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桜三月散歩道
2009.03.31
冬の星座
2009.03.31
日本海が広がっている
2009.03.31
夜空のトランペット
2009.03.30
ブーベの恋人
2009.03.29
恋のアランフェス
2009.03.29
Andres Segovia - Asturias
2009.03.27
Recuerdos de la Alhambra
2009.03.27
アルハンブラの思い出
2009.03.26
アランフェス協奏曲
2009.03.25
雨傘
2009.03.24
かなしみ
2009.03.23
荒木経惟(のぶよし)
2009.03.23
土門拳
2009.03.23
村上龍×中田英寿
2009.03.22
中田英寿×三浦知良
2009.03.22
君の心はおもちゃ箱
2009.03.21
プラテーロとわたし
2009.03.20
お月さまいくつ北原白秋お月(つき)さまいくつ。十三(じふさん)七(なな)つ。まだ年(とし)や若(わか)いな。あの子(こ)を産(う)んで、この子(こ)を産(う)んで、だアれに抱(だ)かしよ。お万(まん)に抱(だ)かしよ。お万(まん)は何処(どこ)へ往(い)た。油(あぶら)買(か)ひに茶(ちや)買(か)ひに。油屋(あぶらや)の縁(えん)で、氷(こほり)が張(は)つて、油(あぶら)一升(しよう)こぼした。その油(あぶら)どうした。太郎(たろう)どんの犬(いぬ)と次郎(じらう)どんの犬(いぬ)と、みんな嘗(な)めてしまつた。その犬(いぬ)どうした。太鼓(たいこ)に張(は)つて、あつちの方(はう)でもどんどんどん。こつちの方(はう)でもどんどんどん。(東京) この「お月さまいくつ」の謡(うた)は、みなさんがよく御存じです。私たちも子供の時は、よく紅(あか)い円(まる)いお月様を拝みに出ては、いつも手拍子をうつては歌つたものでした。この童謡は国国(くにぐに)で色色(いろいろ)と歌ひくづされてゐます。然(しか)し、みんなあの紅(あか)い円いつやつやしたお月様を、若い綺麗(きれい)な小母(をば)さまだと思つてゐます。まつたくさう思へますものね。お月(つき)さんぽつち。あなたはいくつ。十三(じふさん)七(なな)つ。そりやまだ若(わか)いに。紅鉄漿(べにかね)つけて、お嫁入(よめい)りなされ。(伊勢) ののさまどつち。いばらのかげで、ねんねを抱(だ)いて、花(はな)つんでござれ。(越後) あとさんいくつ。十三(じふさん)一(ひと)つ。まだ年(とし)若(わか)いの。今度(こんど)京(きやう)へ上(のぼ)つて、藁(わら)の袴(はかま)織(お)つて着(き)しよ。(紀伊) お月(つき)さんいくつ。十三(じふさん)七(なな)つ。まだ年(とし)は若(わか)い。七折(ななをり)着(き)せて、おんどきよへのぼしよ。おんどきよの道(みち)で、尾(を)のない鳥(とり)と、尾(を)のある鳥(とり)と、けいつちいや、あら、きいようようと鳴(な)いたとさ。(伊勢) 「おんどきよへ」とは、「今度(こんど)京(きやう)へ」といふのがなまつたのです。 お月(つき)さまいくつ。十三(じふさん)七(なな)つ。そりやちと若(わか)いに。お御堂(みだう)の水(みづ)を、どうどと汲(く)もに。(美濃) お月(つき)さま。お年(とし)はいくつ。十三(じふさん)七(なな)つ。お若(わか)いことや。お馬(うま)に乗(の)つて、ジヤンコジヤンコとおいで。(尾張) かういふ風(ふう)に、「そりやまだ若(わか)いに。」と、みんな歌つてゐるから面白いのです。京へ上(のぼ)つたり、紅(べに)かねつけたり、お嫁入りしたり、赤ん坊を生んだりしてゐます。お馬のジヤンコジヤンコもおもしろいでせう。それにまた、「そりやまだ若(わか)い。若船(わかぶね)に乗(の)つて、唐(から)まで渡(わた)れ。」(紀伊)といふのもあります。それから少し変つてゐるのに、一寸(ちよつと)西洋(せいやう)の童謡見たやうなのがあります。それは珍らしいものです。