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2002年ユニゾンシフト製作のダーク/シリアス系ノベルティ・アドベンチャー【あらすじ】他人を頼ることをやめ、誰をも遠ざけて一人きりで生きていくと決めた正広は、ある日徒党を組む集団と喧嘩をして、病院で入院生活を送ることになってしまう。その病院にて、正広はある三人の少女との出会いを果たす。一人は遙か昔に別れてそのまま連絡すら取り合っていなかった幼なじみ、朝比奈香澄。二人目は冷たい印象と儚さを持ち合わせた無口な少女、真柴沙耶。三人目は、ギブスを足に着けたままでも走り回っている少女、坂崎こより。そんな三人に出会いながらも、正広は窮屈な病院を嫌がり、抜けだそうとするのだった。しかし逃げだそうとしたその夜。正広は、黒い服に大きな鎌をもつ不思議な少女に出会い、「死神」と名乗るその少女に、自分の死期を告げられるのだった…愕然とする正広に対し、その死神、エアリオは生き残る術を教える。それは他人との交合… セックスを通じて『生』を吸い取るということだった。選択の余地がない正広は、そのまま病院に残る事を決意した…【感想】死神から死を告げられた主人公が、それを回避するためにヒロイン達から『生』を吸い取りつつ(その方法はH)、彼女達と交流していくノベルゲー昼パートでヒロインと交流し、夜パートではヒロインとHしまくると言う純愛と抜きの両立を目指しているんだけど、おかげでどっちつかずになっているような気がする…ついでに言うと、萌え萌えした絵柄なのに、萌えイベントはほとんどなく、暗い感じのシナリオ展開が続き、色んな要素がちぐはぐに絡んでいる印象が拭えない(汗)でもでも、自分の中ではエロゲにはまるきっかけとなった記念碑的な作品なんですよねぇ「エロゲ=単にエロエロするだけゲーム」と考えていた自分にとっては、シナリオに力を入れたエロゲをやったのは初めてだったので非常に印象強いですね世間様ではちょいと評価が低いですが、シナリオ展開も死を絡ませた悲劇系の話が好きな人だったら十分満足できそうに思います、ルートによっては決してハッピーエンドって終わりでもないですしね自分は特に沙耶ルートではかなり涙しました、エロゲで泣いたの初めてでしたわただ、ボリュームが少なく15日間で全てを終わらすので駆け足で唐突な展開が多かったりするので、キャラとの掛け合いやテキストの面白さが好きな人には向かないかなまた、原画がいとうのいぢと今ではビッグネームなのも今や一番の売りだと思いますBGMや曲も自分好みでかなりお気に入り、特にテーマ曲の「Foget me not…」は今でもヘビーローテーションですサウンドモードで作曲者の楽曲への感想みたいなライナーノートが読めたり、立ち絵の鑑賞モードがあったりするのも心憎くていいですねぇ難点は先にも書いたどっちつかず路線自分的にはダークでシリアスな純愛系シナリオがメインだとは思うのですが、無駄に抜きゲな夜パートや萌えを期待させる絵柄といった困惑させる要素多し萌え好きなので絵は全然OKなんだけど、無駄なエロパートは不要だった…しかも夜パートの描写結構長いし(笑)でも夜パートで別ヒロインを抱かざるを得ない自分にブルーになる主人公ってのは結構新鮮でもあります(*≧▽≦)ノノあとボリューム不足で展開が急すぎるのもどうかと…。もう少し日常シーンとかも掘り下げたほうがキャラへの感情移入ができていいと思いますキャラといえば、主人公が最初すごくひねたチンピラなんだけど、すぐにいい人化しちゃうのは違和感満載だし、共感できないっす自分的な思い入れを除いても、話を追うだけなら結構いいお話が多くてオススメだと思います。絵も音楽もいいことですしね自分の中ではとにかく沙耶ルートが良すぎて他のルートもいいけど、印象が薄くなっちゃってます(笑)☆良かったトコ・死を扱ったお涙頂戴系のシナリオ・絵が今や有名な「いとうのいぢ」と萌好きには安心クオリティ・BGMは雰囲気にマッチ、OP曲やエアリオのテーマがお気に入り、サウンドモードに作曲者の楽曲感想があったのもすごくいい★悪かったところ・夜パート(エロパート)は正直要らない、話が途切れてしまう・結構短く、展開が急すぎること多し・バッドエンドを避けるため色んなヒロインとHする必要あるけど、純愛モノでそれはちょっといかがかねぇ・シーン回想のコンプが大変。同じ絵でもちょっと違うだけで別シーン扱いなのが面倒・主人公のチンピラ設定、すぐに普通にいい人になるならやめとけばいいのに。おかげで感情移入しにくかった(個別ルート紹介は今回プレイした順番)●こよりルート病院で出会う、ギプスで走り回る男の子のような元気少女人懐っこそうな印象とは裏腹の友達のいない彼女の壊れゆく記憶を巡るお話悪くはないんだけど、出逢ったばっかりだしまたやり直せばいいじゃんとか思っちゃってイマイチ乗り切れませんでした(笑)小鳥のぴよと、決断の遅れた主人公へのエアリオの憐れみのセリフが凄く印象的だった●沙耶ルート病院で出会う、どこか虚ろで儚い印象の無口な少女自分が初めてエロゲで感動した印象度爆発のルートで、沙耶の友人真綾を入れた三角関係と沙耶の死と決断を描いた二つの山場があるお話どちらも自分の予想をいい意味で裏切る展開で意表をついて感動でした特に後半の沙耶の初めての決断を巡る話は涙ウルウルっすよ(>。≪)自分の中ではエロゲでも1,2を争うインパクトあった話ですね●香澄ルート多分メインヒロインの幼馴染だった少女沙耶ルートと似たような展開を辿る彼女の死に纏わる話なんですが、沙耶ルートに喰われた感ありで、お話そのものは印象薄しラストがこのルートだけでは納得いかない謎を残す展開なのもマイナスかなぁでも涙しちゃうんだけどね(笑)キャラそのものは萌えるし胸あるしで一番好きかも知れないのになぁ●エアリオルート主人公に死を告げる正体不明の死神の少女香澄ルートから分岐してエアリオの正体や香澄ルートの謎が解明するルートです香澄ルートの終盤から分岐するんで短いんですが、すっきりはするものの、エアリオとのHシーンが何だか不自然で、それまで良かった展開が全て冷めちゃったんですよね話の流れはいいものの、無理矢理感あるHシーンでマイナスでした(T-T)でも涙しちゃう…以下省略(笑)
April 30, 2013
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このゲームの攻略もいよいよ最終回ですエアリオの心の内とは一体どのようなものだったんでしょう【本日のあらすじ】《15th Day -新月-》屋上にやってきた正広は背後に人の気配を感じたいつもの黒装束をまとった死神、昔と面影は違っていても、それはあの頃のあみだった香澄は助かるのか…そんな正広の問いにかすかに首を振るあみ「でも、できるだけやってみるさ」そう決意を述べた後、正広は自分を助けようとしてくれたあみへ礼を言ったそんなに香澄を助けたいのか、ようやく口を開いたあみの問いに正広はこう答えた「ようやく思い出した大切な人だからな」「それにお前の時のように見殺しにするのはもう嫌だからな」辛すぎたから忘れちまってたんだろうな、そんな言い訳じみたことを正広は口にしたあみが交通事故にあった時、すぐ側にいたのは正広だった、血だらけの彼女を置いて怖くなって逃げ出したあの頃、あみの事を好きだったのに、そんな彼女が死んでしまうことが怖くて逃げ出してしまった、ホントは自分があみを殺したようなものだ今更全て思い出して、謝っても仕方がないのに、それでも幼い頃の罪に死ぬ前に謝って起きたかった「死神になって戻ってきたのなら、お前に殺してもらいたかったよ」「ホントに自分勝手だね」正広の前に降りてきてあみはいった「ボクには殺すことはできない、できるのは無に帰すことだけだから」それは正広にもわかっていた、ただそれではおさまらなかった、せめて殴るなり責めるなりして欲しかった「ふざけるな!!」今までエアリオとしては見せたこともないほど感情をぶちまけあみは叫んだ「そうやって自分のことばかり言って、僕の気持ちも考えないで。死んだ人間のことなんて考えずに殺してくれだって?キミはただ死ぬことに逃げているだけだろ!」不意にあみは正広にキスをした、その顔はエアリオだった時のように冷たかった「ボクに償いたい?なら、キミはもっと残酷な方法で無に帰してあげるよ」正広はなぜか抵抗できなかった「ボクは正広君、キミが好きだったんだよ…いつか大人になってこんなふうにキスして愛し合うことができると思っていたんだよ」耳元で囁くエアリオの声はゾクッとするほど冷たかった「でもボクの願いは叶わなかった。キミがあの時逃げ出さなければボクの願いは叶っていたのかもしれない」そのまま、エアリオは正広に幼いままの自分の体を重ねてきた快楽を覚えながらも、その痛々しい彼女の姿、そして叶わなかった想いに、正広の心は悲鳴をあげていたこんな風に愛し合いたかったんだよ、エアリオの言葉の一つ一つが正広の心を壊していき、いつしか正広は果てていた「サヨ…ナラ…」遠のく意識にあみの声が聞こえた「お姉ちゃん、お誕生日おめでとう」幼いあみの手に妹の香澄からペンダントと砂時計が渡されたペンダントは香澄からのプレゼント、砂時計は正広からのプレゼントだった嬉しそうにペンダントは中に物が入れられるんだよと話す香澄に、ぶっきらぼうで恥ずかしそうな正広「二人とも本当にありがとう、二つとも本当に宝物にするからね♪」「ごめんね、正広君」エアリオは砂時計を眺めながら屋上に佇んでいた砂時計からは砂がサラサラと零れだしていた「全てを無に帰すにはああするしかなかったんだ、ボクの時間を動かすためには」目を伏せた少女の表情は悲しげで、それでもどこか晴れやかなものが浮かんでいた「ボクの時間と引き換えに、全てを無に帰すよ。思い出も、罪も、死も、そしてボクも」「砂時計はいつまでもひっくり返すものじゃないね、ボクが一番過去に固執していたのかもね」彼女の前にどこからか白い花びらが一枚落ちてきた「『私を忘れないで』か、確かにキミに忘れられたくなかったのかもしれないね、人は辛いことを忘れるから生きていけるのに、ボクは死んでしまったから忘れられなかったのか」もしれない砂時計の砂が落ちきった、朝の光に溶け込むように少女の姿は消えていった、そこには銀色のペンダント、砂のなくなった砂時計、一枚の忘れな草の花びらが残されていた《Another Day》正広はいつものように目覚めた大丈夫?…部屋にいた婦長に独り屋上で倒れていたのだと聞かされたが正広には昨日の記憶がなかった屋上に行かねば、なぜかわからないが正広は強くそう感じた駆け出した正広は通路で一人の少女にぶつかりそうになったその少女の姿をみて「助かったのか」そんな言葉が無意識に口に出たその少女、朝比奈香澄は「あなたがぶつかるのを避けてくれましたからね」と笑顔を見せたそんなことじゃない…そう思った正広だが、目の前の少女が誰かはわからなかったなぜ見知らぬコイツにあんなことを言ったんだろう?様子のおかしい正広に香澄は「ナンパですか、でもあたしにはちゃんと決まった人がいるんですから」と笑いかけた「そりゃ悪いことしたな」屋上に去っていった正広を見ながら、香澄は呟いた「あれ?あたしの決まった人って…誰…?」屋上で正広は砂のない砂時計とペンダントを見つけた見覚えのないペンダントの中には一枚の古びた紙きれが入っていた字を覚えた手の子供が書いたような字で、その紙には「あみちゃん、だいすき」と書いてあったなぜか涙が溢れた、なぜかとても苦しかったその紙を読もうとすればするほど正弘の目からはとめどなく涙があふれていたAlthouth it is not wishing. But I will wish. Forget me not...【今日の感想】…う~ん、どうでしたでしょ?エアリオの正体もわかり、結構終盤に向けて盛り上がってたんですけどね自分としては、エアリオの逆レ●プじみた行為はどうにもいただけなかったですね何というか、無理矢理エロゲ的にしましたってな臭いが感じられちゃって、正直冷めてしまったんですわ(>。≪)一応エアリオの時を動かすのに必要だったとか理屈つけられてますけど、要らないシーンだったんじゃないかと想いますねぇデモムービーでも「キミはもっとも残酷な方法で無に帰してあげるよ」ってセリフ強調されているんだけど、そこまで残酷な方法だとも思えない(笑)確かに正広は負い目を感じながらのHになってるんでしょうけど、あんましこっちには伝わってこなかったなぁていうのもあって、最後の最後でテンションは下がっちゃいましたでも、ペンダントと砂時計、それに「あみちゃん、だいすき」の紙のくだりはかなり好きですねぇ('-^*)/何で死神にさせられているのかは知らないですが、やっぱりエアリオにとっては香澄と正広の思い出が宝物だったんですね特に「あみちゃん、だいすき」という正広の書いた(であろう)紙はかけがえのないものだったんでしょう香澄ルートでは、自分が死んでも香澄を救いたいという正広の気持ちを知って、エアリオ自身の思いを断ち切って、自身の存在というか「生」?と引き換えに正広の命を救ったってことでしょうねそう思うと、エアリオが香澄の死を告げた時に「…どうして自分を犠牲にしてまで…」といったのは、自分のときとは違い、命を捨ててまで助けられる香澄と正広への複雑な思いがあったんでしょう「ボクが一番過去に固執していたのかもね」っていうセリフに彼女が一番長く苦しみ続けていたってことが示されているんだろうと思いますでも最後に、自分の存在を犠牲にして彼女の存在を無に帰すことで、3人に関する全ての出来事を無に戻したってことは、やっぱり正広と香澄のことが好きだったってことなんだと思いますエアリオの「無に帰す」っていう能力はこのためにそんな表現にされていたんじゃないのかなぁひょっとすると、正広が香澄を選んだことに絶望して消え去りたかっただけかもしれないけどさ(笑)「私を忘れないで」忘れな草の花言葉ですよねこのゲーム、起動してからタイトル画面に移るまでの間に、この花言葉が一瞬画面に表示されるんですよねで、エアリオの姿の映ったタイトル画面になるんですが、これこそがエアリオの心の叫びだったんじゃないかなと思います正広があみのことをずっと忘れなければ、エアリオの苦しみはなかったのかもしれないですねエアリオルートは香澄ルートの真エンドともいうべき内容で、話の流れ的にはすごく良かったと思います、伏線もわかりやすかったけどほとんど回収していますしねただ、やっぱしエアリオとのHシーンのところは蛇足って感じでイマヒトツだったんだよねぇただやっぱしウルウルしちゃうところは押さえているし、良かったとは思いますまぁ、自分的にはこのゲームは沙耶ルートが一番だと思うんだけどね最後なんでちょいと画像を大放出なのです(笑)
April 25, 2013
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ようやくエアリオルートも分岐して独自路線っすよあ~、これで感想も書きやすくなる(笑)【本日のあらすじ】《13th Day》朝、香澄の隣で目覚めた正広は異様な体のだるさに死に近づいてることを感じた残された時間は少ない、正広は自分から中庭に行こうと香澄を誘ったのどかな一時を過ごす二人、香澄の話に付き合いながらも、時に香澄を騙していることに正広は自責の念を感じ、幸せな時間に浸りきれないでいただが、香澄には生きていて欲しいという気持ちは一層強く感じていた「死神さんに正広ちゃんを一気に治す方法がないか聞いてみようよ」早く正広に治ってもらい、ちゃんと自分の正広への想い、そして姉への引け目を解決したい、そう香澄は考えているようだった屋上に来た二人、声をかけてもエアリオの姿はなかったそのまま夜になり諦めて帰ろうとしたとき、正広はエアリオが二人を見下ろしているのに気付いた知ってて姿を現さないことに文句を言おうとした正広は、彼女の視線が香澄に注がれているのに気付いた「嘘…、お姉ちゃん…」香澄が絶句するのを見て、正広はそれまで堰き止められていた記憶が溢れ出した脳裏に香澄の姉、死んだあみの顔が思い出される、それは目の前の死神の少女そのものだったへたり込み、ただひたすらエアリオに謝り続ける香澄駆け寄る正広から見ても、その様子は尋常なものではなかったあみに『死』が出ているのを知っていたのに何も言わなかったこと、それが正広と一緒に遊びまわれる姉への嫉妬からだったこと、姉が正広を好きだったのを知っていたからこそいなくなれば正広と一緒に入れると思ってたこと香澄は懺悔するかのようにエアリオに謝り続けていた「正広君」エアリオに呼ばれ、正広は我に帰った。その呼び方はエアリオではなくあみがいつも彼のことを呼んでいた時のものだった「香澄を連れて行ってくれ…早く!!」初めて見るエアリオの感情を露にした姿、口調は違うもののそれは明らかに彼女があみであることを示していた部屋に戻っても香澄はあみに謝り続けていた声をかけようとした正広も拒絶する香澄、正広にはそれ以上声をかけれなかった逃げるように香澄の部屋を出て行った《14th Day》正広は一睡もできなかったエアリオがあみだったこと、香澄はあみを殺してしまったと思い自分を拒絶していることそんなことを思いながら、正広は大事なことを忘れていたのに気付いた香澄の病室に駆けつけた正広は、面会謝絶と書いた札がかかっているのを見た昨日、彼女に『生』を与え忘れたからだった正広は屋上にあがりエアリオを呼びつけた「エアリオ、あみ…、香澄を救う方法を教えてくれ」エアリオは沈黙したままだった、頼み続ける正広を置き、そのまま姿を消した夜、香澄の部屋で正広は様々なコードにつながれた彼女を見ていた意識のない彼女の体に跨り、『生』を送るため彼女を抱いた反応のない体、どうしてこんなことになってしまったのか、そんなことを考えながら正広は虚しく体を動かした【今日の感想】ちゅうことで、エアリオの正体発覚ですね登場人物の少ないこのゲームだと、さすがに香澄ルートしていれば、途中からバレバレだったんじゃないでしょうか(笑)昔プレイしたときも、あみだろうってのは結構早くにわかってましたが、香澄が引け目を感じている理由まではわからなかったなぁ『死』がみえるってのも、一見便利そうに見えても自分ではどうしようもないんだろうから、呪いみたいなモンだよね(>_<)自分的に気になったのは、エアリオは香澄のことをどう思っているんだろってことです結局香澄はひたすら謝っているけど、エアリオは香澄へは一言も口を聞いてないもんね果たして憎んでいるのか、それとも妹をある意味憐れんでいるのかまだゲームは一日残してますが、その最後の日もエアリオと香澄が会話をするようなシーンは出てこないんですよ…姉と妹、そんな関係なのにこのゲーム中で一回も会話を通わせない、多分心も通い合ってはいないんでしょうね自分としては、あみが香澄を心底憎んでいるとは思えないんだけど、自分と相思相愛っぽかった正広と香澄が恋人として仲を深めていくのは思うところがあるんでしょうね香澄のことは気にかけながらも、彼女を認められない…そんなところじゃないかなと勝手に思っていますひょっとすると香澄がずっと自分に引け目を感じ続けていたのも、この時初めて知ったのかもしれないですね結局この幼馴染3人は互いに引け目を感じながら歪なままで、今に至っているのかもしれないですね最後に一言、エアリオが前に言ってた「死神になる前のことは記憶にない」ってのは全然嘘だったわけですね(笑)そして正広君、香澄と会っているのに、あみの顔も思い出せないあなたの忘れっぷりも、忘れんぼ症候群必須のエロゲ主人公として合格です(笑)
April 16, 2013
