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「でも見てよ今のぼくをクズになったぼくを」(評価 ★★★★★ 満点五つ星) 日本公開は2022年4月の予定。http://annette-film.com/ 「ポンヌフの恋人」ほかのレオス・カラックス監督(フランス人)による英語映画。舞台はアメリカ。日本も制作に関わってるもよう。チョイ役で水原希子さんほかご登場。ミュージカル仕様。 お笑い芸人の笑えない末路を描く。ソプラノ歌手と結婚し、娘が産まれ(名前はアネット)、やがてアネットの音楽的才能が開花する一方で、男の人生はどんどんヤバい状態になっていく。 上映時間が二時間を超える大作。お色気、殺人、社会問題、あれこれ詰め込まれてて、始めから終わりまで魅せる。歌あり踊りあり映像美あり、観ててこっぱずかしくなるような演出もここまで吹っ切れて堂々とやれば潔い。←一歩間違えればラジー賞もの 基本的にぼくはこのテの「わかる人にしかわからない」系の映画づくりが苦手で、てか、いつも「わからない」側だから混乱したまま悔しい思いをして鑑賞を終えるはめになるのだけど、今回は「わかった気にな」ったし高評価を差し上げたい。 主人公(だめんず)の心情が描き切れてないように思った。が、演じたアダム・ドライバーさんはお上手。ノア・バウムバック監督「マリッジ・ストーリー」のときも感じたけど、彼の演技力はホンモノだと思う。 歌唱力についてはビミョーではあったけれど、どれも歌うの難しそうな曲ばかりなのも事実。音楽はスパークス兄弟。「レ・ミゼラブル」のようにひたすら語るように歌う形式。レシタティーボ系。 マリオン・コティヤールさんも頑張って歌いまくってた。 なにげに一番の見どころ聞きどころは最後、父娘の二重唱の場面かと。
Jan 31, 2022
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「色づく街を歩いていると泪が頬にこぼれてきます」(評価 ★★★★☆ 四つ星) 分類としては劇映画なのかドキュメンタリーなのかアニメなのか謎。たぶん全部。 アフガニスタン難民の男性の激白。彼は今でこそ移住先のデンマークで(比較的)平穏な日々を過ごしているが、今まで誰にも話さなかった(話せなかった)自身の壮絶な過去を、トラウマと向き合いながら語りまくる。 どうやら彼自身は顔出し不可ということもあってアニメ化したということか。 日本では未公開。英語の題は「Flee」。逃げるという意味。公式サイトはおそらくここ www.fleemovie.com 感想といたしましては、時代が行ったり来たりしてわかりにくかった点を除けば、非常に良くできた作品だと思う。 確か来週だか再来週にアカデミー賞の候補作が発表になるはずだけど、この作品は確実に候補に挙がるであろう。←断言っ アフガニスタンを逃れ、最初の滞在地ロシアでもひどい目に合うし、そして今度はロシアから西側へと脱出を企てるのだけれどなかなかうまく行かない。目を覆いたくなる。 そして彼の恋愛観やお相手との日常に関しても並行して語られる。 部分的に1980年代当時の映像を流して臨場感を演出してはいるものの、アニメ自体は柴門ふみさんが描くような優しい筆致のほのぼの系なので、あんまし緊迫感は伝わってこない。が、やはり実際に描かれている難民の生活ぶりはかなり過酷なものだったもよう。逆に再現映像とかだったら生々しすぎて辛くて観られないかもしれない。
Jan 30, 2022
