ほんやく☆こんにゃく

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ちゃしー

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June 25, 2007
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カテゴリ: 翻訳
週末、友人と話していた時、はっとすることを言われた。

私が今読んでいる本について話していたとき。
おもしろいよ、と勧めると、「訳書は読めない」(読まないではない)と言われた

理由を聞くと、「訳書からは著者の持つ雰囲気が伝わってこないから」とのこと。

そんなこと、考えてもみなかった!!
確かに、日本人が書いた本には小説であれエッセイであれ、その著者の持つ独特の
雰囲気がある。
洋書も同様だろう。とくに好きな著者がまだいないので、著者別に比べてみたことはないが。

だが、訳書ではどうだろう

だって、実際に日本語の文章を書くのは訳者だから。

著者の雰囲気を伝える訳書にするためには
 1. その著者の本がどういう雰囲気を持つのかを知っている必要がある。そのためには、
   著者の洋書を数冊は読まなければならない。
 2. 訳者自身の雰囲気、つまりは癖をできる限り消さなければならない。
 3. 一人の訳者が、著者ごとに違う雰囲気の文章を作らなければならない。

それはとても難しいことだと思う。

そのレベルの翻訳家になりたいと思う。
なれるのかな、とか、そこまでのレベルが翻訳家に求められているのかな、とか、
思ったりもする。
でも、目指すからには最高レベルの翻訳家を目指したい。






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Last updated  June 25, 2007 10:54:04 PM
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