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エアリオルートもついに佳境にというか、香澄ルートが佳境って感じなんだけど…【本日のあらすじ】《12th Day -二十六夜-》その日、朝から正広は屋上で時間を潰していた逃げてきたのだ、昨日のように香澄と出会うことが怖くて過ぎ行く時間の中で、自分が情けなかった日が暮れようとする頃、そんな彼の前にエアリオが声をかけてきた「いい知らせと悪い知らせがあるんだ」いい知らせとは、正広が死の影から解放された言うことだった、そしてもう『力』は使えなくなったことその知らせも今の正広にはさほど感じ入るものではなく、むしろどうでもいいことだっただが、もう一つの悪い知らせに正広は耳を疑ったそれは「朝比奈香澄、彼女はもうすぐ死ぬ」というものだったのだからそう言ったエアリオの顔はどこか辛そうに見えたなぜ香澄が死ぬのか、多くの疑問が浮かんだが、正広は何より聞きたいことがあった「自分の時みたいに彼女を救う方法はないのか?」これから彼女を支えていけると思っていたのに、せっかく一緒にやっていけると思ったのに、彼女が居なくてはそれすら叶わないその問いに、しばらく沈黙した後でエアリオは「ある」と答えた束の間喜んだ正広だったが、エアリオが続けた話にまたも言葉を失ったそれはその代償には正広の命が必要であることという内容だった正広の持つ『生』を香澄に注ぎ込むことで彼女の命をつなぎとめることができる、だが、それで正広の『生』は尽きてしまうしかし、正広の心は決まっていた屋上を去る正広を見て、エアリオは哀しそうに一言つぶやいた「…どうして自分を犠牲にしてまで…」香澄の部屋に飛び込んだ正広の顔を見た香澄の表情が変わる…彼女の目には正広に『死』が見えていたのだ「死神に死ぬことを告げられたけど、生き延びる方法を教えてもらった、それには誰かに『生』を分けて貰う必要があるんだ」嘘をついた、でもそれでも香澄を救いたかった香澄は頷いた、正広の想いを受け入れ二人はそのまま結ばれたその後のまどろみの中、香澄は正広に謝った彼の気持ちを知りつつ告白を避け続けた理由、それは死んだ姉・あみへの引け目があったのだというあみが正広を好きだったこと、なのに自分だけが幸せになることに抵抗があったのだ「あたし、正広ちゃんに好きになってもらえるような人間じゃない、ホントは…」辛そうな顔の香澄の話をそれ以上聞いてられなくて、正広は彼女の口をキスで塞いだ何か言おうとしていた香澄だったが、正広のその言葉に安心したように言いかけた言葉を飲み込み、幸せそうに眠りに付いた安らかな香澄の寝顔は死んでしまうとは信じられないものだっただが、いつになく真剣だったエアリオが嘘をついたとは思えないあの時のエアリオの顔は悲しく辛そうに思えた、なぜあんな顔をしていたのか、そもそもなぜ香澄の死を教えたのか、正広の心に引っかかった【今日の感想】さて、いよいよ香澄の死が告げられるシーンですねこの日の最後で、香澄の寝顔を見ているシーンに「エアリオが気になる」という新しい選択肢ができてて、それを選ぶことでエアリオルートに分岐するんですね正広が今日の最後に言ってるけど、何で彼に香澄の死を伝えたんでしょうなぁそのくせ、香澄を救う方法を教えた後で、「…どうして自分を犠牲にしてまで…」とか言ってるし正広に香澄を救って欲しかったわけではないってことですかねぇ単に正広に香澄との最後の時間を有効に使いなよってことだったのかエアリオがこんなことを言わなければ、正広も理を乱してまで彼女を救おうとはしなかったろうにと思うと、結構罪作りな気がしちゃいますね香澄は救いたいけど、正広が犠牲になるのは嫌だ…難しい心境なんだろね今日のあらすじは香澄ルートと最後以外は全く一緒なんで感想も打ち止め(笑)ねたぎれっす(≧ε≦)ノ
April 13, 2013
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エアリオルートの攻略中~日記書いてると思うけど、思っているよりもエアリオとのやり取りって少ないなぁ【本日のあらすじ】《8th Day -下弦の月-》病院に来て1週間が過ぎ去った…エアリオの言っていた月が欠けるまであと一週間目を醒ました正広は、部屋に香澄が居るのに気付いて驚いた結局、いつものように中庭で背中合わせになってお喋りする二人昼になり香澄が何かを見つけた、それは死にかけの子犬だった…「もう助からないから…見えるのよ、もうダメなの」そんな事を言う香澄の姿が思い出の中の昔の彼女に重なったあの時の彼女は泣きじゃくってボロボロの子犬を抱いて同じ事を言っていた生き物の「死」が見える…信じられないでしょ、そう寂しげに呟き、香澄は正広に「今日はこの子についていてあげたいから」と言った香澄の気持ちを考え、正広はそっとその場を立ち去った《9th Day》中庭に来た正広は隅でまだ子犬を抱えている香澄を見つけた「今さっきこの子逝っちゃった、誰かと一緒に居て幸せだったのかな、あの時は一緒に居られなかったもんね」そう涙ぐむ香澄の言葉に、正広は幼い頃、子犬を抱きしめた彼女の姿を鮮明に思い出したあの時、死に掛けた子犬に最後まで付き添えなかった香澄、そんな彼女に正広はずっと一緒に居てあげると答えたのだ…そう、自分はあの頃香澄が好きだった、そして今も香澄が好きなのだと確信するそしてその気持ちを伝えようとするが、それを察した香澄は目をそらし彼が告白するのを遮り言った「もう…、ダメなんだよ、たぶん…」そして彼女はそのまま正広を避けるように自室へと戻ってしまった断られる以前に告白をさせても貰えなかった、どういう意味なのかわからなかった《10th Day》香澄の部屋の前で考え込む正広に背後から香澄の声がかかるその様子は普段通りの声、そして軽い調子だったそれが気に入らなかった、正広が少し強引に彼女の腕を掴んだその様子に何を言われるかわかったように、香澄は顔を曇らせて昨日と同じようなことを答えを返す何を言っても謝り続ける彼女は、どうしても正広の話を聞く気がないようだった《11th Day》正広は自分を落ち着けるため一人で中庭へやってきたふと背中に重みを感じた正広、香澄だった普段どおりに振舞う香澄、そして二人でまったり過ごす午後…正広は背中に感じる香澄のぬくもりに話を切り出すことはできなかったこの幸せなひと時を壊してしまうことを恐れて…自分の臆病さが身に沁みた【今日の感想】あれっ、エアリオの登場シーンがない( ̄□ ̄;)あぁ~ん、これじゃ感想も書けないよ~てことで、今日の感想おわり香澄の問題が発生してからエアリオの出番はなかったんですなぁ…自分としてはもっと頻繁に出てきていたイメージがあったけど何か書くことないかなぁ(笑)ということで、こういった日記形式だとなかなか触れることのないBGMについて書いておこうかこのゲームのBGMは結構お気に入りです音楽の知識とかはないんで詳しいことはわからないけど、ピアノを主体にしてるようなBGMで音数的には多くはなくて複雑でもないんだけど、それがBGMとして心地よい感じ特にエアリオのテーマBGMはシリアスシーンがほとんどなのもあって、緊迫感が煽られてかなり効果的だなぁと思います前にも書いたけど、このゲームのエンディング曲「時の砂・月の雫」「Forget-me-not」のボーカル曲は、ゲームの想い出もあり今でも自分的ヘビーローテーション最初にこのゲームをした時に、曲がいいって話をしたら、貸してくれた友人が自分の持ってたサウンドトラックを貸してくれてダビングしたんだよね特に「Forget-me-not」はカラオケにも入ってたりするからヒトカラが趣味な自分は個室で熱唱なのです(笑)最近のカラオケって結構エロゲの曲とかも配信されてるから思わず歌っちゃうよねぇ人と行ってるとなかなか歌えないけど(≧ε≦)ノで、このゲームにはよくあるサウンドモードも完備してて、曲が聞けるんだけどねここに作曲者からの各楽曲の一言コメントみたいなのが、書かれてたりするのもナイスですこういったゲーム以外のところに楽しみがあるのもいいよねぇそいや昔やった「flutter of birds ~鳥達の羽ばたき~」もCG鑑賞の代わりに、アルバムがあってヒロインの回想ボイスつきで鑑賞できるってのがあったっけな
April 11, 2013
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ではこのゲーム最後のエアリオルートちょっと駆け足気味で進めてみたいと思います('-^*)/【本日のあらすじ】《6th Day -更待月-》中庭で香澄は再び背中を貸す正広に、嬉しそうに色々話してきた呑気な話だ…『生』がなければ明日には生きていないかもしれないというのにだが、香澄と再会できてよかったのかもしれない、今まで忘れていたものを取り戻しているような感覚、そんな安らぎがあった夜になり『生』を求めてうろついていた正広は、中庭で何かしているエアリオを見つけた聞けば、明日にある魂を無に帰すための準備なのだと言う「小さな命を刈るのは、あまり好きじゃないんだけどね」いつも感情のみえない彼女が、ふと漏らした一言が正広にはひっかかった嫌なら止めればいいじゃないかと言う正広に、仕事だから嫌でもやるさと冷たく割り切るエアリオそんなエアリオの態度に怒りを感じた正広は、嫌なら死神なんてやめてしまえと怒鳴りつけたエアリオの表情は変わらなかったが、「そんなこと考えたこともなかったな」と答えを返した自分が元々死神なのか、理由があって死神になったのかはわからない、ただ自分が存在するのは死した魂を無に帰す為、それが存在意義なのだとエアリオは続けた正広の怒りはいつしか悔しさに変わっていた「寂しくねぇのか」人を避けてる自分が何を口走ってるんだろうと正広は思ったそんな正広を見て、エアリオは「そんなことを言ってくれたのはキミが初めてだよ」と言って、闇の中へ消えていった《7th Day》暇つぶしにと、香澄の部屋に入った正広は、上半身裸で背中を向けた香澄の姿に思わず部屋を出た清拭、病気でなかなかお風呂に入れない香澄は体を拭いていたのだ普段とは違うタオルにうまく拭けずどうしようもなくなった香澄は、正広にヘルプを求め背中を拭いてもらう気恥ずかしく結局お互い言葉を交わすこともなく清拭は終わった妙な胸の高鳴りを正広は感じていた「調子はどうだい?」屋上に来た正広にエアリオが声をかけた「うまくいってなきゃお前に連れられて天国生きだからな」軽口を叩いた正広だったが、エアリオは「天国なんて存在しないよ」と冷たく言い放つ死んだら魂は無に帰るだけ、いつもよりも厳しい顔でそう言うエアリオにせめて幽霊でもいればいいのになと正広は言った本当にそう思うのかい、そう言うエアリオの目に敵意、憎しみといったものを正広は見てとった「死んでなお、自分が忘れられていくのを見続けろというのか。消え去ってしまうよりも遥かに地獄に近い仕打ちだよ」表情は変わらなかったが、その口調はまさに忌々しげに吐き捨てているようだった【今日の感想】6日目にエアリオが言ってる「小さな命」ってのは香澄が最期を看取った子犬のことなんでしょうかね最初はこよりルートのぴよのことかなと思ったけど、日が合わないなぁと思って香澄ルートで子犬の事かとと思ったんですけど、よく考えたらそれも日が合わないなぁ一体なんだろ…それはさておき、段々とエアリオの核心に迫るような話が出てきてますよねぇ死神になる前の自分は知らない…って言ってますけど、後々考えると嘘じゃねえか(_≧Д≦)ノ彡って話ですな(笑)ただ、ここで元々死神だったわけじゃないんだよって予防線を張ってるんですねぇそして天国はないよって話でも「死んでなお、自分が忘れられていくのを見続けろというのか」とあからさまに敵意を示してるのを見ても、もはや正体バレバレだろ…と思っちゃうんだけどなぁ(笑)この部分は他のキャラのルートでも見れるんで、最初は何のことかわからなかったけど、わかってくるとやっててちょっとニヤニヤしちゃった前の「終末の過ごし方」でも、「人類が滅亡した後幽霊はどうなるのか」ってなことを主人公が考えてたけど、それと似たような話になるよね周囲の知り合いがどんどん死んでいってしまうのに、幽霊の自分だけが存在し続けてしまう…こっちから見たら怖い幽霊も、向こうからしたら人に忘れ去られてしまう永遠の孤独は死よりも恐怖なのかもしれないですねそう考えたら、やっぱし死後の世界ってのは人間がいるからこそ存在するのであって、なさそうだよね(笑)そいえば、「桜華」でも、ヒロインが「主人公が死んだ後に永遠に生きていく自分を恐れているシーン」がありましたなぁ不老不死ってのもいいことばっかしじゃないんだろうね、漫画の火の鳥とかでもそんなテーマの話があったし
April 9, 2013
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ではこのゲーム最後のエアリオルートちょっと駆け足気味で進めてみたいと思います('-^*)/【本日のあらすじ】《3rd Day -立待月-》香澄の病室の前を通った正広は、ふと「遊びに来てね」と言ってた香澄を思い出し、顔くらい出すかとドアをノックした満面の笑みで正広を迎えた香澄は、正広を椅子に座らせて軽口やからかいを交えながらお喋りを楽しみだした話しているうちに「あたしの好きだった正広ちゃんのままなんだね」と嬉しそうに言う香澄に正広はドキッとした気恥ずかしく香澄とは目をあわせられなかったが、香澄はそんな正広を見て微笑んでいた夜、正広はエアリオに言われたように『生』を吸い取るべく院内をうろついた正直、相手の意思を無視した行為は気が進まなかったし、本当に可能なのか不安でもあった沙耶の部屋に行き、彼女と眼が合った瞬間、彼女の目から意思の光が消えた体が火照ると、そのまま正広に身を預ける沙耶これが『力』なのか、コトは驚くほど簡単に問題なく進んでいったあんな風になるのか…新鮮な空気が吸いたく屋上にやってきた正広はまだ興奮が収まらなかった後味はよくない、だが昨日のような死の痛みにまた襲われるのはまっぴらご免だった「そう、キミは生き延びることだけを考えればいいんだ」そこに現れたエアリオが、正広に『力』の具合を尋ねた相手にも自分にも悪い気がする…正広は正直にエアリオに気持ちを打ち明けたそんな正広の様子に、エアリオは「キミは人がいいんだな」と答えた確かに人と馴れ合わないようにしているはずなのに、この死神とは普通に喋ることに違和感を感じない、死神だからなのかもしれないが少し不思議な気分だった《4th Day -居待月-》中庭に出た正広は、そこいた香澄に誘われ二人は背中合わせに座ったちっちゃい頃もこうして座ったよね…思い出話を始め、やがてそのまま居眠りしてしまう香澄、おかげで動くに動けず呆れる正広だったが、今の香澄に幼い頃の思い出の懐かしさを感じていたのも事実だった《5th Day -寝待月-》廊下で見かけた香澄は寂しげに窓の外を眺めていた中庭で駆け回るこよりを見て羨ましいとつぶやく香澄香澄の言葉に、幼い頃も病弱でなかなか遊べなかった彼女のことを思い出し、いつになく優しい言葉をかけた正広だったが、香澄の声は曇ったままだった夕方、屋上で一服していた正広の前にエアリオが現れた彼の調子を確かめに来た死神に、正広は思っていた疑問「なぜ自分に助かる方法を教えたのか」を問いかけたキミは試されているんだよ、とエアリオは言っただが、正広が幾ら問いただしても誰が何を試そうとしているのかはエアリオから答えを得られなかったエアリオは自分は誰かはわからないが、誰かに雇われて魂を無に帰すだけの存在なのだと言う奇妙な話だったが、正広は死んだものを無に帰すだけにしか存在意義を見出していない彼女に思わず同情していた【今日の感想】さてエアリオルートの攻略も二回目です基本的に昼パートは香澄ルートと同じなんだよねぇそれ以外のエアリオとの会話ってのが、今回のプレイ日記の中心だけど、これまたよくわからないことばっかし(>。≪)正広も首をひねっているけど、そもそもなんで彼がこんな試されるようなことになっているのかてっきりエアリオルートではっきりとわかるんだと思ったけど、そこらへんは全く触れられていない(笑)エアリオと言う存在が何なのか、誰に雇われているか、本人もわからないといってるけどゲーム中でも全く不明のまま気にはなるけど、このゲームで表現したいこととは別問題ってことなんでしょうねぇちなみにこのゲーム会社ユニゾンシフトの「PEACE@PIECES」でエアリオが少し設定を変えてデス先生なるキャラで出演してるけど、そっちでもよくわからないことになってますねさらにぴよが意味不明なイケメンキャラで出演してるってのも(笑)まぁ、いいっちゃいいんですけどね要は、会うたびになぜか正弘君はエアリオに親近感を覚えていってるってことがわかればいいんでしょうからね
April 6, 2013
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ちょいと消化不良だった香澄ルート続いてはそれを補完するルートの攻略に行ってみたいと思います【本日のあらすじ】矢部正広は路地に倒れていた彼の斜に構えた好戦的な態度もあり、肩の触れた数人の男に絡まれ殴り倒されたのだったそしてそのまま意識を失った気がつくとどこかの屋上だった…ふと、目の前に舞い落ちる白い花びらが見えた落ちてきた場所を見上げると、黒い装束を身に纏い大きな鎌を抱えた年端もいかない少女が座っていた「何か言えよ!」悪い夢だろうと、イラツキながら食ってかかる正広のところに飛び降りた少女は彼に鎌を突きつけたその姿に正広は身動きもできなくなった…それは恐怖、こんな少女に畏怖している自分正広を射抜くその少女の視線が冷たく光ったような気がした「キミ……、死ぬよ」《2nd Day -十六夜-》目が覚めるとそこは病室だった悪夢だったのか…最後に死を告げた少女のことを思い浮かべた正広は、枕元に一人の少女が心配そうに見つめているのに気付いた「正広ちゃん」意識を取り戻した彼にに喜んで抱きついてくる少女、なぜ名前を知ってるのか、その慣れなれしい態度に正広はいらつきを覚えただが、その少女が幼馴染で病弱だった「朝比奈香澄」だと知り、大人しかった彼女の変わりように驚く正広を病院に運び込んだのも彼女だった、だが、今の正広は彼女と馴れ合うつもりはなかった冷たい正広に頬を膨らます香澄「昔を思い出してもいいじゃない…三人で楽しく遊んだことを…」ハッと言葉を止める香澄、三人、そう香澄の姉のあみと三人は幼馴染だっただが、あみは遠い昔に死んでしまった、直後にかすみは引越し三人の関係はそれきりだったはずだった微妙な空気に耐えられず話をそらす正広、香澄もこの病院に入院してるそうだったそして、時計を見て診察の時間だと香澄は慌てて去っていった昨夜屋上で倒れていた正広は明日から病院での精密検査をことになっていたそれを避けるため、逃げ道を探して院内をうろついていた正広は、ギプスをつけながらも元気にうろつきまわる「坂崎こより」にまとわりつかれてしまうが、その場しのぎの嘘の約束をしてその場を離れた夜になり、病院を脱出しようとした正広はどこか投げやりで無愛想な少女「真柴沙耶」とその親友と言う「東堂真綾」の二人に見つかってしまい、病院を抜け出すのに失敗してしまう学校もサボれるし、逃げて下手に捕まり騒ぎになって母親が出てくるよりは病院もいいかもしれない…病室に戻る道すがら正広はそう考えていた正広の両親は昔に仲たがいし離婚していた、父への恨みのせいか母親は正広に冷たくあたり、そんな境遇からか彼は親も友人も誰にも頼らず独りで生きていくと心に誓ったのだそんなことを思い出しながら外を見上げた正広の目に、屋上に浮かぶ黒い影が目に入ったまさか…屋上に駆け上がった正広が見たのは、夢だと思っていた鎌を携えた少女だった「昨日の言葉、どういう意味なんだ!」その問いかけと同時に正広の体を経験したこともない痛みが襲う…これは、死なのか…身動きもできない正広に黒装束の少女は「死を恐れるなら、なぜ言った通りにしないのか」尋ねる何のことかわからない正広の様子に合点がいったのか、その少女が彼を引き寄せ口付けすると、何か暖かいものが流れ込み、体の痛みが引いていった唖然とする正広に少女は話し始めた自分は死神で、正広に死を告げに来たのと同時にそれを回避するチャンスを告げに来たのだと正広が死を回避するには、他の誰かから『生』を奪い取らないといけないその方法はセックス、あの満月が全て欠けるまで毎日吸い取らなくてはいけないそして正広には相手の意思とは無関係にセックスできる『力』を与えたということその能力を与えた影響で昨夜の記憶が抜けたようで、仕方なく先程彼女が『生』を分け与えたのだというにわかには信じられない話だったが、なぜか目の前の少女が死神であることがすんなりと信じられた彼女は「自分にできるのは無に帰すことだけ、死神は様々なものを無に帰すために存在している」と語ったではなぜ自分を助けるようなことをするのか…正広のそんな問いにその死神は「さぁ、ボクはただの死神だから、その辺はよくわからないね」と答えるだけだったそのまま消え去ろうとする死神に向かって、正広は最後に名前を聞いた「エアリオと呼んでくれればいい」そういい残して彼女は消え去った【今日の感想】はいは~い、こんばんは~(*^-')bいよいよ忘レナ草~Forget-me-not~も最後の攻略キャラとなりますあらすじだけじゃちっともわからないでしょうけど、最後のキャラはご存知死神の少女「エアリオ」のルートとなってますついに人では飽き足らず、死神にまで手を出してしまう罪深き主人公の正広(笑)あらすじは今までのキャラのものと一緒で新しく追加した所はないですので、わざわざ読んでも仕方なかったりします今更遅いかも知れないけど(笑)で、このエアリオルートですが、ちょっと今までのルートとは違って攻略に苦労したんですよ…エアリオルート自体は実は香澄ルートの途中から分岐していくことになります出現条件は香澄ルートをクリアしていること、つまり香澄ルートで残った謎が明かされるルートってことですね~そうすると、エアリオとの会話のときに選択肢が増えてて、15日目に分岐しますてか、分岐するのホント終盤じゃんか!エアリオの持っていた砂時計、ペンダント、古びた紙…これらの謎やなぜ香澄と正広が二人とも生き残ったのかってのがわかる仕掛けになっております(*^-')b昔のプレイ時におおよそ展開が読めてしまったというのは内緒ですが、きっともうわかっている人も多い気がしますだ(汗)で、どこが苦労したかってことですが、もう一つ条件があるみたいでそれがわからなくて10回近くもやり直したんですよ(≧ε≦)ノで、その条件は「夜パートで香澄を選択しないこと」なんじゃないかと思いますはっきりとはわからないけどさ香澄ちゃんは汚さずに進まないとダメってことですかねなので、分岐するのは15日目なんですが、今までエアリオとの会話シーンはことごとくカットしてるから、このまま普通に15日目までお付き合いください(笑)多分感想書くことがあんましなくて、大変なんだろうなぁ…(>。≪)