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「親ガチャ」(評価 ★★★☆☆ 三つ星) 1970-80年代のニューヨーク郊外が舞台。(ほぼ)母子家庭で育った少年が、名門大学に進み、学業や恋に励みながら作家を目指す話。 ダメ父に代わって彼を支える伯父(酒場の経営者)役にベン・アフレックさん。監督はジョージ・クルーニーさん。 作品の分類としては青春ものということでよろしいか。これぞアメリカ映画って感じで、アメリカで生まれ育った人なら旧き良き時代を思い出しながら感傷的に鑑賞できるんだろうけど、ぼくにとってはそこまで感情移入はできず。 別に泣ける映画でもないし、起承転結があるわけでもない。 アフレックさんの助演が評価されてるらしいけれど、演じるのがそんなに難しい役とも思えないし、単においしい台詞を与えられてて脚本に恵まれただけと言ったら言い過ぎか。 てゆーか、それぞれの役にいい役者さんが当てられてるとは思った。恋のお相手の才媛もいい感じだった。 母親役の役者さん(やはり美女)も良かった。←ローラ・ダーンさんかと思ってたら違った。 バック・トゥ・ザ・フューチャーのクリストファー・ロイドおじいちゃんもご出演。 全体としての構成がイマイチ。母親や伯父が大病を患い、でもすぐに回復するくだりもよくわからなかった。主人公以外は老けないのには違和感あった。 音楽が映画の雰囲気に合ってたのはとっても良かった。
Jan 29, 2022
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「#MeToo 運動」(評価 ★★☆☆☆ 二つ星) いろんな映画祭で賞獲ってるみたいだし、ついにこちらアメリカでもあちこちの映画館で上映されてきており、そんなすごい日本映画なのであれば観ておかねばと思って鑑賞。そもそも日本映画を劇場公開で観るのは久しぶり。 今日の映画館、混んではいなかったけれどガラガラというわけでもなく、思ったよりもお客さんがいらっしゃってた。意識高い系白人さんという印象の方々ばかり。 感想としては、あまりにビミョーすぎて観るのは時間の無駄のような気もしたし(三時間!)、いや、とんでもない名作のような気もした。で、一周まわってぼくの評価は二つ星。 確かに凝ったつくりだし、唸るようなお見事な台詞も出てくるのだけれど、三時間もかければそりゃあんなことやこんなことを織り込むのは難くない。映画づくり的にぼくの好みではなかった。 主演の西島秀俊さんほか、役者の演技が下手なのか監督からそうゆう演技指導をされてるのか(おそらく後者)、みんなして歯の浮くような台詞をひたすら棒読みなさる。聞いててイライラしたし、すごく疲れた。こうゆう演出が令和の標準になってきてるのであらうか。やはりぼくとしては苦手。 そもそもこの主人公、演劇業界で成功して結果を残しているヤリ手の演出家という設定なのであれば、もっと芝居に情熱を持ってて発言/滑舌や顔の表情が活き活きしてるべき。コミュ力に欠けるこじらせ男子というキャラは職業的に無理ありまくりだし、このおじさん、いい歳こいて自分探しの旅とか言ってないで、妻に浮気されたならプンプン怒ったりシクシク泣いたりオロオロ慌てたり、人間らしい反応をしていただきたい。業界の修羅場を乗り越えてきた実際の舞台演出家さんらがこの映画観たら、この優柔不断な主人公を同業者として認めるだろうか。 脇キャラも中途半端で現実味なし。例えばお騒がせ役としてイマドキ男子も登場するのだけれど、この役をどう描きたいのかが謎。イケメンなのかチャラ男なのか狂気男なのか、全部ひっくるめた神秘的な男ということであれば演出/演技不足。かなり重要な役なのにもったいない。車の中でいきなりドヤ顔で熱弁はじめちゃうし、キャラ設定がブレてる。 一方、運転手を務める女性もかなりの不思議ちゃん。低学歴という設定のはずなのに哲学的な台詞もさらりとご披露。しかも最後の最後の場面、何が何だかわからなかった。ここに至るまでにいろいろ伏線が敷かれてたのかもしれないけど、ぼくには理解できなかった。悔しい。 父娘ほどに歳の離れた演出家と運転手が、なんだかんだ言って共通点がいろいろあって徐々に打ち解けていくくだりも、やはり演技や演出の問題なのか惜しい。痛い。 