ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Nov 1, 2022
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「関係ねぇ」

 今日は久しぶりにカルテットでお遊び。ハイドンの74の1。ぼく(第1バイオリン)、マイケル(第2バイオリン)、ナンシー(ビオラ)、エレン(チェロ)。

 第1バイオリン的には難曲だけれど、さらう価値ありまくり。報われる難しさというか。やっぱりハイドン(のカルテット)は素晴らしい。

 冒頭、とってつけたような「さぁ、はじまりはじまりぃ」という二小節。なんだか意味不明。ほかにもこんな曲あったような気もする。深読みすべきか、ふ~んで済ませるべきか。


 この曲はハ長調なので、それだけでも萌える。ちゃんとビオラとチェロの開放弦ソとドが効果的に使われてる。あと、ぼくとしては、ハ長の曲はスコアを眺めてると視覚的に調の動きがわかりやすいのですごく楽しい。和声の勉強にもってこい。

 調といえば、第3楽章メヌエットの中間部(トリオ)、それまでハ長調だったのがいきなりイ長調になるのだけれど、なんとも意外な響き。てか、ハ長調とイ長調って「関係調」ぢゃないはず。
 深読みすべきか、ふ~んで済ませるべきか。





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最終更新日  Nov 7, 2022 08:44:35 AM
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