ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Dec 12, 2009
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カテゴリ: 映画、テレビ
 今日は久しぶりに(15年ぶりぐらい)シェークスピアを観劇した。


 この「恋の骨折り損 Love's Labour's Lost」はケネス・ブラナーだったかが映画化してたような気もする。同じシェークスピアの喜劇では「恋のから騒ぎ Much Ado About Nothing」とごっちゃになってしまうけれども、いずれも主役級の登場人物がやたらと多い。

 で、今日の芝居、正直言って英語が理解できなくて辛かった。ってゆーか、それって15年前にシェークスピアを観た当時と比べて自分の英語力が全く上達してないことを意味するわけで、密かに凹んでしまった。

 ま、芝居自体は演出が派手で、英語がわかんなくても観ていて爽快。駄洒落もいっぱい出てきて、(どこがどう可笑しいのかわかんなかったけど)みんなと一緒にゲラゲラ笑いながら観た。

 シェークスピアは、ハムレットとかロメジュリのような悲劇作家という印象を勝手に抱いていたけれど、やっぱり喜劇は面白い。
 役者さんが劇場内を縦横無尽に駆け回ってて、まるでサーカスを観てるような臨場感、躍動感があった。

 ところで、最近はどこの劇団も予算が激減してるらしく、よってそれが演目や演出にも影響してるに違いなく。喜劇よりは悲劇、歴史劇よりは現代劇、舞台装飾も地味なものになってるんだろーな、とふと思った次第。


(於: ニューヨーク、ペース大学構内ワンペースプラザ)





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最終更新日  Dec 15, 2009 09:04:57 PM
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