逃亡者 ~ゴールまで駆け抜けろ~

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masyu1983 @ Re:ちゃんと生きてますよ(2) 雁坂編(09/29) 改めまして5位入賞おめでとうございます…
2008.04.27
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カテゴリ: トレイルラン
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先行するランナーを含め、総勢12人による鴨沢、高尾に向けての壮絶なる大人の遠足が幕を開けた。

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スタートして青梅高水山トレイルのコース。まだまだ始まったばかりである、選手通し話をしながらの序盤戦。話を聞いているとフルサブスリーやハセツネサブ12の実力派集団である。集団走の割にはかなり良いペースで進む、このまま最後まで持つのかちょっと不安になってきてしまう。

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高水山あたりから集団がバラけてくる。一度は遅れていたakihageさんが先頭を引っ張りそれに着いていく。故障しているのに下りが速い、凄く滑らかに下っていく。勉強になるな~。さすがにこのまま着いていくと最後まで持たない気がしてペースを落として進んでいくと・・・。
「名栗」の標識、名栗って埼玉だっけ?もうちょっと進んでみたところで不安になり立ち止まってみると後続が来ない。間違えた~、って戻ると黒山で先ほど座っていた女性が。「ランナーどっちに走って行きました?」「あっちです」。あらら・・ってすぐコースに戻ったところでハリ天さんとポカラさん発見。助かった~。5分ほどのロス、20時間以上走る事を考えれば小さいロスとすぐに切り替える。

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棒の峰2時間55分で到着。昨年とほぼ同じタイム、やっぱりこのメンバー速い!!
ここでは小虫さんのコーラエイドだ!!お初のrikaさん、ひなさんも一緒に嬉しい御もてなし。先行していたakihageさんはここでリタイア。ハリ天さん、ポカラさん、そして10分遅れで応援ランで追ってきたリキさんと10分近くまったりと談笑。もう後続がいないのでオレンジも食べつくすぜ~って感じでいっぱい頂きました。ありがとう~。

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chinさんではないか、トレラン仲間はサプライズがお好き。連続するサプライズにレースである事を忘れるぐらいまったりとしてしまった(笑)

さすがに棒の峰で長居しすぎて先行する選手とはかなり差が開いてしまっている。それに後ろにいるハリ天さん、ポカラさんのゴールデンコンビは後半にめっぽう強いので今のうちに先行しておきたい気持ちもある。

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という事で少しペースアップして前を追って進んでいると・・・。
なにやら怪しい、道無き道を突き進んで下っている自分。このまま下って行くと道路に出てしまう勢い。再びやってしまったのかという気持ちで来た道を戻っていく。後続が来ない。間違いなくコースアウトした。とりあえず避難用に持っていた笛を吹いてみたが反応無し(笑)。その時に右の方に見える尾根をポカラさんのウェアが走り去るのが分かった。助かった~っと再びコースに戻る事が出来た。

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日向沢の峰の上りで再びハリ天さん、ポカラさんに追いつく。「またやっちゃいました~(^_^;)」
ここからは昨年苦労した急登が続く、2人の力を借りて一緒に登っていく。ここで再びリキさんが後ろから登場、なんか一番元気じゃないか~。鴨沢まで一緒に行けるんじゃないかって勢い!!

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日向沢ノ峰、蕎麦粒山と続く急登を休まず進んで来れた。昨年はここでボロボロ、休み休み登っていた自分が1年成長を感じた区間でもあった。蕎麦粒山の上りから再び単独で前を追っていく。一杯水、酉谷山と走れる区間が続く。ここはしっかり走っておきたい。
一杯水まではしっかり走れた。なにやら非難小屋では笑い声が・・・今思うと先行した選手がいたんじゃないだろうか?Hさんのエイドがあった事を忘れてしまった~、あそこでコーラ飲んでいれば~(>_<)

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酉谷非難小屋分岐、確かCPは山頂だったよな~って何の躊躇いも無く山頂に向かっていく。なんか寂れてるな~って感じのほとんど踏まれていない山頂への道。下りも倒れ木に阻まれ、道も薄くなって分かりづらい。
単独走が続き調子もいまいち、どんどん不安になってきた・・・。
そんな時、長沢背稜の方からのまダッシュさんが逆走して登場。さすがに未経験で雪に阻まれたコースに迷っていたようだ。更に冷たい風にアラレが吹きつけ状況が難しくしていた。

ここからは共に残雪の中を進んでいく。雪に残る1本の道、先行する仲間達が作ってくれた足跡が雲取山へと通じる道と信じて、この道を辿っていく。
途中から明らかに自分が足手まといになってきた、何度か先に行ってもらったが道に迷って先で待ってもらう状況が続く。芋の木ドッケの下り、のまダッシュさんの鈴の音を追っていると先行して出発したゆぅさんの鈴だった。「はじめまして~」と簡単ではあるが挨拶。



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雲取山は4人で登頂。非難小屋で少し休憩と思ったが既に満杯状態で先を急ぐことに。
さぁ、後は鴨沢まで一気に行くぞ。途中から雪が消え、少し調子も戻って来た。のまダッシュさんを追ってここからはしっかり走る。

七ツ石山を越えて少し下りたあたりで再び追いついた。
しかし砂利で走りづらい下りで少しずつ遅れ始めた。のまダッシュさんのスムーズな下りに着いていけなかった。気持ちを切り替え薄暗くなってきたので早目にハンドライトを準備。
次第に土で走りやすくなってきた。途中、先行スタートのげんぼさんに追いつく「のまダッシュさんは凄い勢いで下っていった」との事。あ~追いつかないのか~。いやまだまだと諦めずに追いかける。半ば意地の追い上げでした。青梅高水山で遅れをとり飛ぶ鳥を落とす勢いののまダッシュさんに対してこのまま負けられない!!っ的な気持ちでした。

トレイルが終わりに差し掛かるところでようやくライトが見えてきた。追いついてホッとした気分、いやかなりホッとした(笑)。ノンストップで一気に下ってきたのでかなり熱くなっていた。

鴨沢グランドが見えた。橋の方に明るい光だ。「お~い」っとライトを回して合図するとあちらからも応えてくれた。
1年前の記憶が呼び戻される。「あ~、またここに戻ってきた」という安堵の気持ちでいっぱいだった。

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鴨沢ではハリマネさん、yahushigeさん、tamaさん、ogamaruchanご夫妻、Hさん、kurisukeさん、そして棒の峰リタイアしたakihageさんが出迎えてくれた。

~後編に続く~





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Last updated  2008.05.06 06:55:48
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