April 4, 2013
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香澄ルートも最終日、正広はやっぱし死んでしまうのか二人の関係は?ちょいと拍子抜けで意外な結末のスタートです【本日のあらすじ】《15th Day -新月-》今日で最期、正広は朝起きた瞬間にそのことがわかった独り屋上に来た正広はエアリオを呼び出す正広と香澄の両方が助かる方法がないことを、念押しに確認したかったのもあったが、香澄を助ける方法を教えてくれたエアリオに礼を言っておきたかったのだ去ろうとする正広にエアリオは小さな砂時計を見せ、意味深な問いかけをした「もしキミの残りの時間が入った砂時計があれば、後悔しても返して時間を手に入れるかい?」何かの例えだろうとはわかったが、何を意味するのかはわからなかった「そのまま砂が落ちきるまで待つよ、ただ、最後まで足掻き続けるさ」なにもしなくて後悔するよりは自分にできることをやりきったほうがいいその答えを聞いたエアリオは「なら、ボクもそろそろ砂時計を返すのはやめにするよ」と寂しげに笑ったように見えた屋上に独り残されたエアリオは胸のペンダントから古びた紙を取り出して、ひとしきり眺めた。その表情は死神のそれとは異なり、まるで一さじの喜びと底知れない悲しみを混ぜたようなものだった「どう足掻いても後悔は残るはずなのに、人間はそれを認めずに必死にもがいて…」エアリオは手にした紙を破き捨て呟いた「…それは、ボクもか…、悲しみなんてとうの昔に捨てたはずなのにな…」身の回りの整理をつけた頃には夜になり、正広は香澄の部屋を訪れていた正広を迎え入れ、香澄は言った「あたしだって、鏡くらい見るんだから」ハッとした正広を見て、香澄は全てを悟ったようだった自分に出ていた『死』は消えていき、逆に正広の『死』が濃くなっていく騙していたことをなじる香澄、そのまま出て行こうとする彼女を捕まえ正広はベッドに無理矢理押し倒したもう素直に抱かせてはくれないだろう、だが香澄に生きていてもらうにはこうするしかないのだ抵抗する香澄だったが、やがて観念したように正広の為すがままになった心が痛かった、でもこうなることはわかっていたはずだった、どうやっても互いに傷つく事なんてわかりきってたはずだったのに「一生、恨んでやるんだから…だから忘れられないようにメチャクチャにして…」そういって香澄は昨夜と同じように中に出して欲しいと懇願する深く傷つけられたい、それが望みだとしても、死にゆく正広にはその願いを叶えてやるようなことはできなかったコトを終えた後、ただただ泣き暮れる香澄に正広の心は沈んでいった「最後まで一緒にいたい…」死ぬ時は独りで、そう思っていた正広だが、香澄のそんな想いに寄り添って横になった最期まで残酷なことをした、でもそれ以上に彼女を愛している最大の喜びと苦しみを味わった気がする、自分でも悪くない人生だったそう思いつつ、やがて香澄の温もりの中、正広は眠りに落ちていった《Another Day》正広は屋上にやってきていたあの日以来、ここで死神の少女を見かけることはなくなったなぜ自分は死ぬこともなく、香澄も助かったのか、それをエアリオに聞きたかったのにふと、屋上の一角にいつかエアリオが見せてくれた砂時計とペンダントが置かれていることも気付いたペンダントは中に何か入れれるようになっていたが、そこには何も入ってなかった病院の中庭から正広を呼ぶ香澄の声が聞こえた屋上から香澄をからかいながら、以前の自分じゃ考えられないな、そう思いつつも、元々こういう性格だったような気もしたきっとそんな自分が好きじゃなくてカッコつけてただけでも今はそんな自分が好きだった、それは香澄が本当の自分を見てくれたおかげなんだろう香澄の元へ帰ろうとした正広の目に、ちょうど砂時計が落ちきったのが見えたそんな砂時計を持ち上げようとして、手を止めた「じゃあな、エアリオ」そんな別れの言葉を呟き、砂時計はそのままに正広は香澄の元へと向かったThe tale finished. Without it remembers.【今日の感想】え~~~~~!!何で二人とも助かってるわけよ(*≧▽≦)ノノってのが、最初クリアした時の感想でしたまぁ、いかにも挙動不審なエアリオが何かしたんだろうというのはうっすらわかったんですけどね砂時計とペンダント、古びた紙きれ、これが何か重要なファクターに違いないのですよでも、この香澄ルートだけでは何がなにやらさっぱりなのですせっかくのメインヒロインなのに…何ともお尻の痒い終わり方(笑)昔にプレイしたときに、多分こうゆうことなのかなぁとはうっすらわかったんですけど、それはちゃんと最後のエアリオルートをクリアしないとはっきりしないんですよねこの時は、香澄に知られたといったりということよりも、エアリオの意味深な行動がすごく気になって、香澄と正広の悲しげなやり取りもそっちのけになってしまったんだよなぁせっかくの香澄の山場なのに、ちょっと勿体無かったな鏡を見て気づいたってのも、ここ数日気付かなかったんかい(笑)とは思ったけど、ということは香澄は自分の死期をだいぶ前から知っていたってことだよねどのくらい前から知ってたのかはわかんないけど、正広の告白を避けようとしたのもそれを知っていたってのがあったのかもしれないよね…そう考えると、これまでの香澄と正広の会話とか思い出すと、自分のことを知りながら好きな人と触れ合っていたわけで、どんな想いだったのかなと妄想が膨らむ膨らむそしてちょっとウルッときちゃうねにしても正弘君も気付かれたら陵辱するってのも、なかなか大胆だ(笑)今までならそのまま逃げ出したりしちゃいそうなのにねぇ、でも中では出せず悪役には徹しきれず(≧∀≦*)逃げるといえば、香澄ルートのバッドエンドは、正広が全てを知った彼女を無理矢理抱こうとして、香澄に逃げられちゃうんですよで、そのまま香澄は屋上に行って飛び降りてしまうという後味の悪いもの(汗)その後、正広もエアリオに粛清されちゃうしねぇ…(>。≪)香澄ルートは内容としては悪くないと思うし、死を譲り合う(笑)二人のやり取りとかはやっぱし心にグサッと来るものが多くていいお話だと思いますただ、話の構図としては沙耶ルートと似たようなものなので、どうしても比較しちゃうので、そっちよりは評価低しってなっちゃうんだよなやっぱし二人が助かった謎が残ることから消化不良なシナリオなんだよね…多分次のエアリオルートとあわせて一つって考えておいたほうがいいんだろうなだってラストに「The tale finished. Without it remembers.」とか表示されてるし(笑)てことで、悪くないしウルッと来るいいお話だったけど、小骨が刺さるような違和感がありまして、イマイチなぁ…なんというか余韻がないんだよね余韻が…まぁ次のエアリオルートでの大団円に期待ってことで(*^-')b
March 28, 2013
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香澄に嘘をついて、彼女の命を助けようとする正広そんな彼女を騙す重苦しい日々が続くのであった【本日のあらすじ】《13th Day》朝、香澄の隣で目覚めた正広は異様な体のだるさに死に近づいてることを感じた残された時間は少ない、正広は自分から中庭に行こうと香澄を誘ったのどかな一時を過ごす二人、香澄の話に付き合いながらも、時に香澄を騙していることに正広は自責の念を感じ、幸せな時間に浸りきれないでいただが、香澄には生きていて欲しいという気持ちは一層強く感じていた「でも、お姉ちゃんに見られたら恨まれちゃうよね」ふと顔を沈めた香澄に、自分が香澄を好きになった、選んだんだから気にするなと正広は諭した姉とは違い病弱だった香澄は、駆け回る姉のことが羨ましかったのだろう仲の良かった姉妹、だからこそコンプレックスを抱えていたのだろうそのまま二人は眠りに落ち、目覚めると日が落ちそうになっていた香澄に『生』を与えなくてはと、正広は中庭で香澄を誘い交わった本当にこれで助かるの?…香澄の目には正広の『死』がより色濃く見えていた「正広ちゃんが死ぬなんてやだよ」涙が溢れる香澄を見ていて、彼女を一番傷つけているのは自分かもしれないと正広と思った《14th Day》「もっとあと二日か…」朝起きた時の力の入らなさに正広はそう感じてた香澄と長く触れ合えるのがいいことなのか、それともただ二人により深い淵を味あわせるだけなのかただいくら辛くても、もう逃れることはできないのだ正広と香澄は屋上に来ていた香澄の見る正広は、『死』が一段と濃くなっていた本当は死神は正広を助けるつもりがないんじゃないかと言う香澄に、正広は苦しい言い訳をするしかなかったいつしか香澄も泣き止み、無言のまま時間だけが過ぎていった「抱いて…愛されたいの」香澄のほうから正広を求めてきた、まるで正広の死を覚悟して何かを求めるような口調だった『生』を注ぎ込む必要もあり、応じる正広だったが、最後に中に出して欲しいと香澄は求めただが、その願いに応える訳にはいかなかった正広は泣きじゃくる香澄にかける言葉がなかった【今日の感想】「彼女を一番傷つけているのは自分かもしれない」まさにその通りの展開だよねぇ…そもそも香澄に死が見えるって時点で、正広の嘘は遠くない将来ばれることが確定してるわけで、とにかく香澄を救うためにその辛い状況を受け入れているんだよな流れ的には、香澄も薄々気づいているようだよね中に出して欲しいってのは子供がほしいってことだろうしねぇ、正広の形見のようなものが欲しいってことでしょそう言われても確かに辛いよねぇ…俺だったらどうするのかなぁその時でないと答えは出せそうな気がしないとはいっても、外でも避妊にはならないんだけどさ(>_
March 26, 2013
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正広の告白を避ける香澄そんな二人に降りかかる新たな難題が勃発なのですよ【本日のあらすじ】《12th Day -二十六夜-》その日、朝から正広は屋上で時間を潰していた逃げてきたのだ、昨日のように香澄と出会うことが怖くて過ぎ行く時間の中で、自分が情けなかった日が暮れようとする頃、そんな彼の前にエアリオが声をかけてきた「いい知らせと悪い知らせがあるんだ」いい知らせとは、正広が死の影から解放された言うことだった、そしてもう『力』は使えなくなったことその知らせも今の正広にはさほど感じ入るものではなく、むしろどうでもいいことだっただが、もう一つの悪い知らせに正広は耳を疑ったそれは「朝比奈香澄、彼女はもうすぐ死ぬ」というものだったのだからそう言ったエアリオの顔はどこか辛そうに見えたなぜ香澄が死ぬのか、なぜそれをエアリオは自分に伝えたのか、多くの疑問が浮かんだが、正広は何より聞きたいことがあった「自分の時みたいに彼女を救う方法はないのか?」これから彼女を支えていけると思っていたのに、せっかく一緒にやっていけると思ったのに、彼女が居なくてはそれすら叶わないその問いに、しばらく沈黙した後でエアリオは「ある」と答えた束の間喜んだ正広だったが、エアリオが続けた話にまたも言葉を失ったそれはその代償には正広の命が必要であることという内容だった正広の持つ『生』を香澄に注ぎ込むことで彼女の命をつなぎとめることができる、だが、それで正広の『生』は尽きてしまうしかし、正広の心は決まっていた屋上を去る正広を見て、エアリオは哀しそうに一言つぶやいた「…どうして自分を犠牲にしてまで…」香澄の部屋に飛び込んだ正広だが、既に『力』のなくなった今、どうやって香澄に話せばいいのか方法は思い浮かばなかったところが、そんな正広の顔を見た香澄の表情が変わる…彼女の目には正広に『死』が見えていたのだなぜそんなことになったのかと正広にすがりつき、取り乱しながら泣き叫ぶ香澄「大丈夫、死なないから。死神に知り合いがいるんだよ、死ぬことを告げられたけど、生き延びる方法を教えてもらったんだ、それには誰かに『生』を分けて貰う必要があるんだ」嘘をついた、でもそれでも香澄を救いたかった突拍子もない話に逡巡する彼女を引き寄せキスをした「俺じゃ嫌かな、香澄のことが好きなんだ」卑怯なことをしている、正広はそう思った自分が死んだ後、嘘だとわかった後、香澄はこの告白も嘘だったと思うかもしれないそれだけが怖かったが、それでも言わずに居られなかったこんな時だからこそ、せめて自分の気持ちを知っておいて欲しかった香澄は頷いた、正広の想いを受け入れ二人はそのまま結ばれたその後のまどろみの中、香澄は正広に謝った彼の気持ちを知りつつ告白を避け続けた理由、それは死んだ姉・あみへの引け目があったのだというあみが正広を好きだったこと、なのに自分だけが幸せになることに抵抗があったのだ「あたし、正広ちゃんに好きになってもらえるような人間じゃない、ホントは…」辛そうな顔の香澄の話をそれ以上聞いてられなくて、正広は彼女の口をキスで塞いだ何か言おうとしていた香澄だったが、正広のその言葉に安心したように言いかけた言葉を飲み込み、幸せそうに眠りに付いた正広の胸中は複雑だった、香澄に恨まれるかもしれないしかし、彼に残された方法はこれしかなかったのだ【今日の感想】これまた急展開ですねぇ沙耶の時もそうでしたけど、唐突に香澄の死を突きつけられちゃうわけですねしかもその解決方法も一緒沙耶ルートと、シナリオの流れは違うものの、状況は同じような感じですよねぇ向こうは沙耶に知られてしまうのとは違って、香澄の場合は本人は知らないってことですねじゃあ、今回は正広が死んで香澄が救われそうな雰囲気満々なのかなそしてここ数日引っ張りに引っ張った「告白を避けた理由」ってのも、予想通り姉への引け目って感じでしたねぇ何か香澄が話してるそれ以上に、理由があるみたいだけど、正広のチューに阻まれちゃうし( ̄ヘ ̄+)余計なことすんな、正広~!!!最後の最後で明かされるのかな????やっぱし、こういった死を背景にしての二人の関係って、あからさまだとは思うけどウルウルきちゃうんだよねぇまぁ、初回プレイ時も沙耶ルートの後に香澄ルートをしたんだけど、沙耶ルートに比べると破壊力は少ないかな向こうは沙耶の人間としての尊厳っていう深くて重いものも背景にあったから、より心にグサッときたんだと思うけど、こちらはあくまで二人の恋愛感情によるものだもんねそういった点でウルウルはきたけど、泣いちゃうほどまではいかなかったなぁただ、沙耶ルートとは違って、嘘をついていることにことあるごとに心を痛める正弘の様子が心に沁みますなぁ実はゲームのオマケにある香澄のキャラ紹介文に「嫌いなこと:嘘、病弱な自分の体質」ってあるんだよねぇ(汗)この嘘がばれた時の香澄の反応がどうなるのか、気になりつつも見たくないような不安な気分だそもそも正広が生きている間にばれるのかどうかもわかんないしねぇでも正広の死の影が見えるわけだから、時間の問題なんだろうな…
March 23, 2013
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香澄になぜか避けられる正広その理由は一体何なのか【本日のあらすじ】《10th Day》香澄の部屋の前で正広はノックすることを躊躇っていた昨日のように避けられたら…そんな思いが頭をもたげる考え込む正広に背後から香澄の声がかかるその様子は特に何もなかったかのように普段通りの声、そして軽い調子だったそれが気に入らなかった、正広が少し強引に彼女の腕を掴んだその様子に何を言われるかわかったように、香澄は顔を曇らせて昨日と同じようなことを答えを返す「ダメなんだよ、もう昔のことでしょ…。ごめん、この話はもうやめよう」何を言っても謝り続ける彼女は、どうしても正広の話を聞く気がないようだった《11th Day》正広は自分を落ち着けるため一人で中庭へやってきた子犬が死んだあの時の香澄の涙をこらえていた顔が思い浮かぶ自分がは香澄に泣いて欲しかったのかもしれない、そうすれば昔のように彼女を慰められたのに無理をしなくても、自分が側についていてやるのに…今の香澄はどう思っているのだろうか、今の幼馴染と言う関係を壊したくないのだろうかだとしても「もう、ダメなんだよ」その言葉の意味はわからなかったふと背中に重みを感じた正広、香澄だった普段どおりに振舞う香澄、そして二人でまったり過ごす午後…正広は背中に感じる香澄のぬくもりに話を切り出すことはできなかったこの幸せなひと時を壊してしまうことを恐れて…自分の臆病さが身に沁みた【今日の感想】ギクシャクする二人の関係ってところですねぇ一番不思議に思うのは、正広の告白は避けながらもそれ以外は普段どおり接しようとする香澄の気持ちですね自分が香澄だったら、居心地悪いわ、ばつが悪いわで、ついつい正広と逢う事すら避けてしまうんだろうなぁ…とはいえ香澄の態度も分からなくもないんだけどもねそこら辺をしないってのは、正広とは一緒にいたいとか今の関係を続けていきたいって香澄の思いの現れなのかなぁと思ってみたりもしくは香澄が普通で、自分のような考え方がおかしいのか…とビビッてみたり(笑)そして11日目は久々の正弘君の後ろ向き小心者さが見れて、ある意味ホッとしちゃった10日目は結構しつこく告白しようと付きまとったりして「アレッ?」と思ったんだけど、ヘタレな感じが健在で、同類項のオイラとしてはとても安心です(≧∀≦*)でも一向に香澄が正広を避ける理由は出てこない…香澄の態度の端々に、好きだけど正広と恋愛関係になるのだけを避けたいって臭いがプンプンするんだけどなぁまぁ、既にプレイ済みだし、その辺はわかっちゃいるんだけど、最初したときはやっぱり姉の事かなぁと想像しながらドキドキしてたっけな(笑)
March 21, 2013
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香澄ルートもはや半分終了いい加減に話が進まないとあかんやろ…【本日のあらすじ】《8th Day -下弦の月-》病院に来て1週間が過ぎ去った…エアリオの言っていた月が欠けるまであと一週間目を醒ました正広は、部屋に香澄が居るのに気付いて驚いたそんな正広に香澄はまたもや悪巧みをしている笑顔を見せ付ける…今度は何なのか(汗)「今日、あたしに付き合ってくれない」で、結局のところ、いつものように中庭で背中合わせになってお喋りする二人何が楽しいのやら…そう思う正広だが、香澄は正広と一緒に居るから楽しいのだと恥ずかしげもなく言ってのける昼ごはんの時間になり、部屋に戻ろうとした時だった。香澄が何かを見つけ、中庭の隅に向かっていった傷だらけの子犬だった…医者を呼ばなきゃ、そういう正広に香澄は答えた「いいよ、もう助からないから…見えるのよ、もうダメなの」その姿が思い出の中の昔の香澄に重なったあの時の彼女は泣きじゃくってボロボロの子犬を抱いて同じ事を言っていた生き物の「死」が見える…昔もそう言ってた彼女、本当のことだったのか信じられないでしょ、そう寂しげに呟き、香澄は正広に「今日はこの子についていてあげたいから」と言ったその瞳にはうっすらと涙が見えたほっておけない…正広は香澄を一人残して行く気にはなれなかっただが、香澄はそれを拒んだ、昔みたいに泣き顔を見せたくないからと香澄の気持ちを考え、正広はそっとその場を立ち去った《9th Day》昨日の香澄の様子が気になった正広は朝一で彼女の部屋へやってきたが、そこに香澄の姿はなかった気になり中庭に来た正広は隅でまだ子犬を抱えている香澄を見つけ、彼女の元へ駆けつけた「今さっきこの子逝っちゃった、誰かと一緒に居て幸せだったのかな、あの時は一緒に居られなかったもんね」そう涙ぐむ香澄の言葉に、正広は幼い頃、子犬を抱きしめた彼女の姿を鮮明に思い出したあの時、死に掛けた子犬に最後まで付き添えなかった香澄、そんな彼女に正広はずっと一緒に居てあげると答えたのだ…、そう、自分はあの頃香澄が好きだった犬の墓を一緒に作った時の香澄の哀しげな顔を見て、胸が締め付けられた正広は、今も香澄が好きなのだと確信するそしてその気持ちを、香澄に伝えようとするが、それを察した香澄は目をそらし彼が告白するのを遮り言った「もう…、ダメなんだよ、たぶん…」そして彼女はそのまま正広を避けるように自室へと戻ってしまった断られる以前に告白をさせても貰えなかった、どういう意味なのかわからなかった【今日の感想】ついに香澄ルートも「ダーク/シリアス系 ノベルティ・アドベンチャー(メーカー自称)」の本領発揮ですかねまさか『死』が見える能力があるとはねぇ…まぁ死神が出て来るんだしいいけどさまっさきに思ったのは、正広の死の影は見えてないのかい?ってな疑問だったけど、そこらへんは見えてないような感じですかねう~ん、都合のいい能力だ(≧∀≦*)、それとも正広が死なないってのは決まっている既定路線なのかなそして、やっぱしでてきましたよ、幼馴染定番の「子供の頃の記憶」で、正広は香澄への気持ちを思い出して愛を確信する…おぉ~、テンプレちっくだぁ(笑)とはいえ、こういった展開は好きなので、全然許容範囲内です安心のテンプレクオリティですな!子犬の死は香澄の優しさや、死が見得る故の悲しみを表してるイベントだと思うんですよねさすがに一晩ずっと外で子犬抱いているってのはやり過ぎではと思うけど、今まで自分の力では救えなかった命とかをいっぱい見てきたのかなと妄想で補うと、彼女の悲しげな顔も少し違ってみえてきますよね病院とかは死を定め付けられた人が多いだろうから、すごく居づらいんじゃないかねぇ沙耶なんかと絡むシーンはないけど、あったら辛そうだよねでも、沙耶が死ぬってのを香澄経由で正広が知ったりするって流れも良かったかもしれないなぁ今日のラストで香澄は正広の告白を断るでもなく避けてるけど、絶対何かあるよねぇ嫌いってことはなさそうだし、正広のことは大好きそうだけど、前に出てきた死んだ姉のこととが関係してるのかなぁ?そこら辺が香澄ルートのカギになるのかな
March 19, 2013
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メインヒロイン香澄の攻略の第3回目です萌え萌えの一日って感じかなって前回の日記と同じ書き出しじゃんか!中身はその通りなんだけどさ(笑)【本日のあらすじ】《5th Day -寝待月-》廊下で見かけた香澄は寂しげに窓の外を眺めていた話しかけても元気のない香澄の視線の先には、中庭で駆け回るギプス少女こよりがいた「羨ましいな、あんなふうに遊べたら楽しいんだろうな…」香澄の言葉に、幼い頃も病弱でなかなか遊べなかった彼女のことを思い出した香澄と外で遊んだことは数回くらいだったろうか、その時も走り回るようなことはなかった「体がよくなったら付き合ってやるよ」自分らしくない言葉だと正広は思った、だが香澄の声は曇ったままだった《6th Day -更待月-》中庭で正広が見たものは、満面の笑みで彼に手を振る香澄だったまたか(汗)…逃げたら何を言われるかたまったモンじゃない諦めて再び背中を貸す正広に、嬉しそうに色々話してくる香澄傍から見たら恋人同士みたいだな、スヤスヤ背中で寝息を立てだした香澄の重さを感じながら、正広は香澄はこの状況をどう思っているのかが気になった呑気な話だ…『生』がなければ明日には生きていないかもしれないというのにだが、香澄と再会できてよかったのかもしれない、今まで忘れていたものを取り戻しているような感覚、そんな安らぎがあった《7th Day》暇つぶしにと、香澄の部屋に入った正広は、上半身裸で背中を向けた香澄の姿に思わず部屋を出た清拭、病気でなかなかお風呂に入れない香澄は体を拭いていたのだすぐに終わるから待っててという香澄に、妙にドキドキする正広既に『力』を使っているとはいえ、彼女を抱いていると言うのにおかしなものだった香澄は普段とは違うタオルにうまく拭けずに苦労しているようだったどうしようもなくなり、ついに正広にヘルプを求めるドギマギしながらも香澄の背中を拭く正広、一方の香澄も恥ずかしげで、結局お互い言葉を交わすこともなく背中を拭くのは終わった着替え終わった香澄は、正広の用事が何だったのか尋ねた顔出しただけ…そう答えた正広に、わざわざ待たせて背中まで拭いてもらわなくてよかったことに気付いて香澄は真っ赤になるのだった【今日の感想】てことで、前回に引き続き香澄ちゃんに萌え萌えする香澄ルート前半は続くのであります前回もあった背中合わせに座って居眠りするシーンに加えて、今回は純愛病院エロゲでは定番じゃないかとさえ思っちゃう「ヒロインに清拭してあげる♪」シーンまで完備されちゃってます前に書いた病院モノの泣きゲflutter of birds ~鳥達の羽ばたき~でも同じようなシーンがあったよなぁどっちも、シナリオ的には全く不要そうなところがいいっすね(笑)シナリオ的にって話以前に、わざわざ看護師呼ばずに男性にしてもらうって時点でどうかしてそうだけどさおかげで、核心に触れるようなシナリオ的な進展は全くなしといっていいかもこういうのって感想書く側としては困っちゃうんだよねぇ香澄がこよりを見て羨ましがるシーンがあるけど、これも香澄が病弱なのを印象付けるだけで、後につながるものじゃないんだよねぇそういえば、沙耶ルートの時もそうだったけど、香澄が何で入院してるかは全然出てこないよねぇ、沙耶の時はそのまま死に直結するような病気だったけど香澄もそうなんだろうか…病院ものだからそうなんだろうと勝手に思い込んでるけど、実はただの風邪とかでだったりして(一応最初に本人はたちの悪い風邪とか言ってはぐらかしてるしね)あと、香澄は結構パジャマじゃない服を着てるシーンが多いんだけど、病院に入院中の人って普通に普段着でいるモンなんだろうか?ちょっと疑問だよなぁそろそろ、萌え萌え香澄ちゃんにも満腹だし、お話が進んで欲しいなぁ
March 16, 2013
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メインヒロイン香澄の攻略の第2回目です萌え萌えの一日って感じかな【本日のあらすじ】《3rd Day -立待月-》香澄の病室の前を通った正広は、ふと「遊びに来てね」と言ってた香澄を思い出し、顔くらい出すかとドアをノックした満面の笑みで正広を迎えた香澄は、正広を椅子に座らせて軽口やからかいを交えながらお喋りを楽しみだした観念して香澄に付き合う正広は、昔の大人しかった彼女との違いっぷりに驚いていた何か企んでいるようないたずらっぽい笑みを浮かべた香澄は、正広に服をねだりだすお気に入りだった服が路上で倒れていた正広を助けた時に血まみれになってしまったというのが理由だった一緒に買いに行こうと言う香澄に、あたふたし「気の効いたセリフも言えないね」と膨れる香澄にその通りだと応えた正広ふと笑顔に戻る香澄、「変わってないね、気に利いたセリフはいえないけど、いつもお願いを聞いてくれた」そういえば、昔もそうだった…香澄の膨れっ面を見ると断りきれなかった「あたしの好きだった正広ちゃんのままなんだね」嬉しそうに言う香澄にドキッとした結局気恥ずかしく香澄とは目をあわせられなかったが、香澄はそんな正広を見て微笑んでいた夜、正広はエアリオに言われたように『生』を吸い取るべく院内をうろついた正直、相手の意思を無視した行為は気が進まなかったし、本当に可能なのか不安でもあった足は香澄の部屋に向かっていた。他に知り合いも居ないし…多少の罪悪感と共に部屋に現れた正広の当然の来訪に嬉しそうな香澄だったが、眼が合った瞬間、彼女の目から意思の光が消えた体が火照ると、そのまま正広に身を預ける香澄これが『力』なのか、コトは驚くほど簡単に問題なく進んでいった《4th Day -居待月-》中庭に出た正広は、そこで手を振る香澄の姿に気付いた近寄った正広は、彼女の浮かべる何か悪巧みしてそうな笑顔に危険な香りを感じたぺたんと座って、自分の横の地面を叩く香澄…ため息混じりに香澄の言うとおり腰掛けた正広は背中に彼女の重みを感じた「作戦成功♪」背中合わせに座った二人ちっちゃい頃もこうして座ったよね…思い出話を始める香澄普段ならこんな状況を煙たく思うはずだったが、今はこれでもいいかと正広は思ったりしていたそのまま居眠りしてしまう香澄、おかげで動くに動けず呆れる正広だったが、今の香澄に幼い頃の思い出の懐かしさを感じていたのも事実だった【今日の感想】てことで、本格的に香澄ルートに入っていってるんですが、今日は感想と言うほど物語は動いていないってとこかな沙耶とは違って、香澄は幼馴染って設定もあって、最初から好感度マックスレベルだよねぇエロゲで幼馴染と言うと好感度マックスがデフォなこと多いよなぁでもって、主人公が忘れている幼い日々にかわした約束とかがヒロインを縛ってたり影響を与えていたりする率が85%だったりします(笑)香澄とのことがそうかはわからんけどねあとは、香澄のかわいらしさを満喫するためのイベントが続く(笑)他のキャラと違ってムフフ顔の立ち絵とかも用意されてるもんなぁ…でもこういう感じのキャラ設定は結構好きだったりします背中合わせに座ってる一枚絵とかもかなり好みだしね正弘君もすっかりチンピラ設定が毒抜きされて腑抜けになりつつあるし、恐るべし香澄のポワポワパワーまぁ、他のルートでも速攻いい人化してるけどさなんだってチンピラ設定にしてるんだろうねぇ…豹変しすぎで感情移入の妨げだよなぁ二日目にして、香澄にドキッとしてときめいている正広君残り12日間でどんだけ腑抜けになっていっちゃうんだろうと不安でござる
March 14, 2013
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感動を満喫した沙耶ルートの次は、当然残る一人のメインヒロイン朝比奈香澄っすよではでは早速スタートです【本日のあらすじ】矢部正広は路地に倒れていた彼の斜に構えた好戦的な態度もあり、肩の触れた数人の男に絡まれ殴り倒されたのだったそしてそのまま意識を失った気がつくとどこかの屋上だった…ふと、目の前に舞い落ちる白い花びらが見えた落ちてきた場所を見上げると、黒い装束を身に纏い大きな鎌を抱えた年端もいかない少女が座っていた「何か言えよ!」悪い夢だろうと、イラツキながら食ってかかる正広のところに飛び降りた少女は彼に鎌を突きつけたその姿に正広は身動きもできなくなった…それは恐怖、こんな少女に畏怖している自分正広を射抜くその少女の視線が冷たく光ったような気がした「キミ……、死ぬよ」《2nd Day -十六夜-》目が覚めるとそこは病室だった悪夢だったのか…最後に死を告げた少女のことを思い浮かべた正広は、枕元に一人の少女が心配そうに見つめているのに気付いた「正広ちゃん」意識を取り戻した彼にに喜んで抱きついてくる少女、なぜ名前を知ってるのか、その慣れなれしい態度に正広はいらつきを覚えただが、その少女が幼馴染で病弱だった「朝比奈香澄」だと知り、大人しかった彼女の変わりように驚く正広を病院に運び込んだのも彼女だった、だが、今の正広は彼女と馴れ合うつもりはなかった冷たい正広に頬を膨らます香澄「昔を思い出してもいいじゃない…三人で楽しく遊んだことを…」ハッと言葉を止める香澄、三人、そう香澄の姉のあみと三人は幼馴染だっただが、あみは遠い昔に死んでしまった、直後にかすみは引越し三人の関係はそれきりだったはずだった微妙な空気に耐えられず話をそらす正広、香澄もこの病院に入院してるそうだったそして、時計を見て診察の時間だと香澄は慌てて去っていった昨夜屋上で倒れていた正広は明日から病院での精密検査をことになっていたそれを避けるため、逃げ道を探して院内をうろついていた正広は、ギプスをつけながらも元気にうろつきまわる「坂崎こより」にまとわりつかれてしまうが、その場しのぎの嘘の約束をしてその場を離れた夜になり、病院を脱出しようとした正広はどこか投げやりで無愛想な少女「真柴沙耶」とその親友と言う「東堂真綾」の二人に見つかってしまい、病院を抜け出すのに失敗してしまう学校もサボれるし、逃げて下手に捕まり騒ぎになって母親が出てくるよりは病院もいいかもしれない…病室に戻る道すがら正広はそう考えていた正広の両親は昔に仲たがいし離婚していた、父への恨みのせいか母親は正広に冷たくあたり、そんな境遇からか彼は親も友人も誰にも頼らず独りで生きていくと心に誓ったのだそんなことを思い出しながら外を見上げた正広の目に、屋上に浮かぶ黒い影が目に入ったまさか…屋上に駆け上がった正広が見たのは、夢だと思っていた鎌を携えた少女だった「昨日の言葉、どういう意味なんだ!」その問いかけと同時に正広の体を経験したこともない痛みが襲う…これは、死なのか…身動きもできない正広に黒装束の少女は「死を恐れるなら、なぜ言った通りにしないのか」尋ねる何のことかわからない正広の様子に合点がいったのか、その少女が彼を引き寄せ口付けすると、何か暖かいものが流れ込み、体の痛みが引いていった唖然とする正広に少女は話し始めた自分は死神で、正広に死を告げに来たのと同時にそれを回避するチャンスを告げに来たのだと正広が死を回避するには、他の誰かから『生』を奪い取らないといけないその方法はセックス、あの満月が全て欠けるまで毎日吸い取らなくてはいけないそして正広には相手の意思とは無関係にセックスできる『力』を与えたということその能力を与えた影響で昨夜の記憶が抜けたようで、仕方なく先程彼女が『生』を分け与えたのだというにわかには信じられない話だったが、なぜか目の前の少女が死神であることがすんなりと信じられた彼女は「自分にできるのは無に帰すことだけ、死神は様々なものを無に帰すために存在している」と語ったではなぜ自分を助けるようなことをするのか…正広のそんな問いにその死神は「さぁ、ボクはただの死神だから、その辺はよくわからないね」と答えるだけだったそのまま消え去ろうとする死神に向かって、正広は最後に名前を聞いた「エアリオと呼んでくれればいい」そういい残して彼女は消え去った【今日の感想】さて、続いてのルートはいよいよこのゲームのメインヒロインだと勝手に思ってる「朝比奈香澄」の攻略ですよあらすじは長い割りには、前のキャラの最初の時とほとんど同じなのでここまでマジメに読んだ人は残念でした(笑)香澄の登場部分だけが、新規に追加してるんだよねで、この香澄ちゃんですけどこのゲームの中では何となく一番萌えを意識した感じのキャラですね~、結構好きです幼馴染だし、いきなり抱きついてきたり、いたずらっぽく正弘君をいじってみたりと、思わずキュンときちゃう破壊力を身につけてますよ('-^*)/原画さんの絵柄とキャラの中身が一番あってる気がしますどこかポヤ~ンとしてふわっとした感じの絵柄ですし、キャラもどこかそんな感じですとはいえ、やっぱし後半はシリアスというか、暗い路線まっしぐらになるんだけどねちなみにこのゲームの中では一番巨乳っすね巨乳というか、普通って程度だけど…そう考えるとこのゲームはロリな感じ満載だよねぇ、話は真っ暗だというのに最近のエロゲは何だか胸の大きさが外人レベルなキャラが多いからねぇ、そんなに巨乳好きでもないオイラは違和感感じること多いなぁさてシナリオのほうだけど。のっけから死んだ姉の話で二人は気まずくなってるけど、やっぱしこのトラウマそうな出来事が香澄ルートの中心になるんですかねぇまぁ、まだとっかかりだけしかやってないし、筋はわかってるけどこの段階ではなんとも言えないですけどね(笑)ではでは~、今日はこの辺で('-^*)/
March 12, 2013
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沙耶ルートも最終日、沙耶の最後の決断は一体どのようなものになるんでしょ彼女の成長に乾杯(≧∀≦*)【本日のあらすじ】《15th Day -新月-》朝、正広は沙耶の部屋で目覚めた、一緒に居る…そう約束したから中庭、初めて二人出会った場所刺々しいやり取りをしたあの時を思い出すと、今のこんな日常が身近にあったことをどうしてもっと早く気付かなかったのか悔やまれた「沙耶、今日はずっと一緒だからな」正広は声を出して確認した赤くなりながらも沙耶は行ってみたい場所があると切り出したそれは屋上だった「自由に憧れてました」沙耶は風に髪をなびかせながらそんなことを話し始めた「でも、自由ってこんなに辛いものだったんですね、思っても見ませんでした」風は自由だ、でも風もどこへ行けばいいのかわからなくて、でも全部自分で決めなくてはいけなくて辛いのだろう正広は何も言わなかった、沙耶もそれ以上何も言わなかったともすればこの瞬間が悲しみに染まってしまいそうで怖かった日が暮れ、どちらからともなく部屋に戻った決断の時は迫っていた、残り僅かな時間に正広が焦りだした時だった「私…、正広さんに会えて、すごく幸せでした」哀しいかな、その言葉で沙耶の決意はわかってしまった無理に微笑む顔、震える唇、揺らぐ瞳、そのすべてが愛おしく悲しく思えたそれ以上言わせたくなくて、正広はただ彼女を抱き締めた胸の中で謝り続ける沙耶、そんな彼女を正広は受け入れるしかなかった沙耶が自分で決めたこと、掴んだ自由、それを無駄にすることは正広にはできなかった沙耶を抱きしめ、ベッドに横になった彼女の最期の願い、それは最期の時まで一緒に居て欲しいというものだった沙耶は正広に色んな事を教わったと言う人の温もり、自分で決めることの大切さその怖さ、そして愛することの大切さや悲しさ、喜び沙耶の言う全ては、逆に正広が沙耶に教わったことなのかもしれない「悲しまないでください、もう泣きません、私今、温もりに包まれて幸せですから」もう言葉はなかった、全てを止めることはできないのだから「少し、眠ってもいいですか…?」その言葉が何を意味するかは考える間でもなかった「どこにも行かないでくださいね」そういった沙耶の吐息が胸の中で弱くなっていくのがわかった正広は沙耶の名前を呼ぶことができなかった、答えがなかった時に泣かずにいられるか自信がなかったから泣かないで…その沙耶の願いに応えられそうにないからただ時は流れ、夜空が白んできた「沙耶…」返事があるはずない名前を呼んだ時、正広の頬に涙が零れ落ちた《Another Day》屋上に上って空を見上げ、風を感じる不意に響いた音に振り返ると、そこには真綾が居た正広に胸に飛び込み、真綾は泣いた夢を見たと言う沙耶が自分勝手でごめんねと謝る夢を…謝らないといけないのは自分だと言うのに夢の中でも真綾は沙耶に謝れなかった「沙耶は幸せだって言ってたぜ」真綾にも沙耶の遺言を知っておいて欲しかった「残された人はどうなるの…、一人で満足して、勝手に死んじゃって…、自分勝手過ぎるよぉ」さらに大きく嗚咽する真綾の肩を抱き寄せたあの時、沙耶を思い過ぎて飲み込んだ言葉、そんな事を言っても沙耶はただ謝るだけだろうけど、それでも正広も呟いた「本当に…、自分勝手だよな」沙耶のいない寂しさが正広と真綾を包み込んだただ夏の風が二人を避けるように吹き抜けていったこの悲しみはいつ風に流されるのだろう、そして沙耶を忘れてしまうんだろうか沙耶の好きだった風に吹かれ、正広はそんなことを考えていたA tale doesn't finish until sadness disappears【今日の感想】無事に…というか何というか、沙耶ルートも終わりました結局沙耶は自分の死を選んじゃうんですね(T-T)まぁ、愛する人に死を押し付けるってのも、普通ならちょいとどうかと思いますし無難な選択なんだろな自分としては悲しいエンド好きだけど、心のどこかでエアリオが何とかしてくれるんじゃないかと少し期待してたんですわところがこの日は登場すらなく終わっちゃうし(笑)風と自由の話もここで沙耶の回答が出てきますよねここのシーンの沙耶も何か悟ったような感じで、心に響くモンがありました自由に憧れていたが、手にしたそれは実は辛いものだった…でもその辛さを受け入れられる「自分」というものを彼女は手に入れることができていたんですよねもうここ最近の怒涛の展開に、自分は何でもかんでも感動するように洗脳されてまってるんじゃないかと思っちゃいますねもちろん最後の別れのシーンもウルウルしっぱなしですよ(笑)沙耶の決断を受け入れた正広の心情も辛いものがあるだろうし、その上で沙耶の言葉を逆に自分が教わったものだと感じる正広もそれまでのヘタレっぷりから成長してるみたいに思えてよかったですただ、エンド後の真綾とのやり取りは悪くはないものの、特に必要なかったかなと…沙耶の死の余韻がかき消されちゃった気がするな沙耶ルートは真綾の沙耶への思い、そして沙耶の決断と山場が二つあって、そのどちらもが自分の予想といい意味で違ってたので、意外性がありよかったです特に沙耶の人形と決断を絡めた正広の告白と、その後の死への沙耶の決断のシーン、人形から人の強さを知った彼女へつなげていくのは、初めてのエロゲ感動作って補正もあるけど、大いに涙して沙耶の成長に共感と言うか羨ましいという想いが募って、自分的エロゲベストシーンの一つですねまた数年して思い出が褪せてきた時にやってもいいかなと思いますまぁ、この日記を読み返すのもありだけど、やっぱしかなりはしょってるからねぇてことで、沙耶ルートはお腹いっぱいの大満足だったのでしたそいえば、気になってた沙耶の持ってる人形は象徴ってだけで、結局後半何にも絡んでこなかったのね…チッ( ̄ヘ ̄+)
March 7, 2013
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沙耶ルート14日目の後半心通わせた沙耶と正広に、更なる試練が襲い掛かるのですよ~【本日のあらすじ】沙耶の寝顔は安らかだったその寝顔を守りたい…正広はそのことばかり考えていた、そして思い当たったことが一つあった「沙耶…あぁ知ってるよ、ボクの次の仕事は彼女の魂を無に帰すことだからね」その死神の少女は正広が何を言いたいか見透かしているようだった「沙耶を助ける方法はないのか」…正広の言葉にエアリオは人間は身勝手だなと冷たい視線を投げかけた「アイツは俺と似てるんだよ…周囲を否定してるのにそれでも誰かといたくて、俺もそうだったけど、アイツは俺より弱いんだ」エアリオの冷たい視線は変わらない、だが正広は続けた「俺はアイツに助けられたと思うんだ、あいつらのところに毎日行ってたのも俺が寂しかったんだと思う。誰かと一緒に笑えること、沙耶がいなかったら気付けなかったんだ。好きだから助けたいんだ」正広は自分でもこんなことを口に出して素直に言えるとは思っていなかっただが、言葉は次から次へと溢れ出てきた逆光に立つエアリオの表情はよく見えなかった、だがため息をつくと彼女は言った「ボクには魂を無に帰すことしかできない、もう彼女の死は決まってる」静けさが周囲を包んだ、それでも死神を見続ける正広に、しばらくの沈黙の後エアリオがつぶやいた「キミは…、その少女のために自分を犠牲にできるかい」「少女を助けるには代償が必要だ、そうキミの『生』を彼女に与えればいいんだよ」方法はこれまでと同じ、彼女とセックスするだけ、そして正広が死ぬだけ心は決まっていた、沙耶は悲しむかもしれない…だがいざとなれば彼女には真綾がいるそう決めた正広だったが、エアリオは彼に釘を刺した「でも、それはそこにいる彼女が決めることだろう」エアリオの視線の先を追って、正広はようやくそこに悲しげな顔をした沙耶が立っていることに気付いた「後はキミの問題だ、彼はどうしてもキミを助けたいらしい、キミはどう思うんだい」自分の言葉は沙耶にどう映ったのだろうか、正広は沙耶を見つめ続けた「少し、考えさせてもらえますか」短い沈黙の後、そう答えた沙耶に死神は告げた「タイムリミットは明日の日が変わるまでだ、キミの命はそこで尽きるから」その無常な宣告に正広も沙耶も何もいえなかった「私に決めさせてもらえますか?」二人っきりになり沙耶はそう言った正広のいない世界は辛すぎる、でも正広の思いを無駄にすることも辛い答えは明日中には出すから「わかった…」正広はそう答えざるを得なかった本当は騙してでも助けるつもりだったでも沙耶は今、自分で決めようとしている。これまで自分で何も決めれなかった沙耶が自分の運命を決めようとしているせっかく本当に「人間」になろうとしている彼女を止めることはできなかったいつの間にか日は変わっていた、「今日は一緒に居てくれますね」沙耶の声が夜空に響いた【今日の感想】14日目の後半で~す前半に引き続き、沙耶ルート最大の見せ場なんじゃないかなと思いますエアリオが沙耶を助けてくれるんじゃないかなとは薄々予想してたんですけど、代償が必要だったんですねしかも自分の命とは、どっちに転んでもハッピーエンドとはいかなさそう(>_
February 23, 2013
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自分の殻に閉じこもる沙耶、手の打ちようのない正広そんな二人にまたもや急展開が!!!【本日のあらすじ】《14th Day》病室の前まで来て、正広は病室から沙耶と婦長の話し声が聞こえてきた家族に何か連絡するのをやめて欲しいと嘆願する沙耶の声が耳に入った「人に迷惑かけるのも、好かれるのも嫌われるのも嫌なんです…死んだ後まで嫌われたくない」沙耶の言葉が、単語がひっかかった…出てきた婦長に見つかってしまった正広は逆に婦長に沙耶のことを教えて欲しいと食い下がった正広の真剣な様子に折れた婦長は、人気のない屋上で正広の問いに答えた「あの子が長くないのは感づいてるでしょ」婦長の言葉に頷く正広に婦長は続けた「もって一ヶ月、早ければ明日かも。三日前に彼女に伝えたのよ」そこまで悪かったのか…そして真綾とのことを知られた日に沙耶はそれを知ったのだ「彼女、家には連絡しないでと言ったのよ、生きている人の中に悲しみとして存在したくないのよ」だから、彼女は自分を避けていたのか…俺を悲しませたくないから、俺と別れるのが悲しくないようにそれがあっているのかはわからなかった、ただ真綾の言葉を信じるなら沙耶は自分のことが好きなのだ沙耶の部屋に向かおうとした正広に婦長は声をかけた「死んでいく人に関わっていくのはとても辛いことよ、残る人間に対しても、死んでしまう人に対しても。それだけは覚えておいて」その言葉がグルグルと正広の頭を駆け巡った沙耶の部屋の前に立ったのは既に日も暮れた後だった婦長の言葉が何度も正広の心に浮かんでいた沙耶は家族、真綾、そして正広も拒絶している自分も昔はそうだった、人に触れ合わなかったのは裏切られることが怖かったからだそう、だからこそ今会わなければ後悔すると思ったもう、触れ合わなければ傷つかないなんて甘いことを言えない場所まで来てしまった…そんな感覚があった沙耶は部屋の中に居たなぜ話してくれなかったのかと問いかける正広に無表情に沙耶は答えた「関係ないでしょう、人形は人形として捨てられるのが一番いいんです、別に誰も何も思わないのだから」沙耶の言葉を最後まで聞かず、正広は彼女を抱き締めていた「誰も人形なんて思わないさ、好きなんだよ」正広の言葉に沙耶の息を飲む音が聞こえた自分も逃げていたのだと正広は気がついた、人を好きになって傷つくことが…沙耶への感情に気付きながら沙耶への思いを震える彼女に伝え続けた、この告白が悲しみしか生まないことはわかっていたが止められなかった正広を傷つけるだけ、それに自分に愛される資格なんてない…そういう沙耶に正広は怒鳴っていた「そんな風に逃げるなよ…、嫌なら断ればいい、文句は言わないから。だから沙耶が自分で決めてくれ、人形なんかじゃない自分で決められるだろ」願い事をするように正広は話しかけていた断られたくない、だけどそれよりも人形のまま逝ってしまうことが何より辛かった「最後まで逃げるのは悲しいだろ、俺もそうだったから…。でも今俺は逃げなかったからな、沙耶も逃げないでくれ」それ以上喋れなかった、これ以上言うと涙がこぼれそうだったから「きっと、辛いと思いますよ…」沙耶は涙混じりの声で言ったうなづく正広に、彼女は自分の思いを告げた、正広が好きだと…そして堰を切ったように彼女の口から溢れ出す正広への思い、そして真綾への思い二人は口付けを交わしたそして、もう後悔をしたくないから…そんな思いからどちらともなく体を重ねていた【今日の感想】すっかり忘れてましたね、沙耶がずっと入院してる理由てか全然そんな理由は出てこなかったけど、いかにも病弱で儚い感じだもんねぇ新月の15日まであと二日…きっとそれまでの命なんでしょうね、沙耶は(>。≪)てっきり沙耶の心を開いてグッドエンドだと思ってたけど、もう一つ山場があったとはねぇ、これまたちょっと「してやられた(>_
February 21, 2013
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真綾から沙耶のことを託された正広彼に沙耶の閉じた心を開かせることができるのだろうか【本日のあらすじ】《12th Day -二十六夜-》病室の前に人形はなくなっていた声をかけても相変わらず鞘の返事はなかった意を決して正広は沙耶の部屋に勝手に入ってみた…沙耶はベッドの上にいた、その手には人形を持って「私より、真綾ちゃんと一緒に居たほうがいいんじゃないですか」冷たい沙耶の声が正広に突き刺さる別れたよ…そう正広は話を切り出したまた三人でやり直したいこと、真綾が自分に沙耶を託したこと、考えてたことを沙耶にぶつけてみた「もう……、どうでもいいです、そうせ私は人形だから」だが、視線をそらした沙耶の返事は辛いものだった「謝るから、頼むから、自分をそんな、人形だなんて言わないでくれよ、自分を捨てるようなこと言うなよ」人形、その言葉が正広の心をグサリと抉っていた、知らずと声が昂ぶったもう彼女は真綾の人形ではないというのに、どうして…だが、そんな正広に沙耶は同じ言葉を繰り返し、顔を背けた正広から沙耶の顔は見えない、それは完全な拒絶だったその夜、『生』を吸い取る相手を探していた正広は沙耶と会った「あなたと話すことはありませんから、関わらないでください」無視して去ろうとする沙耶の手を掴んでこちらを向かせた瞬間、思わず『力』が発動してしまった襲ってきた快楽の欲望に身を震わせる沙耶を受け止めつつ、正広は自分を軽率さを呪った沙耶を抱きながら、なぜここまで最初の頃以上に頑なに自分を拒むのか考えていた傷つけながらこうして沙耶の気持ちを無視して彼女を抱いている自分の最低な姿を忘れたく、彼女との交わりに堕ちていった《13th Day》今日も沙耶は正広を無視し続けたもう少し彼女の心の決着が付いてから出なくてはダメなのだろうか…だが、沙耶の口ぶりは決着とかそういった以前に諦めているように正広には思えて仕方なかった「一人になりたいから、出て行ってもらえますか」無言だった沙耶から言葉が聞けただけでも進展があったのだろうか、心に刺さるその言葉を受け止めつつ正広は席を立った【今日の感想】さてさて、今日の感想ですが、まず思ったのは、このゲーム正広がヒロインの部屋に入るのを躊躇う場面多すぎ(笑)あらすじには書いてないけどさ、多分全てのヒロインに実装されてますよ時々カッとして暴言吐くわりには、こういういざと言うときダメな主人公っぷりは共通ですね…ルートで人格変わるよりはマシだけどねあと、やっぱり「人形」って単語が沙耶を表現する上で何か大事なキーワードなんでしょうねそういえば、7日目に沙耶が「風は自由なのか」って話をしてたよなぁ、やはり人形の自分には自由がないってことだったんだろうかでも今の沙耶は自由になりたいというよりも、自ら自由から引き篭もってしまっているように見えるんだよねぇ内心は自由になりたい…自由に憧れている、けどもそれは辛いとか怖いってことなんだろうかねぇそういった恐怖感は正広以上にヘタレなオイラにはわかる気がするなぁ自由ってある意味自分に責任が生じるってことだからね、言い訳きかないもんねでも沙耶を自立させるには、残り二日で大丈夫なのか(笑)それ以前に正広と真綾の関係への沙耶の心の精算とかもあるだろうし、何か道のり長そうだけど…てなことで、次回はこの二人にまたもや急展開なのですそれと、このゲームは夜パートで毎日ヒロイン達とHするんだけど、同じシーンの使い回しが多いんだよねぇでもさりげに細かく状況に応じて、他のヒロインを抱きながら沙耶のことを考えたり、沙耶と関係悪いときに彼女を抱くとブルーになってみたりとテキストには色々趣向が凝らされていて、ちょっと楽しいですねなにせ、どのヒロインを抱くかはその時プレイヤーが選ぶ訳だから、そういう意味で原画使い回しなわりにHシーンのバリエーションはあったりします水増し詐欺とも言いますけど(笑)
February 19, 2013
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真綾との行為が沙耶にばれた正広三人に生じた亀裂は元に戻るのだろうか【本日のあらすじ】《11th Day》正広は独り屋上で沙耶の人形を眺めていた真綾と人形劇をした時の人形、真綾との友情の証、それを置き去りにしたってことは…一つの友情の終焉、そしてその原因を作ったのは自分二人に関わらなければあんなことにならなかった、そして自分も辛い思いをせずに済んだ再び人形に目を落とす「私は真綾ちゃんの人形じゃない」沙耶のセリフが脳裏に浮かぶ沙耶は自分と違い誰かの側に居たかったんだろう、例え誰かの人形になってでも真綾はそんなつもりはなくても、最初は沙耶がそれを望んだんだろうやはり沙耶は自分と似ている…他人と触れ合って傷つき傷つけられることを怖れている正広が孤独に耐えるのを選んだように、彼女は真綾の人形になることで傷つけられるのを避けたんだ自分は孤独に戻ればいい、だが真綾と言う主人に見捨てられた人形は?正広の心がチクリと痛んだ扉のあく音がした…真綾だった「元気ないね」そういう真綾の顔も疲れ果てていた「朝、沙耶の所に行って来た、でも会ってくれなかった」沙耶のことを思うと正広の心がまたチクリとした…直接沙耶を傷つけたのは自分ではなく真綾だというのに真綾を庇っているのか、それとも自分は沙耶のことが…、正広には自分の痛みの原因がはっきりとはわからなかった「アタシ、正広クンのこと好きでも何でもないの」真綾の口から出た言葉に正広は耳を疑っただが怒りは湧かなかった、むしろ疑問が大きかった…なぜ沙耶との関係が壊れるようなことをわざわざ真綾はしたのだろう「アタシね、沙耶のことが好きなの」沙耶が正広を見ているのが悔しかった、それまで自分しか見ていなかったのにだから正広が沙耶を好きにならないように先手を打った妙な話だが、正広にはストンと信じられた、真綾を責める気にもなれなかった怒りもしない正広の態度に余計に苦しげな真綾は、今までにも同じような事は珍しくなかったんだと無理な笑顔を浮かべる自分の体を犠牲にしてまで、なぜ沙耶に告白しないのか…正広の問いかけに真綾は目を伏せた「怖かったのよ、あの子に嫌われることが…」「全部沙耶の事はアタシがしてあげて、沙耶が笑ってくれているだけでよかった」それが歪んだ愛情なのか、正広にはわからなかった「こんなに好きなのに、どうして沙耶を傷つけてしまうんだろね…」そして正広に謝罪する真綾、それは別れの言葉を意味していた今の沙耶は昔と同じ、一人ぼっち…真綾は言葉を続けた、昔沙耶が学校で誰にも相手されず壮絶ないじめにあっていたこと、そんな沙耶によくしていたら気付いたら好きになっていたこと、不良に犯された沙耶が真綾がそばにいてくれればいいからと言ってくれたこと最後に真綾は正広に「沙耶の側にいてあげて」と頭を下げた自分だって嫌われているさ…そう答えた正広に、真綾は今話したことをもう沙耶には伝えてきたから大丈夫と笑った正広を騙していたことも、沙耶が好きってことも…だが沙耶の答えはなかったから、沙耶が初めて好きになった正広にしかもうできないことなのだと「沙耶のこと好きなんでしょ」正広は自分の中で自分の気持ちが見えてきた気がしたそれでも躊躇する正広に、真綾は自分を認め恋愛観も受け入れた正広なら任せられると背中を押したわかった…そう真綾に返事ができた正広やっぱし沙耶の次に好きになれた人だね!、真綾はそういって背を向けた「正広クンが支えて沙耶が元気になったら、謝りに来るよ…そしてきっぱり振られて見せる」真綾らしいな…正広は手にした人形を返さなくちゃいけないと思った心は決まった正広は沙耶の部屋をノックした呼びかけてみてもなかなか反応はなかった何度目かの声かけの後「…もう、帰ってください」沙耶の声が聞こえた声を聞くだけでとりあえず安心できた人形を部屋の前に置いた時「私に関わらないでください」とまた声が聞こえた初めて会った時の人を拒絶する沙耶のようだった胸の奥が苦しいまま、正広は部屋を後にしたただ生き延びるための『生』の採取…『力』により虚ろなまま正弘の名を呼ぶ香澄を抱きながら、もはや名前も呼んでくれない沙耶のことが頭を離れなかった『生』を吸うためと言うよりも香澄の記憶から自分の辛そうな顔を消し去るために『力』を使っていた【今日の感想】あらすじ長いっすね、読むのが面倒でスンマセンでもこの11日目は沙耶ルートのキーポイントとなる日ですよねぇ沙耶と真綾の三角関係、真綾による沙耶支配説…そんな想像をしてたオイラですが、事実はそれの斜め上をいってましただ( ̄□ ̄;)まさか、真綾が沙耶を好きだったとはねぇ正広を巡る争いではなくて、沙耶を巡る真綾と正広の争いだったってことですかすっかりシナリオライターに「してやられた(>_
February 14, 2013
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さてさて、沙耶と真綾、三角関係な感じの正広君(汗)絶対修羅場だよ、修羅場…てことでそんな展開をオタノシミください【本日のあらすじ】《10th Day》沙耶は日増しに明るくなっていくようだったそう指摘すると、すかさず真綾が「正広クンのおかげだよねぇ」と突っ込む黙ったままの沙耶だが、心なし顔が赤くなってるように見えた真綾のジト目に居心地の悪さを感じる正広だった夕方、正広と真綾は屋上で落ち合った沙耶はひょっとして自分のことが好きなんじゃないか、その前にちゃんと話したほうがいいのでは…そういった疑念を真綾に話そうとするが、真綾にはぐらかされるそんな事を聞いたせいか、正広の体を求める真綾彼女の『生』を吸い取り過ぎないか心配しつつも、正広は求められるままに真綾とエッチをする快楽の余韻に浸っていた二人だが、屋上のドアの開く音で我に返るそこには沙耶の姿があった、その足元にいつも抱えている宝物の人形が転がったガラガラと三人の関係が崩れ落ちていく音が聞こえた気がしたいや既に真綾の告白を聞いたときからヒビが入っていたのかもしれない「真綾ちゃん、私の気持ちを知ってるでしょ…?なんで…」そんな沙耶の言葉が正広の心に響いた…もしかしてやはり沙耶は!何で言ってくれなかったのかと責める沙耶に「沙耶にはこういうこと、まだ早いと思って」と真綾は言葉を絞り出した「真綾ちゃんはいつも決めてくれる、でもそれは私のためじゃない…、私は真綾ちゃんの人形じゃない」沙耶の言葉に真綾はハッと息を飲んだ、唇を噛み締め何かを悔やんでいるようなそのまま走り去る沙耶、それを追いかける真綾もう俺達の関係は終わりだ…自分達で引き裂いたんだ正広は友人を失う辛さを感じていたこれが嫌だから今まで誰とも馴れ合わずに来たんじゃなかったのか転がった沙耶の人形を拾いながら、自分に呪いの言葉を吐いた【今日の感想】てことで、早くも修羅場でした…真綾ちゃんとのラブラブ?エッチも2回で見納めなのです(笑)さすがは15日間の攻略期間、展開が早いっすねまぁ残り5日間ですもんねぇそもそも病院の屋上なんていっぱい人来るだろうに…このゲームは誰かと何かあるとすぐに正弘君は屋上に逃亡したりするけど、シーツ干してたりとか人の出入りはすごく多そうなのに、無防備すぎるとか言ったら病室でHするのも結構キケンだと思うけどねで、沙耶と真綾の修羅場ですが、てっきりもっとバトルがあるんじゃないかと思ってたけどなぁ、一方的に沙耶が文句言って、真綾はうなだれるだけ…三人の関係は破滅って感じだけど、もっと沙耶と真綾が対立とかするのかと思った真綾は沙耶を支配する極悪人説ってのも自分の中でくすぶってたもんなぁ、ここで沙耶が真綾の支配に反旗を翻して…って展開も面白いと思ったんだがなぁそしてここでも全く口を挟めない当事者Cの正広さんあと、沙耶の人形発言が結構気になるよねぇ自分もずっと真綾と人形劇した時の人形を大事にしてるし…、沙耶と真綾の関係は人形劇のようなものってことかな???ベタな流れではあるものの、二人の関係も含めてこの先の展開が気になりますだ
February 12, 2013
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さぁ、沙耶ルートもいよいよ核心を突いた展開が出てきますよ~モテモテ正弘君の運命やいかに【本日のあらすじ】《7th Day》中庭を散歩していた正広は屋上に沙耶がいることに気付く先日倒れかけたこともあり、沙耶のことが気になって屋上に向かった屋上で沙耶は仰向けになって倒れていた慌てて駆け寄る正広に、倒れたわけじゃないと横になったまま沙耶は答えた「風は…自由なんでしょうか…」ふいに沙耶はそんなことを口走った「どんな狭い所にも入り込める、でも自分で行き先を決められない。それって自由なんでしょうか、自由ってどういうものなんでしょうか」答えあぐねていた正広に、沙耶は忘れてくださいと一言いって病室に戻っていった《8th Day -下弦の月-》病院に来て1週間が過ぎ去った…エアリオの言っていた月が欠けるまであと一週間沙耶の病室に今日もやってきた正広、その正広に微笑みながら挨拶をする沙耶それを見て二人の雰囲気をはやし立てる真綾随分と長いこと3人の話は続いた沙耶が正広に微笑みかけるのも初めてなら、ふとしたことで沙耶が正広を気遣う様子も初めて見るものだった二人といて友達ってのもいいものかもしれない、このまま三人の関係を維持したい…そんな気持ちも正広自身認めざるを得なかった去り際、部屋を出た正広を追いかけ真綾が話しかけてきた「夕方に屋上に来てくれない、話があるの」沙耶には内緒で…ということだった「あたしと付き合ってくれないかな」真綾の話は正広の想像の斜め上をいっていた一見軽い感じの告白、だが彼女は本気だという…気を使わせたくないから沙耶には内緒にしたいと話す真綾の心のうちを計りかねていた正広だった「それともやっぱり沙耶が好きなの?」それならもう三人で会えないね…そう言う真綾にそんなことはないと正広は答えた沙耶の事は気になる、でもそれは自分と似ているからってだけのこと信じていいのね、念を押す真綾にはっきりと沙耶への気持ちを否定した別れ際のキス…二人は恋人という関係になったのを実感した《9th Day》「なんか仲良いね、真綾ちゃんと正広さん」3人で喋っていた病室、沙耶の言葉に正広は慌ててしまう、妙なテンションで否定する正広だが、真綾のフォローで事無きを得るのだった(笑)夕方の屋上で正広と真綾は密会をしていた話の中で沙耶のことを気にかける正広の言葉に顔を曇らせ寂しげな表情を浮かべる真綾二人きりなのに、沙耶のことを気にしないで…そう言って正広に抱きついてきた真綾はエッチしようと囁いた「変な恋愛感かな、でもこういうのって付き合ってからの時間じゃないと思うの」嫌だったかな、そう聞く真綾の考え方には、正広もある意味納得がいったそれが真綾なりの恋愛なんだろ、そう返した正広にそんなこと言って認めてくれる人は初めてだよと、真綾は嬉しそうに笑顔を見せたそして二人はその場で結ばれたのだった【今日の感想】はて…、沙耶ルートのはずが一体いつ真綾ルートに紛れ込んでしまったのだろう(笑)というような展開ですねぇまぁ、沙耶というヒロインに真綾がくっついているトコからもしや三角関係(/∀\*))キャとは思っていたけど、まさにその通りの展開になってきちゃいましたしかも、あっさりと真綾ちゃんの策略にはまってHまでしちゃう正広君まぁ、嫌な思いしてまで他人から『生』を吸い取らなくても済むって現実的な話もあるんだけどね一方で徐々に正広に気があるような態度を取り出す沙耶ちゃん…こっちの恥らいっぷりもなかなかに破壊力ですね(キャラびいき入ってます( ̄▽ ̄;)!)絶対にこの後、二人の関係は沙耶にばれて修羅場になるんだろなぁ…ちょいと気が重くなりつつも、キャーといって目を塞ぎながら指の隙間から覗いている…そんな気分もしていますだにしても正広君、慌てると融通利かないダメ男だねぇ…9日目の沙耶への真綾の関係の否定っぷりにダメダメ感が漂う小心者で、ヘタレで、いざって時にダメ男うわ~、チンピラ感あるところは共感できないけど、ダメな所は高確率で自分とシンクロしてるわぁヘタレな主人公のゲームにやたらと感動できる自分がなぜかわかってきた気がする…ちょっとやだなぁ(>_
February 9, 2013
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少しずつ沙耶との距離が近づいていく正広彼女攻略の足場は着々と築かれているのですよ~(*≧▽≦)ノノ【本日のあらすじ】《5th Day -寝待月-》屋上に来た正広は沙耶の姿を見つけ、声をかける振り向いた沙耶がふらっと倒れかけ、正広は慌てて彼女を支え一緒に倒れこんだ「少し横になれば大丈夫ですから」沙耶はそういい、意識があることに正広は安堵するそこへすぐに真綾が駆けつけ、だから一人で出歩いちゃダメなんだと沙耶を叱り付けたよくあることだから、正広にそう言って真綾は沙耶に正広にお礼を言うよう促す「ありがとうございます」そう言った沙耶は謝っているというより、謝っていることを淡々とこなしているように見えたまだ、昨日嫌々お礼を言った時のほうが謝って貰っている感じがした沙耶を病室に連れ帰ろうとする真綾に手伝おうかと聞く正広だったが、真綾はそれを断り、沙耶と去っていった沙耶の様子を思い出し、まるで何かに怯えているような印象を正広は持ったのだった《6th Day -更待月-》沙耶の病室から話し声が聞こえ、正広は顔を出してみた真綾を交え、3人で過ごす時間…とはいえ、そのほとんどは真綾が喋っているのだ沙耶の表情は何となく以前よりは柔らかくなってるように思え、正広は彼女が喋らないというより、喋る言葉が見つからない…そんな感じだった真綾は沙耶と喋るだけでなく、正広にも色々話を振りちょっかいを出してくるそんな二人のとぼけたやり取りを見ている沙耶が、少し笑みを浮かべているのに正広は気付いた「ホントだ、あたし以外の人の前で笑ったことないのに」真綾はそのことを取り上げ、正広と沙耶の仲を前みたいに面白おかしくからかいだすいつの間にか、正広はこの二人の間に溶け込んでいる自分に気付いていた数日前の自分からは想像できないが、他人と触れ合うことに不快感を感じなくなっていたそれが、この二人のせいなのか、それとも…いずれにしても、正広は妙な心地のよさに目覚め始めていた真綾がジュースを買いに行った時、沙耶が正広に話しかけてきた「この前はすいませんでした」先日までの頑な態度と違い、自ら謝り始めた沙耶に呆然とする正広「私、人が好きじゃないんです…だから怒らせるようなことばかり言ってしまって。なのに助けてもらって…。あの、許してもらえますか」気にすることないさ、そう正広は答えた人が嫌いだって言うのには正広にもわかる気がした、自分もそうだから毛嫌いされても沙耶が気になったのは、自分と似ていてほっとけなかったから他人を毛嫌いするのは何か理由があるから…自分と沙耶を重ねていたのかもしれないだから、彼女を責める気にはならなかった改めて正広にお礼を言う沙耶そんな二人を覗き見していた真綾は、またしてもそれをネタに沙耶と正広をからかいだすのだった【今日の感想】いよいよ沙耶との信頼関係が確立したって感じですよねぇここまではすごく真っ当な恋愛ゲームチックな展開でござんす最初の印象が悪かった沙耶も、このあたりでかなり自分的にも好感度アップ↑↑今日のラストの謝ってくるシーンとか、なかなかいいっすよ思わずモニターの前で姿勢を正して聞いてしまいそうでした(笑)まぁ、これといった出来事もなくいきなり感が強いっちゃ強いのですが…まぁ15日間しかないしいっかぁあと、気にあるといえば、5日目のとこにあるように、沙耶ってどこか真綾に言い方は悪いけど支配されているように見えるんだよねぇそういえば、正広にお礼を言ったり、謝ったりしてるのも真綾のいない場面ばっかりだもん…実は真綾極悪人説が自分の中でフツフツと湧き上がってきてますだ(初めてのプレイ時の感想だけどね)沙耶と正弘をからかいつつも見えないところから二人を見てたりしてそうだしさそうだとすると、三人で和気藹々とするのに安らぎを感じてるらしい正広君にはショックな話なんだろうなぁなどと、主人公に同情してみたり…そいや、主人公このルートでも早くもチンピラ風卒業ですな(笑)やっぱしこの設定意味ないよ(*≧▽≦)ノノ沙耶とも仲良くなってきたし、ここからいよいよ話は盛り上がることでしょう…多分だけど( ̄▽ ̄;)!
February 7, 2013
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自分にとって思い出深いキャラ「真柴沙耶」さぁ、思い出に浸って涙するぞ!ハンカチ用意しなくちゃ(笑)【本日のあらすじ】《3rd Day -立待月-》正広は、沙耶の病室から聞こえる話し声に立ち止まった顔を出す義理はないが、ふと沙耶がいつもあんな自虐的な感じなのか気になったそんな正広が覗いていることに気付き、真綾が病室の中に引きずり込む友達と勘違いしてるかのように真綾は沙耶に正広と話すよう勧めるだが、沙耶は口もきこうとしないそんな沙耶に正広と喋るまで黙ってるからと余計なことを言い、黙り込む真綾沈黙に耐え切れず、正広は沙耶が手に持っている人形が何かを聞き、手を伸ばしてみると、その手を沙耶がバシッと叩いた険悪な空気に真綾が口を挟んだ、その人形は沙耶の宝物なんだと…沙耶がまだ元気だった頃、真綾と一緒にやった人形劇で使ったものだといういまだに正広を睨み続ける沙耶、宝物を触ったからというより昨日の脅したせいもあるのだろうこれ以上居ても仕方ない…正広は引き止める真綾を振り切り病室を後にした夜、正広はエアリオに言われたように『生』を吸い取るべく院内をうろついた正直、相手の意思を無視した行為は気が進まなかったし、本当に可能なのか不安でもあった足は沙耶の部屋に向かっていた。当然の来訪にやはり睨みつけ敵意を示す沙耶だったが、眼が合った瞬間、彼女の目から意思の光が消えた体が火照ると、そのまま正広に身を預ける沙耶これが『力』なのか、コトは驚くほど簡単に問題なく進んでいった《4th Day -居待月-》通路を歩いていた正広は沙耶と出くわした一応声をかけた正広を無視して去ろうとする沙耶、そんな態度にカチンと来た正弘は少し大きな声で沙耶を呼びつけた振り向いた沙耶はその瞬間、そのせいで他の患者とぶつかって倒れこんでしまう思わず手を差し伸ばした正広、驚いたようにその手を見るも掴もうとはしない沙耶の腕を掴んで起こし、落ちていた人形を拾って渡した「別にほっといてくれればいいのに…」正広はそういう沙耶に怒りを通り越して、そのあまりの自虐的な様子に呆れてしまう「ありがとうも言えねえのかよ」思わず食って掛かろうとした時、真綾が二人を見つけ、沙耶を一人で出歩いちゃダメと嗜めた真綾と去ろうとする間際、沙耶が正広に向かってこう言った「余計なことしなくていいと言ったけど、感謝はしてないけど、一応お礼を言っておきます、ありがとうございました」……まぁお礼を言ったしいいか、正広は微妙な気分でその場を去った【今日の感想】さてさて、なかなかに心を開こうとしないネガティブ少女の沙耶でも、自分が思っていたよりも早く、正広にお礼を言ったりと関係改善の様子…もっと打ち解けるまで時間がかかったような気がしたけど、記憶に美化補正が入ってるんだなゲームだから、自分で選択しておいてこんな突っ込みはアレだけど、自分だったらどんなに美少女でもこんな態度取るような人とはお近づきにはならないなぁ一緒にいるだけですごく気を使っちゃいそうだもんなぁ…あぁ職場の仲の悪い同僚とかが思い浮かぶぅ(笑)正広君も人と馴れ合わないとか、小心者のヘタレなくせにこういうツンケンした場に顔出し過ぎだよむしろここまでの印象では、沙耶の保護者的な存在の真綾のほうの印象がいいんだよなぁ真綾の私服のイギリス国旗服はセンス的に気に入らないけど(≧∀≦*)
February 5, 2013
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このゲームも二人目の攻略に入っていきたいと思います【本日のあらすじ】矢部正広は路地に倒れていた彼の斜に構えた好戦的な態度もあり、肩の触れた数人の男に絡まれ殴り倒されたのだったそしてそのまま意識を失った気がつくとどこかの屋上だった…ふと、目の前に舞い落ちる白い花びらが見えた落ちてきた場所を見上げると、黒い装束を身に纏い大きな鎌を抱えた年端もいかない少女が座っていた「何か言えよ!」悪い夢だろうと、イラツキながら食ってかかる正広のところに飛び降りた少女は彼に鎌を突きつけたその姿に正広は身動きもできなくなった…それは恐怖、こんな少女に畏怖している自分正広を射抜くその少女の視線が冷たく光ったような気がした「キミ……、死ぬよ」《2nd Day -十六夜-》目が覚めるとそこは病室だった悪夢だったのか…最後に死を告げた少女のことを思い浮かべた正広は、枕元に一人の少女が心配そうに見つめているのに気付いた馴れ馴れしく話すその少女が幼馴染の「朝比奈香澄」だと思い出せたが、今さら彼女と馴れ合うつもりはなかった昨夜屋上で倒れていた正広は明日から病院での精密検査をことになっていたそれを避けるため、逃げ道を探して院内をうろついていた正広は、ギプスをつけながらも元気にうろつきまわる「坂崎こより」にまとわりつかれてしまうが、その場しのぎの嘘の約束をしてその場を離れた夜になり、脱出のためにトイレの窓から中庭に出ようとして、正広は下に落ちてしまうそこで危うく少女の上に落ちそうになり、焦ってしまう悲鳴もあげず冷たく彼を見据える少女に、正広はとりあえず「大丈夫か?」と声をかけた少女は「どうして心配するんですか?」と想像外の答えを返す「普通、心配するだろ、俺が悪いんだし」心にもない答えをする正広に、少女は「嘘、面倒にならないように心配した振りをしてるだけでしょ」と心を見透かしたように指摘した思わずかっとなった正広は少女を組み敷いてどうなってもいいのか!と脅すが、「勝手にしてください…抵抗しませんから」と無表情にこともなげに言い放つそこにその少女の親友だとという「東堂真綾」が来て、二人は見つかってしまう「勝手にどっか行かないでよ、沙耶」とその少女…「真柴沙耶」を嗜める真綾沙耶の彼氏と勘違いして二人をからかう真綾と敵意をこめ正広をにらみつける沙耶真綾の誤解を解いた頃には、騒ぎを聞きつけた病人が窓から眺めていた「人見知りだけど、沙耶と仲良くしてやってね」そう言って真綾は沙耶を連れて帰っていった、仕方なく正広は病院の脱出を諦めたのだった学校もサボれるし、逃げて下手に捕まり騒ぎになって母親が出てくるよりは病院もいいかもしれない…病室に戻る道すがら正広はそう考えていた正広の両親は昔に仲たがいし離婚していた、父への恨みのせいか母親は正広に冷たくあたり、そんな境遇からか彼は親も友人も誰にも頼らず独りで生きていくと心に誓ったのだそんなことを思い出しながら外を見上げた正広の目に、屋上に浮かぶ黒い影が目に入ったまさか…屋上に駆け上がった正広が見たのは、夢だと思っていた鎌を携えた少女だった「昨日の言葉、どういう意味なんだ!」その問いかけと同時に正広の体を経験したこともない痛みが襲う…これは、死なのか…身動きもできない正広に黒装束の少女は「死を恐れるなら、なぜ言った通りにしないのか」尋ねる何のことかわからない正広の様子に合点がいったのか、その少女が彼を引き寄せ口付けすると、何か暖かいものが流れ込み、体の痛みが引いていった唖然とする正広に少女は話し始めた自分は死神で、正広に死を告げに来たのと同時にそれを回避するチャンスを告げに来たのだと正広が死を回避するには、他の誰かから『生』を奪い取らないといけないその方法はセックス、あの満月が全て欠けるまで毎日吸い取らなくてはいけないそして正広には相手の意思とは無関係にセックスできる『力』を与えたということその能力を与えた影響で昨夜の記憶が抜けたようで、仕方なく先程彼女が『生』を分け与えたのだというにわかには信じられない話だったが、なぜか目の前の少女が死神であることがすんなりと信じられた彼女は「自分にできるのは無に帰すことだけ、死神は様々なものを無に帰すために存在している」と語ったではなぜ自分を助けるようなことをするのか…正広のそんな問いにその死神は「さぁ、ボクはただの死神だから、その辺はよくわからないね」と答えるだけだったそのまま消え去ろうとする死神に向かって、正広は最後に名前を聞いた「エアリオと呼んでくれればいい」そういい残して彼女は消え去った【今日の感想】さて、忘レナ草~Forget-me-not~の攻略も二人目なのです今日のあらすじがこよりルートの最初のと一緒とか、無駄に指摘しないよーに(笑)ほとんど一緒ではあるけど、こよりルートのと違って、今度は「真柴沙耶」の紹介部分が微妙に充実しておりますそれに、そんな8回前のあらすじを覚えているような、暇な読者はこのブログにはいまい…ただでさえ、読む人は少ないんだから(*≧▽≦)ノノまぁ人気ブログとかだったら、それはそれでウチのは内容的にマズイんだけどね(汗)で、今回は元気いっぱい人懐っこいこよりさんとは、正反対そうな虚弱無表情タイプのヒロインの沙耶の攻略ですねこのゲームを昔やったとき、真っ先にプレイしたキャラです理由は髪の毛の色が好みだったから(笑)、てかビジュアルも無表情もエヴァの綾波レイに妙に似ているような気もするなぁ…別に綾波好きってわけではないですが(笑)で、エロゲもいいもんだなぁと初めて涙した、自分的には忘れられないキャラとなっております病院+虚弱=死を描いたシナリオと相場は決まってますが、その感動路線ははずさず、でも自分は想像したものとは結構違ったシナリオになっていて「おぉ~」と意表を突かれて感動した記憶がチラホラと(笑)ではでは次回から想ひ出ポロポロとなって、楽しんでいきたいと思います果たしてエロゲ歴が増えてすれてしまった自分でも、まだ感動できるんだろうか…ちと不安まぁ年々涙腺は緩む一方だから大丈夫だろな
February 2, 2013
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いよいよこよりルートも最終回こよりの記憶はどうなるのか、そして主人公は彼女にどう関わっていくのか【本日のあらすじ】《15th Day -新月-》エアリオに呼び出された正広はそこで死の影から解放されたことを伝えられる「自分の事も気にならなくなるほど、彼女の事が気になるのかい」正広の他の何かを期待してた様子が落ち込むのを見てエアリオはそう言った忠告はしたはずだよ…不満そうに正広にそう言ってエアリオは正広に最後の別れを告げた廊下を走ってるのを婦長に捕まり、正広がこよりの部屋についたのはもう日が沈む頃だった「えっと、お兄ちゃん、誰…?」今度は演技ではない、こよりの視線に正広はわかってしまった気付いたときはこよりを抱き締めていた、込み上げる感情は恐怖こよりに忘れ去られてしまったことが、怖かった…目の前がガラガラと崩れ落ちるように思える感覚の中、ただ力一杯抱きしめた「え…、お兄ちゃん」ふとこよりが声を出した、それは他人を呼ぶ響きではなく今までの懐かしい響き「こより…お兄ちゃんの事、忘れて…」こより自身も正広を忘れてしまったことに怯えていた何か問いかけようとしたこよりの唇をキスで塞いだ、こよりの気持ちを考える余裕はなかったこよりに自分を刻み付けたい、それがこの先自分を深く傷つけることになるとしてもただ、こよりを奪いたかった「こより、お兄ちゃんのこと忘れたくないよ…」こよりは自分に起きていることを否定せず、受け入れた上でそんな事を言った…自分のことをわかっているのだろうその自分の願いが叶わないこともわかっていた「絶対忘れるな、こよりは俺のモンなんだからな」正広も叶わない願いとはわかっていても、口に出さずにいられなかった「もうお兄ちゃんしかいないんだよ、だから忘れたくない…忘れないようにお願い」言葉で、そして行動で、正広は自分が考えてる以上に素直に伝えられる全てを伝えたもう二人に残された時間は僅かだったから…未来はないのだからこよりは正広の胸の中で眠っていた幸せそうな笑顔が、彼の心に小さな痛みを運ぶ何となくわかっていた、次に目が覚めたときにはもうこよりは覚えていないのだろう寝言で正広を呼ぶこより、夢の中でも一緒に居てくれるんだろう…そんなこよりに正広は必死に涙をこらえていたもう何もできることはないんだろうか…こよりが忘れてしまったときにストンと何かが心に落ちた、そう簡単なことなのだ、なぜ今まで気付かなかったのか「今度会うときは初めまして、だな…それまで…サヨナラ」正広はこよりの頬に口付けして部屋を出て行った《Another Day》「もっと、悪人をやっつけた話とかしてよ」こよりは楽しそうに話を聞いていた、ひとしきり話終えた正広にこよりはずっと疑問に思ってたことを聞いてみた「なんでいっつも来てくれるの?お兄ちゃんのこと知らなかったのに」少しの沈黙の後、「こよりといると楽しいからだよ」と正広は答えた帰ろうとする正広に「また来てね」というこより「いて欲しい時は、いつでも側にいてやるよ」…そう言って出て行った正広の目にうっすら涙が浮かんでいたのがこよりには不思議に思えた「あ、あれ…?」こよりは自分が同じように泣いていることに気がついたなぜだろう、なぜかわからないが、彼女は涙が溢れて止まらなかったto be continued. it's like start.【今日の感想】さて、今回でこよりルートのプレイ日記は終わりです~まず言いたいのは、正弘君、気づくのが遅すぎるよ(笑)大体、いくら仲良くなったって言っても、2週間前に知り合ったばかりじゃん、記憶無くしても死ぬわけではないんだから、忘れてから幾らでも新しくやり直せるだろてなことを、初回プレイ時はこよりが記憶を失くすってわかってからずっと思ってましたなので、このルートはあんまし感動しなかったんだろうなぁ…基本的に自分はプレイ中は、案外シナリオの矛盾とかおかしな点に気付かなかったりしてそのまま感動したりできるタイプ(日記に書いたりするのも書いてるときに気付いたりとかが多いもんなぁ)なんだけど、この時は事前にオチが読めるというか、正広の悩みに疑問持っちゃったもんでそんなこんなで、こよりルートは全般的にそんなに心に残るものはなかったのですお話としては、やっぱしそれなりにお涙ウルウルそうな箇所は多くて、やってるときはそんなに不満ないんだけど、ずっと心に残り続けるかと言うとそこまではって感じ自分的には、ぴよをペットに欲しいというのが一番心に残ってるかも(笑)あとは、正広がぴよの代わりに死のうと思ったものの間に合わなかったときのエアリオのせりふ「「もし、キミがあの時、小鳥を自分の命を賭してまで救っていたら…こうはならなかったか知れないね」これが憐れみなのか、責めているのかどっちかはわからなかったけど、心に鞭打つセリフだなぁと印象に残っていますちなみにこのゲーム、各キャラのエンドにバッドエンドがあります途中のこより関係選択肢でちょっと邪険に扱ってるとなるんですけどねそちらだと、15日目にこよりが正広を忘れてしまった時に、正広が抱きしめても記憶は戻らず、抱きつく変態呼ばわりされて屋上に逃げちゃうんですねぇで、エアリオに死を希望して無に帰してもらっちゃう…う~ん、何だかストーカーの最期みたいな終わり方ですな(笑)
January 29, 2013
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こよりルート終盤戦こよりを救えないと自己嫌悪に陥ってるヘタレ主人公の未来は!!【本日のあらすじ】《13th Day》朝一番で正広はこよりの病室にやってきたできるだけこよりの側にいなくては…そんな焦りがあったのだが、正広の顔を見たこよりは笑みは浮かべるも首をかしげるまさか、こんなに早く、他人を見るようなこよりの視線に正広は凍りついた「だれ?」そういわれる前に逃げ出したかった「な~んてね♪」笑い出すこより、だが正広は声が出なかったそのまま、こよりが引き止めるのも聞かずに部屋を出て行った正広は逃げるように屋上に行き座り込んだ体の震えが止まらなかった…なぜこんなに怖いのかこよりの他人を見るような瞳を見たとき、怖くて仕方なかったこよりが口を開いたとき、涙が溢れそうだった「俺は、バカだ…」自分がこよりのことを一人の女性として好きになっていたことに正広はようやく気付いた一緒に居て欲しい、でもそれは叶う事はないのだこよりは徐々に正広のことを忘れていくもっと早く自分の気持ちに気付いていたら、ぴよの代わりにこよりを支えられたかもしれなかったのにその夜、沙耶から『生』を吸い取りながらも、正広は今の瞬間にもこよりが記憶を失っているかもしれないという恐怖から逃れる事はできなかった《14th Day》こよりに忘れられてしまうのはわかっている、それを止められないこともそれなら最後の瞬間まで一緒にいたい中庭でいつものように駆け回るこよりを眺める正広またもこよりはぴよの墓に躓いてしまう…一昨日と同じようにブーブー言うこよりに正広は何も言わず、鬼ごっこをしようと話をそらした心の中には、ぴよのように忘れられてしまうことへの焦燥感だけがあったその夜も正広は『生』を吸い取りに香澄の元に出かけたもはや自分の命なんてどうでもよかった、ただ、明日もこよりの笑顔を見るためにこよりが自分を忘れるまでそばにいるために込み上げる嫌悪感を飲み込みながら、ただただその行為をしていた【今日の感想】一言でいうと、何だかとても哀れな主人公・正広って感じですね(>_
January 25, 2013
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こよりルートもいよいよ確信へと迫るそのときの主人公の決断とはいかに【本日のあらすじ】《12th Day -二十六夜-》正広は中庭で一人駆け回るこよりを見ていた…ふと、こよりが何かにけつまずき転んでしまう、思わず駆け寄ると彼女はふくれっ面で足元の盛り上がりを睨みつけ、文句を言い出した「ぴよの墓だろ、それは…」正広はそんなこよりの様子に唖然としたもしかしてこの墓を作ったのは別の人だったのか…そう思ったのもつかの間、正広は「ぴよ」という名前を聞くたびにこよりの様子がおかしくなっていくのに気付いた「どうして一人ぼっちにするの…ぴよ、お父さん、お母さん、一人にしないで…」正広の言葉など聞こえないように、うずくまり嗚咽をもらし始めたこよりそう、こよりはぴよのことを忘れてしまっていたのだ心理学とかはわからないが、ぴよの死が辛すぎて覚えてられなかったのだろう正広はこよりの頭を抱えるようにその小さな体を抱き締めた自分がこよりに辛いことを思い出させてしまった…今のこよりはぴよが死んだ時の彼女そのものだった普通じゃなかったあのときの様子、これほどになるまで彼女は苦しんでいたのだしばらくしてこよりは大人しくなったそれは泣き疲れたというよりも、意識を失ったといった風だった次に目を醒ました時、こよりはまたぴよのことを覚えていないのだろうぴよの存在が大きすぎて、こよりはまともじゃいられなくなったのだ「エアリオ!いるんだろ!」屋上で正広は叫んだこころなしか、いつもよりも鋭い目つきの死神は彼がこれから言おうとしていることがわかっているかのようだった「ぴよを生き返らせる事はまだできるか?」こよりの為にできることはそれしかなかったあそこまで苦しんでいるのを見て助けてやりたかった、自分の命くらいどうってことない…それがどういった感情なのか、そこまでは考えていなかった「無理だね、あの小鳥の魂は、もう無に帰した」そうだろうとは思っていた…踵を返した正広にエアリオは声をかけた「あの小鳥はあの娘の親友なんだってね、小鳥があの娘を頼むといってたよ」何がいいたいのか…いぶかる正広にエアリオは続けた「あの少女、記憶を無くしてるのは気付いたかい?あの小鳥の熱意に免じキミに忠告しておこう、彼女の記憶が零れ落ちていくのをキミは止めようとしない方がいい」零れ落ちる…?その意味が正広にはよくわからなかった「記憶は連なっているものだ、彼女は全ての記憶を失おうとしている。自己防護のためにね。小鳥の死は引き金に過ぎない、きと彼女は元々心に爆弾でを抱えているようなものだったのだろうな、それが爆発したということだ」思い当たる事はあった…こよりの両親のことぴよが死んだ時、そして今日も彼女の口からその名が出ていた「だから彼女の記憶をつなぎ止めようとしない方がいい、邪魔すれば彼女は壊れてしまう」今日もぴよが死んだ時も、こよりの取り乱し方を見ていれば、エアリオの言う事は当然だと正広は思ったこよりが自分のことを忘れてしまう…そしてすべてを忘れてしまうだが、自分には何もできない「もし、キミがあの時、小鳥を自分の命を賭してまで救っていたら…こうはならなかったかも知れないね」まるで自分を憐れんでいるような、いつもは表情を見せないエアリオが見せた寂しげな響きがこだましたこんな夜にも『生』を奪いに行かなくてはいけない…そして寄りによって診察室でこよりと出くわしてしまった屈託なく普段どおり笑いかけるこよりをふと抱き締めてしまうこよりにどこにも行って欲しくなかった、それがこんな行動を取らせてしまったのだだが、その瞬間こよりの目から意思の光が消え、何かを欲しがるように声を上げた正広の『力』が発動したのだ…正広が『生』を吸い取らなければ、こよりの体のほてりは消える事はない正広は己に舌打ちすると同時に、ある種の諦めに心を潰されていた理由や経緯はどうあれ、正広が『力』を使ってこよりを好きにしているというのは事実だ後ろからこよりを抱いたのは、こよりを真正面から見ることができなかったからかもしれないうわごとのように嬌声をあげ正広を求めるこよりを下に見ながら、正広は自己嫌悪に陥っていた【今日の感想】多分、こよりルートのクライマックスになると思います昔やって忘れていても、実際にプレイすると思い出すもんですねぇこよりに降りかかった問題は記憶喪失だったってわけですねそこまで、ぴよ(小鳥)の存在が大きかったとは…両親とのこともトラウマになってるんですね…でも、前にも書いたけど、表面上のこよりの性格を見るとここまで追い詰められるまで孤独に苛まれてしまうほど、友達ができないとも思えないけどなぁそういった考えが根っこにあって、ちょっとしっくりとはこないんだよなぁそしてヘタレな正弘君が今度は一転、自分の命を捨ててもぴよ(小鳥)を生き返らせたいときましたか(笑)ちょっと180度転換しすぎでしょ、しかもそれはこよりにとって自分よりもぴよが大事と認めてしまってるんじゃ…エロゲの主人公とヒロインの関係が小鳥に負けるなんて(≧∀≦*)結構一途主人公だなぁ…ますますチンピライメージにそぐわない(笑)でもあっさりと断られちゃってるし…エアリオさんにでも「もし、キミがあの時、小鳥を自分の命を賭してまで救っていたら…こうはならなかったか知れないね」ってエアリオのセリフはキツイよねぇ当たり前といえば、当たり前だけどさ、読んでてこういうセリフは心にグサッときちゃうよねそのうえ、その後でこよりを襲っちゃってるしさ正広さんは(涙)わざわざ夜パートの選択枝で他のヒロインではなく、こよりを選んでみたんだけどねちょっと主人公にかわいそう過ぎたかなでも、Hシーンにもこうやってストーリーに絡めた心情描写があるとHシーン読むのも無駄に身が入るよねぇ
January 19, 2013
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親友ぴよ(小鳥)の死に塞ぎこんでしまったこよりヘタレな主人公はこよりに顔を合わせることができるんでしょうか【本日のあらすじ】《11th Day》今日も正広はこよりの部屋の前で立ち尽くしていたそんな正広に通りかかった香澄が声をかけた「悩み事でしょ…相談に乗るよ」友達に謝るとき、何と言えばいいのか…普段なら聞けそうにないことだったがこのときばかりは素直に香澄に頼ってしまった「あたしじゃ教えられないや」香澄は申し訳なさそうに告げただって、決まってるものじゃないから…正広には正広の、あたしにはあたしの言葉がある言葉じゃなくて、謝りたいと思う心、それが伝わればいいのだから「じゃ、かわいい彼女によろしくね~」最後に正広をからかい去っていく香澄、だが香澄のおかげでこよりの前に顔は出せそうだった正広を部屋に招き入れたこよりは普段どおりに明るかった今までどおりに笑顔で正広に挨拶するこより、とにかく謝らないといけないと、正広はたどたどしい言葉で怒鳴ったことを謝った「何で謝るの?悪いことでもしたの?」こよりの意外な言葉に正広はにあっけに取られるそんなことより遊ぼうよ、そういうこよりに引っ張られていく正広は、彼女の何もなかったかのような様子をいぶかしるも、こよりが自分に気を使っているんだと思った結局その後も、何か言おうとするとこよりがそれをかき消すように言葉を被せ、何も聞けなかった【今日の感想】てことで、あっさりと仲直り?した二人…さすがに3日もかけた上、香澄の助言がないと踏み込めないというのは、主人公も相当小心者だわなぁ同じ小心者としても、ちょいと呆れ顔かも( ̄~ ̄;)でも、誰かに謝るのってなかなか素直にはできないよねぇ結局謝れずにそのまま疎遠になってしまったってことも、自分の中で数えるだけで片手くらい経験があるから、謝ろうって意思を持つだけエライのかもしれないなんたって、この二人、出会ってまだ10日ちょいでしょ…しかも退院するまでの付き合いだし、俺だったらそのままサヨナラしちゃいそうだもんなぁ他のルートでもそうだけど、この主人公こういったところは義理堅いよねぇ小心者なくせに義理堅い…全然チンピラ風になった過去が想像できないんだけど(笑)ではあらすじ、感想共に短いけど今日はこのへんで~だって、次の12日目のあらすじが長いんだもの(笑)そうだ、このゲームは夜パートでキャラに偏って『生』を吸い取りすぎるとそのキャラが死んじゃうんですよ(汗)知ってるから注意はして、偏らないように満遍なくヒロイン回してレ●プしてた(表現わる~)んだけど、メモしながらだと前日とか誰としたか忘れちゃうんだよねぇちなみに婦長さんともHできます、しかも『力』使わずに婦長に逆に襲われちゃう(笑)スキモノだったんですんぁ、婦長正弘君も嫌みたいで、後半は婦長の元に行く選択肢すら出てこないけど(笑)てなことで、この辺で香澄ちゃんを殺しちゃいました(>_
January 17, 2013
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一人目のヒロイン「坂崎こより」を攻略中元気いっぱいの彼女に迫るシリアス展開とは一体!!…って前回の最初の文章と一緒だ(笑)【本日のあらすじ】《8th Day -下弦の月-》病院に来て1週間が過ぎ去った…エアリオの言っていた月が欠けるまであと一週間通路の向こうから血相を変えたこよりがダッシュで近寄ってきたぴよがいないの…こんなに焦り不安げな彼女を見るのは初めてだった自由に飛ぶ小鳥がいない…普通のことだろうにと思いつつ、正広は中庭の木を中心にぴよを探したが、結局その日ぴよは見つからなかった大したことでもないよ、ぴよだって用事があるのさ、そう慰める正広だったが、それに応えるこよりの笑顔は無理をしてるように見えたいくら親友とはいえ、小鳥がいなくなっただけであそこまで取り乱すのは意外だった《9th Day》その日もぴよは現れなかったひょっとしてこよりを置いてどこかに行ってしまったのでは…、そんな思いが胸を掠めるこよりの悲しむ姿はあまり見たくなかったしかし中庭の木を探していた正広は、そこで猫に傷つけられたぴよを発見したもう長くはもたないとわかる重傷…ぴよは駆けつけたこよりの腕の中で息を引き取ったその場に泣き崩れ、ひたすらぴよに語りかけるこより、正広の慰めの言葉にも耳を貸さず、ぴよの死を受け入れようとしなかった普段とは違う尋常ではない悲しみように戸惑う正広だったが、話を聞こうともしないこよりに、ついに「勝手にすればいい」とその場を立ち去ってしまった病室に戻った正広はこよりに怒鳴ったことを悔やんでいたにしても、こよりらしくなかった…あれは耐え難い悲しみと言うよりも一人になることの恐怖、そんな風にも思えたとにかく謝ろう、正広はそう心を決めたその日、沙耶の『生』を吸い取っている間もこよりのことが頭を離れなかった《10th Day》どうやって謝ろう、朝から院内をうろつきながら正広はずっと考えていた中庭に来たとき、土を盛り上げ石と花が乗っている部分があることに気付いたぴよのお墓だ、こよりは一人で作ったんだな、そう思いながら手を合わせていたしかし、こよりの部屋に前に立ってもノックをすることもできなかった気まずいのもあったし、もし昨日のように取り乱していたら同じように怒鳴りつけてしまいそうで怖かったふと、廊下の端にこよりの姿が見えたと同時に自分でも意識せず正広はその場から逃げ出してしまった屋上に逃げ出た正広は自分の意気地のなさへの怒りを壁に叩きつけたここにきてもまだこよりにどう接すればいいのかわからなかったのだ「何を一人でブツブツと…」上から聞こえてきた声はエアリオのものだったふと死神の彼女にぴよを生き返らせないか聞いてみる「できる、だがそれはキミの命と引き換えだがね」彼女には何かを無に帰すことしかできない魂を無に帰すというのは魂からエネルギーを抜き取るようなもの、代わりのエネルギーを注ぐことで生き返ることができるのだと言う「生き返らせないのなら小鳥の魂を無に帰すけど」エアリオの問いかけに正広は答えることができなかったそれは正しいことではない、そういう思いもあったが、それ以上に死ぬのが怖かった「…答えないのは肯定と受け取るよ」エアリオの催促にも答えを返すことはできなかった「つくづく人間って言うのは不便な生き物だね」エアリオの言葉が慰めなのか、侮蔑の言葉なのか、正広にはわからなかった【今日の感想】こよりルートの事件はぴよの死でした…ぴよファンの一プレイヤーとしては結構ショックな退場劇だった(涙)こよりの悲しみ方も尋常じゃないと、正広は感じているけど、結構子供ってこういう時はこより並には悲しんだりするんじゃないかと思うし、異常と言うほどでは…おっと、子供じゃなかった、18歳以上か(≧∀≦*)むしろ、そんなこよりに怒鳴りつけたりしてる正広君のほうがちょっと大人気ない気がしちゃうなぁその上、謝りに行っても逃げてしまうチキンっぷり(笑)ヘタレだよねぇ、こいつ…とかちょっと思ってしまうけど、逆に自分がその立場だと同じことをしてしまいそうで、妙にリアルに「だよなぁ…」とか思っちゃうんだなぁこのゲームに限らず他のゲームとかで、よくこういった主人公の行動を「ヘタレすぎてイラツク」とかいうレビューとか感想を見るんだけど、普通の人間ってこんなもんじゃないだろうかと思うオイラはホンモノのヘタレなんだろうかヘタレな人間なのは認めるけど、世の中ヘタレさんのほうが多そうに思うんだけどなぁそれとも、物語の中の主人公にはノンヘタレな行動を求めてるだけなのかな???誰か教えてくれ~まぁ、小鳥の命と引き換えに自分の命を捨てれない主人公は普通だと思うけどね(笑)でもそれで侮蔑されちゃうってのはちとかわいそうだわなぁそれと本筋とは関係ないけど、こよりの腕の包帯がすごく気になる…足はギプスらしいけど、腕の包帯はHシーンでも取らないし、シナリオ中には全く触れられることないし、一体何なのだろう…
January 15, 2013
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一人目のヒロイン「坂崎こより」を攻略中元気いっぱいの彼女に迫るシリアス展開とは一体!!【本日のあらすじ】《5th Day -寝待月-》中庭を歩いていた正広はこよりが独りで寂しげに立っているのを見つけるその表情は今までの彼女にはなかった寂しそうなものだった話しかけた正広はこよりの視線の先に、見舞いに来た両親と遊ぶ男の子の姿があるのに気付いたどこにでもある家族の風景…だが正広には縁遠いものだった、羨ましいわけではなかったが、その光景は既に自分の手が届くものではなかったふと、こよりも自分と同じような感じで両親と別れたのかもしれないと思った「昔はあんな風に遊んでもらったの…幸せで当たり前だと思ってたんだ」誰かに話して楽になりたいのか、正広に聞いて欲しかったのか、こよりはそう話し出したでも母親が亡くなり、父親はおかしくなり殴られるようになったんだ。その父親も急に失踪した…こよりは一人になったんだよくある話といえばそれまでだ、だが、正広は自分と同じような境遇のこよりの話に声をかけることはできなかったそれは一時の慰めにしか過ぎないから、自分がこよりの父親になれるわけでもない、一時の同情ってだけ…それは自分勝手に思えた「でもね、今はぴよもお兄ちゃんもいるから幸せなの」少し無理して笑顔を見せるこよりを正広はからかい、怒ったこよりに追いかけられるいつもの鬼ごっこ…これはこよりへの同情なのだろうか、オレの一番嫌っている…いや違う、自分はこよりに笑っていて欲しいだけ、つまり自分のためにこんなことをしてるのだでも、それは少し前の自分からは想像もできない行動だった《6th Day -更待月-》こよりの部屋を尋ねてみた、動き回ってる彼女が居るとは思えなかったが、予想に反して部屋に入るとこよりが独りでいた骨折した足のギプスを代えて一日動いてはいけないと指示されたのだというそんなこよりの話し相手をしてやる正広だったが、どうしても話は遊びの話となり、こよりの走りたい願望は高まるばかりで正広は手を焼いていたと、そこへ窓からぴよが入ってきてこよりの頭に止まりたしなめるように突き出した、ぴよもまるで動かさない方が良いと言っているかのようだった二人?がかりの説得でこよりもその日は大人しくしていることに諦めるのだった《7th Day》正広はこよりと中庭に来ていた木陰で風に当たりながら、こよりとぴよの鬼ごっこを眺めていたそんな平和な時間も長くは続かない足が悪いのに鬼ごっこをしていることを咎めに来た看護婦長から鬼ごっこよろしく逃げ回る羽目になり、結局捕まってこってりと絞られてしまったのだったただ、今までの鬼ごっこで一番楽しかったというこよりの言葉に、婦長に怒られつつも満更でもない正広であった【今日の感想】今日からいよいよ最初のヒロインこよりもシリアス展開と、思ったらまだだった(笑)15日間の攻略期間なのでもう半分くらい終わってるんだけどなぁ…相変わらず、こより、ぴよ、正広の3人で鬼ごっこ三昧遊んでばっかしじゃん、コイツら(笑)とは言っても実際に正広が鬼ごっこに参加したのは7日目だけなんだけどね3人でした鬼ごっこが今までで一番楽しかったというこよりは、ホントに他の友達がいないってことなんだろうねぇこの、こよりに他に友達がいないって設定も、この明るさというかハチャメチャさだと遊んでくれる友達くらいはいるだろ…とか思ってしまってちょっぴりしらけちゃいました(汗)それともこの病院には他に子供は居ないのかとはいえ、友達がいないことやこよりの家庭は崩壊してることといった負の側面も紹介されてきて、少しずつ不幸が迫っている感じそんな彼女に自分を重ねて仲良くなっていってる主人公…最初のチンピラ風情は早くもどこかに消え去ってしまっているけどええんかい(笑)あと、婦長に追われて鬼ごっこのとき…「婦長が鬼だ」とこよりに言う正広に、「鬼じゃなくてオニババだよ」って(笑)しかもよりによってぴよが言ってるし(≧∀≦*)やっぱしぴよをペットに欲しいぜ!!
January 12, 2013
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H三昧の生活をしないとなぜか死んでしまう病にかかっているらしい主人公の正弘君Hしまくりな癖に、ヒロインを絞り込んで純愛な仲を深めるなんて器用な青年だよねぇ【本日のあらすじ】《3rd Day -立待月-》精密検査が終わった後、正広は通路でこよりと出会ったそして、挨拶代わりに体当たりしてきたこよりとまたも通路に転がる羽目になってしまうじゃれてくるこよりを引き剥がそうと彼女をグルグル回していると、それを喜び剥がれまいと絡んでくるこより昨日の約束を守り遊んでくれていると思い込んでるこよりは、さっさと立ち去りたい正広を離そうとはしないグルグル回る引き剥がし、もとい遊び?はヒートアップするばかり結局それを看護婦長に見つかり、二人はこってりと3時間説教を喰らい、日は暮れたのだった説教を受けても元気満々なこより、一方げっそりな正広は、なおも遊ぼうとするこよりを引き剥がすためにまた遊ぶ約束をさせられるのだった夜、正広はエアリオに言われたように『生』を吸い取るべく院内をうろついた正直、相手の意思を無視した行為は気が進まなかったし、本当に可能なのか不安でもあった足はこよりの部屋に向かっていた。当然の来訪に喜ぶこよりだったが、眼が合った瞬間、彼女の目から意思の光が消えた体が火照ると、そのまま正広に身を預けるこよりこれが『力』なのか、コトは驚くほど簡単に問題なく進んでいった《4th Day -居待月-》朝、通路であったこよりは昨夜のことを覚えていなかった…そんなこよりは屈託なく正広に中庭で遊ぼうと誘う罪悪感もあり、一緒に中庭まで走ってきた正広だが、それだけで息が上がり鬼ごっこにまで付き合う気にはならなかったブーブー文句を言うこよりだったが、諦めて「ぴよと遊んでくるね」と言い出すこよりが呼ぶと一羽の小鳥が彼女の頭に舞い降りた…ぴよとはその小鳥のことだった小鳥とも友達なのか・・・「それも友達か」と聞く正広にソレ呼ばわりに怒る一人と一羽こよりの頭くらいの位置をスピードを押さえギリギリを飛んで逃げ回るぴよを追いかけるこより人の言葉がわかるのかは別として、ぴよは頭のいい小鳥なのは間違いなさそうだったまるで小鳥が保護者のように思えてしまう親が子供を遊ばせているようなその光景に、正広は穏やかな気分になっていくのを感じた【今日の感想】さてさて忘レナ草攻略、最初のターゲットヒロインは「坂崎こより」です実は前にプレイした時、このヒロインが一番印象に残ってませんヒロインそのものは、ギプスしてるのに猛ダッシュかます元気少年っぽい女の子というわかりやすいというか、変わった設定なのでよく覚えているんだけど、彼女の話の中身が他のヒロインに比べて記憶に残ってない…てな訳で今回は真っ先にプレイしてみることにしたのです(笑)こよりとの日常はずっと鬼ごっこって感じだよね~なんちゅうか騒がしいというか何というかキャラとしてはありなんだと思うけど、あんまし彼女にはしたくないなぁというのがこの手のタイプへの印象なんだよねぇ言うならば「正月やお盆にだけあう親戚の子供なら楽しく過ごせるが、自分の子供だとかなり疲れてしまう」ってなタイプの子供さん見た目も子供だけど、一応18歳以上なんだからね(笑)、というのはお約束いきなり主人公に犯されちゃってますもんね…てかどうみても他に大人っぽい人がいるのにこよりをターゲットに『生』を吸い取るってのも、ロリコンなんじゃないかと…Hシーンでもブラとかしてないんだけどねぇ、この娘大丈夫だろうか…小鳥のぴよってのが出てきて、こよりの友達らしいけど、ぴよが保護者って言う主人公のセリフはすごく納得してしまう(笑)やっぱしこよりって子供な感じなんだよねぇというか、こよりは要らないけどぴよは欲しい、こんな賢い小鳥がいると楽しいだろうなぁそうそう、このゲームはヒロインと交流する昼パートと、『生』を吸い取るためヒロインを巡る夜パートがあるんだよねぇ夜パートは、正直「ザ・エロゲ」って感じで都合のいい能力を駆使してひたすらエッチしちゃってるだけなんだけどさ(笑)エロエロを求める購入者には夜パート、純愛を求める購入者には昼パートってな思惑なんだろうけど、きっとどっちつかずで両方から敬遠されたりしてそうだなぁではでは、次回辺りからまともなシリアス展開になるかな
January 10, 2013
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ということで早速「忘レナ草~Forget-me-not~」をプレイなのだタイトル画面のBGMが早くも哀愁漂う感じでよきかなよきかな('-^*)/【本日のあらすじ】矢部正広は路地に倒れていた彼の斜に構えた好戦的な態度もあり、肩の触れた数人の男に絡まれ殴り倒されたのだったそしてそのまま意識を失った気がつくとどこかの屋上だった…ふと、目の前に舞い落ちる白い花びらが見えた落ちてきた場所を見上げると、黒い装束を身に纏い大きな鎌を抱えた年端もいかない少女が座っていた「何か言えよ!」悪い夢だろうと、イラツキながら食ってかかる正広のところに飛び降りた少女は彼に鎌を突きつけたその姿に正広は身動きもできなくなった…それは恐怖、こんな少女に畏怖している自分正広を射抜くその少女の視線が冷たく光ったような気がした「キミ……、死ぬよ」《2nd Day -十六夜-》目が覚めるとそこは病室だった悪夢だったのか…最後に死を告げた少女のことを思い浮かべた正広は、枕元に一人の少女が心配そうに見つめているのに気付いた馴れ馴れしく話すその少女が幼馴染の「朝比奈香澄」だと思い出せたが、今さら彼女と馴れ合うつもりはなかった昨夜屋上で倒れていた正広は明日から病院での精密検査をことになっていたそれを避けるため、逃げ道を探してうろついていた正広は、通路で足にギプスをしてるくせに走り回っている女の子に追突されてしまう「坂崎こより」と名乗る少女に、嬉しそうかつ執拗に名前を聞かれやむなく名乗った正広「お兄ちゃん」と親しげに話しかけるこよりを邪険に扱い、去ろうとするが、一向に気にもせず一緒に遊ぼうと絡んでくるこより正広はその場しのぎに後日遊ぶ約束をしてその場を離れたのだった夜になり、病院を脱出しようとした正広はどこか投げやりで無愛想な少女「真柴沙耶」とその親友と言う「東堂真綾」の二人に見つかってしまい、病院を抜け出すのに失敗してしまう学校もサボれるし、逃げて下手に捕まり騒ぎになって母親が出てくるよりは病院もいいかもしれない…病室に戻る道すがら正広はそう考えていた正広の両親は昔に仲たがいし離婚していた、父への恨みのせいか母親は正広に冷たくあたり、そんな境遇からか彼は親も友人も誰にも頼らず独りで生きていくと心に誓ったのだそんなことを思い出しながら外を見上げた正広の目に、屋上に浮かぶ黒い影が目に入ったまさか…屋上に駆け上がった正広が見たのは、夢だと思っていた鎌を携えた少女だった「昨日の言葉、どういう意味なんだ!」その問いかけと同時に正広の体を経験したこともない痛みが襲う…これは、死なのか…身動きもできない正広に黒装束の少女は「死を恐れるなら、なぜ言った通りにしないのか」尋ねる何のことかわからない正広の様子に合点がいったのか、その少女が彼を引き寄せ口付けすると、何か暖かいものが流れ込み、体の痛みが引いていった唖然とする正広に少女は話し始めた自分は死神で、正広に死を告げに来たのと同時にそれを回避するチャンスを告げに来たのだと正広が死を回避するには、他の誰かから『生』を奪い取らないといけないその方法はセックス、あの満月が全て欠けるまで毎日吸い取らなくてはいけないそして正広には相手の意思とは無関係にセックスできる『力』を与えたということその能力を与えた影響で昨夜の記憶が抜けたようで、仕方なく先程彼女が『生』を分け与えたのだというにわかには信じられない話だったが、なぜか目の前の少女が死神であることがすんなりと信じられた彼女は「自分にできるのは無に帰すことだけ、死神は様々なものを無に帰すために存在している」と語ったではなぜ自分を助けるようなことをするのか…正広のそんな問いにその死神は「さぁ、ボクはただの死神だから、その辺はよくわからないね」と答えるだけだったそのまま消え去ろうとする死神に向かって、正広は最後に名前を聞いた「エアリオと呼んでくれればいい」そういい残して彼女は消え去った【今日の感想】てことで、前回のゲーム紹介のあらすじにも乗っていた、主人公が『死』を回避するための方法を死神のエアリオちゃんに教えてもらう所までプレイしてみましたここまでは、どっちかというと3人のメインヒロイン+エアリオ紹介って感じの流れですよねぇてか、この時点で人間の登場人物は全て出揃っているのであります(笑)このゲーム、主人公とヒロイン以外の登場人物と言うと、婦長(エロシーンあり)だけなのであります、あと小鳥が一匹出てくるけど(≧∀≦*)ゲーム自体も短めで攻略期間も15日間ってものだし、そのほうが焦点を絞りやすくて濃密な人間描写ができるからいいけど、攻略ヒロインのルートではそれ以外のヒロインはほとんど出番がないという徹底っぷりがすごいっすここまで読んでみての感想だけど…主人公チンピラ過ぎ(笑)最初のシーンで不良に絡まれるんだけど、お前が不良だろみたいな感じ他のヒロインへの態度も「ケッ!」とつばでも吐きかけそうなお行儀の悪さで、正直あんまし共感できない( ̄~ ̄;)「むしろ死んでしまったほうがいんじゃないの、お前」とか見てて思っちゃいますなぁゲームの後半と言うか、中盤、つまり数日後には普通にヒロインのことを案ずる良いヤツと化してしまうんで、最後まで嫌なヤツではないんだけど、すぐにいい人になるなら、最初からチンピラ風とかにしなきゃいいのにと思っちゃいますなまぁ、主人公の「人と馴れ合わないでい生きていく」ってのが、ヒロインとの交流によって変わっていくってのをアピールしたいんだろうなぁとわかるけど、ちょいとひど過ぎ~そして、「相手の意思とは無関係にセックスできる『力』」おぉ~、これぞまさにエロゲ的な特殊能力(≧∀≦*)最初にやった時は、この時点で「あぁ~、やっぱしひたすら女の子とHしまくるゲームなんだ」と思ったんだよねてか、それは大きくは間違っていなかったんだけどさ(笑)そこらへんはまた次回にでも書くとしようあんまし書くとネタがなくなりそうだしね( ̄▽ ̄;)!ではでは次回からはヒロインを絞って攻略していくことにしますかねぇ今回のあらすじも既に絞ってはいるんだけどさ
January 8, 2013
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今日からまた新しいゲームなんですが、タイトルの通り「忘レナ草~Forget-me-not~」というゲームですジャンルとしては「選択式アドベンチャーノベルゲーム18禁風味」とでも言いましょうか、要は紙芝居式エロゲですな~あぁ~、何だか毎回同じようなコト書いてる気がする~(笑)まぁまぁ、どのようなゲームかって細かい事はこちらのユニゾンシフトさんのHPを参考にしてくださいちょいと勝手に文章を拝借してくるとこの作品は、突然現れた『死神』によって運命を宣告された主人公『矢部正広』が、病院を舞台に繰り広げる三人の『少女達』との人間模様を経た上で、『生』と『死』の意味合いを鮮烈に描いた、ダーク/シリアス系 ノベルティ・アドベンチャーです。(引用終わり)てなことで、一見シリアスそうな感じのお話です、一見ではなくて実際お笑い要素の低いシリアスなお涙モノって感じの話ではあるんですけどね実はこのゲーム何年か前にプレイ済みであります当時の自分は「エロゲー」なるものを「お話なんてあるようなないようなでひたすら女の子とエッチするのをみてムフフと思うゲーム」と思ってました実際初めてやったエロゲってのがそんな感じのものだったし(既にタイトルすら覚えていない)、その後に何本か友達が貸してくれたエロゲもひたすらそんな感じのものでした(その友達の趣味はそっち方面だったのでしょうな)巷で言う「抜きゲー」とか「やりゲー」ってエロ特化のジャンルですね~で、そんな固定観念に囚われていた自分に別のエロゲ好きな友達が貸してくれたのがこのゲームでした今考えると、このゲームのシナリオはかなりヘンチクリンな設定で色々あるデキのいいシナリオのエロゲに比べると中身はイマヒトツな評判なんですが、そのお涙頂戴的なメーカー自称「ダーク/シリアス系」シナリオに「エロゲってこんなのもあるんだぁ、案外いいじゃん」と目から鱗だったのを覚えてますあるシナリオでは思わず泣いてしまいそうになったんだよなぁ…しかもしかも、おぉ~、エロシーンも物悲しいぜってねそういった意味で自分のエロゲ歴の中ではエポックメイキング的な作品でしたねぇ二次元萌え大好きっとか、人外の創造物とのエッチとかが好きってなリアルで経験できないものを求めるんでなければ、正直エロゲよりもエロビデオとかのほうが実用的だもんねぇ自分的にはわざわざエロゲをやるのはそれにプラスアルファを求めているってことなんだよねてかエロシーンとかほとんど流し読みや長そうなのはスキップだもんなぁ(≧∀≦*)それと、このゲームはデモムービーが当時としては力が入ってると思いますう~ん、カッチョいい(≧∀≦*)実は借りたもののあんまし興味なかったんだけど、OPを見てやろうと思ったといっても過言ではない…さすがに今見ると世界の技術向上と年月が経ったのを実感できるけど特に背景に流れるテーマソングの「Forget-me-not」は最初聞いた時、ゲームにマッチしててすごくカッコいい曲だと思ったモンです実際、この曲は今でもヒトカラでは頻繁に歌ってるなぁ(笑)それ以外のエンディングテーマ曲の時の砂・月の雫や他のBGMもすごくいいんだなぁ、そしてゲーム中のサウンドモードのページでは各楽曲の作曲者による説明付きで聞けちゃったりしてなおのこといいんだわまた、原画がハルヒの挿絵で有名になった「いとうのいぢ」(多分これが商業作品でのデビューかな?)で独特の雰囲気の絵も印象的でした…個人的にそんなすごい好きってわけでもないんだけどさ(≧∀≦*)今となっては、このゲーム最大の売りは原画ってところでしょうねてなことで、このゲームをやって以降、貸してくれた友達からお話重視的なエロゲを色々借りてやったことが、今こんな日記を書く様になった自分につながっているんだと思いますということで、このゲームはその中身のよしあしよりも、エロゲ歴の中で転換点になったすごく思い出深い作品なんですよねぇ今回また手にする機会が巡ってきたので、再プレイして思い出にどっぷりと浸かってみたいと思います(*^-')bというか、美化された思い出を破壊するだけの結果になりそうな気もする…なにせ、世間の評判はシナリオがイマヒトツってな話ですからね、このゲーム(汗)自分的にはかなりよかったと思ってるんだけどなぁ、世間とずれちゃってるのかオレ(>。≪)なにはともあれ、作品の紹介ページからストーリー紹介を抜粋しておきましょうかつて両親の離婚により我が身を翻弄され、他人を頼ることをやめ、誰をも遠ざけて一人きりで生きていくと決めた主人公、矢部正広はある日、いつものように刹那的に徒党を組む集団と目的もない喧嘩をして、大けがを負ってしまい、とある病院で入院生活を送ることになってしまう。その病院にて、正広はある三人の少女との出会いを果たす。一人は遙か昔に別れてそのまま連絡すら取り合っていなかった幼なじみ、朝比奈香澄。昔三人でよく遊んだよね…… など話しながら、香澄は正広に昔通りに接しようとするが、今の正広にそんな香澄の態度は鬱陶しいだけだった。二人目は冷たい印象と儚さを持ち合わせた無口な少女、真柴沙耶。三人目は、ギブスを足に着けたままでも元気に病院内を走り回っているまるで少年の様に元気な少女、坂崎こより。そんな三人に出会いながらも、正広は窮屈な病院を嫌がり、抜けだそうとするのだった。しかし逃げだそうとしたその夜。正広は月夜に浮かび上がる、黒い服に身を纏って大きな鎌をもつ、不思議な少女に出会い、「死神」と名乗るその少女に、自分の死期を告げられるのだった…愕然とする正広に対し、その死神、エアリオは生き残る術を教える。それは他人との交合… セックスを通じて『生』を吸い取ると言うことだった。選択の余地がない正広は、そのまま病院に残る事を決意した…何だか、生き残るためにはエッチが必要だって都合のいい設定が思いっきりエロゲって感じで潔いよね(笑)ではでは、次回から早速紹介いくことにしましょう!
January 5, 2013
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