彼らに限らず登場人物一人ひとりが悩みや苦痛を抱えており、そんな人間の弱い部分や孤独な部分を静かに語っていくという製作者の意図はわからなくもないけれども、三時間もかけずに上手くまとめられる脚本力や演出力こそが現代の映画界に求められてるのではないのかなと。 一方この映画、ガイジン目線で観るとかなり楽しめる。トーキョー、ヒロシーマ、ホキャイドーなどの各地の風景も堪能できる。赤い自動車もいーかんじ。 てか、日本語わかんない人のほうがフツーに楽しめるかもしれない。登場人物の棒読みのような会話についても、日本語とはそうゆう抑揚のない言語なのかと思うかもしれないし、演技力とかいちいち気にせずに観られるのかも。 ぼくの場合、この映画観て確かに広島に行きたいとも感じたけれど、むしろ韓国行きたいと思った。登場する韓国人がもれなくいい人たちばかりだし、それに最後の場面もそう。結局は韓国推しの映画かという印象すら感じた。 あと、ベートーベンの弦楽四重奏第3番が出てくる場面があって、ちょっとだけ萌えた。←そこ?
Jan 23, 2022
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今日は教会での礼拝で演奏いたしました。信者さんたちに伺ったところによると、年末のクリスマス礼拝こそ盛り上がったものの、今月はナマ参列する信者さんが激減。世の中的には感染者数は増加ぎみだし、聖歌隊の方々も(マスク着用であったとしても)熱唱する気になれずドタキャンする歌い手さんも多いようです。
Jan 23, 2022
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「私が叔父さんになっても」(評価 ★★☆☆☆ 二つ星) トルコ発の映画をネットフリックスで鑑賞。 バイオリンのことはトルコ語で keman(i) らしい。英語の題は「My Father's Violin」。 著名な(かつ傲慢な)バイオリン弾きが主人公。ある日突然、自分の兄に娘がいたことが判明。その兄が急死したため、しぶしぶ姪を引き取り同居生活を始める。 演奏場面もあるみたいだし、しかも舞台がイスタンブールということで観てみようかと思ったのだけど、激しくイマイチだった。あまりに素人的な映画づくりで苦笑してばかり。脚本も演技も稚拙。主人公の妻がチョー美人かつ性格もいい、っていうのも非現実的で浮きまくり。 バイオリンの弾き真似が下手すぎってのもあって、早送りボタンや停止ボタンを押しかけながらも何とか最後まで観つづけた。というのも、どのような劇中音楽が用いられてるかに興味があったから。民俗音楽も多少は出てくるものの、バッハやビバルディほかクラシックが多いという印象。モンティのチャルダッシュ、ビゼーのカルメン(ハバネラ)、サティのグノッシエンヌ、ポル・ウナ・カベサなども。 どーでもいい余計な小ネタを削り、もっとすっきり編集してくれていれば、安心して観られて多少は泣ける娯楽作品になってたであらう。ぼくとしてはあれこれ突っ込むのに忙しく、鑑賞後はどっと疲れてしまったわけで。
Jan 22, 2022
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「ガラスの十代」(評価 ★★★★☆ 四つ星) 1981年のニューヨークブロードウェイでミュージカルの初演に携わった人々を取材する。役者(大半が当時まだ十代)らはそれぞれに成長し、当然ながら既に思いっきりおじさんおばさんになっており、81年のあの頃を振り返る。そしてあの場所で再結集。 ネットフリックスで鑑賞。 ぼくは気にいった。前半はなんだかよくわからないまま進行するのだけれど、後半はいろんな意味で泣ける。編集も上手いし、実際の音楽も効果的に使われている。 役者やってる人、演劇やミュージカルなどの舞台ものが好きな人とかなら楽しく観られるはず。逆に言えば上記のような人じゃないと楽しめないと思う。 