ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Feb 4, 2021
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カテゴリ: 映画、テレビ
「家ついていっていいですか」(評価 ★★★★☆ 四つ星)

 シンガポールのテレビ局CNA(Channel NewsAsia)制作。アジア各国の知られざる闇を取材する一連のドキュメンタリー。
 何十本も放映されてるみたいで、ぼくは全部観たわけじゃないけど、これまで観たもののなかで良かったと思うのは以下。


マレージア:To Hunt a Pedophile
 児童を虐待し、不適切な画像を公開していた変態おやじを逮捕するまでの経緯を取材。

パキスタン:In the Name of Honor
 保守的な国民らを震撼させ、かつ悩殺したお騒がせお色気女子カンディール・バローチ氏の死について取材。

インド:Manufactured Orphans
 孤児として外国に養子に出されたインド人が実の親を探し求めインドに向かい、衝撃の真実を知る様子を取材。

日本:Lonely Death
 どんどん増え続ける孤独死に関し、その死亡現場の清掃や遺品整理を行なう会社を取材。(監督は伊藤詩織氏)


 どれもこれも興味深く観られた。
 こうゆうあまり知られていないアジアの国々の事象を実際の現場でどっぷり制作し、しかも英語で発信するのって、今までありそうでなかった気がする。それに現地の報道屋を信頼し、彼らに多くを任せて制作させている模様。伊藤さん作の日本発のも実に良く作られていた。お見事。


 日本でもおそらくNHKさんがいい番組を作っていらっしゃる気はするけれど、日本在住の、受信料を払ってくださる日本人さま向けに、日本語のみで発信、ってのは対象市場があまりに小さすぎる。もったいない。





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最終更新日  Feb 5, 2021 10:41:27 PM
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