4.力学的なかたち Mechanical Forms ここで私が目を引いたのは 大巻伸嗣作のLiminal Air Space-timeでした。 写真を見ての通り布と送風機を使ったものです。布がさまざまな形を見せます。ここは写真撮影OKでした。フワフワと浮遊する布の動き、フォームとも独特の美しさを見せてくれました。ただ、残念だったのが、これを鑑賞するわけでも、写真を撮るわけでもないのに椅子を陣取って動かない人がいたことでした。明らかに邪魔だし、次々と人が見に来ているのにまったく気にかけることもなく居座り続けていました。迷惑でした。 このカテゴリでは他にマルセルダッソーのプロペラ、チラシにも載っていたブランクーシの空間の鳥が展示してありました。いずれも独特な曲線が特徴の像でした。
5.幾何学的なかたち Geometric Forms このカテゴリがこの展覧会の中で一番見ごたえがありました。ヴェイヤンの光線、西川勝人の無題(幾重にも重なったリング)、リコレのモンキーサドル、クルルのエッフェル塔、バティストロメドリールの結晶モデルや、クリスタルの幾何学的立体、マッコールの円錐を描く線。どれも個性的で、かつシンプルなものばかりでした。見ていて感心したのは結晶モデルと幾何学的立体。本当にさまざまな形の立体が展示されて、どれも興味深く鑑賞しました。シンプルゆえの奥の深さを感じられる、そんな素晴らしさに溢れていました。
6.自然のかたち Forms of Nature タイトルの通り自然の形をもとにしたような作品群でいっぱいでした。ジャンアルプの石膏の作品群をはじめ、エルズワースケリーは、まさにそのものでした。さまざまな葉や花がまったく飾ることのない線のみで描かれていました。シンプルゆえに大胆さが伝わる、一見相反するようでありながら切っても切り離せない、そんな印象を受けました。