お月様(つきさま)いくつ。十三(じふさん)七(なな)つ。まだ年(とし)は若(わか)いど。お月様(つきさま)の後(あと)へ、小(ち)いちやつけ和尚(をしやう)が、滑橋(すべりばし)をかけて、お月様(つきさま)拝(をが)むとて、ずるずるすべつた。(下総) これは、空のけしきが其のままに歌はれてゐます。小さい和尚さんは白い星か薄(うす)い霧のやうな星の雲かでせう。滑橋(すべりばし)もさうした雲のながれでせう。天の川のやうな。ずるずる滑るところがをかしいではありませんか。 それから、その綺麗(きれい)な若いお月様の小母さまに、みんながお飯(まんま)を見せびらかしたり、またいろんなものをせびつたりします。やはり子供の小母さまですから。お月様(つきさま)。観音堂(くわんのんだう)下(お)りて、飯(まんま)上(あ)がれ。飯(まんま)はいやいや。あんもなら三つくりよ。(信濃) お月様(つきさま)。お月様(つきさま)。赤(あか)い飯(まんま)いやいや。白(しろ)い飯(まんま)いやいや。銭形(ぜにがた)金形(かねがた)ついたお守(まも)りくんさんしよ。(岩代) あとさん。なんまいだ。ぜぜ一文(もん)おくれ。油(あぶら)買(か)つて進(しん)じよ。(肥前) どうでやさん。どうでやさん。赤(あか)い衣服(べべ)下(くだ)んせ。白(しろ)い衣服(べべ)下(くだ)んせ。(陸中) そのお月様は、紅(あか)いのに桃色だと云つたとて、プリプリ怒つたのもあります。お月様(つきさま)桃色(ももいろ)。誰(だれ)が云(い)つた。海女(あま)が云(い)うた。海女(あま)の口(くち)ひきさけ。(尾張) それから、大事(だいじ)なお月(つき)さま、雲(くも)めがかくす。とても隠(かく)すなら、金屏風(きんびやうぶ)でかくせ。(東京) といふのがありませう。ほんとに金屏風でなくては、あの若い小母さまには似合はないでせうね。いかにも昔のお江戸の子供が謡つたやうでせう。気象(きしやう)が大きくておほまかで、張(はり)があつて、派出(はで)で。「兎(うさぎ)うさぎ」といふのも御存じでせうね。兎(うさぎ)。うさぎ。何(なに)見(み)て跳(は)ねる。十五夜(じふごや)お月(つき)さま見(み)て跳(は)ねる。ピヨン/\。 ほんとに、お月夜の兎のよろこびと云つたらありません。両耳を立てて、草の香の深い中から、ピヨン/\と跳ねて飛んで出る、あの白い綿のやうな兎さんもかはいいものです。それにしても、あのまアるいお月さまの中には、いつも兎が杵(きね)をもつて餅を搗(つ)いてゐる筈でしたね。
2009.03.20
風の眺め
2009.03.19
からたちの花
2009.03.18
炭鉱節
2009.03.18
五十音
2009.03.18
五十音
2009.03.17
for you
2009.03.17
あの日にかえりたい
2009.03.16
つづれおり
2009.03.15
私たちは春の中で
2009.03.14
囁く雨
2009.03.14
御機嫌如何
2009.03.14
春なのに
2009.03.14
なつかしさに触れたい
2009.03.14
Follow Me
2009.03.13
この海へ
2009.03.12
自己嫌悪
2009.03.11
木の橋
2009.03.11
僕にまかせてください
2009.03.10
River of Crystals
2009.03.09
ノクターン
2009.03.09
JE T'AIME
2009.03.08
je t'aime
2009.03.08
Enigma
2009.03.08
Santana
2009.03.08
Third Watch
2009.03.08
黄色のトマト-1黄色のトマトー2
2009.03.07
君をのせて
2009.03.06
ゆうべの秘密
2009.03.06
となりのトトロ
2009.03.05
君をのせて
2009.03.05
君をのせて
2009.03.05
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