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仕事が本当に好きになれば、それは仕事という名の趣味になる。楽しくてたまらなくなる。
仕事に夢中になれないのは、仕事が本当に好きなところまで至らないからだ。寝食を忘れて取り組んでこそ、大きな成果を手に入れることができる。また、そこまで至らないから、楽しい趣味と退屈な仕事という、子供っぽい二分法をしてしまうのである。
事を成功させようと思えば、いろいろな情報や知識が必要になってくる。好きであれば、情報や知識は、自然と集まってくるものだ。傍からも提供してくれるようになる。しかし好きでなかったら、目の前に落ちている幸運でさえ、それを拾おうとしない。
仕事が好きになるように努めていきたい。「好きこそものの上手なれ」ということわざは哲理である。
仕事というのは、好きになってやれば、必ず成果が出てくる。好きになると関心も深まり、それに取り組む時間も多くなり、おのずと技量も高まる。そして世の中は不思議なもので、そのような人を放っておかない。「きみにこの仕事を頼みたい」といった引きが来る。引きが来たときには、驚くほど、自分の好きなことがやりやすくなる。いまの自分の仕事に面白みを見いだすことこそ、やりたいことに近づく近道である。
仕事に対して十分熱意があるとしても、一定の成果をあげるのは容易ではない。それまでには苦労も多く、時間もかかる。だから、いきいきと仕事に取り組む原動力を、しっかりと持ち続けなければならない。それは特別のことではない。仕事を楽しみ、味わいつつ進めることだ。
仕事の楽しさと遊びの楽しさはまったく違う。そのことをしっかりと心に銘記しておきたい。
楽しく仕事をするのはいいことだが、楽しさの意味が違う。遊びのなかにある「責任のない楽しさ」は、仕事から生まれる「責任のある楽しさ」とはまったく別のものだ。遊びの楽しさを仕事に求めてはならない。
働くことは、自分のためであるとともに、世の中の発展に貢献することでもある。一方、遊びや趣味は、あくまで自分の楽しみである。遊んで楽しむことも必要であるが、それ以上に働くことの意義や大切さを知らなければいけない。そのうえで遊びも大事だというのならいいが、考え方の順番を間違えてはならない。
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