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2006年12月27日
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カテゴリ: こんなの観た!
ずっと見たいと思いながら、公開中は結局見にいけなかったこの作品をようやくDVDで観ました。

フィンランドを含め、北欧の国々はとても憧れます。
なんだかのんびりした空気が漂っていそうで。
ゆるやかにおだやかに暮らせそう。
それなら南の島だろう!と言われそうですが、暑いのと海が苦手な私には向いてません、残念ながら。

期待通りあるいはそれ以上の映画で、もう1度続けてみたいと思ったくらい。

フィンランドのヘルシンキで食堂を開いた主人公のサチエ(小林聡美)。一体彼女はどんな過去を背負って、わざわざフィンランドまでやってきて食堂を始めたんだろう?というナゾは最後まで決して解き明かされないけど、そんなことどうでも良いじゃん。こうやって、この街で、やりたいことをやっている彼女はとても満足そうなのだから。
1ヶ月たってもお客がちっとも来なくて、来たのはトンミ・ヒルトネンという日本オタクの青年だけ。ところがそのうち、窓越しに胡散臭そうに食堂の中を眺めていたオバサン3人組が加わったり・・・。

世界地図を目をつぶって指差したらフィンランドだったので、ここに来たというミドリさん(片桐はいり)、20年介護してきた両親を看取って旅に出たら、空港で荷物を紛失しちゃったマサコさん(もたいまさこ)、この2人の日本人女性が加わって、かもめ食堂はなんとも言われないのほほんとした空気をかもし出しています。



それと、音が綺麗。食堂の中で、食器がカチャカチャ当る音が、空気のせいなのか心地よい響きです。好きでもない音楽がBGMで流れている日本のカフェよりも、からりとした食器の音がBGMとして流れるフィンランドのかもめ食堂のほうが、ずっと居心地良さそうです。

サチエさんの部屋の家具の手触りや、食堂のシンプルなテーブル類の質感も、この映画の主役のひとつのような気がします。

映画なので、音はともかく触感も匂いもしないんだけど、そういうものが丁寧に描かれてて、映画全体を彩っています。そう、ここで生きてる人たちは、みんなとても日々の暮らしを大切に丁寧に生きてる感じがするのです。

ものすごい事件がおこるわけでもないんだけど、飽きずに観ていられる映画です。
しばらくしたら、もう1回見よう。っていうか、このDVD買っても良い気がした。

それにしても、小林聡美って、なんてチャーミングな女性なんだろう!こんな女性を奥さんにした三谷幸喜はずるいと思う。いや、ラッキーだと思う。女性を見る目がありますね。ブラボー、三谷(ん?)小林聡美は以前から好きな女優さんのひとりだったけど、この映画でさらに惚れました。





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最終更新日  2006年12月30日 14時44分39秒
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