しつけは大切ですが、しつけなくては、という気持ちから、ついたたいてしまい、その行為に歯止めが利かなくなってしまう場合もあります。子育てのイライラやストレスが、子どもへの愛情を忘れさせ、叱るという行動にすり替わっているのではないでしょうか。
上手な叱り方のヒントは、「叱られる側」の子どもの立場にもなって考えること。「そういわれたら子どもはどう感じるだろうか」「子どもはどう受け止めるだろうか」まずここから考えて見ましょう。
子どもの心や身体傷つけるような叱り方は、教育敵的な効果がないばかりでなく、児童虐待につながる可能性もあります。
子どもを虐待から守るために
●子どもを虐待から守る5か条
1.「おかしいと」感じたら迷わず連絡(報告)
2.「しつけのつもり・・・」は言い訳 【子どもの立場で判断】
3.ひとりで抱え込まない 【あなたに出来ることから即実行】
4.親の立場より子どもの立場 【子どもの命が最優先】
5.虐待はあなたの周りでも起こりうる 【特別なことではない】
「児童虐待」とは?
1.身体的虐待(なぐる、けるなどの暴行)
2.性的虐待(わいせつな行為をしたり、させたりすること)
3.ネグレスト(子どもの監督を怠ること)
4.心理的虐待(子どもの心を著しく傷つける言動)
※平成16年の法改正により、次のような行為も 児童虐待とされることになりました。
○保護者以外の同居人による虐待を放置すること(ネグレスト)
○子どもの目の前で配偶者への暴力を振るうこと(心理的虐待)
児童相談所における虐待相談処理件数
平成2年度と比較して、平成15年度は約24倍に増加
(平成2年:1,101件 → 平成15年:26,569件)※厚生労働省調べ
「児童虐待」として寄せられる相談件数が年々増えています。もっとも信頼を寄せられるべき親からの虐待は、子どもの心に大きな傷を与えます。虐待を受けたと思われる子どもを見つけたときは、すぐに最寄の福祉事務所や児童相談所党へ連絡(通告)してください。早期発見、早期対応が何よりも大切です。
時間を守る 道具たち?
虐待は本当に特別なことではありません。やはり、いけないことですがそういうことをする方を知っています。当然学校側からもいろいろ対応を取られているのですが、問題が起こってからでは遅いというのに、やはり家庭の事情、そこまで介入できないというのが実情なのかも知れません。
昔、私も気持ちに余裕がないころは子どもに手を上げることも多かったように思います。そのときは、自己嫌悪に陥ってしまい、子どもに申し訳ない気持ちでつらかったことを覚えています。
でも、親も人間です。いらいらしたり、八つ当たりしたりするこぐらいあって当然。そうしたときは、もっと大きな愛情で抱きしめてあげてください。叱っても、怒っても後のフォローで親子の絆は回復するものです。
一緒に悲しんだり、怒ったりしながら、親も成長するのだと思います。完全を求めない大切さも大事にしたい。
どうして、叱るのか。どうして、いけないのか。ちゃんと教えることで子どもたちはちゃんと理解します。
理由がわからないしつけはしつけではないということです。
今日は下の子がお父さんに叱られていました。
とっても悲しそうにうつむき、涙を流して謝っていました。
本当はそんなに大したことではありません。6時に帰ってくるといったのに帰ってこなかったということ。
マンション下で遊んでいるのはわかっていたので、心配はしてはいませんでしたが、我が家では約束の時間というのはかなり重要なルールです。
そんなルールも1年生には、かなり難しいのでしょう。毎度守ることができないんですよね。
約束って、ちゃんと守るために存在するものだから、叱られているのですね。
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