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2006/06/08
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カテゴリ: 酒
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Last updated  2021/06/08 12:09:34 PM
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Re:エドラダワー:最小の蒸留所が生む「至宝」/6月8日(木)(06/08)  
カピタン さん
 やっぱり小さい酒造メーカーってのは作り手が少ない分、人が変わると大きく味が変わるのでしょう。
 さる日本酒の造り酒屋の銘柄でも、「代が変わりそうだから、変わると味がどこまで維持出来るかが心配」なんて話を酒屋さんから聞いた事があります。
 とにかく、知らないお酒は数限り無くあるので、これもバーで見かけたら一度トライしてみますね。 (2006/06/09 01:18:30 AM)
Re:エドラダワー:最小の蒸留所が生む「至宝」/6月8日(木)(06/08)  
エドラダワー蒸留所にも行ってみたいですね。
昨年メルシャンの軽井沢蒸留所に行きました。とても小さな蒸留所で、やはり従業員は3人とのこと。
エドラダワーもこんな感じなのかなあ、と想像しながら見学しました。
経営が変わったとたん変化するのは、やはりマネージャーやブレンダーの影響が大きいのかな、と思います。 (2006/06/09 01:31:12 PM)
カピタンさんへ  
 カピタンさん、こんにちはー。

>やっぱり小さい酒造メーカーってのは作り手が少ない分、人が変わると大きく味が変わるのでしょう。さる日本酒の造り酒屋の銘柄でも、「代が変わりそうだから、変わると味がどこまで維持出来るかが心配」なんて話を酒屋さんから聞いた事があります。とにかく、知らないお酒は数限り無くあるので、これもバーで見かけたら一度トライしてみますね。

 そうですね。ウイスキー蒸留所に限らず、小さな酒造メーカーというのは、
どこの国でも、いかに味や品質を守り続けるかに苦労していますね。
ボウモアやマッカランのように、モルトの生産工程にコンピューター制御を導入すれば、
一定の品質は維持できるでしょうが、あまりにも均質になってしまうと、
今度は「個性に欠ける」とファンからは批判されるし、悩ましいところですね。
(2006/06/10 09:28:08 AM)
パブデ・ピカソさんへ  
 パブデ・ピカソさん、こんにちはー。

>エドラダワー蒸留所にも行ってみたいですね。昨年メルシャンの軽井沢蒸留所に行きました。とても小さな蒸留所で、やはり従業員は3人とのこと。エドラダワーもこんな感じなのかなあ、と想像しながら見学しました。経営が変わったとたん変化するのは、やはりマネージャーやブレンダーの影響が大きいのかな、と思います。

 エドラダワーは4年前に所有者が変わって、新しいアドバイザーも迎え、
品質もかなり改善されてきたという話です。ただし、新しく仕込んだモルトが実際、
商品化されるまでは、最低5~10年の歳月が必要ですから、
味わいが劇的に変わるのは、まだ数年先のことでしょうね。これは待つしかありません。
(2006/06/10 09:35:54 AM)
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 マッカランやグレン・ファークラスの陰に隠れて、同じシェリー系シングルモルト・ウイスキーとしての知名度はいまいちかもしれない。だがシェリー系モルトとして、根強い人気を誇る、この個性的な銘柄を外すことはできない。Edradour

 エドラダワー(Edradour= 写真左 は現行のオフィシャル10年もの)。スコットランドの南ハイランド地方パース州の小さな村にあり、「スコットランド最小の蒸留所」とも言われる。ブランド名は、蒸留所のそばを流れる小川(エドレッド)に由来するという。

 創業は1825年。当時から家族的経営による、手作りのモルトとして知られてきた。生産部門の従業員は現在でも3人しかおらず、ポットスチル(蒸留釜)は、小型のものが2基あるだけだから、生産能力も推して知るべし。エドラダワー蒸留所

 1週間に14樽(250リットル樽換算)、年間でもボトルでわずか2万4千本分。これは通常、スペイサイド地方の蒸留所の1週間分の生産量なので、どれほど少ないかが分かってもらえるだろう( 写真右 =のどかな村にあるエドラダワー蒸留所)。

 エドラダワーの味わいはクリーミーで、渋みとともにハニーのような甘味も感じられる。そして、シェリー樽熟成らしい芳醇な香りも。Straight from the caskただし、最近のオフィシャル・ボトルについては、「バランスに欠けて、化粧品っぽい風味がする」という不満の声も聞くのは残念な気もする( 写真左 =オフィシャルの樽出し「Straight From The cask」。これは旨いです!)。

 確かに、90年代までのオフィシャル(10年)に比べて、最近のものは「奥行きに欠ける」印象を僕も感じる。生産部門の担当者が世代交代したのか、造り方を微妙に変えたのかは知らないが、「一定の品質と味を維持する」という命題は小さい蒸留所が故の悩みなのかもしれない。Edradour

 ちなみにエドラダワー蒸留所は最近まで、仏ペルノー・リカール社の所有だったが、2002年7月に有数のボトラーズとして知られる「シグナトリー社」が買収した( 写真右 =昔のオフィシャルボトルのエドラダワー。Barで見かけたらぜひ1杯飲んでみてください。旨いんだから!)。

 シグナトリー社は、定年で引退したラフロイグの元蒸留所長イアン・ヘンダーソン氏をエドラダワ蒸留所のアドバイザーとして迎えた。そして、カスク・ストレングスもので様々な新しいボトルを市場に送りだし、世に問うたのはご存じの通り。バーガンディ・フィニッシュ

 ブルゴーニュ・ワインの空樽で仕上げ熟成させた「バーガンディ・フィニッシュ」( 写真左 )なんてユニークな商品も生み出したが、これはこれで、結構評判は良かった。

 ネットで読んだ情報によれば、ヘンダーソン氏自ら陣頭指揮して造った新しいシングル・モルト(ピートを効かしたタイプらしい)も、5年後くらいには商品化されるというので、楽しみだ。きっと品質的にもかなり改善されているだろう。エドラダワー蒸留所の今後の積極的な展開に、僕らモルトファンは大きな期待を込めて見守りたいと思う。


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