加害者意識★被害者意識

100万ポイント山分け！1日5回検索で1ポイントもらえる

000000

ホーム | 日記 | プロフィール

【フォローする】【ログイン】

< 新しい記事

新着記事一覧(全42件)

過去の記事 >

2004年03月31日

(6)

カテゴリ：カテゴリ未分類

母が転倒して、７日目です。

何時ものようにケアーは始り、母の食事介助、排せい介助、清拭などをいつも通り速やかに済ませて帰られました。
病状の引継ぎ以外、特に転倒についての話はしませんでした。
憔悴し切った彼女の顔が全てを物語っていて、今日は敢えて話題を避けました。

はっきり言って彼女の責任は重大です。下手をすれば命に係わる責務を担っているのです。でも・・・・
その自覚は低かったと思います。責めているのではなく、社会的な評価も確り、とても自覚出きるほどの報酬も受け取ってはいないのですから、ある意味仕方が無い事でもあります。
介護保険導入以来３年の月日が流れ、様々なサービスや環境の変化が私達の水面下で起こっています。
未だにヘルパーと言う職業を正確に把握できる人は少なく家事援助との見分けも付かない人も多いでしょう。

行政もまだ問題に対処するより、予算管理でいっぱいいっぱいと言うのが中っているでしょうね。その狭間で企業も右往左往しながら見切り発車の状態が弱者（老人や障害者とその家族）を時には救済し時には蝕んでいます。

私は母にとってかなり遅く出来た子供で、同世代で同じ悩みを持つ友は少なかったのですが近年、段々皆にも身近な問題になりつつあります。もう自分自身の老後の問題としても捕らえなければ成らない世界にもなりつつあるのですが、毎日生きるだけで精一杯でまともに向き合う事もまま成りません。

事件が起こるたびに意気どうりと無力を感じ、何をなすべきか悩む今日この頃です。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう