ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Apr 10, 2023
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カテゴリ: 映画、テレビ
「やもめはやもめ、独りで空をゆくのがお似合い」(評価 ★★★★☆ 四つ星)

 舞台はテヘラン。夫が有罪となり死刑が執行され未亡人となった妻のもとに、ある日、夫はほんとは無実だったと当局から連絡がある。
 日本語のウィキはここ https://ja.wikipedia.org/wiki/白い牛のバラッド

 2020年のやはりイラン映画 「悪は存在せず」 に非常に似ている。

 死刑制度に関して声高に反対、というようなわかりやすい映画ではない。登場人物の心情を丁寧に描いてくれてるわけでもないので何かと疲れる。惜しい。
 主演女優の演技はいい感じ。

 てか、イランはやはり女性特に未亡人にとっては暮らしにくい地という印象。世間の目は冷たく、それでも主人公はたくましく生きていく。
 彼女はここぞというときに真っ赤な口紅をさして美しくかっこよいのだけれど、この場面もどう解釈していいものか。



 なお、最後に流れる音楽は、シューベルトの弦楽四重奏曲「死と乙女」第二楽章。





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最終更新日  Apr 11, 2023 08:40:32 PM
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