ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Jun 19, 2018
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「さりげなくギンギラギン」

 今日はカルテットで遊びました。久しぶりにベートーベン作品18をば。バイオリンはぼくとY氏、ビオラはN氏、チェロはE氏。
 この18の2は、失礼ながら名曲だとか彼の代表作だとかは思えず。なんだか地に足のついてないような感じがして。
 しかしながら、そのぶんすごく勉強になる。こうゆう曲を名曲っぽく響かせることのできる団体はホンモノちゅうのホンモノかと。
 第1楽章は、ゆったりとした二拍子のはずなのだけれど、速さはアレグロとのご指示があり、ベートーベンならではの強引さ。
 第2楽章にも、細かい音符(64分音符とか)でウネウネ弾くとこがある。こうゆうとこって、しっとり丁寧に弾くべきなんだろうけど、次の音に向かうときの一過性の装飾と割り切って、さりげなく弾き逃げるのもアリか。
 今回の発見は第四楽章。こんなにかっこよい曲だったとわ。出だしではノーテンキな音楽と思わせといて、急に短調で深刻化、しかもナニゲに輝かしい。作品18-4ほどではないけど、弾いてて楽しい。





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最終更新日  Jun 23, 2018 09:53:20 PM
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