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2007.09.22
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カテゴリ: リカバリー練習
★9月22日(土)晴れ 30℃



9月下旬とは思えないような暑さです。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われますが、今年はこの言葉が当てはまらないのでしょうか。

今日は暑かったので夕方、日が沈んでから走りました。

昨日痛みが出た腰の様子を見ながら、ジョッグ60分。

身体が温まると、痛みも消えるようです。

コース脇の川の土手に、赤い彼岸花が咲いていました。

この花を見ると、秋に向けて走り込みもピークになるはずですが、今年はちょっと…

彼岸花3


【本日のトレーニング内容】

 ジョッグ60分 10キロ 自宅周辺コースにて

☆本日走行距離/9月累計 10キロ/266キロ
☆体重/体脂肪率 59.9kg/12.3%
☆睡眠時間 5時間
☆明日の練習予定 REST


さて、昨日の全日本実業団陸上の話の続きです。

男子一万メートルが行われる前、私はサブトラックで実業団の選手がどんなウォームアップをするのだろうと思って、観察していました。

特に、今回は日本の実業団に所属するアフリカ選手の多くが出場していましたので、日本の選手とアフリカの選手は、どこが違うのだろうと思って、目を凝らしていました。

すると、以下の四つのことに気が付きました。



1.アフリカの選手は芝生を好んで走る。

このN競技場のサブトラックは一周300mのオールウェザーのトラックなのですが、アフリカの選手のほとんどは、トラックの外側にある芝生か、中のフィールド部分の芝生でアップを行っていました。

流しなども行っていましたが、日本の選手はトラックのコースを走り、アフリカの選手はフィールドの芝生で流しを行っていました。



これに対して、我々日本人は、子供の頃からアスファルトジャングルの中で生活していますので、なるべく走りやすい場所で、ということになるのでしょう。

日本ではよく河川敷コースなどで、舗装されたランニングコースと、未舗装のコースとがある場合、多くのランナーが舗装された走りやすいコースを走っています。

やはりこれでは、足に負担が掛かりますし、故障もしやすくなり、不整地を走ってバランス感覚を磨くという発想も生まれきません。

アフリカの選手は、柔らかい場所を走る事で、走りにもしなやかさが生まれ、フォームのバランスも良くなるのだと思います。



2.アフリカの選手は接地時間が短い。

アフリカの選手の走りを横から見ていると、ヒザから下の部分は前に出ません。



このほうが、彼らは長いアキレス腱を上手くバネとして使えるのでしょう。

ダビリとゲディオン1

股関節が大きく使え、横から見ると、前は小さく、後ろは大きいという感じです。

後ろが大きいといっても、力強くキックするのではなく、足が長いので、足をたたむためにキックアップしている感じです。

そして、空中に浮いていて、重力で身体が下に落ちてくるので、仕方なく足を路面にチョンと着いている感じです。

基準は空中に浮いている状態を基本として、走っている感じです。

これに対して、日本選手は接地時間が長く、地面に足が着いている状態で、重心を前に運ぶイメージです。

日本人の選手は、路面に足が着地している状態が基準になっているようです。

接地を擬音で表すと、アフリカの選手はチョン、チョン、チョン…という感じで、日本人選手はギュウ、ギュウ、ギュウ…という感じです。

アフリカの選手は体幹で発生したパワーを脚を使って路面に伝えるだけ、日本人の選手は脚の力によって路面を後ろに押しているイメージがします。



3.アフリカの選手は肩を中心に振り子のように腕を振る。

アフリカの選手の腕振りには、大きな特長が見られます。

それは、身体の前で大きく振り、ヒジを曲げる角度が鋭角であるということです。

具体的に言えば、腕を後ろに引いた時、手首、またはこぶしが体側のラインより、後ろに引かれることはありません。

また、手首の位置、もしくはこぶしの位置が腰より高い位置にある、腕が長いせいか、ヒジより手首が極端に下に下がることはありません。

すなわち、腕振りが肩の左右の軸を中心として、振り子のように振られているということです。

日本人はどうしても、腕振りの時に肩のラインが左右にブレたり、上体を立てようとするので、手首が下がり、握りこぶしも身体から離れる傾向にあります。

彼らは生まれつき骨盤が前傾しているので、無理に上体を立てる必要もなく、胸を極端に張る必要もないのだと思います。

もちろん、中にはスズキのルーシー・ワゴイさんのように、上体を反り返らせて走る選手もいますが、多くのアフリカの選手は適度な前傾を保ち、身体の前で腕を振ります。



4.股関節や肩甲骨を良く動かす体操をしている。

アフリカの選手のアップを見ていましたら、ジョギング(私達にとってはスピード走)と流しのほかに、よく腕を回したり、肩甲骨を動かす体操をしていました。

日本人がよくやるゆっくり筋肉を伸ばすストレッチは、ほとんど行いません。

彼らもこの手のストレッチは、パフォーマンスが落ちるということを生まれつき知っているのでしょう。

その代わり、反動を付けたり、動きを付けるダイナミックストレッチを行っていました。

特に脚を上げたり回したり、腕を回したりする体操をしていました。

すなわち、彼らも股関節や肩甲骨の動き、ほぐしをレース前に、十分に行っておく必要性を感じているのかもしれません。

案外、これは日本人の監督やコーチが教えたのかもしれませんが…




以上、アフリカの選手のウォーミングアップで気が付いたことを書いてきましたが、恐らく彼らとは手足の長さ、体型、骨格、筋肉の付き方など、日本人とは違うので、我々日本人が彼の真似をしても無理があると思います。

ダビリとゲディオン2

写真は男子一万メートルで1位と2位になった日清食品のガトゥニ・ゲディオンと、小森コーポレーションのジョセフォト・ダビリですが、どうですかこの体型、手足の長さ。

近くで目の当たりにすると、イヤになります。

彼らは人間ではなく、違う星から来た別の生物ではないかと…

自分の体型と比べてみれば、一目瞭然ですね。

私のような貧乏人が金持ちのような生活をしようと思ってもすぐ破産してしまうように、貧乏人は貧乏人に合った生活をしなければなりません。

すなわち、結論としては、日本人は日本人に合った、自分の体型や骨格、筋肉の付き方に合った走りをすることが一番だし、実際そのような走りしかできないというのが、今回の結論です。

まあ、今回はそれが実感できただけでも、よい競技会観戦になりました。


ああ、そういえば、女子三千障害の早狩実紀さんのブログ「みのみの日記」の今日の記事に、私がよく登るK華山の話が載っていました。

早狩さんもどうやら岐阜に来ているようです。

ブログの記事は  こちらから。





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Last updated  2007.09.25 00:51:11


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