ほんやく☆こんにゃく

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ちゃしー

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September 15, 2008
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カテゴリ: 日本語
「学校英語よ、さようなら」「翻訳入門」「翻訳の原点」
この3冊に共通して取り上げられていることに「自然な日本語」があります。

翻訳のときにしろ、ただ日本語で文章を書くときにしろ、英語化した日本語が多いらしいのです。
本来日本語では使わないような語句や言い回し、英語の文を単語だけ日本語に訳したような文、
そういうものがあるみたいです。

この3冊を読んで(「翻訳の原点」は、まだ途中です)、自分の日本語がすごく不安になりました。

これまで、日本語の書き方についてまったく意識してこなかったわけではありません。
社会人になり、報告書やプレゼンなど、「ほかの人に読まれる文章」を書く機会がものすごく
増えました。

具体的には、語順や漢字の書き方です。

まず、語順。
主に形容詞や副詞の位置に気をつけています。
日本語では、かかる語句の直前に修飾語があるほうが自然な気がします。
(明確な規則にしたがっているわけではなく、なんとなく読んでしっくりする位置を
選んでいる、というだけなのですが。)
例えば、
 1.腕をひどく怪我した
 2.ひどく腕を怪我した
これだと、1. のほうが自然な気がします。

そして、漢字。

主にこの2つです。
(ほかにも気をつけている漢字があるような気がしますが、今は思いつきません)
「できる」は、可能をあらわす言葉ですが、「出来る」という漢字からは「可能」を
感じ取ることができません。
なんだか、当て字のような気がして、あまり使いたくない漢字です。


「よい」は、主に「(性能や品質が)優れていること」「許可」をあらわします。
性能や品質をあらわすときは「良い」でいいと思うのですが、許可をあらわすときは
漢字は使えないのでは、と思います。


というかんじで、自分なりに日本語について、気をつけてきました。
(上記の例が正しい、と主張しているのではありません。自分の考え方の例として、出しただけです)

なので、辻谷真一郎先生の本を読み始めたころは
「私は大丈夫かな。ちょっとはダメなところがあるかもしれないけど」
と思っていたのです。

でも読み進めるにつれて、辻谷先生が指摘なさっている「おかしな日本語」と
私が気をつけていた日本語は、ポイントがずれているような気がしてきました。

私が気をつけていた部分は、いわゆる「枝葉末節」の部分。
辻谷先生が指摘なさっている部分は、日本語の「根幹」の部分。


最近は、こうやってブログの記事を書いているときも
「おかしな日本語を書いているのでは」
と気になります。

でも、自分で考えてもわからないことをいくら気にしても仕方ないので、考えすぎないことにします。
トライアリストでは日本語についてかなりしっかり指導していただけるようなので、
自分の間違いに気づいてから、いろいろ考えていこうと思います。


~追記~
気をつけている漢字、思い出しました!
・「なか」「中」
・「訊く」「聞く」「聴く」
 (これは、気をつけるべきというより、知っていて当然の漢字の使い方ですよね
・「いう」「言う」


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Last updated  September 15, 2008 11:22:37 PM
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