なんといっても、彼らが初演したこの「Merrily We Roll Along」というミュージカルは、当時既に名声を手にしていたスティーブン・ソンドハイムとハロルド・プリンスの共同制作によるもの。本ドキュメンタリーでは彼らも取材に応じており、制作時の苦悩ややりがいを語りまくる。(晩年の)お二人が拝めるなんて、それだけでも観て良かったと思う。 で、鳴り物入りで初演を迎えたはずなのに、結果的に公演は大コケ。あまりに不評だったため、半月で打ち切りとなってしまう。 この黒歴史が、まだ若かった役者たちのその後の人生にどのような影響を与えるのかが本作の見どころ。 ソンドハイムさん(ソンタイムと発音する人も多い)というお方は、詞も書けて曲も書けてどちらも一流。ぼくは、「Sweeney Todd」と「Sunday In The Park With George」と「Into The Woods」を楽団で弾いたことがあって、音楽的に彼の特徴が少しはつかめてきたところ。 この「メリリー・ウィー・ロール・アロング」がコケたのは、話が複雑でわかりにくかったのと(現代から過去に徐々に戻っていくという大胆な手法)、中年の役を未熟な若い役者に演じさせたりしたからであり、実際にサントラCDは好評で長年にわたり売れ続けてたらしい。 作曲の才能に加え、ソンタイムは作詞家として言語に関するかなり繊細な感覚を持っている。多少なりとも英語ができる人なら彼の詞の韻の踏み方や抑揚、字余りや字足らずの場合の絶妙な処理の仕方とかに気が付くはず。ミュージカル制作って、作詞作曲は同時進行で同一人物がやったほうが手っ取り早いし上手くいくのは当然。でも、ここまで言語感覚にも優れた作曲家というのはなかなかいないのではないか。 で、驚いたことに、初演で大コケしたはずのこの演目、何十年もたった今、世界各地でときどき公演が行なわれている。日本でも「メリリー・ウィー・ロール・アロング、あの頃の僕たち」という題で上演されたもよう。 なお、最初の場面が「現在」で、そこから過去へに順々に戻っていくという進行は、視聴者的にはすごくわかりにくいし、アタマ使って観ないといけないのでぼくは苦手。 そんな巻き戻し系作品としてぼくがすぐに思い浮かぶのは、映画「ふたりの5つの分かれ路 5x2」と「The Last 5 Years」。どちらもすごくわかりにくくて途中で挫折してしまった記憶がある。この手法で成功した演目はあるのだろうかとすら思ってしまう。
Jan 8, 2022
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「逃げられるは恥」(評価 ★★★☆☆ 三つ星) ネットフリックスで鑑賞。全六話。各20~30分なので気軽に観られた。 スウェーデンの地方の町。銀行強盗未遂の犯人がアパート内に逃亡し、たまたまその場に居合わせた八人を人質として立てこもる。警察は建物を厳重に包囲し、人質の解放を犯人と交渉。やがて人質全員が無事に建物の外に出てくるが、結局犯人は見つからない。 第1話で上記のような事件が起き、以降の回で警察は捜査を進めていき、人質それぞれにワケありの過去があったり、互いに面識のある者もいることを突き止めたりして、最終回で全貌が明らかになるという構成。 おそらく原作の小説はかなり面白く読めそうなんだけど、映像化にあたって緊迫感が薄れてしまっており、現実味も感じられず突っ込みどころが目立った。惜しい。警察の仕事ぶりがあまりに頼りないのはいただけない。 でも、スウェーデン特有なのか、おっとりとしてどこか脱力感漂う演出は好感が持てた。住みやすそうな場所だなと思わせる町。 人質のなかに犯人がいるのかもと思わせるくだりはお約束と言っていい。アガサクリスティ「オリエント急行殺人事件」とか、近年だったら「9人の翻訳家 囚われたベストセラー」とか、似たような推理ものはいくつもあるはず。 ただ、この作品はあんまりどきどきしなくて誰も殺されなくて、おカタい推理ものというよりは、最終的には「家族っていいね」系の温かめのお話に着地する。そのあたりもスウェーデン的か。
