロという財政的なメリットも大きい。
■ 筆者の眼:川崎→サンタ・クララ→スポルティング→プレミアという「理想の階段」
守田英正のキャリアは、着実なステップアップという一本の物語として語れる。
4年半のスカウティングが示すハルの信頼:2022年から追い続けたという事実は、守田のプロフィールがハルの哲学にいかに合致しているかを示している。強靭な守備、広いカバーエリア、正確な配球。プレミアリーグというフィジカルの極限で問われる能力を、守田はスポルティングとCLの舞台で磨き続けてきた。
W杯落選という悔しさを胸に:北中米W杯のメンバーに選ばれなかった守田にとって、プレミアリーグでの活躍が次の代表復帰への最短ルートだ。31歳という年齢でプレミアリーグに初挑戦する守田英正の新章が、いよいよ始まる。
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