ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Jan 3, 2021
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カテゴリ: 映画、テレビ
「見える化/見えない化」(評価 ★★★☆☆ 三つ星)

 新春だし、歌って踊ってどんちゃん騒ぎ系のインド映画でも楽しんぢゃおうという魂胆だったのだけど、この作品は深刻なお話だった。
 ほんとは目が見えるのに盲目を装い知名度を上げたピアノ弾きが主人公。見えてないことになってるので、出張演奏に招かれた邸宅で殺人を目撃してしまったのに見て見ぬふりをするはめに。
 日本語のウェブサイトは http://m-melody.jp/

 彼の弾くピアノ曲がすごくわかりやすくて老若男女みんな楽しく聴けるはず。でも後半は次々と人が殺され、ピアノの場面が激減。てか、音楽映画というわけぢゃなかった。

 どんどん意外な方向に展開していくので、最後はどう着地するんだろと気にしながら何とか最後まで観た。インド映画って、ぼくにとっては長すぎるのばかりで途中で挫折することが多いので、このぼくが最後まで観られたということは名作と言ってよい。←断言
 なかなか余韻のある終わり方。てっきり「正義は勝つ」「最後に愛は勝つ」的なインド映画らしい結末になるのかと思ってたら、どうも違う。おそらく本作のお題は「自業自得」?

 今年はまだ始まったばかりだけど、もう年内はインド映画観なくていーやという感じ。インド映画は年に一本観りゃ充分と思ってるので。もちろん名作もいっぱいあるんだろうけど、やっぱしどれもこってりしずぎ、胃にもたれる。





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最終更新日  Jan 5, 2021 10:09:24 AM
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