Jan 5, 2022
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「振り返ればヤツがいる」(評価 ★★★★☆ 四つ星) 子どもの頃に聖職者から虐待され、何十年もたった今でもその心的外傷に苦しんでいる被害者六人を取材したドキュメンタリーをネットフリックスで鑑賞。 彼らが教会側や加害者に怒りをぶつける様子も紹介されるけれども、むしろ、当時どこで何が起こったのかを再確認すべく一人ひとりが真正面から向き合い、さらには自分たちの手でその再現映像を制作する過程を描いている。 人によっては忘れてしまいたいかもしれない過去をわざわざ掘り起こし映像化だなんて酷すぎるのではとも思ったけど、これは drama therapy(芝居療法)だかと呼ばれるらしい。被害者自ら脚本書いたり大道具小道具作ったりして演劇化することで、ひと区切りつけ前進していく(procession)というもの。加害者の役を実際に自分で演じたりもして、なかなか興味深い治療法。 良くできた作品だと思った。さすがは各方面にいちいち忖度しないネットフリックス様、今後もこうゆう良質のドキュメンタリーをどんどん制作してほしい。 ぼく自身、いろいろな教会に(演奏家として)出入りすることはあり、聖職者と話をすることはよくあるし、聖職者を「無条件に崇める」信者さんたちを目の当たりにすることもある。 実際、以前に訪ねた時と聖職者さんが別人に変わったことに気づくと、思わず何か不祥事があったのかと勘ぐってしまう。失礼かと思いつつ。 今後もこうゆうドキュメンタリー映画は作られていくだろうと思うけれど、被害者の苦悩に加え、直接の被害はない一般信者の方々がどう思ってるのかも知りたい。つまり、見て見ぬふりをするのか、どの宗教にも不祥事とかの多少の闇はあるものと割り切るのか、それともイケナイ部分を明確にし表立って改善していこうとするのか。
Jan 3, 2022
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「wagamama」(評価 ★★★☆☆ 三つ星) マギー・ジレンホール初監督作品。 ギリシャで夏を過ごすアラフィフおばさんが主人公。ちょうど同じ村に滞在しているアメリカ人家族と交流しながら、自分の子育てや黒歴史を振り返る。 https://ja.wikipedia.org/wiki/ロスト・ドーター 映画評論家さまたちからは高評価の作品らしいけど、ぼくとしては三つ星どまり。物語がわかりにくい。もったいぶった演出や撮影も気に入らなかったし、「人形」の意味することもわからずじまい。音楽も統一感なし。それにせっかく風光明媚なギリシャで撮ってるのに、意外に画が地味。 この作品のお題はおそらく育児うつ/育児放棄とかなんだろうけど、それを母親失格とかわがままママととるか、男女不平等の世の中を批判すべきと思うか。てか、そうゆう問題提示をしてるわけでもなく、とにかくわかりにくい。主人公に同情すべきか否か悩んでいるうちに映画は終了。 題名はドーターsと複数形にはなってないので、ぼくはてっきり主人公の娘二人のうちひとりが亡くなってるものとばかり思ってたら、どうやらお二人ともご健在。 役者さんたちの演技は素晴らしかった。主演オリヴィア・コウルマンさんはもちろん、主人公の若い頃を演じたジェスィ・バックリさんという役者さんがとぉーっても良かった。彼女はこれから絶対に有名になるはず(なるべき)。 脇の役者さんたちもいー感じだった。特にエド・ハリス、ポール・メスカル、ピーター・サースガード。そして謎めいた美女役はダコタ・ジョンソン。←化粧が濃すぎてダコタさんと認識不可能
Jan 1, 2022
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